米・中古住宅販売件数|アメリカの経済指標

米・中古住宅販売件数とは、アメリカで販売された集合住宅を含んだ中古住宅のうち、所有権移転が完了した販売件数を表す、経済指標です。

 

アメリカの場合、中古住宅市場の規模は新築住宅市場の10倍程度と非常に大きいことから、中古住宅販売件数は、米国の住宅関連の指標の中では、もっとも注目されており、サブプライムローン問題が起こった背景もあり重要度も高まっています。

通常、住宅購入はもっとも高い買い物となりますので、個人(消費者)の消費がダイレクトに反映されることもあり、またやリフォーム等の関連需要にも繋がるため、景気動向の先行指標としても注目されています。

 

この指標は、家計の所得状況や住宅ローンの金利動向などに影響を受けやすく、特に金利が上昇しているときには、将来的なローン金利上昇を見込んで購入に至るなど、駆け込み需要が増加することもあります。また、天候や季節の影響も受けやすいとされています。

 

なお、中古住宅販売において、売買契約済みであるものの所有権の移転が完了していない指標は、中古住宅販売保留指数として先行して毎月10日頃に発表されます。先に発表されるこちらの指標の結果も、ぜひチェックしておきましょう。

 

経済指標名
中古住宅販売件数(Existing Home Sales)
発表機関 発表時期 日本発表時間 重要度
NAR(全米不動産協会) 毎月 / 下旬 24:00 ★★★★
指標のポイント
住宅購入は家計でもっとも大きい出費のため、景気動向に敏感に反応します。
ただ、中古住宅の場合は新築住宅と異なり、所有権の移転に1〜2ヶ月かかることから実際の動向よりもやや遅れる、との見方もあります。

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