【2024年12月更新】FX15社をスワップポイントで比較!高金利通貨(トルコリラ・ランド・メキシコペソ)も対応

【毎月更新】FXスワップポイント15業者を徹底比較!

FXでは、スワップポイント狙いのトレードが人気です。

身近なポイントというと楽天ポイントなどが有名ですが、いわゆるスワップポイント(Swap Point)は、FX版の利息といったイメージですね。

日本円は低金利通貨ですので、トルコリラ/円やメキシコペソ/円など高金利通貨を買いポジションで保有しているうちは、通貨間の金利差をスワップポイントとして毎日受け取ることができます。

スワップポイントは毎日変動しますが、高スワップポイントを付与する業者ほど、高水準の付与を継続する傾向にあります。

それではスワップ狙いのトレードで失敗しないポイントから、主要な10通貨ペアのスワップポイントを徹底比較していきます。

月間累計スワップポイントやスワップ利回り計算ツール、政策金利ランキングまで掲載しています。
スワップポイントが高いFX業者選びに当ページをお役立てください。

目次

スワップ比較① 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円

1万通貨単位における、1日分の買いスワップポイント・売りスワップポイントを記載しています。

FX会社名米ドル/円
米ドル/円売り
米ドル/円
米ドル/円買い
ユーロ/円
ユーロ/円売り
ユーロ/円
ユーロ/円買い
ポンド/円
英ポンド/円売り
ポンド/円
英ポンド/円買い
みんなのFX-205195-150150-250240
LIGHT FXLIGHT通貨ペア-195195-150150-245245
外貨ネクストネオ-210185-170150-255235
外貨ex -225225-167167-245245
外為オンラインFX-235150-175105-300195
トライオートFX-240190-200165-310255
トラッキングトレード-222190-202167-288248
FXネオ-190190-179179-237237
DMM FX-188185-179176-236233
IG証券 FX-265107-22054-339141
楽天FX/楽天MT4-174168-174164-225220
MATRIX TRADER-198168-220150-230220
MATSUI FX -209169-136106-4515
FXダイレクトプラス-250150-175170-250105
FX PLUS-180140-166136-233203
FX会社名米ドル/円
米ドル/円売り
米ドル/円
米ドル/円買い
ユーロ/円
ユーロ/円売り
ユーロ/円
ユーロ/円買い
ポンド/円
英ポンド/円売り
ポンド/円
英ポンド/円買い
スワップポイント取得日:2024年12月2日、記載日:2024年12月3日
※スワップポイントの単位は円。
各社においてスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。

スワップ比較② 豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイス/円

FX会社名豪ドル/円
豪ドル/円売り
豪ドル/円
豪ドル/円買い
NZドル/円
NZドル/円売り
NZドル/円
NZドル/円買い
加ドル/円
カナダドル/円売り
加ドル/円
カナダドル/円買い
スイス/円
スイスフラン/円売り
スイス/円
スイスフラン/円買い
みんなのFX-110110-100100-100100-7070
LIGHT FXLIGHT通貨ペア-110110-100100
外貨ネクストネオ-122107-10590-120100-8570
外貨ex -145145-145145-100100-7070
外為オンラインFX-18585-16045-15035-12515
トライオートFX-160115-155120-150125-10080
トラッキングトレード-140111-12590-142108-7351
FXネオ-113113-8888-100100-5353
DMM FX-110107-9390-104101-6360
IG証券 FX-16860-14547-16143-119-59
楽天FX/楽天MT4-10099-9590-110100-7547
MATRIX TRADER-135110-15297-16070-7055
MATSUI FX -12090-222192-115102-4515
FXダイレクトプラス-130105-10590-9990-5545
FX PLUS-10878-8959-9565-6232
FX会社名豪ドル/円
豪ドル/円売り
豪ドル/円
豪ドル/円買い
NZドル/円
NZドル/円売り
NZドル/円
NZドル/円買い
加ドル/円
カナダドル/円売り
加ドル/円
カナダドル/円買い
スイス/円
スイスフラン/円売り
スイス/円
スイスフラン/円買い
スワップポイント取得日:2024年12月2日、記載日:2024年12月3日
※スワップポイントの単位は円。
各社においてスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。

