いわゆる、リピート系連続発注機能とは、複数注文のリピート機能(繰り返し発注)がある自動売買のことです。
複数の発注を一度に行い、何度も繰り返す仕組みにより、シンプル・分かりやすい・手間がかからないことで、今人気のある自動売買システムです。
リピート系注文を使えば、売買における注文の手間を減らしつつ、継続的な利益に期待ができます。
そのため、主婦やサラリーマンなど取引時間が限定されている人々や、中級者以上の分散投資目的として、多くの層から支持を集めています。
それでは各社のリピート系注文の仕組み、手数料体系の違いを詳しく比較していきます。
リピート系注文は現在10社以上で採用!
リピート系注文は、2007年12月にマネースクエアからトラップリピートイフダン(トラリピ)がリリースされました。
その後もさまざまなFX業者が追従してサービスを提供し、今日では10社以上から提供されていることからも、安定した人気の高さが見てとれます。
まずは、リピート系注文を提供しているFX業者とサービス名をまとめました。
会社名 | サービス名 |
---|---|
マネースクエア | トラリピ |
インヴァスト証券 | トライオートFX(自動売買セレクト) |
外為オンライン | サイクル2取引 iサイクル2取引 iサイクル2取引(くりっく365) |
FXブロードネット | トラッキングトレード |
マネックス証券 | オートレール注文 |
マネーパートナーズ | 連続予約注文 |
アイネット証券 | ループイフダン |
ジャパンネット銀行 | 連続IFDOCO注文 |
ひまわり証券 | ループ・イフダン |
トレイダーズ証券(みんなのシストレ) | みんなのリピート注文 |
まずは、リピート系注文のかんたんなイメージをご覧ください。

設定した間隔で複数の注文を発注し、それを何度も自動で繰り返してくれる仕組みにより、中長期にかけて手間をかけずに利益を狙えるシステムです。
親注文が稼働するうちは子注文が注文を繰り返し、子注文は単独で決済することも可能です。
マネースクエアが特許を取得後、各社が特許を取得したリピート系注文も多く、それぞれ少しずつサービス内容は異なります。
こちらのページでは以下9社のサービスに的を絞って比較しています。
リピート系注文の選び方、各社の判断基準にご活用ください。
そもそもリピート系FXとは何かを詳しく知りたい方は、こちらのページで解説しています。
近年FX業界で話題をかっさらっているのが、「リピート系FX」「リピート系注文」と呼ばれる注文方式を採用した発注システムです。ネットや口コミでリピート系FXに興味を持った方も少なくないかも知れません。リピート系注文を始めるには[…]
リピート系連続注文機能・一覧比較表
まずは基本スペックから見ていきましょう。
スプレッド取得・記載日:2021年4月1日※掲載スプレッドは原則固定(例外あり)ですが、市場急変時や流動性低下時は拡大する場合があります。
*1 ループ・イフダン口座は全24通貨ペアのうち、6通貨ペアがループ・イフダンに対応。
*2 デモ口座は用意されていませんが、シミュレーション機能が用意されています。
スマホアプリのリピート系対応状況は、アプリ対応:◎、アプリ経由のブラウザに対応:○、アプリ非対応:✕で記載。
全社1,000通貨に対応しているため、少額からスタート可能です。
スマホアプリにリピート系注文が完全対応しているのは、インヴァスト証券(トライオートFX)、マネックス証券(オートレール)、マネースクエア(トラリピ)となります。
続いてリピート系注文の詳細情報もご覧ください。
FX会社名 | 取引手数料 1万通貨未満 | 取引手数料 1万通貨以上 | 損切り 設定 | 発注本数 | トレール 機能 |
---|---|---|---|---|---|
片道 20円 無料中 | 片道 20円 無料中 | 自動 | 自動 | ○ | |
片道 20円 無料中 | 片道 20円 無料中 | 自動 | 自動 | ○ | |
片道 20円 | 無料 | 自動 手動 | 自動 手動 | ○ | |
片道 30円 | 無料 | 手動 | 手動 | ○ | |
