FXの自動売買を「リピート系注文」で始めてみたいと興味を持っている方は、多いのではないでしょうか。
いわゆるリピート系注文とは「リピート系連続発注機能」のことで、複数注文のリピート機能(繰り返し発注)がある自動売買のことです。
複数の発注を一度に行い、何度も繰り返す仕組みにより、シンプル・分かりやすい・手間がかからないことで、今多くのトレーダーに人気を得ています。
リピート系注文を使えば、売買における注文の手間を減らしつつ、継続的な利益に期待ができます。
そのため主婦やサラリーマンなど取引時間が限られている方、また中級者以上の分散投資目的として、多くの層から支持を集めています。
それでは各社のリピート系注文の仕組み、手数料体系の違いを詳しく比較していきます。
リピート系注文は現在9業者が提供!
リピート系注文は、2007年12月にマネースクエアからトラップリピートイフダン(トラリピ)がリリースされました。
その後もさまざまなFX業者が追従してサービスを提供し、今日では9社から提供されていることからも、安定した人気の高さが見てとれます。
まずは、リピート系注文を提供しているFX業者とサービス名をまとめました。
FX業者 | サービス名 |
---|---|
マネースクエア | トラリピ |
インヴァスト証券 | トライオートFX マイメイト(リピートエージェント) |
外為オンライン | iサイクル2取引/サイクル2取引、iサイクル2取引(くりっく365) |
FXブロードネット | トラッキングトレード |
マネーパートナーズ | 連続予約注文 |
アイネット証券 | ループイフダン |
ひまわり証券 | ループ・イフダン |
トレイダーズ証券(みんなのシストレ) | みんなのリピート注文 |
松井証券(MATSUI FX) | 自動売買(リピート注文) |
まずは、リピート系注文のかんたんなイメージをご覧ください。
設定した間隔で複数の注文を発注し、それを何度も自動で繰り返してくれる仕組みにより、中長期にかけて手間をかけずに利益を狙えるシステムです。
親注文が稼働するうちは子注文が注文を繰り返し、子注文は単独で決済することも可能です。
マネースクエアが特許を取得後、各社が特許を取得したリピート系注文も多く、それぞれ少しずつサービス内容は異なります。
こちらのページでは以下9社のサービスに的を絞って比較しています。
リピート系注文の選び方、各社の判断基準にご活用ください。
そもそもリピート系FXとは何かを詳しく知りたい方は、こちらのページで解説しています。
リピート系注文を基本スペックで比較
まずは基本スペックから見ていきましょう。
FX会社名 | 米ドル/円 スプレッド | 取引単位 | リピート系対応 通貨ペア数 | デモ口座 | スマホアプリの リピート系対応 |
---|---|---|---|---|---|
トライオートFX | 0.3銭 | 1,000 通貨単位 | 20 通貨ペア | ✕ | ◯ |
変動 | 1,000 通貨単位 | 3 通貨ペア ※1 | ✕ | ✕ ブラウザのみ |
|
1.0銭 | 1,000 通貨単位 | 26 通貨ペア | ◯ | ◯ | |
トラッキングトレード | 0.2銭 | 1,000 通貨単位 | 24 通貨ペア | ◯ | ◯ |
2.0銭 | 1,000 通貨単位 | 21 通貨ペア | ◯ | ◯ | |
2.0銭 | 1,000 通貨単位 | 5 通貨ペア ※2 | ◯ | ◯ | |
4.4銭 | 1,000 通貨単位 | 17 通貨ペア | ✕ ※3 | ◯ | |
1.9銭 | 1,000 通貨単位 | 34 通貨ペア | ✕ | ◯ | |
0.2銭 | 1 通貨単位 | 20 通貨ペア | ✕ | △ (決済のみ対応) |
|
0.2銭 | 100 通貨単位 | 18 通貨ペア | ✕ | ◯ |
※掲載スプレッドは原則固定(例外あり)ですが、市場急変時や流動性低下時は拡大する場合があります。
※インヴァスト証券、マネースクエア、みんなのシストレは取得日時点の参考スプレッドとなります。
※1 全17通貨ペアのうち、3通貨ペアがリピートエージェントに対応。
※2 ループ・イフダン口座は全24通貨ペアのうち、5通貨ペアがループ・イフダンに対応。
※3 デモ口座は用意されていませんが、シミュレーション機能が用意されています。
全社1,000通貨に対応しているため、少額からスタート可能です。
掲載している全ての業者では、リピート系注文がスマホアプリに完全最適化されており、アプリ単体で発注を行うことができます。
