WMAは直近の価格を重視した移動平均線!

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WMA(加重移動平均線)の見方・使い方について解説していきます。

 

 

WMAは知名度こそSMAやEMAに劣るものの、海外ではよく使われている移動平均線です。

SMAは過去のレートの平均値を表しますが、より直近の値動きを重視したのが、このWMAとEMAです。

以下グラフのように、WMAとEMAは「直近の価格を重視してウエイトを置いている」点では同じですが、WMAはEMAよりも過去レートを軽視しているので、移動平均線の動きも異なってきます。

WMA・EMA・SMAの違い

投資の世界では、この3つの移動平均線がもっともメジャーです。この3大移動平均線をしっかり抑えておけば、場面によって使い分けすることもできますね。

WMAとSMA、EMAの違いを見てみよう

EMAは、直近の価格を重視、過去の価格を軽視して平均化されていますが、WMAは、直近の価格を重視し、過去の価格は徐々に減らすのが特徴です。

以下チャートで、3つの移動平均線の動きを見ていきましょう。

SMA(紫色)EMA(水色)WMA(黄色)すべて21日で設定しています。

参考チャート:FXトレード・フィナンシャル MT4(米ドル/円、日足)
チャートで見る移動平均線の違い

それでは、3つの移動平均線の特徴を見ていきましょう。

滑らかさ

WMA < EMA < SMA

線は滑らかなほど大きな上昇・下降トレンドの判断ができ、シグナルの信頼性も高まります。

 

直近の値動きへの反応

SMA < WMA < EMA

EMAは振れ幅が少なく、直近の値動きに早く反応するため、トレンドの転換点を見る上では優位性があります。

 

値動きへの追従

SMA < EMA < WMA

WMAは緩やかなトレンドを形成している相場では、もっとも価格に追従して推移します。

価格に合わせてきれいにWMAが追従していれば、トレンドが形成されているとの見方ができます。

 

【各移動平均線の長所・短所】
SMA 長期的なトレンドの方向性を見るのに有効的。
直近の値動きによる売買サインが遅れがち。
EMA SMAよりも、直近の値動きに早く反応する。
大きな変動のときやレンジ相場のときは、ダマシが多い。
WMA 直近の値動きを重視していて、過去の値動きを軽視している。
緩やかな上昇・下降局面に有効的。
大きな変動のときやレンジ相場のときは、ダマシが多い。

WMAの見方と使い方を知ろう!

有名な売買サインであるゴールデンクロスやデッドクロスですが、移動平均線であれば全て共通ですので、どの移動平均線も同じ見方ができます。

詳しくはゴールデンクロスとデッドクロスの記事も合わせてチェックしてみてください。

WMAの注意点は?

相場が大きく乱高下して変動している時や、横ばいに動いている時は、変動幅が大きいWMAはSMAやEMAよりもダマシが多くなりがちです。

早い段階で売買サインを知ることができるWMAですが、このような相場においては、価格に追従する性質はデメリットとなり、効果的な利用が難しくなりますので注意も必要です。

【まとめ】WMAの売買サインなど

基本的な使い方をまとめました。

WMAの基本

上昇しているWMAよりも、レートが上で推移していれば上昇トレンドであり、WMAをサポートライン(支持線)として見ることができる。

下降しているWMAよりも、レートが下で推移していれば下降トレンドであり、WMAをレジスタンスライン(抵抗線)として見ることができる。

緩やかに上昇・下降を続けている相場のときに効果を発揮する。

WMAの買いサイン

短期線が長期線を下から上に抜いたら、買いサイン(ゴールデンクロス)。

WMAの売りサイン

短期線が長期線を上から下に抜いたら、売りサイン(デッドクロス)。

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