インストール不要のブラウザ版ながらも、インストール版を超えるほどの実力を備えているのが、マネックス証券の取引ツール、MonexTraderFX(マネックストレーダーFX)です。
とくにチャートに関しては、他社にない機能が満載で、さまざまな視点で分析できる点が優れています。
それでは、マネックストレーダーFXの魅力を余すことなくご紹介していきます。
マネックストレーダーFXの特徴
マネックストレーダーFXは、マネックス証券の高機能トレードツールです。
![マネックス証券の高機能版「マネックストレーダーFX」](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/05/monextraderfx.png)
![マネックス証券の高機能版「マネックストレーダーFX」](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/05/monextraderfx.png)
まずはかんたんに、どんな特徴があるツールなのかご覧ください。
- ブラウザ版ながらも自動保存機能がある
- チャート上で直感的に発注できる
- スキャルピングに人気の70ティックチャートを搭載
- 株価指数、株式の値動きを見れる
- 高機能な比較チャートを搭載
- 売買比率、経済指標がチャートに連動
まずはツールの起動方法から見ていきましょう。
マネックストレーダーFXの起動方法
マネックストレーダーFXの起動方法は、3つのやり方があります。
口座開設してログインしないと起動できませんので、まだ口座を持っていない方は事前に開設しておきましょう。
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起動方法①ブラウザのアイコンから起動
マネックス証券にログイン後、続いてFX PLUSにログインします。
そうすると、簡易的なWebブラウザ版の取引画面が表示されます。
続いて、画面上部にある「高機能ツール」のアイコンをクリックすれば起動ができます。
![FX PLUSからマネックストレーダーFXを起動する方法](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2024/03/monextrader-login1.png)
![FX PLUSからマネックストレーダーFXを起動する方法](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2024/03/monextrader-login1.png)
起動方法②Webから直接ログイン
マネックス証券トップページから「FX」をクリックし、遷移先ページのサイドバーにある「マネックストレーダーFX」のボタンをクリックしてください。
![マネックス証券HPからマネックストレーダーFXを起動する方法](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2024/03/monextrader-login2.png)
![マネックス証券HPからマネックストレーダーFXを起動する方法](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2024/03/monextrader-login2.png)
その後の起動画面でID、パスワードを入力すればログインができます。
起動方法③ブックマーク等から直接ログイン
こちらがもっともおすすめのやり方です。
起動方法①、②では2回画面の遷移がありますが、こちらは表示先ページでログインするだけなので、3つのなかで最短の手順となります。
https://fx.monex.co.jp/mdi/login.html
こちらのURLがログインページとなります。
このログインページをブックマークやお気に入りに登録するか、ショートカットを作成してデスクトップに置いておけば、スムーズにログインできます。
なおマネックストレーダーFXは、WindowsだけではなくMacにも対応していますので、Macユーザーも安心して利用できます。
チャート上で発注できる!
マネックストレーダーFXでは「チャート上で発注」する機能を備えています。
これにより、チャート分析しながら直感的に発注できるのが魅力です。
チャート上で注文したいレートに合わせて右クリックすると、チャート発注メニューが表示されます。
該当レートで問題なければ、そのまま指値・逆指値で発注することができます。
![マネックストレーダーFXのチャート上で新規発注(指値・逆指値)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade1.png)
![マネックストレーダーFXのチャート上で新規発注(指値・逆指値)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade1.png)
また、チャート画面の右上にある「新規注文ライン」を選択状態にすれば、チャート上に新規注文ラインが出現します。
発注レートを細かく調整するなら、この新規注文ラインが便利です。
![マネックストレーダーFXのチャート上で新規注文ラインから発注](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade2.png)
![マネックストレーダーFXのチャート上で新規注文ラインから発注](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade2.png)
新規注文だけではなく、決済注文も直感的です。
チャート上に表示される買サマリー/売サマリーラインのクリックでも決済することができます。
![マネックストレーダーFXのチャート上で決済注文](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade3.png)
![マネックストレーダーFXのチャート上で決済注文](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart-trade3.png)
70ティックチャートも使える!
