世界の相場動向を、サクソバンク証券のオーバーレイチャートで一括チェックする方法を解説!

サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGO」のチャート機能が秀逸です。

ウォッチリストとチャートの基本的な使い方から、実践に役立つ「オーバーレイチャートで世界の相場動向を一括チェックする分析手法」までをご紹介します。

ウォッチリストの使い方

まずSaxoTraderGOにログインすると、左側にウォッチリストが表示されます。

ウォッチリストはアセットクラスをグループ化したもの

こちらのウォッチリストでは、FXや株価指数、コモディティなど商品種別ごとにレートやスプレッド、売買シグナルを一覧で閲覧することができます。

サクソバンク証券といえば、多彩な通貨ペア、銘柄を取り揃えた貴重な業者です。

ウォッチリストにはお好みで通貨ペア・銘柄の追加やカスタマイズができるため、取引ツールの自由度が高いことも魅力です。

サクソバンク証券のFX、CFDそれぞれは以下の記事で解説しています。

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サクソバンク証券|CFD

ウォッチリストを活用しよう

まずはウォッチリストの使い方をかんたんに説明します。

ウォッチリストはパソコンでいうところの「フォルダ」といったイメージですね。
お気に入りの銘柄を入れておくことができ、ウォッチリストは新規で作成も可能です。

以下では「FX:ベーシック」を選択していますが、こちらのボタンからマクロウォッチやCFDの銘柄ごとに切り替えができます。

ウォッチリストはデフォルトでFX通貨ペアや各CFDごとに用意されている。

表示項目の編集でカスタマイズ

ウォッチリストをカスタマイズするには「編集」をクリックします。

ウォッチリストのカスタマイズは編集から行う

「商品を追加」をクリックし、追加したい商品の通貨コードやティッカーを検索窓に入力して、任意の銘柄を選択すれば追加ができます。

FXは「usd」「jpy」など通貨コード、他はティッカー(銘柄コード)で検索!

取引ツールの仕様に最初は慣れが必要かもしれません。

しかしサクソバンク証券はFX通貨ペア数は国内最多のFX業者ということもあり、自分自身に必要な情報でカスタマイズするプラットフォームとなっています。

「レイアウト」ではお好みで表示項目の追加ができます。

「編集」→「レイアウト」でお好みの表示項目にできる

より詳細データを閲覧したい方は表示項目を増やしてみてもいいでしょう。

チャートの基本操作

自由度の高いウォッチリストとともに、チャートも多機能を誇ります。

50種類のテクニカル指標、フィボナッチを始めとした多彩なライン描画と多機能でありつつ、チャート上で発注もできるなど直感的な操作性が魅力となっています。

チャート表示は検索窓に通貨コードを入力

先ほどと同じく、通貨ペアかティッカーを入力して選択すれば、チャートの表示ができます。

検索窓に通貨コード/ティッカーを入力して検索後、選択すればチャートの表示ができる

新規チャートからチャートのコピーまでかんたん

「分割チャートを表示させたい。」「同じチャート設定で他通貨ペアのチャートを表示させたい。」
こんなときでも、かんたんにチャート画面の調整ができます。

「チャートを追加/削除」をクリックします。

「チャートを追加/削除」から、チャートを増やして分割チャートにしたり、削除が可能

最初からチャートを設定するなら「新規チャート」を、既存のチャートを複製するなら「コピー」をクリックしてください。

「新規チャート」でチャートが追加となり、「コピー」で既存チャートの複製となる。

コピーして一方の通貨ペアを変更すれば、同じ設定のまま他の通貨ペアでも表示させられます。
なお、画面分割は2・3・4分割に対応しています。

チャート上でスピーディーに成行注文ができる

通常はウォッチリストの通貨ペアをクリックすれば出現する、注文パネルから注文が行えます。

取引チャンスを逃さずスピーディーに発注したいときは、チャート上で成行注文が可能です。

以下のアイコンをクリックすれば、チャート上に注文パネルが表示され、スピーディーに成行注文を行えます。
こちらでは注文数量とスリッページの設定も可能です。

こちらのアイコンをクリックすると簡易的な注文パネルが出現。数量/スリッページを指定した成行で発注が可能です。

リンクボタンでウォッチリストとチャートが連動

もっとかんたんにチャートを表示させたいときは、ウォッチリストとチャートをリンクさせると連動するので便利です。

チャート左上にあるチェーンアイコンをクリックすると、ブルーになります。
この状態でウォッチリストでクリックすると、それぞれの通貨ペア/銘柄がチャートに表示されます。

リンクボタンを選択すると、マクロウォッチとチャートが連動します。

相場動向の一括チェックにオーバーレイチャートを使う

ウォッチリストにある「マクロウォッチ」は、主要な商品をまとめたリストですが、
マクロウォッチにある主要商品をオーバーレイチャートで表示させると、相場の大きな流れを捉えるのに役立ちます。

