外貨ex byGMOの「Desktop Cymo」(デスクトップ・サイモ)は、小さいながらも軽量な取引ツールです。
コンパクトな見た目ながらも、必要十分な機能を備えているのが魅力です。
Desktop Cymoの機能から、インストール方法、おすすめな使い方までご紹介します。
2022年10月1日をもって「Cymo Next」「Desktop Cymo」はサービス提供が終了となりました。
こちらの記事につきましては、過去情報の記録として残しております。
外貨ex byGMOを使ってPCで取引される方は、高機能チャートとスピーディーな発注機能を備えた最新鋭取引ツール、外貨ex for Windowsをご利用ください。
詳細はこちらの記事で解説しています。
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Desktop CymoはミニサイズのPC取引ツール
外貨ex byGMOではさまざまなPC向け取引ツールが用意されていますが、そのなかでもミニマムガジェット(小さなアプリのこと)であるDesktop Cymoは、もっともコンパクトサイズの取引ツールです。
自動利食い・自動損切り機能とともに最短操作で発注できたり、チャート更新がリアルタイムであったりと、こじんまりとした見た目とは裏腹に、取引に役立つ機能をしっかり搭載しています。
例えるなら「スマートフォンアプリをPC上で使っているようなイメージ」で、シンプルでいてスムーズな操作ができる取引ツールへと仕上がっています。
↑こちらは15.6型のノートパソコンに表示させた例です。
アプリ自体が軽量なので、小型であったり、スペックがそれほど高くないパソコンにインストールしても負荷がかからず、心地よく取引できるという特徴も持ち合わせています。
パソコンで仕事していたり、ネットサーフィンしているときでも、起動しておけば、画面の片隅で発注やレートチェック、チャートやニュースを閲覧できるのがDesktop Cymoの魅力となっています。
まずはインストールしよう!
Desktop CymoはWindows専用ですので、基本的にはMacで使うことはできません。ただしBootcampや仮想化ソフトでWindows環境を構築すれば、Macでも使うことができます。
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それではさっそくインストールをしてみましょう。
下記URLから手順に沿って進めていけば、インストールができます。
【本番口座版】Desktop CymoのダウンロードURL
【デモ口座版】Desktop CymoのダウンロードURL
余談ですが、外貨ex byGMOの取引ツール(PC、スマートフォンアプリ、タブレットアプリ)は、それぞれ「本番口座用」と「デモ口座用」が用意されているのが特徴です。
『インストールしてもログインできない!』なんてときは、本番口座版のDesktop Cymoにデモ口座用のID・パスワードを入力していないかなどを確認しましょう。
また「アップデートに失敗しました。管理者ユーザーで起動してください。」と表示されるケースもあります。
そんなときは、Desktop Cymoのショートカットアイコンを「右クリック」→「管理者として実行」と操作すれば、アップデートされたのち利用可能になります。
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Desktop Cymoの基本機能
まずは画面の基本構成から解説していきます。
まず上部ですが、左にある「約定あり」は、約定されれば明るく表示されます。
「拡張エリア設定」ではパネルの表示数を増やすことができます。
このとなりのアイコンでは、サウンドのON/OFFの切り替えができます。
(デフォルトでは約定時に音が出る設定になっています。)
下部は6つのメニューがあり、左から「プライスボード」「チャート」「ポジション」「ワンタッチ注文」「ニュース」「機能メニュー」となっています。
それでは項目別にもっと詳しく見ていきましょう。
プライスボード
プライスボードは表示サイズを大・中・小の3サイズから選べます。



プライスボードにある取引したい通貨ペアをクリックすれば、注文画面へと切り替わります。
「SWAP」をクリックすれば、当日のスワップポイントを確認することができます。


証拠金一覧では、通貨ペアごとの取引に必要な証拠金と、入金している金額で取引できる最大取引数量を閲覧できます。
新規注文画面では、今すぐ注文を約定させたいときに使う「リアルタイム注文」では、スリッページと自動利食い・自動損切りの設定も可能です。
「続けて決済注文も入力する」にチェックを入れて発注をすれば、新規注文後、そのまま決済注文画面を表示できるので、短期売買に便利な機能となっています。



指定レートで発注する「指値・逆指値」ですが、さまざまな組み合わせて複合注文も可能です。
各種注文の仕方は、以下の表を参考にしてください。
注文名 | 注文方法 |
---|---|
指値注文 | 今より安く買いたいとき(高く売りたいとき)に「指値」に入力して買い(売り)をクリックすれば指値注文で発注できます。 |
逆指値注文 | 今より高く買いたいとき(安く売りたいとき)に「逆指値」に入力して買い(売り)をクリックすれば逆指値注文で発注できます。 |
IFD注文 | 指値または逆指値に、利食いまたは損切りをセットにして発注する注文方法。 「指値」「逆指値」の一方に入力し、決済条件追加をクリックして「利食い」「損切り」の一方を入力すればIFD注文となります。 |
OCO注文 | 指値と逆指値を同時に発注する注文方法。 一方が約定したら一方はキャンセルになります。 「指値」「逆指値」どちらも入力すればOCO注文となります。 |
IFO注文 (IFDO注文) | 指値または逆指値に、利食いと損切りをセットにして発注する注文方法。 「指値」に入力し、決済条件追加をクリックして「利食い」「損切り」の両方を入力すればIFO注文となります。 |
決済時には、自動で利益の追求ができるトレール注文を「決済トレール」で発注することもできます。
チャート
小ぶりな画面が特徴のDesktop Cymoですが、簡易的ながらもテクニカル指標を搭載したチャートを利用可能です。
足種はティック〜月足まで用意されています。




