【豪ドル・トルコリラ・ランド】異業者両建てに最適な通貨ペアとFX業者

マネーの木

両建てにより価格変動リスクを最小限に抑えてスワップポイントの差額を狙う、スワップサヤ取り手法。

スワップ差スプレッドを考慮した、異業者両建てに最適な業者選びをご紹介します。

スワップサヤ取りはスプレッドも重要

異業者両建ては、売りか買いの一方で利益を狙う通常の売買(片張り)に比べると、倍のポジションを持つことになります。

買いと売り、両者の利益と損失を相殺した差分を狙うやり方ですので、リスクを抑えた運用か可能な反面、短期間でロット数が少ないほど、スプレッドがコストとして大きくかかってしまいます。

そのため、買いスワップ・売りスワップ以外に加えて、どのくらいスプレッドが発生するかも念頭に入れておくことが収益化のポイントです。

 

2つのFX業者を使った両建て手法については、以下の記事でご紹介しています。

高スワップ通貨ペアとスプレッドを比べよう

スワップポイントは日々変動しますが、平均的に高く提供している業者は年間を通して高く、逆に低い業者も同様です。

ここでは、高スワップで代表的な通貨ペアを比較します。

豪ドル/円で比較

2018年7月5日調査時のデータ
FX会社名 豪ドル/円
スプレッド
豪ドル/円
売りスワップ
豪ドル/円
買いスワップ
0.7銭
原則固定
(例外あり)
-47 30
0.7銭
原則固定
-47 46
0.7銭
原則固定
-105 50
1.5銭 -48 45
3.0銭
原則固定
-55 30
0.7銭
原則固定
-31 31
0.59銭
原則固定
-49 47
0.7銭
原則固定
-105 50
1.3銭
原則固定
-45 30
0.6銭
原則固定
-41 35
0.6銭
原則固定
-55 30
平均
0.8銭
-84 36

豪ドル/円の異業者両建て向き業者

今回の調査時に豪ドル円の売りスワップが安かったのは、DMM FXでした

買いスワップが高い業者はヒロセ通商JFXです。
2社ともに豪ドル円の買いスワップを「50円」固定で提供していますので、現時点で変動しないため、安定的にスワップの受け取りができます。
ただし両者どちらも売りスワップは高いので、あくまでも買いポジション専用口座とするのが得策です。

例えば、DMM FXとヒロセ通商の組み合わせで1年間保有した場合の例を見てみましょう。

ヒロセ通商 + DMM FXで1万通貨両建ての場合

50(買いスワップ) − 31(売りスワップ) = 19円(スワップ差益)
19 × 365(1年)−70(DMM FXのスプレッド) −70(ヒロセ通商のスプレッド) = 6,795円(1年間のスワップ差による利益)

売りポジション用 買いポジション用
DMM FX ヒロセ通商
JFX

NZドル/円で比較

2018年7月5日調査時のデータ
FX会社名 NZドル/円
スプレッド
NZドル/円
売りスワップ
NZドル/円
買いスワップ
1.2銭
原則固定
(例外あり)
-55 37
1.2銭
原則固定
-43 40
1.0銭
原則固定
-102 47
3.0銭 -46 41
6.0銭
原則固定
-55 30
1.2銭
原則固定
-31 31
0.99銭
原則固定
-45 43
2.0銭
原則固定
-40 25
1.3銭
原則固定
-60 40
1.0銭
原則固定
-102 47
1.0銭
原則固定
-55 30
平均
1.3銭
-68 25

NZドル/円の異業者両建て向き業者

豪ドル/円と同じく、売りスワップが安いのはDMM FXでした。

買いスワップが高いのも、ヒロセ通商とJFXという結果となりました。以前は2社ともNZドル/円は固定スワップとなっておりま したが、現在は変動スワップとなっています。それでもなお、高水準となっているのが分かります。

ヒロセ通商 + DMM FXで1万通貨両建ての場合

47(買いスワップ) − 31(売りスワップ) = 16円(スワップ差益)
16 × 365(1年)−100(DMM FXのスプレッド) −120(ヒロセ通商のスプレッド) = 5,620円(1年間のスワップ差による利益)