スワップ比較③ 南アランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円

FX会社名南アランド/円
南アフリカランド/円売り
南アランド/円
南アフリカランド/円買い
トルコ/円
トルコリラ/円売り
トルコ/円
トルコリラ/円買い
メキシコ/円
メキシコペソ/円売り
メキシコ/円
メキシコペソ/円買い
みんなのFX-181181-450420-231231
LIGHT FXLIGHT通貨ペア-182182-450450-241241
外貨ネクストネオ-220170-600400-280230
外貨ex -200200-400400-310310
外為オンラインFX-35050-65050-30050
トライオートFX-230170-480450-230200
トラッキングトレード-360180
FXネオ-220220-500500-280280
DMM FX-210180-260230
IG証券 FX-230130-510270-300200
楽天FX/楽天MT4-160130-360100-230200
MATRIX TRADER-230180-470420-280230
MATSUI FX -270170-520420-310210
FXダイレクトプラス-19040-650300-310210
FX PLUS-200170-500400-250220
FX会社名南アランド/円
南アフリカランド/円売り
南アランド/円
南アフリカランド/円買い
トルコ/円
トルコリラ/円売り
トルコ/円
トルコリラ/円買い
メキシコ/円
メキシコペソ/円売り
メキシコ/円
メキシコペソ/円買い
スワップポイント取得日:2024年12月2日、記載日:2024年12月3日
※スワップポイントの単位は円。
各社においてスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。
南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は各社10万通貨単位に統一して記載。

月間累計・1日平均スワップポイントで比較

1日あたりのスワップポイントが高い業者ほど、長期的なスワップポイントの付与が高い傾向があります。

月間のトータルでスワップポイントが多いほど、ポジションを保有するほど安定してスワップポイントを受け取れる業者となります。

こちらは、直近月(2024年11月1日〜末日)の月間買いスワップポイントデータです。

FX会社名南アランド/円
南アフリカランド/円月間累計
南アランド/円
南アフリカランド/円1日平均
トルコ/円
トルコリラ/円月間累計
トルコ/円
トルコリラ/円1日平均
メキシコ/円
メキシコペソ/円月間累計
メキシコ/円
メキシコペソ/円1日平均
みんなのFX5,977円192.9円13,770円444.2円7,327円236.4円
LIGHT FX
LIGHT通貨ペア
5,118円165.1円13,140円423.9円6,420円207.1円
外貨ネクストネオ4,760円153.6円11,200円361.3円5,900円190.4円
外貨ex 5,334円172円11,200円361円8,474円273円
FXネオ5,490円177.1円13,800円445.2円7,030円226.8円
IG証券 FX4,563円147円9,279円299円6,553円211円
MATRIX TRADER4,860円156.8円10,800円348.4円6,210円200.4円
トライオートFX5,780円186.5円14,630円472円6,720円216.8円
FX会社名南アランド/円
南アフリカランド/円月間累計
南アランド/円
南アフリカランド/円1日平均
トルコ/円
トルコリラ/円月間累計
トルコ/円
トルコリラ/円1日平均
メキシコ/円
メキシコペソ/円月間累計
メキシコ/円
メキシコペソ/円1日平均
※3通貨ペアともに10万通貨あたりの買いスワップポイントを記載。
1日平均は1ヶ月を31日として計算。

※毎月1日〜月末までのデータを公式サイトで公開している業者で比較しています。

長期保有するなら、月間累計スワップポイントが多い業者を選びましょう。

スワップ狙いで失敗しないポイント

そもそもスワップポイントとは何か、基本から知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

各社のスワップポイントを比較する前に、重要な6つのポイントをご紹介します。

スワップポイントを狙うときの6つのポイント
  1. 買いポジション=スワップポイント付与ではない。
  2. 翌日までポジション保有しないとスワップがもらえない。
  3. 曜日によって付与日数が異なる。
  4. 1日ではなく、月間で付与の多い業者を選ぶ。
  5. 未決済ポジションでスワップを出金できる業者も検討する。
  6. 長期チャートで安値圏から高値圏に転じたタイミングを狙う。

