鉱工業生産(IIP)|中国の経済指標

鉱工業生産(IIP)は、鉱工業部門の生産動向を指数化した経済指標です。

 

中国の製造業、鉱業、公共事業(電気・ガス)の生産動向を、基準年(5年ごとに改定)を100として指数化されています。

 

この指標は、中国の鉱業や製造業の生産動向をみる判断材料として注目されています。

例えば、パソコンなどの家電が生産されると鉱工業の生産に繋がり、さらにサービス業の景況や個人消費が伸びていると判断されます。

つまり、鉄鋼業以外の業種の状況も判断ができることから、重要視されています。

 

四半期ごとに発表されるGDP(国内総生産)と比べて、鉱工業生産指数は毎月発表されますので、景気実態を把握する上で速報性が高いのが特徴です。

ただ、鉱工業生産は予想値と結果との振幅が激しいため、数ヶ月単位の平均値をとって動向を判断することも重要です。

 

中国は鉄鋼資源の大量消費国で、オーストラリアから多くの資源を輸入している背景もありますので、この指標の数値次第では、豪ドルがその影響を受けたりします。

 

鉱工業生産は、2013年は10%台で推移してきましたが、2014年には10%を割り込んで、7〜8%台で推移しました。

そして、2015年に入ってからは5%台を付けるなど、2009年1月以来の低い水準となったこともあり、中国人民銀行によって、政策金利が引き下げられのではないかと注目が集まっています。

 

経済指標名
鉱工業生産(IIP、Index of Industrial Production)
発表機関 発表時期 日本発表時間 重要度
中国国家統計局 毎月 / 中旬 11:00か14:30 ★★
指標のポイント
この鉱工業生産ですが、数値の上昇は景気向上であると判断されています。

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