英ポンド(GBP)の特徴と値動きの傾向

英ポンドの基礎データ

大きい変動幅でデイトレに人気。対ユーロの取引量が多いため、ユーロ圏の動向にも注目!

英ポンド
正式名称 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
首都 ロンドン
中央銀行 イングランド銀行(BOE)
通貨単位 英ポンド(£)、ペニー・ペンス(p)
* 主要輸出国 アメリカ、ドイツ、オランダ、スイス、フランス
* 主要輸入国 ドイツ、中国、アメリカ、オランダ、フランス

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ

英ポンドの特徴を知ろう!

ロンドンの街

米ドル、ユーロ、円に次いで4番目に取引量の多い通貨である「英ポンド」。

イギリスのロンドン市場は流動性が高く、東京・NYと並び、世界三大為替市場と呼ばれています。

 

日中の東京市場を中心としたアジア圏でのマーケットは、比較的おだやかな値動きですが、取引量の多い欧州のマーケットが始めると、為替市場の値動きは大きく変化してきます。

それまではなだらかに上昇していた相場も、欧州勢が参入することで大きく下落し、さらに損切りをさせて勢いを加速させようとする動きが出てきます。

FXでは大きな利幅を狙いたいトレーダーに人気の通貨ですが、株でいう仕手株のように大量の意図的な買いや売りで、相場がいきなり高騰・急落するのが英ポンドです。

このように、ロンドン市場は大きな相場の変化があることから、英ポンドは値動きが荒い通貨として知られています。

そのため「殺人通貨」や「悪魔の通貨」と呼ばれることもあり、初心者におすすめの通貨ではありません。

 

また値動きが激しいことにはもうひとつ、別の理由があります。 

現在、財政赤字に苦しむイギリスは、EU加盟国であるもの自国通貨を採用していますが、この英ポンドはかつて世界の基軸通貨として使われていました。

今日では基軸通貨は米ドルとなり、第二の基軸通貨ユーロも定着したことで、二大通貨の値動きに英ポンドは翻弄されやすいのです。

英ポンド/円の値動き傾向は?

ロンドン市場は、東京市場、ニューヨーク市場とともに世界三大外為市場の一つです。

日本時間の16:00〜01:00頃に取引がおこなわれています。

世界の外国為替市場の流れ

フランクフルト市場が始まってすぐにロンドン市場が始まり、この頃にはさまざま通貨ペアの値動きが活発化してきます。

東京市場も大きなマーケットですが、日本時間の日中はあまり大きな値動きはしません。

FXの世界では、あくまでもロンドン時間とニューヨーク時間を基準に考えるのが賢明です。

 

そしてニューヨーク市場が始まってロンドン市場と重なる21:00〜02:00の間は、1日の中で最も活発に値動きしていきます。

英ポンドの取引時間

それでは、英ポンド/円は1日のなかでどのような価格変動があるのか、見てみましょう。

以下チャートのブルーのラインは、ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)といって価格の変動率を判断するテクニカル指標です。

単純に、価格の変動率が大きくなれば上昇し、変動率が小さくなれば下降する、というものです。

英ポンド円の価格変動率

 

21:00〜02:00頃が、英ポンド/円のもっとも動きやすい時間帯であることがわかりますね。

 

チャートの一番左側あたりでは、15:00頃に上昇している日があるのも確認ができます。

これは、ちょうどロンドン市場のマーケットオープン後の時間帯にあたります。

このように、それまで停滞していた相場であっても、ロンドン市場が始めると同時に大きく動き始めたりします。

 

また、英ポンドは対ユーロで取引量が多いことから、ユーロ相場からの影響を受けやすい特徴があります。

ユーロが大きく売られるときは、避難先としてポンドが買われることもありますので、ユーロ圏の経済指標にも注目していきたいところです。

英ポンドの変動要因となる、イギリスの経済指標

英ポンドは、イギリスの経済指標の結果に左右されて大きく変動する局面があります。

日本時間の18:30(夏時間は17:30)に、多くの経済指標が発表されていますので、この時間帯の動向に注意してください。

特に注目すべき経済指標は以下です。

イギリスの政策金利はしばらくの間変更されていませんが、変更が行われたらポンドの方向性に大きな影響があると考えられます。

 

イギリスとユーロ圏の経済指標を詳しく知りたい方は、下記ページもご参考にしてみてください。

英ポンドの取引に向いているFX会社は?

米ドル/円、ユーロ/円に比べると少々スプレッドが広めですが、最小スプレッドは1.1銭が主流です。

そして米ドルやユーロに比べると、英ポンドはやや買いスワップがつきますので、スワップが高水準のFX業者を選んでおいてもいいでしょう。

スプレッド1.1銭原則固定で、なおかつスワップも高い業者を選ぶなら、外為どっとコムGMOクリック証券がおすすめです。

 

 


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