なおリピート系注文には、川崎ドルえもんさんが発案したグルグルトレインというタイプもあります。
これを羊飼いさんがEA化させた羊飼いのグルトレEAを使って、楽天MT4などの低スプレッドMT4口座で動かすという手法もあります。(スマホアプリは非対応)
リピート系注文を詳細情報で比較
続いてリピート系注文の詳細情報もご覧ください。
FX会社名 | 取引手数料 1万通貨未満 | 取引手数料 1万通貨以上 | 損切り 設定 | 発注本数 | トレール 機能 |
---|---|---|---|---|---|
無料 | 無料 | 自動 手動 | 自動 手動 | ◯ | |
無料 | 無料 | 手動 | 自動 | ✕ | |
片道/20円 最初の90日間は 手数料無料 | 片道/20円 最初の90日間は 手数料無料 | 自動 | 自動 | ◯ | |
トラッキングトレード | 片道/20円 最初の90日間は 手数料無料 | 片道/20円 最初の90日間は 手数料無料 | 自動 | 自動 | ◯ |
無料 | 無料 | 自動 | 手動 | ✕ | |
無料 | 無料 | 自動 | 手動 | ✕ | |
無料 ※1 | 無料 ※1 | 自動 手動 | 自動 手動 | ◯ | |
無料 | 無料 | 手動 | 自動 | △ ※2 |
|
無料 | 無料 | 自動 手動 | 自動 | ✕ | |
無料 | 無料 | 手動 | 手動 | ✕ |
※2 原則トレール機能はなし。ストラテジーのロジックによってはトレール機能が利用できる場合もあり。
それでは上記表の補足を解説していきます。
損切りの設定
リピート系注文は中長期にかけて保有して、コツコツと利益を狙っていく自動売買です。
レンジ相場で新規注文が約定すると、最初に含み損を抱えて運用運用する設計となっており、レンジ内での反転により利益をコツコツと生むことで、リピート系注文のメリットが発揮されます。
そのため、やみくもに損切りするとリピート系注文は効果的とはなりません。
ただし急な暴落や暴騰によっては含み損が膨らんで強制ロスカットになる可能性があるため、どのような損切り設定になっているかが、ひとつの注目ポイントとなります。
外為オンラインのiサイクル2取引、FXブロードネットのトラッキングトレードは自動売買プログラムが算出したpipsで損切りが行われるタイプです。
任意の損切り幅(例. 30pipsなど)では設定不可ですが、注文時の想定変動幅で損切り幅の調整ができます。(発注後は手動で決済可能です。)
ひまわり証券のループ・イフダンは自動売買システムを選択するタイミングで、自動的に損切りまでの計算が行われますので、損切なしを選択することはできません。
実質的にはアイネット証券の「損切りあり」と同じ仕組みといえます。
アイネット証券のループイフダンは、新規注文時に「損切りあり」または「損切りなし」どちらか一方を選択して発注を行います。
iサイクル2取引と同じく、2社のループイフダンは一定値幅での損切りはできません。
「損切りあり」の場合、損失方向に相場が動いたとき、最大ポジション数・設定値幅に応じて、含み損の多いポジションを損切りしながら新規ポジションを建てて、最大ポジション数を維持します。
基本的に「損切りあり」での発注がおすすめで、「損切りなし」で発注する場合は、戦略を持ってトレードを行いましょう。
マネーパートナーズの連続予約注文はIF-DONE注文(新規注文+利益確定か損切り)またはIFD-OCO注文(新規注文+利益確定+損切り)がベースです。
そのため発注時に任意の損切り幅(例. 30pipsなど)を指定して注文を行うことができます。
インヴァスト証券マイメイトのリピートエージェントは損切りの設定がないため、任意で損切りする場合は手動決済を行う必要があります。
インヴァスト証券のトライオートFX、マネースクエアのトラリピは、コンピューターが自動で損切り幅を算出しますが、任意の損切り幅(例. 30pipsなど)で手動設定も可能です。
松井証券のリピート注文は、子注文は任意の損切り幅で発注できませんが、「口座停止ライン」からロスカット前に親注文を自動で停止させることができます。その運用停止するタイミングで、子注文は任意で損切りすることが可能です。
難しいことはすべてコンピューターにお任せしたいなら自動設定の業者を、細かくカスタマイズできる中上級者は手動設定にも対応している業者を選びましょう。
発注本数の設定
