相場の先行きを予想するのに、手軽に使える高機能分析ツールがあるのをご存知ですか?
その名はズバリ、ぱっと見テクニカルというツールで、FXプライム byGMOが提供しています。
大人気の値動き予想ツールで、口座開設すれば誰でも無料で使うことが可能です。
FXプライム byGMOではバイナリーオプション口座の選べる外為オプション、CFD口座の選べるCFDも提供しています。
ぱっと見テクニカルはFXだけではなく、バイナリーオプションやCFDの分析にも使えるのが特徴です。
こちらのページでは、ぱっと見テクニカルの基本的な使い方から、さらに応用してより分析力を高める手法までご紹介します。
ぱっと見テクニカルとは?
ぱっと見テクニカルの説明の前に、テクニカル分析についてお話しておきます。
まずFXやバイナリーオプションの取引において、テクニカル分析といってもさまざまな分析手法があります。
- トレンドラインを引いて分析を行う「トレンドライン分析」
- 三角保ち合いなどの形状から判断する「チャートパターン分析」
- ローソク足の形状から判断する「ローソク足分析」
- 相場の周期で分析を行う「サイクル分析」
ぱっと見テクニカルを大きく分類するなら、「チャートパターン分析」と呼ばれる分析手法の一種となります。
FXを続けていると、「この値動き、過去に見たことあるな」とふと思い出す局面もあるでしょう。
ローソク足の値動きで分析する手法として、「この値動きなら上昇(下落)しやすいだろう。」と読み解くプライスアクションなどがあります。
しかしながらこういった手法は奥が深く、身につけるには相応の時間が必要であり、難易度も高いのが現状です。
こういった過去の値動きを元に「将来の値動き」を自動で予測してれるツールが、ぱっと見テクニカルなのです。
仕組みとしては、最大約12年分(ローソク足3000本分)の過去チャートの中から、コンピューターが現在チャートと似た形状のチャートを、自動で瞬時に探し出すというものです。
もちろんチャートパターン分析は、プロの世界でも活用されている分析手法です。
しかし、FXに不慣れな方でもかんたん操作で利用できることが、ぱっと見テクニカル最大の魅力です。
他社の類似ツールとの違い
未来予測系の売買予想ツールはFXプライム byGMOだけでなく、いくつかの業者からリリースされています。
- 外為どっとコム「ぴたんこテクニカル」
- JFX「未来予測チャート」
- セントラル短資FX「みらいチャート」
- ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」
- ヒロセ通商「さきよみLIONチャート」
- ひまわり証券「さきどりテクニカル」
- マネーパートナーズ「かんたんトレナビ」
上記の業者は㈱シンフォーのシステムを採用していますので、PC版・スマホ版の操作性は基本的に同様です。
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こういった他社のツールと違い、ぱっと見テクニカルには4つのメリットがあります。
- FX取引アプリ自体に搭載されている!
- 他社と比べても通貨ペア数、足種が豊富に用意されている。
- Fプライム byGMOのみ、予測対象の通貨ペアを選択可能。
- モデル予測を詳しく設定して検出できる。
それでは具体的に優れている点を見ていきましょう。
FX取引アプリ自体に搭載されている!
他社の未来予測系チャートと違い、FXプライム byGMOの場合は自社開発によるツールです。
そのため他社では独立したアプリでの提供ですが、FXプライム byGMOのみFXアプリ自体に組み込まれているタイプとなっています。
※ぱっと見テクニカルは、2022年8月にリリースされたCFDアプリ「PRIMEアプリS for CFD」にも搭載されています。