無料 | 無料 | 自動 | 手動 | ✕ | |
無料 | 無料 | 自動 | 手動 | ✕ | |
無料 *1 | 無料 *1 | 自動 手動 | 自動 手動 | ○ | |
無料 | 無料 | 手動 | 自動 | △ *2 | |
無料 | 無料 | 手動 | 手動 | ✕ |
*2 原則トレール機能はなし。ストラテジーのロジックによってはトレール機能が利用できる場合もあり。
それでは上記表の補足を解説していきます。
損切りの設定
リピート系注文は中長期にかけて保有して、コツコツと利益を狙っていく自動売買です。
急な暴落や暴騰によっては含み損が膨らんで強制ロスカットになる可能性があるため、どのような損切り設定になっているかが、ひとつの注目ポイントとなります。
難しいことはすべてコンピューターにお任せしたいなら自動設定の業者を、細かくカスタマイズできる中上級者は手動設定にも対応している業者を選びましょう。
自動設定
外為オンラインのiサイクル2取引、FXブロードネットのトラッキングトレードは自動売買プログラムが算出したpipsで損切りが行われるタイプです。
任意の損切り幅(例. 30pipsなど)では設定不可ですが、注文時の想定変動幅で損切り幅の調整ができます。(発注後は手動で決済可能です。)
アイネット証券のループイフダン、ひまわり証券のループ・イフダンは、新規で注文を入れる際に「損切りあり」または「損切りなし」どちらか一方を選択して発注を行います。
iサイクル2取引と同じく、各ループイフダンは一定値幅での損切りはできません。
損切りありの場合は、最大ポジション数と設定値幅に応じて、損失方向に相場が動いたとき含み損の多いポジションを損切りしながら新規でポジションを建て、最大ポジション数を維持します。
基本的には損切りありで発注するのがおすすめで、損切りなしで発注する場合は、戦略を持ってトレードを行いましょう。
手動設定
マネーパートナーズの連続予約注文はIF-DONE注文(新規注文+利益確定か損切り)またはIFD-OCO注文(新規注文+利益確定+損切り)がベースですので、発注時に任意の損切り幅(例. 30pipsなど)を指定して注文を行います。
マネックス証券のオートレールは、注文ごとに最大損失額(例. 10,000円)の制限をかけることができます。
自動設定、手動設定両方に対応
マネースクエアのトラリピ、インヴァスト証券のトライオートFXは、コンピューターが自動で損切り幅を算出しますが、任意の損切り幅(例. 30pipsなど)で手動設定も可能です。
発注本数の設定
リピート系注文は「点」ではなく「面」で相場から利益を狙っていくイメージのトレード手法です。
ですから複数発注において、どのくらいの注文本数を仕掛けるのか、また注文本数が自動計算されるのかがポイントとなります。
損切り設定と同じく、発注本数をコンピューターにお任せしたいなら自動設定、任意でカスタマイズしたいなら手動設定がおすすめです。
自動設定
外為オンラインのiサイクル2取引、FXブロードネットのトラッキングトレードは、発注時の本数は自動売買プログラムが自動で算出します。
注文設定により発注本数の調整が可能です。
手動設定
アイネット証券のループイフダン、ひまわり証券のループ・イフダンでは、新規注文時に最大ポジション数を任意で決めます。
この「最大ポジション数」と「利益を狙うpips幅」によって証拠金が変わってきますので、どのくらいの金額を運用したいのかコントロールしやすい設計です。
マネーパートナーズの連続予約注文は、任意の値で最大20件まで、手動設定で発注を行う仕組みです。
マネックス証券のオートレールは、オートレール1注文(親)につき、子注文は最大50本まで設置可能です。
自動設定、手動設定両方に対応
マネースクエアのトラリピ、インヴァスト証券のトライオートFXは、コンピューターが自動で発注本数を算出しますが、任意の本数で発注も可能です。
またどのリピート系注文も「運用資金」と「レンジの上下範囲」を設定すれば、何本の注文を仕掛けるのか自動的に計算されますが、トラリピ、トライオートFX、オートレールは任意の本数で発注が可能です。
主要なリピート系注文のスペックを見てみよう!