トレンド系(2種類)
- 移動平均(SMA)
- ボリンジャーバンド
オシレーター系(5種類)
- ストキャスティクス
- MACD
- RSI
- RCI
- DMI(ADX)
チャート上でマウスホイールをスクロールすれば、チャートの拡大・縮小が簡単にできますので、ぜひ試してみてください。
ポジション
ポジション情報は「ポジションサマリー」「ポジション一覧」でそれぞれ確認することができます。



ポジション一覧では、保有ポジションを一覧で閲覧することができます。それぞれをクリック後に「実行」することで個別に決済することができます。
ポジションサマリーでは通貨ペア、売買種別(買い/売り)ごとに一括りにされたポジション状況や損益を見ることができます。
例えば米ドル/円において、110円で買った1Lotと、111円で買った2Lotのポジションがあったとすれば、その3Lotの損益が合算されて表示されます。
ポジションサマリーに表示されている通貨ペアをクリックして「実行」すれば、通貨毎全決済が可能です。
ワンタッチ注文
外貨ex byGMOで人気のワンタッチ注文ですが、Desktop Cymoでも発注可能となっています。
リアルタイム注文と似ていますが、こちらは新規注文/決済注文が自動判別される発注方法です。


例えば、保有ポジションがない状態で注文すれば新規ポジションとなります。
買いポジションが1Lotある状態で、売り注文を1Lot発注すれば、決済となり保有ポジションがなくなります。
買いポジションが1Lotある状態で、売り注文を2Lot発注すれば、相殺されて1Lotの売りポジションを保有することとなります。
つまりワンタッチ注文は、両建てができない注文方法であるということを頭に入れておきましょう。
自動利食い・損切り、スリッページなどの設定は、「機能メニュー」→「ワンタッチ注文設定」から行うことができます。
ニュース
ニュースでは幅広い情報量に定評のある「FXi24」が配信されています。
各ニュースをクリックすれば、詳細を見られます。


他の作業をしていても手軽に情報収集できるので、Desktop Cymoで特におすすめな機能です。
機能メニュー
ぱっと見ではわかりにくいですが、画面右下にあるCymoのロゴが機能メニューとなっています。

こちらから注文変更/決済や各種照会、アプリの表示通貨ペア設定、入出金を行うことができます。
拡張エリア設定で、最大3画面まで表示可能!
目玉機能となるのが「拡張エリア機能」です。
拡張エリア設定をクリックすると、こちらの画面になります。このとき、上下左右のうち2つまで画面の追加ができます。

ベースとなる画面も含めると、最大3画面の表示が可能となります。

Desktop Cymoは小さな画面がメリットであり、ときに一度に取得できる情報の少なさはデメリットともなりますが、拡張エリアを使えば、そんな苦手な部分もしっかりとカバーすることができますね。
プライスボード+チャート+ニュースのように、取引用途に合わせてお好みで使ってみてはいかがでしょうか。
なお、よりタイムリーに短期トレードを行いたい方は、もうひとつのインストール版取引ツール・Cymo NEXTのご利用もご検討ください。
Desktop CymoはExチャートと併用するのがおすすめ!
あいにくDesktop Cymoにはトレンドライン描画機能が搭載されていません。
そのため本格的な分析なら、外貨ex byGMOのブラウザ版・Exチャートか、外貨ex byGMO版 MT4(チャート機能のみ)と併用する使い方がおすすめです。

もしデイトレードをするなら、Desktop Cymoでは素早く発注できるように注文画面を表示させたり、配信ニュースで情報収集してみてはいかがでしょうか。
外貨ex byGMOで取引をするなら、コンパクトな取引ツール「Desktop Cymo」をぜひお試しください!
Desktop Cymoのスペック
足種 |
|
---|---|
通貨ペア数 |
|
チャートタイプ | ローソク足、平均足、ラインチャート、バーチャート、ドットチャート |
テクニカル指標 |
|
描画オブジェクト | ✕ |
画面分割 | ✕ |
注文機能 |
|
比較チャート機能 | ✕ |
ニュース連動チャート | ✕ |
指定レート通知 | ✕ |
デモトレード | ○ |
売買シグナル | ✕ |
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