他社の場合、スマートフォンでは専用アプリか、SafariやChromeなどのブラウザ版として提供されています。
その点、アプリを切り替えることなく、分析から取引までスムーズに進められることが、FXプライム byGMOの優れている点です。
短期売買では、わずかなタイミングでの変動を狙った取引となりますよね。
FXプライム byGMOは、数少ないスキャルピングを公式サポートしている業者です。
つまり、ぱっと見テクニカルを搭載するスマートフォンアプリ「プライムアプリS」を使って、スキャルピング/デイトレードを行うことができます。
通貨ペア、足種が豊富
ぱっと見テクニカルは他社の未来予想チャートと比べても、通貨ペア数が豊富です。
FX通貨ペア:米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、シンガポールドル/円、香港ドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、ポーランドズロチ/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ポンド/豪ドル
CFD銘柄:金スポット、銀スポット、原油、天然ガス
足種も豊富に用意されているので、短期売買だけではなく、長期売買まで幅広く対応します。
10分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足
PC版のデモ版、スマホアプリ版のぱっと見テクニカルはともに、未ログイン状態でも簡易的にお試しできるものの、機能はかなり制限されてしまいます。
そのため、通貨ペア×足種の豊富な組み合わせで使うなら、必ずログインすることが必須です。
PC、スマホどちらもログインすることで、ぱっと見テクニカルの全機能を使うことができ、さらにFXプライム byGMOの特徴である豊富なマーケット情報にアクセスできます。
本格的に利用するなら、早めに口座開設を済ませておきましょう。
予想対象の通貨ペアを選べる
㈱シンフォー製の他社ツールでは、未来予測の比較対象となるのは「同一通貨ペア」のみです。
対してぱっと見テクニカルは「同一通貨ペア」だけでなく「全通貨ペア」から探せる点が異なります。
比較対象が異なる通貨ペアであっても、例えばチャート形状が一緒なら、同じポイントが意識されやすいことは言うまでもありません。
つまり全通貨ペアを比較対象にできる点でいえば、ぱっと見テクニカルの方が優れていることとなります。
PC版なら4分割で表示できる
モデル予測を「比較」にすれば、もっとも値動きが似ている「最近似」、2番目似ている「第二近似」、3番目に似ている「第三近似」、それぞれ3つのチャートを1画面で比較することができます。
こちらが「比較」を選択したときの表示例です。
複数のぱっと見テクニカルを同時に見比べたいときは、ぜひ活用してみてください。
予測の詳細設定が可能
PC版限定の機能ですが、詳細設定でモデル予測をカスタマイズすることが可能です。
スムース 強度 | 一致率の算出にあたり、過去データをどこまで滑らかにして検索するかの設定。 スムーズ強度を高くするほど細かい値動きを除去して大まかなデータを捉える検索をするため、一致率は高くなる傾向がある。 |
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近似検索 対象期間 | 表示するチャートの本数を指定できる。 |
サンプル 本数 | 検索する過去データと一致する本数(オレンジ色の実線)の変更ができる。 サンプル本数が多すぎると、過去データとの一致が見つけられず、表示できない場合がある。 |
予測本数 | 予測したチャート形状を表示するローソク足の本数を変更ができる。 ただし実際にはローソク足ではなく、本数分の点線が表示される。 |
スムース強度を低くすると一致率は下がる傾向にあります。
そのため、あえてスムース強度を高くして高一致率のパターンを探してみる、というカスタマイズ方法を試してみるのもいいかも知れませんね。
ぱっと見テクニカルの起動方法
それではPCブラウザ版取引ツール、スマートフォンアプリでぱっと見テクニカルを起動させる方法をご紹介します。
PCブラウザ版で起動する
WEBブラウザから公式サイトにログインします。
ログイン後、画面左側にある「ぱっと見テクニカル」をクリックすれば起動ができます。
スマホアプリ「PRIMEアプリS」で起動する
ログイン後はホーム画面が表示されますので、まず上部タブの「ぱっと見」をタップします。