外為オンライン「iサイクル2取引」
現在大人気を誇るのが、外為オンラインのiサイクル2取引です。

外為オンラインには「サイクル2取引」もあり、大きな違いは下記です。
- iサイクル2取引:設定した値幅外になっても、自動追従機能で利益の追求ができる。レンジ相場だけでなくトレンド相場にも対応。
- サイクル2取引:設定した値幅内で利益の追求ができる。レンジ相場向き。
iサイクル2取引なら、狙った方向の想定値幅を抜けてきても、利食いをしつつ値動きを追いかけるので、大きな利益の獲得に期待ができます。
反対に予想外に推移した場合、もっとも不利なポジションを損切りしつつ、仕掛けるレンジを切り下げていく仕組みです。
外為オンラインの特徴としては、「ランキング方式」というオリジナルのかんたん発注機能が提供されています。
これは独自のシミュレーションによって、パフォーマンスのよい設定を選ぶだけでかんたん注文できる機能で、他社のように注文間隔や発注本数を設定する手間をかけることもありません。
ポジション方向の「トレンド」なら、売買区分を選択することなく、トレンドを自動判定して売買を繰り返してくれます。
おまかせのリピート系注文なら、外為オンラインをご検討ください。
- 自動トレンド追従機能があるため、上昇トレンド・下降トレンドの両方に対応。
- 上下一定値幅のレンジを狙うなら「サイクル2取引」、相場変動に自動追従するなら「iサイクル2取引」、相場に合わせて2つの注文から選べる。
- 通貨ペア数が多く、スワップポイントが高水準。
- 新規口座開設者は、90日間取引手数料が完全無料!
- 既存ユーザーも片道分の手数料が無料キャンペーン中で、1,000通貨で20円、10,000通貨で200円となる。
- ランキング方式なら、おまかせ設定でかんたんに発注できる!
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォン(ブラウザ) |
スプレッド | ★★☆☆☆ |
スワップポイント | ★★★★☆ |
\ 新規口座開設者は、iサイクル2取引の手数料が90日間無料キャンペーンを実施中! /
FXの初心者やこれから始めたい方には、このような悩みを持っている方もいるかと思います。「FXに興味があるけど、なんだか難しそう。」「どのタイミングで売買すればいいか分からない。」そんなトレーダーの悩みを解決してくれる[…]
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FXブロードネット「トラッキングトレード」
トラッキングトレードは外為オンラインからライセンスが提供されているため、基本的な仕組みはiサイクル2取引と全く同じです。

外為オンライン同様、ランキングから選択するだけでの発注も可能です。
外為オンラインとの違いはスプレッド、スワップポイント、通貨ペア数です。
とくにスプレッドに関しては、外為オンラインよりも狭い水準なので有利です。
一方でスワップポイントは外為オンラインの方が高く、FXブロードネットで用意されている高金利通貨は南アフリカランド/円で、メキシコペソ/円とトルコリラ/円には対応していません。
メジャー通貨ペアでリピート系注文を考えているなら、低スプレッドで取引できるFXブロードネットがおすすめです。
- iサイクル2取引と全く同じ仕組みで、ランキングから発注も可能。
- 異なる点はプラットフォーム、スプレッド、スワップポイントの3点。
- インストール版チャートはテクニカル指標が多いので、分析派の方におすすめ。
- 新規ユーザーは90日間、取引手数料が無料となるキャンペーンを開催中。
- 既存ユーザーも、片道手数料が半額となる半額キャンペーン中。
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
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得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォン(ブラウザ) |
スプレッド | ★★★★★ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
FXの世界では、値動きの70%がレンジ相場と言われています。老若男女に人気のFX投資ですが、FXでもっとも難しいのは「売買のタイミング」といっても過言ではありません。「安く買って高く売る。」「高く売って安く買い戻す。」[…]
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インヴァスト証券「トライオートFX」
