FXで最初に挑戦する通貨ペアといえば、米ドル/円をイメージする方も多いでしょう。
実は米ドル/円なら、100通貨ならワンコインランチと同じ500円で始めることができるのです。
南アフリカランド/円など、他の通貨ペアならたったの100円で取引することも可能です。
100通貨単位で取引できる仕組みを解説するとともに、「100円」「500円」から取引できるFX業者をご紹介します。
100通貨なら米ドル/円が500円から取引できる
FXでは10,000通貨が基本の取引単位で、通常は10,000通貨=1Lot(ロット)となります。
※最小が1,000通貨となる一部の業者では、最小を1Lot=1,000通貨で設定している業者(外為どっとコム、JFX、ヒロセ通商など)もあります。
それでは10,000通貨で取引するとき、いくらあればFXを始められるのか見ていきましょう。
米ドル/円 レート | 10,000通貨の必要証拠金 (最低限必要な金額) |
---|---|
90円 | 36,000円 |
100円 | 40,000円 |
110円 | 44,000円 |
120円 | 48,000円 |
130円 | 52,000円 |
140円 | 56,000円 |
150円 | 60,000円 |
必要証拠金は、取引するときにFX口座に必ず預け入れる必要のある、担保となるお金のことです。
かんたんにいうと、レバレッジの上限で取引するときに最低限必要な金額を指します。
1米ドル=100円のとき、上限レバレッジの25倍で10,000通貨の取引をするなら、4万円で米ドル/円の取引ができます。
必要証拠金は為替レートで変動し、120円へと円安に推移すれば48,000円となり、90円と円高に推移すれば3万円台になる仕組みです。
米ドル/円のレートを100円として、10,000通貨で米ドル円を取引するとしましょう。
この場合は最小4〜5万円で取引もできますが、レバレッジを考慮すれば20〜30万円は用意して入金しておきたいところです。
これが100通貨となると、必要証拠金も1/100の金額となります。
つまり100通貨対応業者の口座に500円を入金すれば、米ドル/円の取引が可能となるのです。
1米ドル=100円で取引した例
それでは1米ドル=100円で取引をしたとき、利益・損失はどのくらいになるのか売買イメージをご紹介します。
10,000通貨の取引例
まずはFXで基本となる、10,000通貨を例に見ていきましょう。
まずこれから相場が上昇すると考え、1米ドル100円のときに買い注文を行ったとします。
自分で判断した通り、円安方向に推移してから決済したら利益となります。
10,000通貨の取引のとき、100円で新規買い、101円で決済売りをすれば、利益は10,000円となります。
もし110円で決済した場合、利益は10万円となります。
予想とは逆に下落してしまい、損を拡大させないために決済を行えば損失が確定します。
10,000通貨の取引のとき、100円で新規買い、99円で決済売りをすれば、損失は−1万円となります。
もし90円で決済した場合、利益は−10万円となります。
ここまでが10,000通貨のケースです。
100通貨、1,000通貨の取引例
1,000通貨なら利益・損失は10,000通貨の10分の1となります。
つまり、100通貨なら利益・損失は10,000通貨の100分の1の金額となります。
取引単位 | 1円有利に推移 したとき | 1円不利に推移 したとき |
---|---|---|
100通貨 | +100円 | −100円 |
1,000通貨 | +1,000円 | −1,000円 |
10,000通貨 | +1万円 | −1万円 |
100通貨での取引なら、為替が2〜3円と大きく反対方向に動いても、損失は数百円で済みます。
そのため初心者が取引しても損失リスクを抑えられるため、安心して取引できるのが魅力です。
そのかわり大きな利益を狙うこともできないため、取引に慣れてきたら、収益化にあたり取引量を上げていくことがポイントとなってきます。
1通貨対応なら松井証券「MATSUI FX」
100通貨よりも小さい取引単位でFXを始めたいなら、松井証券のMATSUI FXがイチオシです。
全20通貨ペアを提供していますが、全通貨ペアが1通貨に対応しています。
たとえば1米ドル=150円のとき、1通貨の取引をするなら6円で取引を行うことができます。
1通貨に対応していることに加えて、PC、スマホアプリどちらの取引ツールも扱いやすいのが魅力です。
さらに人気の自動売買、リピート系注文も1通貨からの取引に対応しています。