買いポジション=スワップポイント付与ではない

必ずしも、買いのポジションでスワップポイントが付与されるわけではありません。

ポジションとは、新規で発注した注文が約定して、決済を行わずにその注文を持っている状態のことです。
建玉(たてぎょく)とも呼ばれています。

対円の通貨ペア(米ドル/円、メキシコペソ/円など)の大半は、低金利の日本よりも金利が高い国がほとんどを占めるため、基本的に買いポジションでスワップポイントが付与されます。

しかしユーロ圏はマイナス金利を導入しているため、ユーロ/円を買いで保有するとマイナススワップとなります。

注文前に、スワップポイントが付与される方向かしっかり確認しておきましょう。

翌日までポジション保有しないとスワップがもらえない

スワップポイントはメンテナンスが行われる日本時間の朝7:00前後(夏時間のときは6:00前後)に付与されますが、時間は業者ごとに異なります。

NYクローズ後、早朝オープンまでの間にスワップポイントが付与される仕組みです。
この時間を跨がなければスワップポイントは付与されないため、スキャルピングやデイトレードではスワップポイントはもらえません

各社のスワップポイント付与時間は以下の記事にまとめています。

曜日によって付与日数が異なる

スワップポイントは基本的には土日を除いて毎日もらえますが、水曜日の深夜〜木曜日の朝にかけて保有すると3日分が付与されます。
これはロールオーバーの仕組みで、金曜日〜日曜日の保有分がずれ込んで水曜日に付くためです。

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日日曜日
1日分1日分1日分3日分1日分
スワップポイントの付与例

ですから、1日だけ保有してスワップを狙いたいときは、水曜日の深夜にポジションを持ち越すのがおすすめです。

ただし各国の市場休場や祝日によってスワップポイントの付与が変則的になることもありますので、取引時に付与されなかったときは、業者のスワップカレンダーをチェックするようにしてください。

1日ではなく、月間で付与の多い業者を選ぶ

スワップポイントは日々変動するため、1日だけ高い日があったとしても、他の日で付与が少なければ受け取り額に影響が出てきます。
つまり、日々のスワップポイントの付与が安定した業者を選ぶことがコツといえます。

そのため1日のスワップポイントではなく、月間でどのくらい受け取れたか、過去データにも注目してみましょう。

ただし1日あたりの付与が多い業者ほど、長期にかけてスワップポイントの付与が多い傾向にあります。

月間の累計スワップポイントが多い業者は、毎月こちらの表で更新していますので、ぜひ参考にしてみてください。

未決済ポジションでスワップを出金できる業者も検討する

必須ではありませんが、未決済ポジションでもスワップポイントだけを出金できる業者にも注目です。

決済せずにスワップポイント分を出金できたら、保有ポジションはそのままに、ちょっとしたお小遣いとしてスワップポイントを受け取ることができますね。

このポジション保有時のスワップポイントは課税対象か、対象外であるかは業者によって違います。
多くのポジションを保有する場合、日々のスワップポイントが課税対象にならない業者なら、確定申告の時期をコントロールしやすいメリットがあります。

スワップポイントで大きな利益を狙いながら確定申告をコントロールする予定なら、日々のスワップポイントが課税対象外の業者を選ぶことがコツです。

とはいえ日々のスワップポイントが課税対象となる業者であれば、スワップポイントのプラス分が評価損益に日々加算されていきます。
つまり複利効果に期待ができるメリットも持ち合わせています。

どちらも一長一短のメリット・デメリットがありますが、自身の運用スタイルや生活スタイルからチョイスしてみてください。

長期チャートで安値圏から高値圏に転じたタイミングを狙う

いくらスワップポイントの付与が多くても、為替差損となってはスワップポイントの利益分が相殺されてマイナスとなる可能性もあります。

そのため、低金利の日本円と組み合わせた対円通貨ペアの場合、安値圏から上昇トレンドが明快に出現したタイミングでポジションを保有するのがベストです。

ポジションを保有してトレンドに乗ることができれば、為替の値動き分と、スワップポイントの両方で収益化を目指すことができます。

チャートには「日足」を表示させて、移動平均線ゴールデンクロスするタイミングを狙うのが基本的なやり方です。

もちろん長期でスワップポイントを狙う場合、「月足」のトレンドを把握しておくこともポイントとなります。

有利なスワップポイントを提供中の業者

現在、キャンペーンなどで有利なスワップポイントを提供している業者をご紹介します。

米ドル/円のスワップなら「みんなのFX」で決まり!