ボブ・ボルマンの書籍「FX 5分足スキャルピング – プライスアクションの基本と原則」で有名な、スキャルピングトレーダーに人気の「70ティックチャート」という足種も提供されています。
70ティックチャートとは、価格が70回更新すれば新しい足が形成されるローソク足です。
スキャルピングに興味がある方は、こちらの足種もぜひお試してみてください。
市況一覧では為替以外のレートが見れる
「メニュー」→「市況一覧」と進むと、市況一覧を閲覧できます。
![マネックストレーダーFXの市況一覧](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-market-conditions.png)
![マネックストレーダーFXの市況一覧](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-market-conditions.png)
やはり株式市場の動向を多少なり把握しておくことは、たとえ米ドル/円相場の動向を見ていくとしてもかかせません。
全体的な流れを知るためにも市況一覧は便利です。
売買比率を搭載!
「メニュー」→「売買比率」から、通貨ペアごとの売買比率を見ることができます。
この売買比率は、マネックス証券を利用しているトレーダーのポジション動向を示すものです。
![マネックストレーダーFXの売買比率](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-ratio.png)
![マネックストレーダーFXの売買比率](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-ratio.png)
売買比率は15分間隔で更新されます。
他のトレーダーは売り/買いどちらのポジションを保有しているのか、参考にすることができますね。
チャートがとにかく高性能!
マネックストレーダーFXの最も注目となる機能が、チャートです。
ブラウザ版ながらも、自動保存機能を搭載しているため、チャートにテクニカル指標を表示させたりトレンドラインを引いても、次回起動時も前回と同じ状態で取引することが可能です。
そのため、FXのPC取引ツールといえばインストール版が主流でしたが、使い勝手的にもなんら遜色はありません。
むしろインストール不要で軽快に使える、インストール版を上回るほどの操作性が魅力のツールです。
テクニカル指標
人気のスーパーボリンジャー、スパンモデルをはじめ、定番からマイナーなテクニカル指標まで、全28種類と豊富な搭載数を誇ります。
![スーパーボリンジャー、スパンモデルをはじめ、豊富なテクニカル指標を搭載](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart.png)
![スーパーボリンジャー、スパンモデルをはじめ、豊富なテクニカル指標を搭載](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-chart.png)
もちろん各種パラメーター(設定値)の調整も可能です。
オシレーター系テクニカル指標では「買われすぎライン・売られすぎライン」を任意の位置に設定できるため、カスタマイズの自由度が高いのもポイントです。
そのため、オリジナルの分析画面を構築しやすいチャートとなっています。
トレンドライン描画が豊富
トレンドラインやチャネルライン、各種フィボナッチからギャン系まで、多彩な描画オブジェクトが用意されています。
こちらはフィボナッチ・リトレースメントの描画例ですが、かんたん操作でパパっと描けます。
![フィボナッチ・リトレースメントなど多彩な描画オブジェクトを搭載](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-object.png)
![フィボナッチ・リトレースメントなど多彩な描画オブジェクトを搭載](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-object.png)
アンドリューズ・ピッチフォークやサイクルラインなど珍しい描画ツールも用意されています。
チャート上で売買比率の変化が分かる!
先ほどの売買比率は、チャート上に表示させることも可能です。
チャート上部の右側にある「表示」→「売買比率」にチェックを入れれば表示できます。
![売買比率はチャートに連動し、売買比率の変化を閲覧できる](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-ratio-chart.png)
![売買比率はチャートに連動し、売買比率の変化を閲覧できる](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-ratio-chart.png)
こうすると時系列でポジションの変化が分かるので、全体的な流れを把握するのに役立ちますね。
経済指標がチャートに連動!
