米・建設許可件数|アメリカの経済指標

米・建設許可件数は、アメリカの住宅の着工前に地方自治体などに、申請が必要な地域において建設が許可された数を表す、住宅関連の経済指標のことです。

 

建設許可件数では、件数や前月比の増減によって、住宅投資の好不調が示されます。

同時に住宅着工件数が発表されますが、こちらの指標は住宅が着工する目安となるため、住宅着工件数の先行指標となります。

アメリカでは、サンプル数1万9000ヶ所で着工許可を受けたうち、98%は実際に着工されていますが、月末時点での未着工の件数も公表されています。

建設許可は全米全ての地域で必要ではないため、建設許可件数は住宅着工件数よりも少ない傾向があります。

 

住宅建設には建設資材が必要であり、また住宅が完成すれば家具や電気製品などの購入にも繋がります。

つまり、個人消費・景気全体の動向と極めて高い関連性があるため、自動車販売高とともに景気の先行きを見る上で高く注目されています。

一般的に、住宅ローンの金利が引下げられた数ヶ月後に、住宅着工件数が増加しやすいとされています。

長期的な過去の経験則(アノマリー)によると、住宅着工件数が100万戸を割り込む水準に達すると、その後、回復に転じる傾向が見られています。

 

事前予想より数値が良ければ、ドル買い材料となることが一般的でしたが、最近の相場では、強い米経済指標がドル売りの反応となることもありますので、注意するようにしましょう。

 

経済指標名
建設許可件数(Building Permits)
発表機関 発表時期 日本発表時間 重要度
商務省調査(センサス)局
(The United States Census Bureau)
毎月 / 中旬 22:30 ★★★
指標のポイント
建設許可件数は、住宅着工件数の先行指標!着工前なので、先行性があります。

SNSでこの記事をみんなと共有しよう!