リピート系注文は「点」ではなく「面」で相場から利益を狙っていくイメージのトレード手法です。
ですから複数発注において、どのくらいの注文本数を仕掛けるのか、また注文本数が自動計算されるのかがポイントとなります。
外為オンラインのiサイクル2取引、FXブロードネットのトラッキングトレード、松井証券のリピート注文は、発注時の本数は自動売買プログラムが自動で算出しますが、注文時の設定により発注本数の調整が可能です。
インヴァスト証券のマイメイトは、リピートエージェントごとに発注本数が自動で設定されています。
アイネット証券のループイフダン、ひまわり証券のループ・イフダンでは、新規注文時に最大ポジション数を任意で決めます。
この「最大ポジション数」と「利益を狙うpips幅」によって証拠金が変動するため、どのくらいの金額を運用したいのかコントロールしやすい設計です。
マネーパートナーズの連続予約注文は、任意の値で最大20件まで、手動設定で発注を行う仕組みです。
インヴァスト証券のトライオートFX、マネースクエアのトラリピは、コンピューターが自動で発注本数を算出しますが、任意の本数で発注も可能です。
損切り設定と同じく、発注本数をコンピューターにお任せしたいなら自動設定、任意でカスタマイズしたいなら手動設定がおすすめです。
一般的なリピート系注文の基本は、ナンピン買い(ナンピン売り)で、損失方向に推移しているときに新規注文が約定していく仕組みです。
つまり、はじめに含み損にならなければ利益にはならない仕組みであることは理解しておきましょう。
どのリピート系注文も「運用資金」と「レンジの上下範囲」を設定すれば、何本の注文を仕掛けるのか自動計算されますが、トラリピ、トライオートFXは任意の本数で発注が可能です。
主要なリピート系注文の特徴を解説
それでは各社が提供するリピート系注文の特徴をご紹介します。
インヴァスト証券「トライオートFX」
取引ツールの開発力で定評のあるインヴァスト証券だけに、後発ではあるもののトライオートFXは独自色の強いサービスです。
トライオートFXの優れている点は、取引画面が操作しやすく、低スプレッド&取引手数料無料により低コストであることです。
パッケージ化されたシステムを選ぶだけで稼働できる明快さも、トライオートFXの魅力です。
トライオートFXでは「レンジ内での単純な売買」ではなく、「一部がリスクをヘッジしたり、大きな利益を狙う子注文」のロジックが複数用意されており、通貨ペア分散も組み込まれているため、他社よりも高度な組み合わせの設計となっているのがポイント。
2023年12月には待望のアップデートにより、テクニカル指標を使って自動売買ルールを作成できる「テクニカルビルダー」が搭載されました。
これにより移動平均線やボリンジャーバンドなどの売買シグナルによって、自動売買を行うことも可能となっています。
トライオートFXはスワップポイントが高いので、リピート系注文による利益だけではなく、中長期にかけてスワップポイントも狙っていきたい方にもおすすめです。
- トライオートFXはリピート系注文を「自動売買セレクト」でパッケージ化させたシステムを採用
- 自動売買時のスプレッドは、米ドル/円で2.3銭程度
- 通常の裁量取引(マニュアル注文)にも対応
- スマートフォン専用アプリに対応し、使い勝手・操作性がよい
- スマホアプリ上でも好成績ランキングの閲覧・設定が可能
- 取引手数料は完全無料
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★★☆ |
スワップポイント | ★★★★★ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
インヴァスト証券「マイメイト」
マイメイトはインヴァスト証券が誇るAIによる自動売買サービスです。
このマイメイトにリピート系のロジックを搭載した「リピートエージェント」がリリースされました。
対応しているのは「米ドル/カナダドル」「豪ドル/NZドル」「ユーロ/ポンド」の3通貨ペアとなっており、各通貨ペアの期間や変動幅に合わせて注文が自動で行われます。
ほかの一般的なリピート系注文との違いとして、利食い幅はマーケットのボラティリティに合わせて週ごとに自動調整される設定となっている点です。
つまりボラが大きい相場のときは「利益幅」が広くなり、ボラが小さい相場のときは「利益幅」が狭くなるため、効率的に利益を積み上げられる設計となっています。
- AIの自動売買サービスにリピート系のロジックも登場!