取引ツールの開発力で定評のあるインヴァスト証券だけに、後発ではあるもののトライオートFXは独自色の強いサービスです。
トライオートFXの優れている点は、操作しやすい取引画面、取引量が増えるほど低コストであることです。

トライオートFXでは「レンジ内での単純な売買」ではなく、「一部がリスクをヘッジしたり、大きな利益を狙う子注文」のロジックが複数用意されており、通貨ペア分散も組み込まれているため、他社よりも高度な組み合わせの設計となっているのがポイント。
パッケージ化されたシステムを選ぶだけで稼働できる明快さも、トライオートFXの魅力です。
- トライオートFXはリピート系注文を「自動売買セレクト」でパッケージ化させたシステムを採用。
- 米ドル/円0.3銭原則固定と、スプレッドが狭い。
- 通常の裁量取引(マニュアル注文)にも対応。
- スマートフォン専用アプリに対応し、使い勝手・操作性がよい。
- スマホアプリ上でも好成績ランキングの閲覧・設定が可能。
- 1,000通貨あたりの取引手数料は、1万通貨未満は20円、1万通貨以上は10円、10万通貨以上は5円、50万通貨以上は無料となっており、枚数が増えるほどお得。
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド | ★★★★★ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
インヴァスト証券「トライオートFX」 インヴァスト証券の主軸サービスとなるトライオートFX! 数あるリピート系FXにおいて業界最狭水準のスプレッド。 ランキングから選ぶだけのかんたん設計! 収益率[…]
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マネックス証券「オートレール」
マネックス証券のオートレールは、取引手数料が完全無料のリピート系注文です。
そのためスプレッド以外のコストが一切かからないのが、オートレールの魅力です。
またレンジ相場にも対応しますが、トレンド相場において最大効力を発揮する設計が、他社との大きな違いです。
他社の一般的なリピート系注文は、上昇と判断して発注した場合は下落局面で注文が約定するため、最初に含み損を抱える設計となっています。
対してオートレールの場合は、トレンド方向にトラップを仕掛けて注文が入っていくため、最初に含み損とならないリピート系注文です。
決済トレールによりトレンドが出るほど利益となるため、対ユーロや対ポンドといったトレンドが出やすい通貨ペアと相性と抜群な注文方法となっています。
取引手数料は1,000通貨ごとに30円で、10,000通貨以上なら無料!1,000通貨単位も完全無料化!- トレンド相場、レンジ相場どちらにも対応。
- ストップロス機能を搭載しているので、損失額に制限をかけることができる。
- トレンド方向にトラップを仕掛け、トレール注文で決済する仕組み。
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォンアプリ |
スプレッド | ★★★★★ |
スワップポイント | ★★★☆☆ |
マネックス証券「FX PLUS」 「FX PLUS」はマネックス証券のFX口座! リピート系注文に対応し「オートレール」はトレンド相場と相性が抜群! スプレッドは業界最狭水準クラス。 デモトレード[…]
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アイネット証券「ループイフダン」
始めやすいリピート系注文で人気を得ているのが、アイネット証券のループイフダンです。
コロナウイルスショックが起こった2020年度前期(4月1日~9月30日)の相場でも、ユーザーの平均利益率は14%をの実績があり、ループイフダンは高いパフォーマンスを発揮していることが分かります。
自己資金の範囲で、過去期間からシミュレーションした好成績のランキングを閲覧でき、同じ設定で発注できるので、発注はかんたんです。
外為オンライン、FXブロードネットと同じISグループのFX業者で、取引プラットフォームの使いやすさにおいて定評を得ています。
- 2019年はループイフダン口座において、約80%のユーザーが資産を増やした実績。
- 20通貨ペアがループイフダンに対応。
- 通貨ペア、損切り設定、取引数量、最大ポジション数を決めるだけで発注できる。
- ループイフダンランキングから同じ設定で可能。
- レンジ相場に強いが、上昇や下落の動きにも対応する。
- インストール版チャートはテクニカル指標が44種類とかなり豊富。
