ニュージーランドの主な経済指標を解説します。
ニュージーランド・経済指標の特徴
FXでは高金利通貨の代表格として知られるNZドルは、「Kiwi(キーウィ)」の愛称でも親しまれており、スワップポイントを狙ったトレードでも人気の高い通貨です。
世界で最も早く1日が始まる地域がオセアニアであることから、FX市場もニュージーランドのウエリントン市場を皮切りに、シドニー市場、東京市場へと順に移行していきます。
そのため、ニュージーランドの経済指標は、日本の主要経済指標が発表される8:00〜9:00よりも、NZ標準時でもやや早い時間帯に公表されるケースが多くなっています。
また、他国と同様に雇用統計はNZドル相場に与える影響が大きく、結果が市場予想を上回ればNZドルは買われやすくなり、予想を下回れば売られやすくなる傾向があります。
とくに政策金利や金融政策と結びつきやすい指標であるため、NZドルを取引するトレーダーは、主要な経済指標とあわせて雇用関連指標もしっかりチェックしておきましょう。
NZドルは豪ドルとの連動性が高い通貨として知られていますが、通貨自体の流通量はそれほど多くありません。
そのため、需給の変化に敏感に反応しやすく、為替レートが大きく動きやすいという特徴があります。
同じオセアニア地域の通貨である豪ドルと組み合わせた豪ドル/NZドルは、急激なトレンドが出にくく、一定のレンジ内で推移しやすい傾向があります。
この特性から、値幅を想定して売買を繰り返すリピート系注文やレンジ戦略で人気の高い通貨ペアとなっています。
また、週末や前日の世界的な市場動向の影響を受けやすいほか、政策金利の変更や金融政策に関する発表があった場合には、NZドル/円が朝方の時間帯に1〜2円程度動くことも珍しくありません。
こうした通貨特性を理解したうえで、経済指標や金融政策への知識を深めていくことが、NZドル取引では重要になります。
NZドルの値動き傾向や特徴は、こちらの記事も合わせてどうぞ。


ニュージーランドの主要な経済指標
| ニュージーランドの経済指標 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| NZ・雇用統計(失業率、就業者数増減) | 2・5・8・11月 / 上旬 | 7:45 | ★★★★ |
| NZ・製造業売上高 | 3・6・9・12月 / 10日頃 | 7:45 | ★★ |
| RBNZ(NZ中銀)政策金利発表 | 年8回 / 第1火曜日 | 6:00 | ★★★★ |
| NZ・経常収支 | 3・6・9・12月 / 下旬 | 7:45 | ★★ |
| NZ・四半期GDP(国内総生産) | 3・6・9・12月 / 下旬 | 7:45 | ★★★ |
| NZ・貿易収支 | 毎月 / 下旬 | 7:45 | ★★★ |
| NZ・小売売上高 | 2・5・8・11月 / 中旬 | 7:45 | ★★★ |
| NZ・住宅建設許可件数 | 毎月 / 下旬 | 7:45 | ★★ |
| NZ・消費者物価指数(CPI) | 1・4・7・10月 / 中旬 | 7:45 | ★★★ |
| NZ・卸売物価指数(PPI) | 2・5・8・11月 / 中旬 | 7:45 | ★★ |
| ※GDT価格指数 | 第1/第3火曜日 | 21:30 | ★★★★ |
※公的機関による経済指標ではありませんが、重要度が高いため掲載しています。
GDT価格指数は現地がサマータイム時(日本が冬)のときは21:00に公表されています。
NZ・雇用統計(失業率、就業者数増減)
NZ・雇用統計は、ニュージーランド統計局(Statistics New Zealand)によって四半期(3か月)ごとの上旬に発表される、ニュージーランドの雇用情勢を示す経済指標です。
ニュージーランドの経済指標の中でも、政策金利や金融政策に直結しやすいことから、最重要指標のひとつと位置付けられています。
雇用情勢は、個人所得や個人消費に直結するだけでなく、今後の景気動向やインフレ見通しにも大きな影響を与えるため、市場からの注目度が非常に高いのが特徴です。
NZ・失業率
ニュージーランドの雇用統計では、失業率、就業者数増減、労働参加率、平均賃金などが公表されますが、なかでも失業率はもっとも重要視される指標です。
失業率は、その国の経済状況をリアルに反映する統計であり、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を判断する際の重要な材料ともされています。
指標発表時には、失業率が市場予想より改善(低下)した場合は、雇用環境の良好さが評価され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、失業率が悪化(上昇)した場合は、景気減速懸念が意識され、NZドルは売られやすくなる傾向があります。
NZ・就業者数増減
ニュージーランドの雇用統計では、就業者数増減(雇用者数増減)も高い注目を集めています。
この指標では、前期比および前年比のデータが公表され、雇用の増減ペースを確認することができます。
一般的に、就業者数は景気後退局面では減少しやすく、不景気の底打ちとともに回復に向かう傾向があります。