- リピート系注文で人気の米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドル、ユーロ/ポンドが対応
- リピートエージェントと呼ばれるロジックを稼働するだけで、自動売買を行える
- 自分自身で細かい設定が不要なので、手間をかけずに運用できる
- マーケットのボラに合わせて利食い幅が自動調整されることが、マイメイトの魅力!
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォン(ブラウザ) |
スプレッド/総コスト | ★★★☆☆ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
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口座開設は最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
外為オンライン「iサイクル2取引」
現在大人気を誇るのが、外為オンラインのiサイクル2取引です。
トレンド追従型であり、かんたん設定で発注できる魅力を備えています。
外為オンラインにはもうひとつ、「サイクル2取引」もあり、大きな違いは下記です。
- iサイクル2取引:設定した値幅外になっても、自動追従機能で利益の追求ができる。レンジ相場だけでなくトレンド相場にも対応。
- サイクル2取引:設定した値幅内で利益の追求ができる。レンジ相場向き。
iサイクル2取引なら、狙った方向の想定値幅を抜けてきても、利食いをしつつ値動きを追いかけるので、大きな利益の獲得に期待ができます。
反対に予想外に推移した場合、もっとも不利なポジションを損切りしつつ、仕掛けるレンジを切り下げていく仕組みです。
外為オンラインの特徴としては、「ランキング方式」というかんたん発注機能が提供されていることです。
これは独自のシミュレーションによって、パフォーマンスのよい設定を選ぶだけでかんたん注文できる機能で、他社のように注文間隔や発注本数を設定する手間をかけることもありません。
ポジション方向の「トレンド」なら、売買区分を選択することなく、トレンドを自動判定して売買を繰り返してくれます。
おまかせのリピート系注文なら、外為オンラインをご検討ください。
- 自動トレンド追従機能があるため、上昇トレンド・下降トレンドの両方に対応
- 上下一定値幅のレンジを狙うなら「サイクル2取引」、相場変動に自動追従するなら「iサイクル2取引」、相場に合わせて2つの注文から選べる
- 通貨ペア数が多く、スワップポイントが高水準
- 新規口座開設者は、90日間取引手数料が完全無料
- 既存ユーザーも片道分の手数料が無料キャンペーン中(90日以降の往復取引手数料は1,000通貨あたり20円、10,000通貨あたり200円)
- ランキング方式なら、おまかせ設定でかんたんに発注できる!
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド | ★★★☆☆ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
\ 新規口座開設者は、iサイクル2取引の手数料が90日間無料となるキャンペーンを開催中! /
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口座開設は最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
FXブロードネット「トラッキングトレード」
トラッキングトレードは外為オンラインからライセンスが提供されているため、基本的な仕組みはiサイクル2取引と全く同じです。
外為オンライン同様、ランキングから選択するだけでの発注も可能です。
外為オンラインとの違いはスプレッド、スワップポイント、通貨ペア数です。
とくにスプレッドに関しては、外為オンラインよりも狭い水準なので有利です。
一方でスワップポイントは外為オンラインの方が高く、FXブロードネットで用意されている高金利通貨は南アフリカランド/円で、メキシコペソ/円とトルコリラ/円には対応していません。
メジャー通貨ペアでリピート系注文を考えているなら、低スプレッドで取引できるFXブロードネットがおすすめです。
- iサイクル2取引と全く同じ仕組みで、ランキングから発注も可能
- 異なる点はプラットフォーム、スプレッド、スワップポイントの3つ
- インストール版チャートはテクニカル指標が多いので、分析派の方におすすめ
- 新規ユーザーは90日間、取引手数料が無料となるキャンペーンを開催中
- 既存ユーザーも、片道手数料が半額となる半額キャンペーン中
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★☆☆ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
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お申し込みは最短3分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
アイネット証券「ループイフダン」
始めやすいリピート系注文で人気を得ているのが、アイネット証券のループイフダンです。
実際にループイフダンを運用しているトレーダーのデータでは、5年間の損益平均で136万円の利益実績があり、高いパフォーマンスを発揮していることが分かります。
