英・消費者物価指数(CPI)|イギリスの経済指標
英・消費者物価指数(CPI)は、イギリスの小売・サービスの販売価格の調査結果を表す、経済指標のことです。
この消費者物価指数は「消費者が購入するときの価格」を表すのに対して、生産者物価指数(PPI)は「生産者が出荷するときの価格」を表します。
いわば物価の水準を測定した指標ですので、生活コストを計るものさしとして利用されます。
毎月中旬に小売物価指数と卸売物価指数が同時に発表されますが、こちらの指標の方が注目されています。
この消費者物価指数には、全調査対象の物価動向を示したCPI総合指数と、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数があります。
食品・エネルギー価格は季節要因の影響を受けやすい特徴があるため、物価トレンドを把握するとき、総合指数とコア指数の差が大きければ、コア指数の方がより重視されています。
経済指標名 |
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消費者物価指数(CPI、Consumer Price Index) |
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
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イギリス国家統計局(ONS、Office for National Statistics) | 毎月 / 中旬 | 18:30 | ★★ |
指標のポイント |
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ポンド/円は平均的に30pips弱は動く傾向があり、ときには60pipsから70pips動くこともあります。 |
世界の経済指標
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