スイスフラン(SWF)の特徴と値動きの傾向

スイスフランの基礎データ

有事に強い、永世中立国の安全通貨「スイスフラン」

スイスフラン
正式名称 スイス連邦
首都 ベルン
中央銀行 スイス国立銀行(SNB)
通貨単位 スイスフラン、ラッペン・サンチーム(補助単位)
* 主要輸出国 ドイツ、アメリカ、フランス、イタリア、イギリス
* 主要輸入国 ドイツ、イタリア、フランス、中国、アメリカ

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ

スイスフランの特徴を知ろう!

スイスの街

ドル、ユーロ、円、英ポンド、豪ドルに次いで6番目に取引量の多いのが、このスイスフランです。

金利は低く、相場の変動も比較的少なめの通貨である特徴があります。

 

スイスは永世中立国であるため、戦争など有事の際に買われるリスク回避通貨として知られています。

2001年の米国同時多発テロの際には、「有事のドル買い」の安全神話が崩れ、それ以降は「有事のスイスフラン」として買われるようになった背景があります。

つまり、スイスフランは安全資産という位置づけであり、有事が起こった際には、大きな金額が流入することでスイスフランが上昇する、という仕組みとなります。

 

また2015年には、スイスフランショックがあり、これはユーロを多く保有するスイス中銀が、ユーロ安によって自国が抱える資産価値が減少することを懸念して「1ユーロ=1.2スイスフラン」の上限撤廃により起こったものです。

スイスフランを相場の下限で買い、少しでも利益がでたら売るという売買をしていた欧米の投資家たちが、リスクへの警戒感にともない、ユーロ/スイスの買いポジションの損切りが大量に市場に放出したことで、ユーロスイス相場が大きく下落することになりました。

このとき破綻した欧米のFX業者もありましたが、スイスフランショックが起こったからといって、スイスフランの信頼性が低下したという訳ではありません。

スイスフラン/円の値動き傾向は?

スイスの貿易は、その多くがEU諸国と行われています。

EU未加盟の永世中立国スイスですが、隣国での通貨はすべてユーロが使われています。

スイスのチューリッヒ市場は、ドイツ・フランクフルト市場と同じ時間帯に動いています。

 

世界の外国為替市場の流れ スイスフラン(ユーロ)の取引時間

そして隣接するドイツやフランスとは経済的な結び付きも深いことから、スイスフラン/円はユーロ/円の値動きに連動しやすい性質があります。

 

参考チャート:[スイスフラン/円 1時間足 2016年4月下旬頃のデータ]

スイスフラン円の価格変動率

 

スイスフランの変動要因となる、スイスの経済指標

注目すべき経済指標は以下となります。

スイスフランの情報量は米ドル・ユーロに劣りますので、ファンダメンタルズ的に関わりの深いドイツとユーロ圏の経済指標もしっかりチェックしていきたいところです。

特に最大貿易相手国であるドイツの経済動向は外せません。

 

各経済指標を詳しく知りたい方は、下記ページもご参考にしてみてください。

スイスフランの取引に向いているFX会社は?

2016年現在、スイスフラン/円の最小水準は1.8銭原則固定です。

米ドル/円やユーロ/米ドルに比べると、取引量が少ないことから広いスプレッドが主流です。

スプレッドの狭さなら外為どっとコムGMOクリック証券DMM FXの中から選ぶようにしましょう。


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