自己資金の範囲で、過去期間からシミュレーションした好成績のランキングを閲覧でき、同じ設定で発注できるので、発注はかんたんです。
外為オンライン、FXブロードネットと同じISグループのFX業者で、取引プラットフォームの使いやすさにおいて定評を得ています。
- ループイフダン運用者は5年間の損益平均で136万円の利益実績がある(2019年4月1日〜2024年3月31日)
- 20通貨ペアがループイフダンに対応
- 通貨ペア、損切り設定、取引数量、最大ポジション数を決めるだけで発注できる
- ループイフダンランキングから同じ設定で可能
- レンジ相場に強いが、上昇や下落の動きにも対応する
- インストール版チャートはテクニカル指標が44種類とかなり豊富
- 取引手数料は完全無料で、かかるコストはスプレッドのみ
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★☆☆ |
スワップポイント | ★★★★★ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
ひまわり証券「ループ・イフダン」
アイネット証券と同じくISグループのFX業者だけあって、取引システムはアイネット証券のループイフダンと基本的に同一設計です。
アイネット証券のループイフダンとの大きなの違いは、通貨ペア数とスワップポイントです。
ひまわり証券のループ・イフダン口座では、アイネット証券の20通貨ペアよりも多い24通貨ペアが対応しています。
2社のスプレッドは同一水準ですが、スワップポイントはアイネット証券の方が高いので、対円通貨ペアを買いで保有するならアイネット証券の方が優れています。
しかし、ひまわり証券ならではの魅力が、会員限定の未来予想ツール「さきどりテクニカル」を使うことができる点です。
さらにひまわり証券は情報力が抜群に多いので、情報収集したり学びやすい環境が整っています。
基本スペック・通貨ペア数重視ならアイネット証券、情報力など総合力重視ならひまわり証券がおすすめです。
- 基本はアイネット証券のループイフダンと同じシステムが採用されている
- ループイフダン口座に対応しているのは米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル
- ループイフダンランキングから同じ設定で可能
- 会員限定の未来予想チャート「さきどりテクニカル」を利用可能
- 抜群に情報力が多く、ループ・イフダンに関する分析テクニックやレポートが充実している
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★☆☆ |
スワップポイント | ★★★★☆ |
\ こちらから無料で「ひまわり証券」の口座開設ができます! /
お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
マネースクエア「トラリピ」
リピート系注文において国内初サービスとなるトラリピは、リピート系注文の元祖であり代表的な存在です。
「トラップリピートイフダン」の取引手数料は完全無料ですので、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。
- 狙った値幅のなかで、複数の注文を仕掛ける仕組み
- 一定の値幅から相場が外れると注文が出なくなるので、レンジ相場に強い
- 「IFD注文」の連続が基本形で、手動でストップロスとトレール機能を付加可能
- 高金利通貨、トルコリラ/円の取引ができる
- スマートフォン専用アプリに完全対応
- スプレッドは変動制で、米ドル/円でおおよそ2銭〜4銭が目安
- 取引ツールや注文が充実していて、情報量も圧倒的に多いのでメリットが多い
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★☆☆☆ |
スワップポイント | ★★☆☆☆ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
マネーパートナーズ「連続予約注文」
マネーパートナーズの連続予約注文は、最低2回〜20回の連続した注文を手入力で発注するリピート系注文です。
裁量取引ベースなのでマニュアル発注する手間がかかるものの、例えば20回の連続予約注文であっても必要証拠金は1注文分です。
さらに100通貨からリピート系注文が行えるため、2〜3万円程度の少額からでも始めやすい設計となっています。
少ない証拠金で始められて低コストですが、注文に手間がかかるので中級以上のリピート系トレーダー向き設計となっています。
- 自分自身ですべて設定するタイプのリピート系注文
- トラリピのように想定レンジで一方向の収益を狙うやり方から、レンジの天底でドテン狙いまで対応
- IF-DONE注文、IFD-OCO注文の連続なので、1注文ごとにストップ注文の設定が可能
- 20回の連続注文でも証拠金の拘束は1回分で済む
- 100通貨の取引でも取引手数料は無料
- 取引ツールはPCブラウザ版、スマートフォンアプリ(iPhone/Android)、スマートフォンブラウザ版に対応
- 低コストである反面、手動で注文設定するため他社よりも注文に手間がかかるのがデメリット
得意な相場局面 | レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 1万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★★☆ |