そのため、就業者数の増加は景気回復のサインとして捉えられやすく、予想を上回る増加となればNZドルは買われやすくなります。
一方、予想を下回る結果や減少となった場合は、景気減速が意識され、NZドルは売られやすくなります。
ニュージーランドは移民の受け入れを積極的に行っている国であるため、人口と就業者数が中長期的に右肩上がりで増加しやすいという特徴があります。
そのため、市場では「増加幅」や「予想との差」に特に注目が集まりやすい指標といえるでしょう。
発表時ですが、失業率と就業者数増減がともに市場予想を大きく上回る強い結果となった場合、または下回るサプライズがあった場合は、トレンドが発生しやすく、その後の東京時間にかけて値動きが継続することもあります。
NZドルを取引する場合は、発表時の数値そのものだけでなく、市場予想との差や、前回値からの変化にも注目しながら、リスク管理を意識してトレードしていきましょう。
また、流動性が低い時間帯に発表されることから、瞬間的にレートが飛びやすく、スプレッドの拡大や急変動には注意が必要です。
| 経済指標名 |
|---|
| 雇用統計(CES、Current Employment Statistics) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局(Statistics New Zealand) | 2・5・8・11月 / 上旬 | 7:45 | ★★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| ニュージーランドの経済指標の中でも特に注目度が高く、発表直後はNZドルが大きく変動しやすい傾向があります。市場予想と大きく乖離した場合には、為替レートが一方向に強く動くケースが見られます。 NZドル/円では、発表直後に平均で30pips〜50pips程度の変動が起こることが多く、内容次第では1円前後(100pips程度)動くこともあります。 |
NZ・製造業売上高
NZ・製造業売上高は、ニュージーランド国内における製造業全体の売上動向を示す経済指標です。
ニュージーランド統計局によって、四半期ごとに公表されています。
業種別に詳細なデータが発表されますが、ニュージーランド経済は酪農や畜産物関連の比重が高いことから、発表時には肉類や乳製品関連の数値が特に注目されやすい傾向があります。
指標発表後、製造業売上高が増加していれば、生産活動や外需が堅調であると受け止められ、ニュージーランド経済の先行きに対する期待からNZドルは買われやすくなります。
一方で、売上高が減少した場合には、景気の減速懸念が意識されやすく、NZドルは売られやすくなる傾向があります。
ただし、他の主要経済指標と比べると市場インパクトは限定的であり、為替レートへの影響は穏やかになりやすい点も特徴です。
| 経済指標名 |
|---|
| 製造業売上高(Manufacturing Sales) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 3・6・9・12月 / 10日頃 | 7:45 | ★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 為替への影響は比較的限定的で、発表直後のNZドル/円の値動きは平均して5〜10pips程度にとどまるケースが多い傾向があります。 |
RBNZ(NZ中銀)政策金利発表
RBNZ政策金利発表は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中銀)が金融政策および政策金利を決定・公表するイベントです。発表は年に数回行われ、NZ・雇用統計と並ぶニュージーランドの最重要経済指標のひとつとされています。
RBNZの大きな特徴として、金融政策委員会による議論は行われるものの、最終的な政策判断は総裁が下すという点があります。このため、声明文や総裁コメントの内容が市場心理に与える影響は非常に大きく、文言の変化にも注意が必要です。
ニュージーランドは同じオセアニア地域のオーストラリアと経済的な結びつきが強く、政策金利の方向性も連動しやすい傾向があります。そのため、RBNZの政策変更はNZドルだけでなく、豪ドル相場にも影響を与えることがあります。NZドルトレーダーは、RBA(豪州準備銀行)の動向もあわせてチェックしておくとよいでしょう。
利上げ、またはタカ派(引き締め寄り)の姿勢が示された場合は、インフレ抑制や経済の底堅さが意識され、NZドルは買われやすくなります。反対に、利下げ、またはハト派(緩和寄り)の姿勢が示された場合は、景気減速懸念が強まり、NZドルは売られやすくなります。
金利据え置きでも、声明文や見通しが想定以上に強気・弱気だった場合は、大きな為替変動につながるケースがあります。
| 経済指標名 |
|---|
