【独】ドイツの主要な経済指標の一覧

ドイツの経済指標

ドイツの主な経済指標について、特徴や重要度で解説します。

目次

ドイツ・経済指標の特徴

世界のGDPランキングにおいて、ドイツは2024年に日本を抜き、アメリカ、中国に次ぐ世界第3位の経済規模を誇る国となりました。

EU(欧州連合)加盟国の中でも最大の経済大国であるドイツは、EU全体のGDPのおよそ4分の1を占めています。このような背景から、ドイツの経済指標の結果はユーロの為替レートに大きな影響を与える点が特徴です。

ドイツの経済指標の中でも、とくに注目度が高いのがZEW景況感指数とIFO景況感指数です。加えて、ドイツの景気動向を把握するうえでは、小売売上高、失業率、GDPといった指標にも注目する必要があります。

まずは、ZEW景況感指数とIFO景況感指数を重点的にチェックしてみましょう。ともに、ドイツ経済のみならず、EU全体の景気の先行きを見極めるうえで重要な経済指標です。

ユーロ圏で最も経済力のあるドイツの経済指標は、ユーロ相場の値動きに大きな影響を及ぼします。ユーロ/円などの通貨ペアを取引する場合は、ドイツの経済指標スケジュールを事前に確認しておくことが重要です。

なお、ユーロの値動きの傾向や特徴については、関連する解説記事もあわせて参考にしてみてください。

ドイツの主要な経済指標

ある程度の値動きを狙ってトレードを行うのであれば、重要度が星4つ以上【★★★★】の経済指標を重視してみてください。

※下記の時間はユーロ圏の標準時間(10月最終日曜日AM2:00~3月最終日曜日AM2:00)で記載しています。
サマータイム時(夏時間、3月最終日曜日午前AM2:00~10月最終日曜日AM2:00)は下記表の時間が1時間早くなります。

ドイツの経済指標発表時期日本発表時間重要度
ドイツ・製造業購買担当者景気指数(PMI)毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 上旬[改定]
17:30
17:55
★★
ドイツ・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 上旬[改定]
17:30
17:55
★★
ドイツ・消費者物価指数(CPI)毎月 / 中旬16:00★★
ドイツ・鉱工業生産(IIP)毎月 / 上旬16:00★★
ドイツ・貿易収支毎月 / 上旬16:00★★
ドイツ・ZEW景況感指数毎月 / 中旬19:00★★★★
ドイツ・IFO景況感指数毎月 / 下旬18:00★★★★
ドイツ・GFK消費者信頼感指数毎月 / 下旬16:00★★
ドイツ・小売売上高毎月 / 下旬16:00★★★
ドイツ・生産者物価指数(PPI)毎月 / 中旬16:00★★
ドイツ・失業率、失業者数増減毎月 / 下旬18:55★★★
ドイツ・四半期GDP(国内総生産)2・5・8・11月 / 中旬[速報]
2・5・8・11月 / 下旬[改定]
16:00★★★

ドイツ・製造業購買担当者景気指数(PMI)

独・製造業購買担当者景気指数(PMI)は、ドイツの製造業における景況感を示す経済指標です。一般的には「製造業PMI」とも呼ばれ、民間調査会社であるIHSマークイット社が集計・公表しています。

製造業PMIは、製造業やサービス業の購買担当者を対象に行われるアンケート調査をもとに指数化された指標です。速報値の発表が早く、数か月先の景気動向を示す先行指標とされていることから、サービス業PMIとあわせて市場での注目度は非常に高くなっています。発表スケジュールは、当月下旬に速報値、翌月上旬に改定値が公表されますが、まずは速報値が重視される傾向にあります。

指数が50%を上回ると景気拡大を示し、ユーロは買われやすくなります。反対に、50%を下回る場合は景気後退を示すとされ、ユーロは売られやすくなる傾向があります。

経済指標名
製造業購買担当者景気指数(Purchasing Managers’s Index)
発表時期日本発表時間重要度
IHS Markit(マークイット社)毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 上旬[改定]
17:30
17:55
★★
指標のポイント
独・製造業PMIの発表時に値動きが出やすい通貨ペアは、ユーロ/円とユーロ/米ドルです。ともに平均で15pips前後の変動が見られることが多く、発表値によっては30pips程度動くこともあります。