みんなのFXでは米ドル/円を対象に、「スワップNo.1チャレンジキャンペーン」を開催中です。

キャンペーン期間中、米ドル/円の売りスワップポイントが他社のスワップポイントよりも1円でも支払いが多い場合、差額をキャンペーン期間終了後にまとめてプレゼントされます。

みんなのFX|スワップNo.1チャレンジキャンペーン 米ドル/円

つまり通常だと、米ドル/円は買いポジションでしかスワップポイントを受け取ることができませんが、売りポジションでもスワップポイントを受け取ることが可能となっています。

以下はスワップポイント付与のイメージです。

米ドル/円を月曜日に200Lot新規売り、火曜日に100Lotを追加で新規売り、木曜日に100Lotを一部決済、金曜日に200Lotを新規で買い建てた場合

みんなのFX|スワップNo.1チャレンジキャンペーンのスワップ付与例

上記は保有数量に応じた1位との差額分のスワップポイント額、つまり2,000円+4,500円+18,000円+1,000円=25,500円が数日の保有でプレゼントとなった例です。

トレイダーズ証券のみんなのFXとLIGHT FXは、業界最高水準の高スワップポイントが魅力です。

キャンペーン期間中に、みんなのFXで米ドル/円を売って、同額をLIGHT FXで買えば、両建てによる為替リスクなしで、スワップ差益分を得ることできます!

仮に1ヶ月間を100Lotで運用した場合、2社のスワップ実績で計算すると、ノーリスクで約5万円を得ることが可能です。

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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。

外為どっとコムでは、現在スワップ大幅増額中!

外為どっとコムでは2024年12月2日(月)~2024年12月28日(土)の期間中に、日々のスワップポイントに「過去平均のスワップポイントが最大30%増額」となるキャンペーンを開催しています。

外為どっとコム|スワップポイント最大30%増額キャンペーン

対象は以下の3通貨ペアとなっており、トルコリラ/円の買いポジション、米ドル/トルコリラとユーロ/トルコリラの売りポジションがキャンペーンの対象となっています。

外為どっとコム|スワップポイント最大30%増額キャンペーンの適用例

トルコリラ/円を例にすると「120円」が10万通貨あたりの上乗せ額となり、上記画像の下側にある「520円」が上乗せ額を合算した1日あたりスワップポイントの目安です。

以下はトルコリラ/円での運用例です。

スワップポイント最大30%増額キャンペーンでトルコリラ/円を1週間以上保有したときの例

他社のスワップポイントと比較しても、かなりの高付与となっていますので、高金利通貨でのスワップポイント運用なら、ぜひ外為どっとコムをご検討ください。

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GMOクリック証券は高スワップを一本値で提供中!

スワップポイント気合の一本値 売り買い同額でコスト削除!

GMOクリック証券では魅力的なスワップポイントが提供されており、スワップポイントの付与額はランク上位となっていることが確認できます。

さらに2024年1月10日より、売りと買いのスワップポイントが同額となる一本値で提供がスタートしました。

これにより、たとえ両建てしてもスワップポイントで不利になることがありません。

スワップポイントを狙った取引をしていくなら、ぜひGMOクリック証券をご検討ください。

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GMO外貨はスワップポイントがより魅力的に!

スワップポイントならGMO外貨|ダイナミックwinterプライス

かねてより魅力的なスワップポイントを提供しているGMO外貨ですが、現在スワップポイントが強化中です。

全通貨ペアにおいて、売りスワップポイントと買いスワップポイントが同値となる一本値で提供されています。

さらに人気の通貨ペア(米ドル/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円)は、買いスワップポイントがより強化されています。

スワップポイントを狙って取引していくなら、進化を続けるGMO外貨に注目です。

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インヴァスト証券はスワップNo.1に挑戦中!

メキシコペソ/円リリース!トライオートFXスワップNO.1への挑戦!