| RBNZ政策金利発表(RBNZ OCR decision) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド準備銀行(Reserve Bank of New Zealand) | 年8回 / 第1火曜日 | 6:00 | ★★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| RBNZ政策金利発表時は、NZドル/円が平均で50〜70pips前後動くことが多く、政策変更やサプライズ要素があった場合には、1円(100pips)以上の急変動となることも珍しくありません。とくに発表直後はスプレッド拡大や急激な値動きが起こりやすいため、事前に変動を想定し、リスク管理を徹底して臨むことが重要です。 |
NZ・経常収支
NZ・経常収支は、ニュージーランドと他国との貿易や投資、支援などによる収益と支出の差額を示す経済指標です。
ニュージーランド統計局により、四半期ごとに発表されています。
多くの国では経常収支や貿易収支が月次で公表されますが、ニュージーランドでは四半期ごとの発表となっている点が特徴です。
経常収支は、主に以下の4つの項目で構成されています。
- 貿易収支:他国との輸出額と輸入額の差
- 所得収支:国境を越えた雇用者報酬や、対外直接投資による投資収益
- 経常移転収支:政府開発援助など、対価を伴わない資金や現物の移転
- サービス収支:旅行、運送、通信、建設、保険、金融取引などの国際サービス取引
経常収支には「季節調整前」と「季節調整後」のデータがあり、季節調整後は季節要因を取り除いた、分析しやすい数値となっています。
発表時に経常収支が改善(黒字拡大・赤字縮小)すれば、対外収支の健全化が意識され、NZドルは買われやすくなります。反対に、経常収支が悪化(黒字縮小・赤字拡大)した場合は、対外不均衡が意識され、NZドルは売られやすくなります。
ただし、ニュージーランドの経常収支は発表直後でも為替市場への影響が限定的となるケースが多い傾向があります。
その理由として、経常収支の大部分を占める貿易収支がすでに月次で公表されており、その結果をもとに経常収支の数値がおおむね事前に予測されているため、発表時のサプライズが生じにくい点が挙げられます。
| 経済指標名 |
|---|
| 経常収支(Current Account) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 3・6・9・12月 / 下旬 | 7:45 | ★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| NZドル/円の値動きは、発表直後でも平均で5〜10pips程度にとどまることが多く、為替レートへの影響は比較的小さい指標とされています。経常収支の数値が上昇すれば、経済状態が良いと判断され、NZドルが買われやすくなりなります。 |
NZ・四半期GDP(国内総生産)
NZ・GDP(国内総生産)は、ニュージーランド国内で一定期間内に生み出された財やサービスの付加価値の総額を示す経済指標で、国全体の経済規模を把握するために用いられます。
ニュージーランド統計局により、四半期(3か月)ごとに公表されています。
GDPの伸び率はそのまま経済成長率を表すため、ニュージーランドの経済指標の中でも重要度は非常に高く、中長期的な景気動向を判断するうえで欠かせない指標となっています。
GDPは、個人消費、設備投資、輸出、政府支出などで構成されていますが、ニュージーランドではこのうち個人消費がGDPの約6割を占めており、内需の動向が経済全体に与える影響が大きい点が特徴です。
発表時にGDPが市場予想を上回る結果となれば、経済成長の加速が意識され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る結果となった場合は、景気減速が懸念され、NZドルは売られやすくなる傾向があります。
| 経済指標名 |
|---|
| 国内総生産(GDP、Gross Domestic Product) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 3・6・9・12月 / 下旬 | 7:45 | ★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| NZ・GDPの発表直後はNZドル/円が比較的動きやすく、平均で20〜30pips程度変動することが多く、結果や予想値との差が大きい場合には、50pips前後の値動きとなるケースもあります。 |
NZ・貿易収支
NZ・貿易収支は、ニュージーランドにおける政府および民間の輸出額から輸入額を差し引いた金額を示す経済指標です。
貿易収支は、経常収支(貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支)の中でも最大の構成要素のひとつであるため、市場からの注目度は比較的高い指標となっています。
発表時に貿易収支が市場予想を上回る好調な結果となれば、対外収支の改善が意識され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る不調な結果となった場合には、NZドルは売られやすくなる傾向があります。