スワップポイント | ★★☆☆☆ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
みんなのシストレ「みんなのリピート注文」
みんなのシストレはトレイダーズ証券の自動売買サービスです。
みんなのシストレ内ではひとつのサービスとして、リピート系注文「みんなのリピート注文」が提供されています。
上昇予想なら「買い」のストラテジー、下落予想なら「売り」のストラテジーがあり、20pipsごとに発注され、30pipsの利益で決済となるロジックです。
損切りは自分自身で手動で行う必要があるものの、高スワップポイントであるトルコリラ/円を為替差益、金利差益の両方を自動で狙うことができます。
- リピート系注文対応のシストレで、多くの通貨ペアが対応
- 「買い」「売り」どちらもOK
- 買いで相場が上昇すれば為替差益、スワップポイントどちらの受け取りもできる
- 3クリックだけで、選ぶだけでかんたんに取引できる
- 1,000通貨対応、最小3万円程度で始められる
- 損切り注文は出さないため、損切りは手動で決済する必要がある
- 取引手数料は完全無料
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 5万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★★★ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
松井証券「自動売買(リピート注文)」
松井証券のFX「MATSUI FX」はリピート注文に対応しています。
業界最小1通貨から発注ができ、さらに取引手数料は完全無料となっているため、発生するコストはスプレッドのみとなっています。
そのため業界でも屈指の低コストとなっており、国内でもっとも少額からリピート系注文ができるサービスとなっています。
松井証券のリピート系注文はPC取引ツールのほか、スマートフォンアプリにも対応していますので、外出時でも安心して取引ができます。
- 業界最小、1通貨からリピート系注文ができる
- 米ドル/円なら1つの注文を約5円でポジション保有できるため、数百円の証拠金で始めることも可能
- MATSUI FXが提供する20通貨ペアが対応
- 取引手数料は完全無料で、かかるコストはスプレッドだけ
- 少額からリピート系注文を始めたいなら、松井証券がおすすめ
得意な相場局面 | レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 100円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド/総コスト | ★★★★★ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
主要なリピート系FXを総コストで比較
結局のところ、リピート系注文ってどのくらい手数料がかかるのか、気になる方は多いと思います。
そしてリピート系注文といえば、長期的なレンジ相場に期待できる、同一地域の相関通貨ペアを選択するトレーダーが多いです。
つまり、オセアニアの豪ドル/NZドル、ヨーロッパのユーロ/ポンド、北米の米ドル/カナダドルがリピート系注文で代表的な通貨ペアです。
これに米ドル/円も含めた、各社の4通貨ペアの取引コスト(スプレッドと取引手数料の合計)を計算してみました。
取引数量が1,000通貨の場合
スプレッドコストは各社のスプレッド(銭)× 1,000(通貨)で計算しています。
FX会社名 | 豪ドル/NZドル スプレッド コスト | 新規注文 手数料 | 決済注文 手数料 | 総コスト | 低コスト ランキング |
---|---|---|---|---|---|
25円 *1 | 無料 | 無料 | 25円 | 1位 | |
35円 | 無料 | 無料 | 35円 | 2位 | |
45円 | 無料 | 無料 | 45円 | 3位 | |
52円 | 無料 | 無料 | 52円 | 4位 | |
トラッキングトレード | 71円 | 20円 | 無料 *2 | 91円 | 5位 |
60円 | 無料 | 無料 | 60円 | 6位 | |
100円 | 20円 | 無料 *2 | 120円 | 7位 | |
変動 | 無料 | 無料 | – | – | |
取扱いなし | – | – | – | – | |
自動売買非対応 | – | – | – | – |
※インヴァスト証券のトライオートFX、みんなのシストレ、マネースクエアは原則固定(例外あり)スプレッドを配信していないため、記事更新日時点の参考スプレッドからスプレッドコストを記載しています。
※インヴァスト証券のマイメイトは1,000通貨対応ですが最小5,000通貨となっています。スプレッドは変動スプレッドで、0.1Lotあたり1円(税込)の投資助言報酬がスプレッドに含まれています。
*1 豪ドル/NZドルのスプレッドは、10,000通貨までの成行(ストリーミング)注文・成行決済は1.9銭原則固定(例外あり)、左記を除いた場合は2.5銭原則固定(例外あり)となります。
*2 外為オンラインとFXブロードネットはキャンペーンにより決済手数料が無料ですが、キャンペーンは長期間延長しているため、実質的に発生しているのは片道分のコストとなります。
取引数量が10,000通貨の場合
こちらのスプレッドコストもスプレッド(銭)× 10,000(通貨)で計算していますす。