GDP(国内総生産)|中国の経済指標
GDP(国内総生産)は、中国で一定期間内に生み出された財とサービスの付加価値の総額で、国の経済規模をみるための経済指標です。
中国のGDPは、中国国家統計局によって、他国と同じく四半期ごとに発表されています。
GDPの伸び率は、そのままその国の経済成長率を表しますので、非常に重要度が高い指標だと言えます。
また、中長期的な景気動向をみるためにも利用されます。
GDPの構成要素として、消費・投資・輸出・政府支出などがありますが、このうち消費がGDPのおおよそ2/3を占めています。
中国のGDPは日本を抜いて、現在はアメリカに続く世界第二位となっていることからも、世界中から注目されています。
またオーストラリア最大の貿易相手国は中国で、輸入は約15%、輸出は約26%を占めるほど割合が高くなっています。中国は鉄鋼資源の大量消費国ですので、特に中国のGDPの結果によっては、オーストラリアドルも影響を受けやすいのが特徴です。
経済指標名 |
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国内総生産(GDP、Gross Domestic Product) |
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
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中国国家統計局 | 4月・7月・10月・1月 / 15日頃 | 11:00 | ★★★ |
指標のポイント |
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中国の経済指標はまだ注目度は低いですが、その中でもっとも重要視されているのが、このGDPです。発表の際には、豪ドルがつられてどのように変動するかも注目されています。 |
世界の経済指標
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