ニュージーランドの貿易は、オーストラリアおよび中国との取引が大きな割合を占めているため、これら2カ国の経済指標や景気動向、為替の動きがNZドル相場に影響を与えやすい点も特徴です。
| 経済指標名 |
|---|
| 貿易収支(the Trade Balance) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 毎月 / 下旬 | 7:45 | ★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 貿易収支発表時の値動きは比較的限定的なことが多く、NZドル/円では平均して10〜20pips程度の変動にとどまるケースが一般的ですが、予想との差が大きい場合には30pips前後動くこともあります。 |
NZ・小売売上高
NZ・住宅建設許可件数は、住宅の着工前に地方自治体などへ申請を行い、建設が許可された件数を示す住宅関連の経済指標です。
ニュージーランド統計局により月次で公表され、発表時期は対象月の翌々月下旬となっています。日本では「建築確認件数」に近い指標として位置づけられます。
この指標は、許可件数や前月比の増減を通じて景気動向を判断するために利用されます。住宅建設が増加すると、建設資材の需要が高まるほか、住宅完成後には家具や家電製品などの購入にもつながります。さらに、住宅投資には企業による資金投下が不可欠であるため、企業の投資意欲を測る指標としても活用されています。
このように、個人消費や景気全体との関連性が高く、景気の先行指標として注目度の高い経済指標です。
一般的に、住宅ローン金利が引き下げられた数か月後に、住宅建設許可件数(着工件数)が増加しやすい傾向があるとされています。
発表時には、件数や前月比が市場予想を上回る結果となれば、景気回復期待からNZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る弱い結果となった場合は、景気減速が意識され、NZドルは売られやすくなる傾向があります。
| 経済指標名 |
|---|
| 小売売上高(Retail Sales) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 2・5・8・11月 / 中旬 | 7:45 | ★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 値動きは比較的限定的で、NZドル/円では平均して5〜15pips程度の値動きとなることが多いですが、他の住宅指標や金利動向と重なった場合には、20pips前後動くケースも見られます。 |
NZ・住宅建設許可件数
NZ・住宅建設許可件数は、住宅の着工前に地方自治体などへ申請を行い、建設が許可された件数を表す住宅関連の経済指標です。
ニュージーランド統計局により月次で公表され、対象月の翌々月下旬に発表されます。「建築確認件数」と呼ばれることもあります。
この指標は、許可件数や前月比の増減を通じて景気動向を判断するために利用されます。住宅建設が増加すれば、建設資材の需要が高まるほか、住宅完成後には家具や家電製品などの購入にもつながります。さらに、住宅投資には企業による資金投下が必要となるため、企業の投資意欲を測る指標としても活用されています。
このように、個人消費や景気全体との関連性が高く、景気の先行きを判断するうえで注目度の高い経済指標です。
一般的に、住宅ローン金利が引き下げられた数ヶ月後に、住宅建設許可件数(着工件数)が増加しやすい傾向があります。
発表時には、市場予想を上回る結果となれば、景気回復期待からNZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る弱い結果となった場合は、景気減速が意識され、NZドルは売られやすくなります。
| 経済指標名 |
|---|
| 住宅建設許可件数(Building Permits) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 毎月 / 下旬 | 7:45 | ★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 為替の値動きは比較的穏やかで、NZドル/円では平均して5〜15pips程度の値動きとなるケースが多い指標です。 |
NZ・消費者物価指数(CPI)
NZ・消費者物価指数(CPI)は、ニュージーランド国内の小売・サービス分野における販売価格の動向を調査した結果を示す、物価関連の経済指標です。
ニュージーランド統計局により、四半期(3か月)ごとに発表されています。
CPIは、「消費者が実際に購入する際の価格」を示す指標であるのに対し、NZ・生産者物価指数(PPI)は「生産者が出荷する際の価格」を表します。
いずれも物価水準を測る指標ですが、CPIは生活コストを測るものさしとして利用され、インフレ動向を判断するうえで最も重要な指標のひとつとされています。そのため、PPIとも密接な相関性があります。
CPIには、すべての品目を対象とした総合指数と、価格変動の大きいエネルギー・食品を除いたコア指数があります。