リピート系注文を取引できる業者において、国内で最も少ない資金で始められるサービスとなっています。
FXを少額からやってみたいけど、操作できるか不安でしたら、ぜひMATSUI FXでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
このように「100円」「500円」といったランチ代感覚の資金でもFX取引を始められます。
少額からFXをしたい方は、まずは1通貨から取引できる松井証券「MATSUI FX」でスタートしてみてはいかがでしょうか。
100通貨対応業者:マネーパートナーズ「パートナーズFXnano」
FX業者では、1,000通貨か10,000通貨が最小単位となっているケースが主流です。
そんななか、最小100通貨で取引できる貴重なサービスが、マネーパートナーズの「パートナーズFXnano」です。
マネパでは2つのFX(パートナーズFX、パートナーズFXnano)を展開しています。
こちらのパートナーズFXnanoは初心者向けですが、れっきとしたFXサービスです。
最初に少ない予算から始めてみたいと考えている方も、パートナーズFXnanoなら少額で学びながら取引ができます。
高金利通貨なら100円から取引可能
FXの必要証拠金は、通貨ペアごとに異なります。
必要証拠金はそのときのレートによっても変わってきますが、大まかな目安としてこちらを参考にしてみてください。
通貨ペア | 100通貨あたりの 必要証拠金 |
---|---|
米ドル/円 | 580円 |
ユーロ/円 | 640円 |
ポンド/円 | 740円 |
豪ドル/円 | 390円 |
NZドル/円 | 370円 |
トルコリラ/円 | 20円 |
メキシコペソ/円 | 35円 |
南アフリカランド/円 | 35円 |
ユーロ/米ドル | 640円 |
高金利通貨は必要証拠金が少なく済むため、パートナーズFXnanoなら数十円から取引が可能です。
「新興国通貨は変動の大きさが心配だけど、金利狙いのトレードをしてみたい。」
「ポジションを保有すると、実際どのくらいスワップが付与されるか試したい。」
こういったケースであっても「100円」でトレードできるので、デモトレードに比べても断然魅力的ですよね。
本番なのでデモよりも実践感覚を養いやすく、デモのような気軽さを併せ持った環境でトレードすることができます。
「いきなり10,000通貨は怖いけど、とにかく実際に取引やってみたい!」
このように考えている方は、パートナーズFXnanoでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
取引数量が小さいため、大きな利益にはなりにくい半面、大きな損失にもなりにくいメリットがあります。
マネーパートナーズのさまざまな魅力
初心者向きのパートナーズFXnano、10,000通貨のパートナーズFXはそれぞれ取引条件が異なります。
それぞれの違いを見てみましょう。
注目すべきスプレッドですが、100通貨のnanoよりも、パートナーズFXの方がより有利なスプレッドで提供されています。
スプレッド | パートナーズFXnano | パートナーズFX |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.4銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.7銭 | 0.3銭 |
豪ドル/円 | 0.9銭 | 0.3銭 |
ユーロ/米ドル | 0.8pips | 0.2pips |
ポンド/円 | 1.2銭 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 1.8銭 | 0.7銭 |
※スプレッド取得日・記載日:2024年11月1日
コアタイム(8:00~28:00)の原則固定(例外あり)スプレッドを記載。
100通貨に程度慣れ親しんでから、パートナーズFXに切り替えれば、取引コストを抑えたトレードができますね。
さらにパートナーズFXならではの魅力が、より高機能なPC取引ツールを利用できる点です。
注目すべきインストール版ツール「HyperSpeed NEXT」は、売買シグナルをチャート上に表示でき、自動売買もできる自由度の高いプラットフォームです。
100円〜500円の取引でFXの仕組みが分かったら、ぜひパートナーズFXにもチャレンジしてみましょう。
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