- 取引手数料は完全無料で、かかるコストはスプレッドのみ。
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォン(ブラウザ) |
スプレッド | ★★☆☆☆ |
スワップポイント | ★★★★★ |
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ひまわり証券「ループ・イフダン」
アイネット証券と同じくISグループのFX業者だけあって、取引システムはアイネット証券のループイフダンと基本的に同一設計となっています。
アイネット証券のループイフダンとの大きなの違いは、通貨ペア数とスワップポイントです。
ひまわり証券のループ・イフダン口座では、アイネット証券の20通貨ペアよりも多い24通貨ペアが対応しています。
2社のスプレッドは同一水準ですが、スワップポイントはアイネット証券の方が高いので、対円通貨ペアを買いで保有するならアイネット証券の方が優れています。
しかし、ひまわり証券ならではの魅力が、会員限定の未来予想ツール「さきどりテクニカル」を使うことができる点です。
さらにひまわり証券は情報力が抜群に多いので、情報収集したり学びやすい環境が整っています。
基本スペック・通貨ペア数重視ならアイネット証券、情報力など総合力重視ならひまわり証券がおすすめです。
- 基本はアイネット証券のループイフダンと同じシステムが採用されている。
- ループイフダン口座に対応しているのは米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル。
- ループイフダンランキングから同じ設定で可能。
- 会員限定の未来予想チャート「さきどりテクニカル」を利用可能。
- 抜群に情報力が多く、ループ・イフダンに関する分析テクニックやレポートが充実している。
得意な相場局面 | トレンド相場 レンジ相場 |
---|---|
得意な取引期間 | 中長期向き |
最低証拠金の目安 | 30万円〜 |
取引ツール | PC スマートフォン(ブラウザ) |
スプレッド | ★★☆☆☆ |
スワップポイント | ★★★★★ |
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マネースクエア「トラリピ」
リピート系注文において国内初サービスとなるトラリピは、リピート系注文の元祖であり代表的な存在です。
以前よりネックであった取引手数料ですが、2018年9月29日以降「トラップリピートイフダン」「らくらくトラリピ」は完全無料化となりましたので、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。
- 狙った値幅のなかで、複数の注文を仕掛ける仕組み。
- 一定の値幅から相場が外れると注文が出なくなるので、レンジ相場に強い。
- 「IFD注文」の連続が基本形で、手動でストップロスとトレール機能を付加可能。
- 高金利通貨、トルコリラ/円の取引ができる。
- スマートフォン専用アプリに完全対応。
- スプレッドは変動制で、米ドル/円でおおよそ2銭〜4銭。
- 取引ツールや注文が充実していて、情報量も圧倒的に多いのでメリットが多い。
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マネーパートナーズ「連続予約注文」
マネーパートナーズの連続予約注文は、最低2回〜20回の連続した注文を手入力で発注するリピート系注文です。
裁量取引ベースなのでマニュアル発注する手間がかかるものの、例えば20回の連続予約注文であっても必要証拠金は1注文分です。
さらに100通貨からリピート系注文が行えるため、2〜3万円程度の少額からでも始めやすい設計となっています。
少ない証拠金で始められて低コストですが、注文に手間がかかるので中級以上のリピート系トレーダー向き設計となっています。
- 自分自身ですべて設定するタイプのリピート系注文。
- トラリピのように想定レンジで一方向の収益を狙うやり方から、レンジの天底でドテン狙いまで対応。
- IF-DONE注文、IFD-OCO注文の連続なので、1注文ごとにストップ注文の設定が可能。
- 20回の連続注文でも証拠金の拘束は1回分で済む。
- 100通貨の取引でも取引手数料は無料。
- 取引ツールはPCブラウザ版、スマートフォンアプリ(iPhone/Android)、スマートフォンブラウザ版に対応。
- 低コストである反面、手動で注文設定するため他社よりも注文に手間がかかるのがデメリット。
みんなのシストレ「みんなのリピート注文」