マクロウォッチはデフォルトでも十分ですが、お好みでカスタムするのもいいでしょう。

マクロウォッチデフォルトの表示項目

以下は以前、FXクイックナビ管理人がサクソバンク証券さんから頂いた資料です。

マクロウォッチで相場の流れを読む

サクソバンク証券おすすめの基本マクロ銘柄に7つありますが、ティッカーで探してマクロウォッチに追加しておきましょう。
これらをオーバーレイチャートで同時に表示すれば、相場の大まかな方向を掴みやすくなります。

この他にもナスダックやFTSE100、DAX40などを追加しておいてもいいですね。

アドバンスコースに変更すれば、各国の国債をマクロウォッチに追加することも可能です。

そのときどきで、注目されている通貨ペアや銘柄をチョイスしてみてください。

チャート同時表示でオーバーレイチャートに!

それではオーバーレイチャートについて見ていきましょう。

オーバーレイチャートは、チャート1画面に複数チャートを表示して比較できる機能のことです。
値動きの相関・逆相関やかい離、強弱を判断して、エントリータイミングを見極める使い方ができます。

オーバーレイチャートを表示させるには、検索窓の右にある「+」ボタンをクリックします。

オーバーレイチャートを使うには「+」ボタンで商品を追加します。

先ほどのチャートと同じく、通貨コードやティッカーを入力して選択すれば、複数表示できます。
この流れで他の銘柄も追加していきましょう。

通貨コード/ティッカーを入力して検索後、選択すればオーバーレイチャートにできる

「最大5つまで」の商品をオーバーレイチャートで表示できます。

オーバーレイチャートのローソク足でFX通貨ペアや株価指数CFDを表示させた例

上記では米ドル/円、ユーロ/米ドル、NYダウ、日経225、香港50を表示させています。

ローソク足からラインチャート(%比較)に変更

ローソク足のままだとごちゃごちゃして見にくいので、上昇・下落をパーセンテージで示す「%比較」に変更するやり方をご紹介します。

チャート・タイプから「%比較」を選択してください。

ローソク足だと見にくいので、チャートタイプを「%比較」に変更

そうすると、変動率をパーセンテージで示すラインチャートで表示されます。
「全画面」をクリックで、画面を最大化させることもできます。

「全画面」を押すとチャートを全画面表示できる

以下はオーバーレイチャートを全画面で表示した例です。

全画面表示にしたオーバーレイチャート

やはりチャートは、視認性のよい大画面で分析するのがおすすめです。

「% 比較用ルーラー」で基準期間を変更できる

通常はチャートの左端が比較の基準地点となりますが、「% 比較用ルーラー」を使えば、比較基準となる期間を変更できます。

上部右にある枠部分をクリックすると、「% 比較用ルーラー」が表示されます。

% 比較用ルーラーの中央にある丸を左右にスライドさせれば、どの期間を基準に比較するか調整が可能

中央の丸い部分を左右に移動すれば、特定の日時や時刻を基準とした変動率が見られます。

テーマカラーの変更

取引画面はデフォルトがダーク系ですが、ホワイト系のテーマカラーに変更が可能です。

テーマカラーを変更するには、以下の赤枠をクリックしてください。

ここからテーマカラーの変更ができる

自分にあったテーマカラーで、SaxoTraderGOをより快適に使っていきましょう!

関連リンク:SaxoTraderGO操作説明書(取引操作編)

オーバーレイチャート【まとめ】

FXは米ドル/円しか取引しない初心者であっても、それだけの値動きを追えばいい訳ではありません。
世界でもっとも取引されているユーロ/米ドル、アメリカの株価指数・NYダウや日経225などの値動きもまた、米ドル/円に影響を与える要因となります。

オーバーレイチャートを使うことで、為替だけではなく相場全体の動きを一度に捉えることが可能です。相関性や乖離に注目して、ぜひトレードに活用してみてください。

サクソバンク証券

サクソバンク証券でFX取引

サクソバンク証券は国内最多のFX通貨ペア数を取り扱う業者なので、マイナー通貨も取引したい経験者に向いている業者です。

PC、スマートフォンアプリのチャートは自動で連動するため、いつでもお気に入りのチャートで分析できることも魅力です。

全取引ツールにはオートチャーティストを内蔵しており、チャートパターンによる売買シグナルの発生を見逃すこともありません。
人気のTradingViewにも対応しており、アカウント連携によりTradingView上で取引もできます。

米国時間とオーストラリア時間の両方を採用していることで、豪・夏時間(10月第1日曜日〜4月第1日曜日)は早朝3:00から取引できることも特徴です。

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