食品やエネルギー価格は季節要因や外部環境の影響を受けやすいため、物価の基調を判断する際には、総合指数とコア指数の乖離が大きい場合、コア指数の方がより重視される傾向があります。
指標発表時には、市場予想を上回る結果となればインフレ圧力の高まりが意識され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る結果となった場合は、インフレ鈍化や金融緩和観測が意識され、NZドルは売られやすくなります。
| 経済指標名 |
|---|
| 消費者物価指数(CPI、Consumer Price Index) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 1・4・7・10月 / 中旬 | 7:45 | ★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 為替の値動きとしては、NZドル/円で平均して20〜40pips程度の変動が見られることが多く、結果やRBNZの金融政策見通しとの組み合わせ次第では、さらに大きく動くケースもあります。 |
NZ・卸売物価指数(PPI)
NZ・生産者物価指数(PPI)は、ニュージーランド国内の製造業者が出荷する際の販売価格の動向を示す経済指標です。
ニュージーランド統計局により、四半期(3か月)ごとに発表されています。
NZ・消費者物価指数(CPI)が「消費者が購入する際の価格」を表すのに対し、PPIは「生産者が出荷する際の価格」を表します。
そのため、PPIは将来の消費者物価に先行して動く傾向があり、CPIと密接な相関性を持つ指標として、インフレ動向を把握するうえで重要視されています。
PPIにも、すべての品目を対象とした総合指数と、価格変動の大きいエネルギー・食品を除いたコア指数があります。
食品やエネルギー価格は季節要因や外部環境の影響を受けやすいため、物価の基調を判断する際には、総合指数とコア指数の乖離が大きい場合、コア指数の方がより重視される傾向があります。
指標発表時には、市場予想を上回る結果となれば、インフレ圧力の高まりが意識され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、予想を下回る結果となった場合には、インフレ鈍化が意識され、NZドルは売られやすくなります。
なお、金融政策との結び付きがより強いCPIの方が、PPIよりも市場では重要視される傾向があります。
| 経済指標名 |
|---|
| 生産者物価指数(PPI、Producer Price Index) |
| 発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ニュージーランド統計局 | 2・5・8・11月 / 中旬 | 7:45 | ★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 為替の値動きは、NZドル/円で平均すると10〜20pips程度と比較的限定的ですが、CPIやRBNZの金融政策見通しと重なる局面では、値動きが大きくなるケースもあります。 |
GDT価格指数
フォンテラ社は、ニュージーランドを代表する乳業メーカーで、世界でもトップクラスの規模を誇る乳製品企業であり、ニュージーランド最大の企業でもあります。
フォンテラ社が主催する乳製品の電子オークション「グローバル・デイリー・トレード(GDT)」では、乳製品の国際価格動向を示すGDT価格指数(GDT Price Index)が公表されています。
GDT価格指数は、バターや粉乳など主要乳製品の国際取引価格を反映した指数で、ニュージーランドでは輸出全体のおよそ4分の1を畜産・乳製品関連が占めていることから、市場での注目度は非常に高い指標です。
民間企業が発表するデータではあるものの、速報性が高く、NZ・貿易収支の先行指標として位置付けられており、為替市場でも意識されやすい特徴があります。
オークション結果は月2回、第1・第3火曜日に公表され、現地サマータイム(日本が冬)の場合は日本時間21:00、現地標準時間(日本が夏)の場合は21:30に発表されます。
発表時にGDT価格指数が上昇すれば、乳製品輸出の採算改善が意識され、NZドルは買われやすくなります。
反対に、指数が下落した場合には、輸出環境の悪化が懸念され、NZドルは売られやすくなります。
| 経済指標名 |
|---|
| GDT価格指数(GDT Price Index) |
| 発表企業 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| フォンテラ社 | 第1/第3火曜日 | 21:30 | ★★★★ |
| 指標のポイント |
|---|
| 為替の値動きは、NZドル/円で平均すると10〜30pips程度ですが、結果のサプライズ度合いによっては、1円以上の変動につながるケースもあります。 |
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