みんなのシストレはトレイダーズ証券の自動売買サービスです。
みんなのシストレ内ではひとつのサービスとして、リピート系注文「みんなのリピート注文」が提供されています。
上昇予想なら「買い」のストラテジー、下落予想なら「売り」のストラテジーがあり、20pipsごとに発注され、30pipsの利益で決済となるロジックです。
損切りは自分自身で手動で行う必要があるものの、高スワップポイントであるトルコリラ/円を為替差益、金利差益の両方を自動で狙うことができます。
- リピート系注文対応のシストレで、多くの通貨ペアが対応。
- 「買い」「売り」どちらもOK。
- 買いで相場が上昇すれば為替差益、スワップポイントどちらの受け取りもできる。
- 3クリックだけで、選ぶだけでかんたんに取引できる。
- 1,000通貨対応、最小3万円程度で始められる。
- 損切り注文は出さないため、損切りは手動で決済する必要がある。
- 取引手数料は完全無料。
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主要なリピート系FXを総コストで比較
結局のところ、リピート系注文ってどのくらい手数料がかかるのか、気になる方は多いと思います。
そこで、各社のスプレッドと取引手数料の合計を計算してみました。
取引数量が1,000通貨(0.1Lot)の場合
スプレッドコストは各社の米ドル/円スプレッド(銭)× 1,000(通貨)で計算しています。
FX会社名 | スプレッド コスト | 新規注文 手数料 | 決済注文 手数料 | 総コスト | 低コスト ランキング |
---|---|---|---|---|---|
10円 | 20円 | *無料 | 30円 | 5位 | |
3円 | 20円 | *無料 | 23円 | 4位 | |
3円 | 20円 | 20円 | 43円 | 7位 | |
2円 | 無料 | 無料 | 2円 | 1位 | |
20円 | 無料 | 無料 | 20円 | 3位 | |
20円 | 無料 | 無料 | 20円 | 3位 | |
40円 | 無料 | 無料 | 40円 | 6位 | |
19円 | 無料 | 無料 | 19円 | 2位 |
* 外為オンラインとFXブロードネットは、キャンペーンにより決済手数料が無料となっていますが、キャンペーンは長期間延長が続いているため、実質的には片道分のコストしか発生していません。
取引数量が10,000通貨(1Lot)の場合
こちらもスプレッドコストは米ドル/円で計算しています。
※インヴァスト証券のみ、10,000通貨未満、10,000通貨以上で新規・決済手数料が異なります。
FX会社名 | スプレッド コスト | 新規注文 手数料 | 決済注文 手数料 | 総コスト | 低コスト ランキング |
---|---|---|---|---|---|
100円 | 200円 | *無料 | 300円 | 5位 | |
30円 | 200円 | *無料 | 230円 | 4位 | |
30円 | 100円 | 100円 | 230円 | 4位 | |
20円 | 無料 | 無料 | 20円 | 1位 | |
200円 | 無料 | 無料 | 200円 | 3位 | |
200円 | 無料 | 無料 | 200円 | 3位 | |
400円 | 無料 | 無料 | 400円 | 6位 | |
190円 | 無料 | 無料 | 190円 | 2位 |
こうして1万通貨でみると、1本の注文で10pips(1,000円)の利益を狙うとしたとき、トータルでコストが4割ほどかかるケースもあり、コストが利益を圧迫してしまうことが分かりますね。
手数料で選ぶならココがおすすめ!
最後に総コストでおすすめなFX業者をご紹介します。
取引手数料が有利|マネックス証券「FX PLUS・オートレール」
レンジ相場もトレンド相場もかんたん設定で、自動で利益の追求をしたい方にオススメ!
オートレールは取引数量に関わらず、取引手数料は完全無料+低スプレッドによる「売買手数料の安さ」が最大の特徴です。
的確に損切りをしつつ、トレンド方向にトラップを仕掛けてエントリーしていき、決済トレールでトレンドを追いかける「異色のトレンド型リピート系注文」です。
トレンド方向にエントリーしていくので、最初に含み損を抱えないリピート系注文であることも大きな違いです。
そのため、ユーロやポンドといったトレンドが出やすい通貨と相性が良いので、オートレールはレンジ相場よりも「トレンド相場を探すこと」がポイントです。
低コストでトレンド系のリピート系注文をするなら、マネックス証券のオートレールがおすすめ!