ぱっと見テクニカルが表示されたら、画面をどこでもいいので一度タップしてください。
そうすると通貨ペアや足種の切り替えができるボタンが現れますので、お好みで調整してみてください。
使い方の注目ポイント
ぱっと見テクニカルは完全なものではなく、あくまでも一つのツールに過ぎません。
利用する上で押さえておくべきポイントをご紹介します。
週足、月足は一致率が低い傾向である
チャート分析というのは、サポート/レジスタンスとなるラインや価格、テクニカル指標の売買サインを見て分析を行なっていきます。
日足など長期の足種になるほど、より多くの投資家が同じポイントを意識することから、より信頼度が高くなります。
これはぱっと見テクニカルも同様ですが、足種は長期ほど一致率は低くなる傾向にあります。
通貨ペアにもよりますが、週足や月足変更してみると、一致率が下がることが確認できると思います。
つまり長期の足種で一致率が高く、複数モデル(3つの近似チャート)の未来予測が同じ方向なら、はっきりとしたトレンドの方向性を示唆する可能性があると捉えてもいいかも知れません。
99%など一致率が高いときにデイトレ
以下は、モデル予測を「比較」にした例です。
短期〜中期の足種は一致率が高くなりやすく、一致率は最高で99%となることもあります。
デイトレなどの短期トレードなら、最近似/第二近似/第三近似すべての一致率が高く、なおかつ未来予測が同一方向と好条件が揃うときもあります。
そんなケースでは、シグナルは高精度であると判断して取引機会を狙ってみるのも一つのやり方です。
複数モデル・複数足種で予測の方向性を確認
ぱっと見テクニカルでより確実な方向性を掴むには、ターゲットとする通貨ペアを決めて、複数モデルと複数足種で予測の方向性を見るやり方があります。
米ドル/円で一例を挙げるとすれば、短期売買なら10分足〜1時間足すべての足種で、中長期なら2時間足〜月足すべての足種で、近似チャート全ての方向性を見ていきます。
10分、15分、20分、30分、1時間の5つの足種で、複数モデルの未来予測で上昇方向が多ければ、米ドル/円は短期的には上昇の勢いが強いと判断することができるでしょう。
【応用編】バイナリーにも使える組み合わせ手法
バイナリーオプションは取引期間が決まっている取引であることが、FXとの大きな違いです。
ぱっと見テクニカルを使って、バイナリーオプション(選べる外為オプション)の分析に活用するテクニックをご紹介します。
PC版は簡易的なラインチャートなので、選べる外為オプション、ぱっと見テクニカル、プライムチャート合計3つの画面を使って分析していきます。
※スマホの場合、選べる外為オプションにはローソク足とテクニカル指標が用意されているので、ブラウザで選べる外為オプションの取引画面を立ち上げ、FXアプリ「PRIMEアプリS」のぱっと見テクニカルを使います。
ぱっと見テクニカルをバイナリーオプションに使う
未来予測部分ですが、点線で示されるチャートはローソク足20本分です。
つまり10分足の場合、未来予測には200分(2時間20分)が表示されることになります。
選べる外為オプションの回号(1つあたりの開催期間)は、最大2時間です。
そのためぱっと見テクニカルの足種は、選べる外為オプションの取引時間で使いやすい「10分足」を利用します。
そして、ぱっと見テクニカルのチャート上にマウスカーソルを合わせると、十字線が表示されます。
しかし未来予測部分にカーソルを乗せても「未来の時間」が表示されないため、バイナリーオプションの判定時刻が分かりにくいんですね。
つまり自力で判定時刻を判断する必要があるのです。
十字線を表示させたときは、以下「赤枠部分」の時間に注目してください。

この時間と、近似チャートの予想開始時の時間を差し引けば、今から何分後であるかが分かります。
ですから「1本あたり10分のローソク足」にして「十字線で過去チャートの時間から逆算をする」ことで、バイナリーオプションの判定時刻を見極めることができます。
判定時刻時はどのレート水準なのか、ぱっと見テクニカルで判断できたら、どのオプションを購入すればいいのか自ずと見えてきますね。
ぱっと見テクニカルに合わせてプライムチャートを使う
プライムチャートも同じく、時間を合わせて10分足を使用していきます。

オシレーター系のテクニカル指標は主に「短期的な買われすぎ・売られすぎ」を判断しますので、短期取引のバイナリーオプションとも相性は悪くありません。
ぱっと見テクニカルを単体で使うよりも、RSI、ストキャスティクス、CCIなどのオシレーター系で「反転・トレンドの継続を見つける」ことで、よりチャート分析の精度が高くなります。
ぱっと見テクニカルが上昇予想で、オシレーター系も上昇のサインが出ていたら、より精度は高いと判断できますね。
もちろん、移動平均線やボリンジャーバンドと組み合わせる手段も有効的です。
予想部分のチャート形状に注目!
予想部分のチャート形状がいびつだと、その通りにならないこともよく起こります。
滑らかで直線的な形状ほど、トレンドの継続または転換を示すため、一方方向に推移しやすい可能性を秘めています。
逆にいびつな形状のときは、はっきりした方向性がなく、この先は不規則に動く可能性があるかも知れない、と考えて見てもいいかも知れません。
以下例は、最近似はまっすぐですが、第二近似は下落からの反転、第三近似はレンジ気味となっています。

以下の例を見ると、第三近似はやや上下の動きがあるレンジですが、全体的には3つとも上昇傾向であることが分かりますね。

バイナリーオプションは目標とするレートを1pipsでも上回れば(下回れば)利益となりますので、トレンドの方向性をしっかり想定して購入するやり方が向いていると思います。
今まで使ってきて、未来予測の「チャート形状」と「一致率」を見てみると、上下にいびつな形状をしている方が一致率が低いように感じますね。
このように、チャート形状に着目して、自分なりの勝ちパターンを分析するのもいいかも知れませんね。
ぱっと見テクニカルは、FXやバイナリーオプション初心者の分析をサポートしてくれるツールです。
テクニカル分析が苦手と感じているなら、こういった値動き予測ツールを利用してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、ぱっと見テクニカルの便利さを体験してみてはいかがでしょうか。
「ぱっと見テクニカル」のスペック
足種 |
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通貨ペア数 |
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CFD銘柄数 |
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チャートタイプ | ローソク足 |
テクニカル指標 | ✕ |