ドイツ・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

独・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、ドイツの小売業やサービス業における景況感を示す経済指標で、民間調査会社であるマークイット社が集計・公表しています。一般的には「サービス業PMI」と呼ばれ、製造業以外を対象としていることから「非製造業PMI」と呼ばれることもあります。

このサービス部門PMIは、主に「消費者が商品やサービスを購入する際の価格動向」を反映する指標です。一方、生産者物価指数(PPI)は「生産者が出荷時に設定する価格」を示しており、両者はいずれも物価水準を測る指標として位置づけられます。そのため、サービス部門PMIは生活コストを把握する目安としても活用されており、生産者物価指数との相関性が高く、インフレ動向を見極めるうえで重要な指標の一つとされています。

発表スケジュールは、当月下旬に速報値、翌月上旬に改定値が公表されますが、市場では速報値がとくに重視される傾向にあります。

指数が50%を上回ると景気拡大を示し、ユーロは買われやすくなります。反対に、50%を下回る場合は景気後退を示すとされ、ユーロは売られやすくなる傾向があります。

経済指標名
サービス部門購買担当者景気指数
発表機関発表時期日本発表時間重要度
IHS Markit(マークイット社)毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 上旬[改定]
17:30
17:55
★★
指標のポイント
独・製造業PMIと同様に、発表時にはユーロ/円やユーロ/米ドルが動きやすい傾向があります。ともに平均で15pips前後の変動が見られますが、状況によっては30pips程度動くこともあります。

ドイツ・消費者物価指数(CPI)

独・消費者物価指数(CPI)は、ドイツにおける小売業やサービス業の販売価格を調査し、物価動向を示す経済指標です。

CPIは月次で公表されており、当月下旬に速報値、翌月中旬に改定値が発表されます。ドイツのCPIは、ヘッセン、バイエルン、バーデン・ヴュルテンベルク、ノルトライン・ヴェストファーレン、ザクセンの主要5州のデータをもとに指数化され、公表されています。

CPIは、消費者が商品やサービスを購入する際の価格、いわば物価水準を測定する指標であり、生活コストを把握するための重要な目安となります。そのため、生産者物価指数(PPI)との相関性も高く、インフレ動向を判断するうえで最も重要な指標の一つとされています。

また、CPIにはすべての調査対象を含む総合指数と、価格変動の大きいエネルギーや食料品を除いたコア指数があります。食品やエネルギー価格は季節要因の影響を受けやすいため、物価の基調的なトレンドを把握する際には、総合指数とコア指数の差を確認し、差が大きい場合はコア指数の動向がより重視される傾向にあります。

経済指標名
消費者物価指数(CPI、Consumer Price Index)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦統計局毎月 / 下旬[速報]
毎月 / 中旬[改定]
16:00★★
指標のポイント
指標発表直後の値動きは10pips程度にとどまることが多く、比較的変動は小さい傾向があります。

ドイツ・鉱工業生産(IIP)

独・鉱工業生産(IIP)は、ドイツの鉱工業部門における生産動向を示す経済指標です。ドイツ連邦統計局によって、月次で翌々月上旬に前月比のデータが公表されます。

鉱工業生産は、鉱業や製造業を中心とした生産活動の状況を把握するための重要な判断材料として注目されています。多くの国では鉱工業生産に建設業は含まれませんが、ドイツの場合は建設業も含まれる点が特徴です。

指標の内訳は、「総合」「製造業・工業」「エネルギー」「建設業」の4つのカテゴリーで構成され、基準年を100として指数化されています。なお、この基準年は5年ごとに改定されます。