2023年12月17日にトライオートのリニューアルが行われました。

これに伴い、新たに3通貨ペアが追加され待望のメキシコペソ/円も登場します。

さらにインヴァスト証券はスワップポイントNo.1を目指してトルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円のスワップポイントが強化されています。

スワップポイント運用をするなら、インヴァスト証券も筆頭候補に入れてみてください。

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スワップ利回り計算ツール

こちらはスワップポイントをかんたんにチェックできる簡易計算ツールです。

クロス円(米ドル/円、トルコリラ/円など対円通貨ペア)のみ対応しており、ドルストレートの通貨ペアは非対応です。

条件を入力すると、スワップポイント狙いの取引に必要な資金目安と、1年間で受け取れるスワップ益の目安をご確認いただけます。

* 1Lotあたりの値を入力してください。

万通貨単位

* 0.1Lot=1,000通貨なら「0.1」と入力してください。

入金額に応じた証拠金やレバレッジを計算するなら、こちらのページにあるツールもご活用ください。

スワップを決定づける!FX政策金利ランキング

二国間における政策金利の差で決まるスワップポイントですが、高金利国と低金利国の組み合わせにより受け払いがもっとも多くなります。

順位国名(政策金利)
1位トルコ(50.00%)
2位メキシコ(10.25%)
3位南アフリカ(8.00%)
4位香港(5.00%)
5位アメリカ(4.75%)
5位イギリス(4.75%)
6位ノルウェー(4.50%)
7位オーストラリア(4.35%)
8位ニュージーランド(4.25%)
9位カナダ(3.75%)
10位ユーロ圏(3.40%)
11位中国(3.10%)
12位スウェーデン(2.75%)
13位スイス(1.00%)
14位日本(0.25%)
政策金利取得日:2024年12月2日

上記表の補足ですが、世界にはアルゼンチンやブラジルのように高金利国もありますが、こちらはFX取引ではあまりにもマイナー通貨ですので除外しています。

現在、高金利狙いのトレードなら、3大高金利通貨(トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円)が、 近年のスタンダードとして人気を得ています。

最近では人民元/円やチェココルナ/円も注目されつつありますが、利回りでは3大高金利通貨に軍配が上がります。

それでは、各通貨の特徴とともに、初期資金と保有ポジションによるスワップの目安を見ていきましょう。
※各通貨ペアの保有シミュレーションは、2024年10月のレートとスワップポイント(みんなのFX)で算出しています。

注目の通貨①トルコリラ

トルコの国旗

トルコの政策金利は、数ある新興国通貨のなかでもトップクラスの水準となっています。

そのためトルコリラ/円の買いスワップポイントは非常に高いのが魅力です。

トルコリラに限ったことではありませんが、高金利通貨の流通量はそれほど多くないことから、激しい値動きをする特性を理解した上で、レバレッジを抑えた運用を行いましょう。

保有例と初期費用の目安
  • 1日/1Lotのスワップが40円の場合、スワップ収益は1ヶ月/1,200円、年間/14,600円。
    10万通貨のスワップ収益は年間/146,000円。
  • 10万通貨の保有に必要な最低証拠金の目安は約17,400円。
    (※約17,400円で始めるとレバレッジ25倍なので注意。)
  • 10万通貨をレバレッジ5倍で運用するなら、約8.7万円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ3倍で運用するなら、約14.5万円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ1倍で運用するなら、約43.5万円程度が必要。
  • 1万通貨で始めるなら、初期資金1.5万円以上でレバレッジ3倍以内まで下げられる。
証拠金の目安1,000通貨(0.1Lot):174円
10,000通貨(1Lot):1,740円
買いスワップ(1万通貨)1日/40円
1万通貨/1ヶ月の保有で1,200円
1万通貨/1年の保有で14,600円
10万通貨/1年の保有で146,000円
保有イメージ

注目の通貨②メキシコペソ

メキシコの国旗

トルコに続いて高い政策金利となっているのがメキシコです。

マイナー通貨は値動きが激しい傾向にあるなか、新興国のなかでもメキシコは国債の格付けが高く、値動きは安定した動きを見せるのが特徴です。
またアメリカと隣接しているだけあって、メキシコペソ/円は米ドル/円に連動しやすい特徴もあります。

なお政策金利はトルコに劣るものの、スワップポイントの付与は高水準となっており、証拠金が低くてスプレッドも狭いので、初心者には正直メキシコペソ/円の方がおすすめです。

