加・GDP(国内総生産)|カナダの経済指標
加・GDP(国内総生産)は、カナダで一定期間内に生み出された財とサービスの付加価値の総額で、国の経済規模をみるための経済指標です。
GDPの伸び率は、そのままその国の経済成長率を表しますので、非常に重要度が高い指標だと言えます。
また、中長期的な景気動向をみるためにも利用されます。
GDPの構成要素として、消費・投資・輸出・政府支出などがありますが、このうち消費がGDPのおおよそ2/3を占めています。
通常、他国では四半期(3ヶ月)ごとの発表となるGDPですが、カナダに限っては四半期ごとの発表に加えて、前月比のデータが毎月発表されています。
この前月比ですが、集計から翌翌月、2ヶ月後の発表となります。
- カナダ月次GDP・・・前月比
- カナダ四半期GDP・・・前期比(年率換算)
指標発表の際には、発表時に予想値を大きく上回れば、カナダドルは買われやすくなります。反対に予想値を大きく下回れば、カナダドルは売られやすくなります。
発表時ですが、予想に対してどのくらい強い結果なのか、弱い結果なのかが抑えておくべきポイントとなります。
経済指標名 |
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国内総生産(GDP、Gross Domestic Product) |
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
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カナダ統計局 | 月次:毎月 / 月末 四半期:2月・5月・8月・11月 / 下旬 |
22:30 | ★★★★ |
指標のポイント |
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カナダのGDP発表時ですが、アメリカの複数の経済指標も同じ時間に発表が行われます。他の予想データにも、十分に目を通しておくようにしましょう。 |
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