鉱工業生産は天候の影響を受けやすい指標ですが、ドイツでは連邦統計局が季節調整を行い、季節変動要因を取り除いた数値を公表しています。

経済指標名
鉱工業生産(IIP、Index of Industrial Production)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦統計局毎月 / 上旬16:00★★
指標のポイント
指標発表直後の値動きは10pips程度にとどまることが多く、全体としては大きく動きにくい傾向があります。また、地理的にも近いイギリスはドイツ経済の影響を受けやすいため、ポンド/円の変動要因となることもあります。

ドイツ・貿易収支

独・貿易収支は、ドイツにおける政府および民間の輸出額から輸入額を差し引いた金額を示す経済指標です。月次で集計され、翌々月の上旬にドイツ連邦統計局から発表されます。

貿易収支は、経常収支を構成する要素(貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支)の中でもとくに比重が大きく、市場からの注目度が高い指標となっています。

近年のドイツでは、2000年頃から現在にかけて経常収支および貿易収支が拡大傾向にあります。ユーロ圏内で最も高い輸出競争力を持つ一方、ドイツ企業が中東欧など海外での投資を拡大し、国内投資を抑制してきたことに加え、国民の貯蓄率がもともと高いことから、国内需要が低迷している点が、経常収支・貿易収支の拡大につながっているとされています。

このようなドイツの経常収支・貿易収支の黒字は、ユーロ圏内における経常収支や貿易収支の不均衡を生む要因の一つとも指摘されています。そのため、必ずしも貿易収支が黒字であれば良い、というわけではない点にも留意が必要です。

経済指標名
貿易収支(the Trade Balance)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦統計局毎月 / 上旬16:00★★
指標のポイント
指標発表直後の値動きは5pips程度にとどまることが多く、ユーロ圏全体の貿易収支と比べても、相場への影響は比較的小さい傾向があります。
ただし、地理的にも経済的にも結びつきの強いイギリスは、ユーロの値動きの影響を受けやすい特徴があります。そのため、ポンドを中心にトレードする場合には、ドイツの貿易収支の結果にも注目しておくとよいでしょう。

ドイツ・ZEW景況感指数

独・ZEW景況感指数は、ドイツ・マンハイムに本部を置く民間調査機関ZEW(欧州経済研究センター)が発表する、景況感に関する経済指標です。ドイツのほか、ユーロ圏やスイスについても公表されています。別名「ZEW期待指数」とも呼ばれ、景況感を示す指標は一般に「景況指数」「景況感」「景況感調査指数」など、さまざまな名称で呼ばれますが、いずれも同種の経済指標を指しています。

ZEW景況感指数は景気の先行指標とされ、今後6か月間の景気が「良くなるか」「悪くなるか」について、約350人のアナリスト、機関投資家、市場関係者へのアンケート結果をもとに算出されます。IFO景況感指数の約1週間前に発表されるため、同指数の先行指標として注目されており、鉱工業生産に対しても半年程度の先行性があるとされています。一方で、株価の影響を受けやすいという特性があり、その点を課題とする見方もあります。

ドイツの景況感指標の中では、IFO景況感指数と並んで注目度が高く、ECB(欧州中央銀行)の金融政策判断にも影響を与える重要な指標です。

発表は毎月1回、ECBの定例理事会開催日の約1週間後に行われます。指数が50を上回ると景気が良好と判断され、ユーロは買われやすくなる傾向があります。

経済指標名
ZEW景況感指数(期待指数)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ZEW(欧州経済研究センター、Zentrum fur Europaische Wirtschaftsforschung)毎月 / 中旬
(定例理事会開催日の1週間後)
19:00★★★★
指標のポイント
ユーロ版とドイツ版はともに同じ時間に発表されます。指標発表後、大きく変動した場合30pips程度動くこともあります。

ドイツ・IFO景況感指数

独・IFO景況感指数は、ユーロ圏においてもっとも重要な位置付けとなる、景況感を判断する経済指標です。
IFOとは「Information & Forschung」の略称で、ドイツのミュンヘンにある非営利の公的研究機関である、IFO研究所が発表しています。