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低コストでかんたん!トレイダーズ証券「みんなのシストレ」
みんなのシストレの取引手数料は完全無料で、スプレッド以外の費用は発生しません。
ランキングから優秀なトレーダーを選ぶだけで取引を始められる「わかりやすさ」も特徴です。
リピート系注文のシステムには全13通貨ペアが対応しており、米ドル/円、ユーロ/円といったメジャー通貨ペアだけではなく、トルコリラ/円、メキシコペソ/円なども用意されており、高金利通貨でも1,000通貨からスタートできる魅力を備えています。
低コスト&かんたんシステムでリピート系注文に挑戦するなら、みんなのシストレをご検討ください。
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手数料込みのスプレッド!アイネット証券「ループイフダン」
アイネット証券のループイフダンは、取引量に関わらず取引手数料は完全無料です。
通常口座よりもループイフダン口座の方がスプレッドは広いケースもありますが、これは手数料として上乗せされている仕組みです。
つまり「手数料込みのスプレッド」というシステムを採用しています。
なおループイフダンはひまわり証券でも提供されていますが、アイネット証券の方が「通貨ペアが多い」「スワップポイントが高い」「損切り設定を選べる」のが大きな違いです。
リピート系注文の代名詞ともいえるループイフダンを始めるなら、アイネット証券がおすすめです。
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自動で利益を狙える!外為オンライン「iサイクル2取引」
iサイクル2取引は、通常のFXとシストレの間に位置する、ハイブリッドな自動注文です。
初心者のみならず、毎日コツコツと利益の追求目指すなら利用価値は大いにあるでしょう。
新規口座開設者は、取引数量の制限なく、最初の90日間は取引手数料が無料となるキャンペーンを開催しているため、継続的に収益化できるか最初の3ヶ月で検討してみてはいかがでしょうか。
すでに口座開設済みの方も、片道分が無料となるキャンペーンが開催中ですので、リピート系注文を始めるなら、取引手数料がキャンペーンで有利な外為オンラインがおすすめです。
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FXのリピート系注文機能を徹底比較!【まとめ】
リピート系注文は裁量トレードよりも初期費用が必要ですが、裁量トレードよりも収益化しやすいことが、アイネット証券など各社の顧客取引データから明らかになっています。
何よりも自動でお任せできることは、普段忙しい会社員にとって大きなメリットとなります。
もちろん各社はサポートが万全ですから、分からないことがあれば気軽にサポートセンターにお問い合わせできます。
まずは外為オンラインやみんなのシストレなど、分かりやすい仕組みを採用する業者でお試ししてみてはいかがでしょうか。
リピート系注文のよくあるご質問
上下一定範囲に複数の注文を仕掛け、一定の利益で利食いする売買を何度も繰り返す仕組みの注文方法です。
注文をストップさせるまで稼働し続けることから自動売買の一種となります。
各社によって設計が異なり、約10社がリピート系注文のシステムを提供しています。
リピート系注文は設定に従って利益を狙いながら自動で損切りしてくれるので、裁量取引でなかなか損切りできずに困っている方に向いています。
中長期にかけてコツコツと利益を積み重ねる設計のため、安定的な収益を狙いたい方にも向いています。
相場をピンポイントではなく面で狙っていくスタンスですので、「どれくらいの変動幅で、1注文あたりどれくらいのpipsで利食いするか」が重要となってきます。
短期的な値動きに翻弄されないためには、中長期の視点で相場を見ていくことも重要です。
裁量取引に比べると注文本数が多くなるため、予想した反対方向に大きく動くと損失を抱えやすため、適切に損切りを入れておくようにしてください。
各FX業者のリピート系注文向け口座では、全社が最小1,000通貨からの取引に対応しています。
1本あたりの注文が1,000通貨だとしても、注文本数が10本なら合計1万通貨、30本なら3万通貨となります。
ベースとなるIFD注文の設計上、注文約定後に含み損を抱えてから利益になる仕組みなので、ロスカットされない余裕のある証拠金で取引を始めるようにしてください。
最低でも30万円、余裕があるなら50万円から始めるのがおすすめです。
各社によって良し悪しが異なるため一概にも言えません。
まずは外為オンライン系(外為オンライン、FXブロードネット)、ループイフダン系(アイネット証券、ひまわり証券)、マネースクエア、インヴァスト証券の4グループが王道です。
このほかマネックス証券は低コストが魅力で、みんなのシストレはリピート系注文以外にも多彩なシストレを取り扱っています。
かんたんさなら、外為オンラインかインヴァスト証券がおすすめです。