消費者物価指数(HICP)|ユーロ圏の経済指標

消費者物価指数(HICP)は、欧州連合統計局が、ユーロ加盟国の小売・サービスの販売価格の調査結果を表す、経済指標のことです。

 

EU基準消費者物価指数とも呼ばれていて、インフレの動向を計るためのもっとも重要な指標のひとつとされています。

HICPが使われるのは、多数の国のデータがまとめられるユーロ圏のみで、日本やアメリカなど、他の国の消費者物価指数はCPIと呼ばれています。

 

この消費者物価指数は「消費者が購入するときの価格」を表すのに対して、生産者物価指数(PPI)は「生産者が出荷するときの価格」を表します。

いわば物価の水準を測定した指標ですので、生活コストを計るものさしとして利用されます。

 

全調査対象の物価動向を示した総合指数と、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数があり、食品・エネルギー価格は季節要因の影響を受けやすい特徴があります。

そのため、物価トレンドを把握するとき、総合指数とコア指数の差が大きければ、コア指数の方がより重視されています。

 

発表は、当月の下旬に速報値、翌月の中旬に改定値が公表されています。

ECB(欧州中央銀行)が、利上げ・利下げのタイミングを見るための重要な経済指標であることから、市場では大きく注目されています。

 


経済指標名
消費者物価指数(HICP、Harmonised Index of Consumer Prices)
発表機関 発表時期 日本発表時間 重要度
欧州委員会統計局(Eurostat) 毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 中旬[改定]
19:00 ★★★★
指標のポイント
まずは速報に注目。速報の発表直後は、ユーロ/円の場合だと20pips程度は変動する傾向もあります。

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