サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGO」のチャート機能が秀逸です。
ウォッチリストとチャートの基本的な使い方から、実践に役立つ「オーバーレイチャートで世界の相場動向を一括チェックする分析手法」までをご紹介します。
ウォッチリストの使い方
まずSaxoTraderGOにログインすると、左側にウォッチリストが表示されます。
こちらのウォッチリストでは、FXや株価指数、コモディティなど商品種別ごとにレートやスプレッド、売買シグナルを一覧で閲覧することができます。
サクソバンク証券は通貨ペアや銘柄が非常に多いので、ウォッチリストに表示させる商品を追加したり、カスタマイズしたりと、自由度の高さも魅力のひとつです。
まずはウォッチリストの使い方からかんたんに説明します。
ウォッチリストを活用しよう
ウォッチリストはパソコンでいうところの「フォルダ」というとイメージしやすいかも知れません。ウォッチリストは新規で作成も可能です。
▼こちらでは「FX:ベーシック」を選択していますが、こちらのボタンからマクロウォッチやCFDの銘柄ごとに切り替えができます。
表示項目の編集でカスタマイズ
▼ウォッチリストをカスタマイズするには「編集」をクリックします。
▼「商品を追加」をクリックし、追加したい商品の通貨コードやティッカーを検索窓に入力後、選択すれば追加ができます。
最初は慣れも必要ですが、サクソバンク証券はFX通貨ペア数は国内最多のFX業者ということもあり、自分自身に必要な情報でカスタマイズするプラットフォームとなっています。
▼「レイアウト」ではお好みで表示項目の追加ができます。
より詳細データを閲覧したい方は表示項目を増やしてみてもいいでしょう。
チャートの基本操作
自由度の高いウォッチリストとともに、チャートも多機能を誇ります。
50種類のテクニカル指標、フィボナッチを始めとした多彩なライン描画と多機能でありつつ、チャート上で発注もできるなど直感的な操作性が魅力となっています。
チャート表示は検索窓に通貨コードを入力
▼先ほどと同じく、通貨ペアかティッカーを入力して選択すれば、チャートの表示ができます。
新規チャートからチャートのコピーまでかんたん
「分割チャートを表示させたい。」「同じチャート設定で他通貨ペアのチャートを表示させたい。」
こんなときでも、かんたんにチャート画面の調整ができます。
▼「チャートを追加/削除」をクリックします。
▼最初から設定するなら「新規チャート」を、既存のチャートを複製するなら「コピー」をクリックします。
コピーして一方の通貨ペアを変更すれば、同じ設定のまま他の通貨ペアでも表示させられます。
なお、画面分割は2・3・4分割に対応しています。
チャート上でスピーディーに成行注文ができる
通常、ウォッチリストの通貨ペアをクリックで出現する、注文パネルから注文が行えます。
スピーディーに発注して取引チャンスを逃したくないときは、チャート上で成行注文が可能です。
▼こちらのアイコンをクリックすれば、チャート上に注文パネルが表示されます。注文数量とスリッページの設定も可能です。
リンクボタンでウォッチリストとチャートが連動
もっとかんたんにチャートを表示させたいときは、ウォッチリストとチャートをリンクさせると連動するので便利です。
▼チャートにある枠部分をクリックすると、ブルーになります。この状態でウォッチリストでクリックすると、それぞれの通貨ペア/銘柄がチャートに表示されます。
相場動向の一括チェックにオーバーレイチャートを使う
ウォッチリストにある「マクロウォッチ」は、主要な商品をまとめたリストですが、
マクロウォッチにある主要商品をオーバーレイチャートで表示させると、相場の大きな流れを捉えるのに役立ちます。
▼マクロウォッチはデフォルトでも十分ですが、お好みでカスタムするのもいいでしょう。
▼こちらは、FXクイックナビがサクソバンク証券さんから頂いた資料です。
サクソバンク証券おすすめの基本マクロ銘柄に7つありますが、ティッカーで探してマクロウォッチに追加しておきましょう。
これらをオーバーレイチャートで同時に表示すれば、相場の大まかな方向を掴みやすくなります。
他にもナスダックやFTSE100、DAX30などを追加しておいても便利だと思います。アドバンスコースに変更すれば、各国の国債をマクロウォッチに追加することも可能です。
そのときどきで、注目されている通貨ペアや銘柄をチョイスするのもいいですね。
チャート同時表示でオーバーレイチャートに!
それではオーバーレイチャートについて見ていきましょう。
オーバーレイチャートは、チャート1画面に複数チャートを表示して比較できる機能のことです。値動きの相関・逆相関やかい離、強弱を判断して、エントリータイミングを図っていく使い方ができます。
▼オーバーレイチャートを表示させるには、検索窓の右にある「+」ボタンをクリックします。
▼先ほどのチャートと同じく、通貨コードやティッカーを入力して選択すれば、複数表示できます。
この流れで他の銘柄も追加していきましょう。
▼「最大5つまで」の商品をオーバーレイチャートで表示できます。
こちらでは米ドル/円、ユーロ/米ドル、NYダウ、日経225、香港50を表示させています。
ローソク足からラインチャート(%比較)に変更
ローソク足のままだとごちゃごちゃして見にくいので、上昇・下落をパーセンテージで示す「%比較」に変更しましょう。
▼チャート・タイプから%比較を選択する。
▼変動率をパーセンテージで示すラインチャートになりました。「全画面」をクリックで画面を最大化させることもできます。
▼オーバーレイチャートを全画面で表示した例。やはりチャートは大画面だと見やすいです。
「% 比較用ルーラー」で基準期間を変更できる
通常はチャートの左端が比較の基準地点となりますが、% 比較用ルーラーを使えば、比較基準となる期間を変更できます。
▼上部右にある枠部分をクリックすると、% 比較用ルーラーが表示されます。中央の丸い部分を左右に移動すれば、特定の日にちや時間を基準とした変動率が見られます。
テーマカラーの変更
取引画面はデフォルトがダーク系ですが、ホワイト系のテーマカラーに変更が可能です。
▼テーマカラーの変更は以下の赤枠をクリックします。
自分にあったテーマカラーで、SaxoTraderGOをより快適に使っていきましょう!
関連リンク:SaxoTraderGO操作説明書(取引操作編)、SaxoTraderGO操作説明書(トレードチケットからの発注方法編)
オーバーレイチャート【まとめ】
FXは米ドル/円しか取引しない初心者であっても、それだけの値動きを追えばいい訳ではありません。世界でもっとも取引されているユーロ/米ドル、アメリカの株価指数・NYダウや日経225などの値動きもまた、米ドル/円に影響を与える要因となります。
オーバーレイチャートを使うことで、為替だけではなく相場全体の動きを一度に捉えることが可能です。相関性や乖離に注目して、ぜひトレードに活用してみてください。
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