チャート上部の「表示」→「経済指標」にチェックすれば、経済指標をチャートに連動させることができます。
![経済指標がチャートに連動](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-economic-indicator-chart.png)
![経済指標がチャートに連動](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-economic-indicator-chart.png)
経済指標をチャートに連動させれば、過去の値動き要因を探るときに重宝するでしょう。
なおチャートに表示させる経済指標は、国や重要度で指定することもできます。
秀逸の比較チャートが唯一無二!
通常のチャートのほかに、「比較チャート」も提供されています。
比較チャートを使うことで、複数通貨ペアを高度に比較して分析することができます。
最大4銘柄!市況銘柄とも比較ができる
比較チャートでは、最大4銘柄を比較することができます。
FXの通貨ペアだけではなく、株価指数や株式関連の銘柄と比較することも可能です。
![FXと日経225など最大4銘柄と比較できる](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart1.png)
![FXと日経225など最大4銘柄と比較できる](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart1.png)
日経225などと米ドル/円の値動きを比べられるため、値動きの連動性を判断したいときにも役立ちます。
3種類の比較チャートを搭載!
比較チャートにはメインの機能として「変動率比較」「価格比較(ライン)」「価格比較(ローソク)」と3種類チャートがあり、さらに「相関分析」「データ差分分析」の視点で分析も可能です。
変動率比較は、チャート画面の左端を基準日時(0%)として、変動価格幅が%で示されます。
![比較チャートの変動率比較](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart2.png)
![比較チャートの変動率比較](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart2.png)
価格比較(ライン)は、終値ベースのラインチャートです。
変動率比較と同じく、変動価格幅も表示されます。
![比較チャートの価格比較(ライン)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart3.png)
![比較チャートの価格比較(ライン)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart3.png)
価格比較(ローソク)は、通常のローソク足チャートです。
カーソルで指定した日時の四本値をチェックすることができます。
![比較チャートの価格比較(ローソク)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart4.png)
![比較チャートの価格比較(ローソク)](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart4.png)
相関分析など、より高度な分析も可能!
データ分析ツールから、相関分析とデータ差分分析の表示ができます。
![データ分析ツールの相関分析とデータ差分分析](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart5.png)
![データ分析ツールの相関分析とデータ差分分析](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart5.png)
相関分析では、設定した期間における相場変動の相関性を強弱で表示します。
基準銘柄(通貨ペア)に対して、比較対象が連動するほど値が1に近く、逆方向に動くほど値が-1に近くなります。
データ差分分析は単純に、基準銘柄、比較銘柄それぞれの差を示すものです。
変動率比較なら変動幅の差を、価格比較なら価格差が表されます。
経済指標の推移をチャートで見れる
「経済指標履歴表示」では、各国の政策金利やGDPの推移を、チャートに表示させることができます。
![比較チャートの経済指標履歴表示](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart6.png)
![比較チャートの経済指標履歴表示](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2020/01/monextraderfx-comparison-chart6.png)
上記は米ドル/円とFOMC政策金利(アメリカの政策金利)を同時に表示させたチャートです。
マネックス証券以外で、こういったツールを提供している会社はほとんど見かけません。
このように、為替レートと経済指標の推移を同時に確認できる、FX業界でもかなり貴重なツールとなっています。
参考リンク:マネックス証券|MonexTraderFX クイック・ガイド
「MonexTraderFX」のスペック
足種 | 13種類
|
---|---|
通貨ペア数 | 16通貨ペア
|
チャートタイプ | ローソク足、ラインチャート、平均足 |
テクニカル指標 | 28種類
|
描画オブジェクト | 18種類
|
画面分割 | 最大6分割 |
注文機能 | 10種類
|
比較チャート機能 | ◯ |
ニュース連動チャート | ◯ |
指定レート通知 | ◯ |
デモトレード | ◯ |
売買シグナル | ✕ |
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![マネックス証券|スプレッドで選ぶならマネックスのFX PLUS](https://fx-quicknavi.com/wp-content/uploads/2024/02/monex-mv-202402.png)
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