旧西ドイツの7,000社(製造業、建築業、輸出入業、保険業、銀行など)の役員を対象に、現在の経済状況と今後6ヶ月の先行きはどうなるかについてアンケート調査が行われ、2000年を100とした数値に、現況と先行きを加重平均した指数で発表されます。
生産・在庫・受注・価格・雇用の5項目が調査内容となり、具体的には、今の景気は「良い・満足・悪い」、今後6ヶ月の景気は「より良くなる・変わらない・より悪くなる」といった形で、3択で調査・集計が行われます。

製造業や建築業の声も反映されることから、とくに鉱工業生産との関連性が高いのが特徴です。

毎月中旬、この指標の先行指標としてZEW景況感指数が発表されますが、IFO景況感指数はアンケート数が多く、エコノミストではなく企業の担当者が調査対象となっているため、こちらの方がドイツ経済の状況を正確に計れるとされています。

アンケート後の翌月下旬と発表までが早いことに加えて、ユーロ圏最大の経済大国であるドイツの景気の先行きを見る指標のため、ユーロ相場に与える影響が大きいことから、注目度は極めて高いのが指標だと言えます。

発表値の上昇が続けば、ドイツの景気は上昇傾向であると判断されて、ユーロは買われやすくなります。ユーロのトレードをするなら注目していきましょう。

経済指標名
IFO景況感指数(IFO Business Climate Index)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
IFO経済研究所(Center for Economic Studies and Ifo Institute for Economic Research)毎月 / 下旬18:00★★★★
指標のポイント
欧州経済を牽引するドイツの景気動向を見極める重要な判断材料として、ぜひ注目していきましょう。

ドイツ・GFK消費者信頼感指数

独・GfK消費者信頼感指数は、ドイツ・ニュルンベルクに本拠を置く市場調査会社GfK(Growth from Knowledge)が発表する経済指標で、「GfK消費者信頼感調査指数」とも呼ばれています。

ドイツには景況感を示す指標として、IFO景況感指数やZEW景況感指数がありますが、これらと比べるとGfK消費者信頼感指数の市場での注目度はやや低めです。その理由として、発表日時が他の指標より遅く、直前に変更されることがある点や、発表元であるGfKの知名度がIFO研究所やZEW(欧州経済研究センター)ほど高くない点が挙げられます。

一方で、GfKはドイツ最大級の市場調査会社であり、欧州委員会が毎月実施するユーロ圏景気調査の参考資料としても利用されています。そのため、データの信頼性や正確性は高いと評価されています。

調査は約2,000人の消費者を対象に実施され、今後1年先の景気見通し、所得期待、消費動向に関するアンケート結果をもとに指数が算出されます。

指数の基準は「0」で、0を上回る場合は経済状況の改善、0を下回る場合は経済状況の悪化を示すと判断されます。

経済指標名
GFK消費者信頼感指数
発表機関発表時期日本発表時間重要度
GFK(Growth from Knowledge)毎月 / 下旬16:00★★
指標のポイント
ユーロ/円では、発表直後の値動きはおおむね5〜10pips程度にとどまることが多く、相場への影響は比較的限定的な傾向があります。

ドイツ・小売売上高

独・小売売上高は、ドイツの百貨店やスーパーなどにおける小売・サービス業の月間売上高を集計した、景気動向を把握するための経済指標です。

小売売上高はドイツに限らず、各国で公表されている指標ですが、日本やEU諸国などの先進国では、GDP(国内総生産)の6割以上を個人消費が占めています。そのため、個人消費の動向を通じて景気の強弱を判断するうえで、欠かせない指標とされています。

発表された数値が前月比で増加していれば、個人消費が堅調で経済状況は良好と受け止められ、ユーロは買われやすくなる傾向があります。反対に、前月比で減少した場合は、個人消費の落ち込みが意識され、景気悪化懸念からユーロが売られやすくなります。

経済指標名
小売売上高(Retail Sales)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦銀行毎月 / 下旬16:00★★★
指標のポイント
ユーロ/円の場合、発表時の変動は平均で10pips程度となることが多く、発表内容によっては20pips前後変動することもあります。

ドイツ・生産者物価指数(PPI)