売りポジション用 買いポジション用
DMM FX ヒロセ通商
JFX

南アフリカランド/円で比較

2018年7月5日調査時のデータ、スワップの単位は円。
FX会社名 南アランド/円
スプレッド
南アランド/円
売りスワップ
南アランド/円
買いスワップ
1.3銭
原則固定
-250 100
1.0銭
原則固定
-110 110
1.0銭
原則固定
-650 150
5.0~10.0銭 -130 50
15.0銭
原則固定
-250 50
1.3銭
原則固定
-100 100
0.99銭 *1 -140 130
1.3銭
原則固定
-650 150
3.0銭
原則固定
-330 230
16.4銭
原則固定 *2
-190 110
1.8銭
原則固定
-250 200
平均
0.8銭
-160 140

※全社10万通貨単位に換算したスワップポイントを記載。
*1 100,001通貨以上のスプレッドは1.9銭。
*2 FXブロードネットのスプレッドは10万通貨単位。

南アフリカランド/円の異業者両建て向き業者

ランド/円に関しては、現在FXプライム byGMOとみんなのFXが高スワップ争いを繰り広げています。終了期間は分かりませんが、2社ともにランド/円の買いスワップをほぼ固定で提供しています。特にFXプライム byGMOのスワップポイントの高さは圧巻です。

なお、ヒロセ通商は終了期限未定の無期限で、南アフリカランド円のスワップポイントを1万通貨/15円で固定スワップで提供しています。

売りスワップに関しては、一本値で売りスワップが少ないDMM FX、またはGMOクリック証券を組み合わせるとコスト的に有利となります。

FXプライム byGMO + DMM FXで10万通貨両建ての場合

230(買いスワップ) − 100(売りスワップ) = 130円(スワップ差益)
130 × 365(1年)−130(DMM FXのスプレッド) −300(FXプライム byGMOのスプレッド) = 47,020円(1年間のスワップ差による利益)

売りポジション用 買いポジション用
DMM FX
GMOクリック証券
FXプライム byGMO

トルコリラ/円で比較

2018年7月5日調査時のデータ
FX会社名 トルコリラ/円
スプレッド
トルコリラ/円
売りスワップ
トルコリラ/円
買いスワップ
1.9銭
原則固定
-107 87
1.9銭
原則固定
-86 86
1.9銭
原則固定
-195 110
4.8銭
原則固定
-100 94
15〜50銭 -90 82
4.8銭
原則固定
-95 80
1.9銭
原則固定
-155 110
平均
1.8銭
-134 112

トルコリラ/円の異業者両建て向き業者

トルコリラ/円で注意しなければいけないのが、スプレッドです。
マイナー通貨ですので、ボラが大きいときはスプレッドも広がりがちです。

売りスワップだけで判断するとFXトレード・フィナンシャル(FXTF)が有利ですが、スプレッドがとにかく広いです。
スプレッドが50銭のときに1lot売りから入ると、それだけでマイナス5,000円からのスタートとなってしまいます。

実はサクソバンク証券は、高金利通貨のスワップポイントが高めで提供されているだけではなく、高金利通貨のスプレッドも狭い特徴を兼ね備えています。固定ではありませんが、非常に競争力のある買いスワップが魅力です。
次いで有利なのは、トルコリラ/円のスワップポイントが現状ほぼ固定となっている、みんなのFXとヒロセ通商です。

スプレッドが狭く売りスワップが少ないGMOクリック証券で売りポジションを保有し、サクソバンク証券で買いポジションを保有するやり方がおすすめです。

トルコリラ/円は新興国通貨だけあって値動きが激しいため、余裕をもった証拠金とともにリスクを理解した上で取引するようにしてください。

サクソバンク証券 + GMOクリック証券で1万通貨両建ての場合

112(買いスワップ) − 86(売りスワップ) = 30円(スワップ差益)
30 × 365(1年)−180(サクソバンク証券のスプレッド) −190(GMOクリック証券のスプレッド) = 10,580円(1年間のスワップ差による利益)

売りポジション用 買いポジション用
GMOクリック証券 サクソバンク証券

スワップ狙いのサヤ取り手法で、常に意識しなければいけないのが、「ロスカットされない水準であるか」「スワップポイントを継続的に受け取れているか」「スプレッドは広すぎではないか」の3点です。

まずスワップを長期的に受け取ることが目的ですから、絶対にロスカットされない証拠金維持率をキープすることがもっとも大切です。また買いスワップと売りスワップのバランスが崩れると、スワップポイントの受け取りでマイナスになってしまうことも十分考えられます。

これを避けるためには、事前に高水準の業者で複数開設しておくようにしてください。その際には買いポジション・売りポジションを同時にスクエア(決済)してから、再びポジションを組み立てていくと、価格変動リスクを抑えることが可能となります。

気になる疑問や便利なTipsなど


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