ジブリの法則が発動すると勝率7割?過去の変動データと今後の対策

ジブリの法則

FXでよく聞く「ジブリの法則」とは?

ジブリの法則(ジブリの呪い)とは、金曜日にジブリが放送されると外為市場・NY株式市場が荒れて、週明けの日経平均株価も大きく変動するアノマリー(過去の経験則)やジンクスのことです。

ウォールストリート・ジャーナルやテレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)でも取り上げられるなど、毎年夏頃になると市場関係者から注目されてきます。

 

大人も子供も大好きなジブリの作品には、となりのトトロ、紅の豚、魔女の宅急便などがありますが、放送中の金曜日の夜は、為替は高い確率で「円高」方向に動きやすいのが、ジブリの法則の特徴です。

 

ジブリの法則が発動する理由

「金曜日の夜に大きく為替が動く。」

その理由は、初心者でも勘のいい人はすぐ分かるでしょう。

そうです、大きく動く要因は米・雇用統計です。

 

アメリカの雇用統計が発表されるのは、毎月第一金曜日の22:30(サマータイム時は21:30)です。

米・雇用統計の発表とジブリの放送時間が、ちょうど重なっているという訳です。

 

雇用統計では、以下2つの発表値が注目されています。

  • 米・非農業部門雇用者数
  • 米・失業率

 

この発表値が予想から大きく外れると、為替が大きく変動する要因となります。

雇用統計は、経済指標でもっとも大きな変動をするFXの一大イベントですから、1〜2円は当たり前に動きます。

それが、天空の城ラピュタの放送日と重なった日に限って、「バルス!」のセリフとともに急落すれば、呪いと言いたくなるのも分かる気がしないでもないところですが・・・。

過去の変動データを見てみよう!

それでは実際に、2010年以降、ジブリ放送後はどのような変動なのか相関性を見てみましょう。

 

放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2016/01/15 天空の城ラピュタ  
2016/01/22 魔女の宅急便  
2016/08/05 もののけ姫
合計 3回中 / 上昇2回、下落1回
雇用統計時 1回中 / 上昇1回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2015/01/16 ルパン三世 カリオストロの城  
2015/02/13 崖の上のポニョ  
2015/02/20 風立ちぬ  
2015/03/13 かぐや姫の物語  
2015/10/02 ハウルの動く城
合計 4回中 / 上昇2回、下落2回
雇用統計時 1回中 / 下落1回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2014/01/17 ゲド戦記  
2014/07/04 もののけ姫
2014/07/11 となりのトトロ  
2014/07/18 借りぐらしのアリエッティ  
2014/11/21 千と千尋の神隠し  
合計 5回中 / 上昇2回、下落3回
雇用統計時 1回中 / 下落1回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2013/01/04 ハウルの動く城
2013/01/11 コクリコ坂から  
2013/07/05 耳をすませば
2013/07/12 平成狸合戦ぽんぽこ  
2013/07/19 猫の恩返し  
2013/08/02 天空の城ラピュタ
2013/09/06 紅の豚
2013/11/29 おもひでぽろぽろ  
2013/12/27 風の谷のナウシカ  
合計 9回中 / 上昇4回、下落5回
雇用統計時 4回中 / 下落4回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2012/03/30 ルパン三世 カリオストロの城  
2012/04/06 紅の豚
2012/05/11 風の谷のナウシカ
2012/07/06 千と千尋の神隠し
2012/07/13 となりのトトロ  
2012/08/24 崖の上のポニョ  
合計 6回中 / 上昇4回、下落2回
雇用統計時 3回中 / 下落2回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2011/01/07 千と千尋の神隠し
2011/07/01 もののけ姫  
2011/07/08 魔女の宅急便
2011/07/15 海がきこえる / ゲド戦記  
2011/12/09 天空の城ラピュタ
2011/12/16 借りぐらしのアリエッティ  
合計 6回中 / 上昇2回、下落4回
雇用統計時 3回中 / 下落2回
放送日時 タイトル 為替・日経平均の
その後の動き
雇用統計の有無
2010/01/08 もののけ姫
2010/02/05 崖の上のポニョ
2010/02/19 風の谷のナウシカ  
2010/07/02 紅の豚
2010/07/09 耳をすませば
2010/07/16 ハウルの動く城  
2010/07/23 となりのトトロ  
2010/10/08 ルパン三世 カリオストロの城
2010/10/22 猫の恩返し  
合計 9回中 / 上昇4回、下落5回
雇用統計時 5回中 / 下落3回

 

2010年〜2016年夏の時点で、全体の場合は44回中で下落したのが24回、約55%が下落でした。

このうち、ジブリの放送と雇用統計が重なったのは18回です。

18回のうち下落したのは13回なので、7年半の間で下落した確率は約72%となります。

 

ジブリ単体のときは、相関性があるとはなんとも言い切れません。

ただし、雇用統計と重なったときは7割の確率で下落しているのが、過去のデータで確認ができました。

ジブリの法則には今後どのように対策すべき?

雇用統計時は変動が激しく、大きく下落したと思いきやすぐに反転して上昇することもあります。

注文も多く殺到するので、注文したくてもなかなか約定しなかったり、スプレッドが拡大する現象が起こります。

初心者の方は事前に手仕舞いしたり、あえてエントリーしないことも賢明な判断です。

エントリーする場合は、IFDO(イフダン)注文などであらかじめ損切りも入れておくと、反対に動いたときの変動リスクを抑えられます。

 

指標発表時のトレードは、以下記事も参考にしてみてください。

 

放送中はやっぱりテレビに夢中になってしまいますが、FXトレーダーの方は、為替レートの変動をうっかり見逃していた、といった事がないように注意しましょう。(笑)

 

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