独・生産者物価指数(PPI)は、ドイツ国内で販売される国産の鉱工業生産物のうち、約2,400品目の価格動向を調査した経済指標です。毎月中旬(おおよそ20日頃)に、前月比および前年比のデータが公表されます。

価格の算出にあたっては、ガスや電気などは含まれますが、輸入食品や生鮮食品は対象外となっています。生産者物価指数は「出荷時点での価格」を示す指標であり、これに輸送コストなどを含めたものが卸売物価指数、最終的に消費者が購入する際の価格を示したものが消費者物価指数(CPI)です。
このように、各物価指標は相互に密接な関係があり、インフレ動向を把握するうえで重要な指標とされています。

ただし、ドイツの生産者物価指数や卸売物価指数は、調査対象品目やデータ量が比較的少ないことから、市場での注目度はそれほど高くないのが実情です。

経済指標名
生産者物価指数(PPI)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦銀行毎月 / 下旬16:00★★★
指標のポイント
インフレや企業間のコスト動向を把握する指標で、ユーロの価格変動に影響を与えます。

ドイツ・失業率、失業者数増減

独・失業率および失業者数増減は、ドイツ連邦銀行により毎月月初に発表される雇用関連の経済指標です。

ドイツにおける失業者の定義は、「15歳以上で就業しておらず、少なくとも3か月間にわたり週20時間以上の就労を希望し、求職登録を行っている人」とされています。
失業率は、この失業者数を労働力人口で割って算出され、「失業中ではあるものの働く意思のある人」の割合を示しています。なお、失業率の定義は国によって異なるため、単純に他国と比較することはできません。

一方、失業者数増減は、上記の定義に該当する人数が前月からどれだけ増減したかを示す指標です。失業率よりも変化が分かりやすく、よりリアルタイムでドイツの雇用情勢を把握できることから、市場では失業者数増減の方が重視される傾向にあります。

一般的に、失業率が低下、または失業者数が減少すれば景気は良好と判断され、ユーロは買われやすくなります。反対に、失業率が上昇、または失業者数が増加した場合は景気悪化と判断され、ユーロは売られやすくなります。

経済指標名
失業率(Unemployment Rate)、失業者数増減
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦銀行毎月 / 月初18:55★★★
指標のポイント
指標発表直後の値動きは比較的小さく、平均すると10pipsに満たないことが多い傾向があります。ただし、予想値と実際の発表値との乖離が大きい場合には、ユーロの値動きに影響を与えることもあります。
ドイツはユーロ圏の中でも最も経済規模の大きい国ですので、こうした雇用関連の指標は、ユーロ相場全体の方向性を判断する材料として重要です。

ドイツ・四半期GDP(国内総生産)

独・四半期GDP(国内総生産)は、ドイツ国内で一定期間内に生み出された財やサービスの付加価値の総額を示す、国の経済規模を測る代表的な経済指標です。
四半期GDPの伸び率は、そのまま経済成長率を表すため、非常に重要度の高い指標とされています。また、中長期的な景気動向を判断する材料としても広く利用されます。

現在、ユーロ圏の主要4カ国(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)のGDPを合計すると、ユーロ圏全体のGDPの約7〜8割を占めています。その中でも、ヨーロッパ経済の中心であるドイツは約3割、次いでフランスが約2割と、とくに高い割合を占めています。

このため、ドイツとフランスの経済状況は、ユーロ圏全体の四半期GDPやユーロ相場に大きな影響を与えやすい要因となっています。

経済指標名
四半期GDP(国内総生産、Gross Domestic Product)
発表機関発表時期日本発表時間重要度
ドイツ連邦統計局2・5・8・11月 / 中旬[速報]
2・5・8・11月 / 下旬[改定]
16:00★★★
指標のポイント
なかでも速報値の発表時が最もインパクトが大きい傾向にありますが、確定値や改定値であっても、予想との乖離が大きい場合には相場が変動することがあります。ただし、アメリカのGDPと比較すると、値動きへの影響はそれほど大きくありません。

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