保有例と初期費用の目安
  • 1日/1Lotのスワップが21円の場合、スワップ収益は1ヶ月/630円、年間/7,665円。
    10万通貨のスワップ収益は年間/76,650円。
  • 10万通貨の保有に必要な最低証拠金の目安は約30,700円。
    (※約30,700円で始めるとレバレッジ25倍なので注意。)
  • 10万通貨をレバレッジ5倍で運用するなら、約15.4万円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ3倍で運用するなら、約25.6万円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ1倍で運用するなら、約76.7万円が必要。
  • 1万通貨で始めるなら、初期資金2.6万円以上でレバレッジ3倍以内まで下げられる。
証拠金の目安1,000通貨(0.1Lot):307円
10,000通貨(1Lot):3,070円
買いスワップ(10万通貨)1日/210円
1万通貨/1ヶ月の保有で630円
1万通貨/1年の保有で7,665円
10万通貨/1年の保有で76,650円
保有イメージ

注目の通貨③南アフリカランド

南アフリカの国旗

長い間高金利通貨の代名詞として君臨していた南アフリカの通貨ランドですが、トルコリラとメキシコペソの台頭により、近年は主役の座を受け渡した形となります。

しかしながら高金利であることは変わらず健在であり、政策金利は高めの水準で継続していることから、今後も安定的な受け取りに期待ができます。

保有例と初期費用の目安
  • 1日/1Lotのスワップが18円の場合、スワップ収益は1ヶ月/540円、年間/6,570円。
    10万通貨のスワップ収益は年間/65,700円。
  • 10万通貨の保有に必要な最低証拠金の目安は約34,000円。
    (※34,000円で始めるとレバレッジ25倍なので注意。)
  • 10万通貨をレバレッジ5倍で運用するなら、約17万円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ3倍で運用するなら、約28.3円が必要。
  • 10万通貨をレバレッジ1倍で運用するなら、約84.7円が必要。
  • 1万通貨で始めるなら、初期資金2.9万円以上でレバレッジ3倍以内まで下げられる。
証拠金の目安1,000通貨(0.1Lot):340円
10,000通貨(1Lot):3,400円
買いスワップ(10万通貨)1日/171円
1万通貨/1ヶ月の保有で540円
1万通貨/1年の保有で6,570円
10万通貨/1年の保有で65,700円
保有イメージ

注目の通貨④米ドル

アメリカの国旗

過去にはスワップ狙いの代表格であったオセアニア通貨(豪ドル、NZドル)に代わり、近年メジャー通貨において高スワップポイントなのが米ドルです。

流動性のある米ドル/円なら、トレンドの見極めさえ合致すれば為替差益・スワップ差益の両方で利益の追求が可能です。
スワップ目的で保有していくなら、アメリカの政策金利には十分注目していきましょう。

保有例と初期費用の目安
  • 1日/1Lotのスワップが200円の場合、スワップ収益は1ヶ月/6,000円、年間/73,000円。
    10万通貨のスワップ収益は年間/730,000円。
  • 10万通貨の保有に必要な最低証拠金の目安は約600,000円。
    (※600,000円で始めるとレバレッジ25倍なので注意。)
  • 1万通貨をレバレッジ5倍で運用するなら、約29.8万円が必要。
  • 1万通貨をレバレッジ3倍で運用するなら、約49.8万円が必要。
  • 1万通貨をレバレッジ1倍で運用するなら、約150万円が必要。
  • 1万通貨で始めるなら、初期資金50万円以上ならレバレッジ3倍以内まで下げられる。
証拠金の目安1,000通貨(0.1Lot):6,000円
10,000通貨(1Lot):60,000円
買いスワップ1日/200円
1万通貨/1ヶ月の保有で6,000円
1万通貨/1年の保有で73,000円
10万通貨/1年の保有で730,000円
保有イメージ

注目の通貨⑤人民元

中国の国旗

3大高金利通貨に比べるとやはり知名度では劣るものの、徐々に注目されつつあるのが人民元/円です。

スワップポイント付与は正直、政策金利に見合った水準であるとは言いがたいですが、証拠金は米ドル/円の1/6 〜 1/7程度とかなり低いです。 とはいっても、あまり知られていませんが、仮に米ドル/円と同程度の金額でポジションを保有すれば、実はスワップポイントも同じくらい付与されます。

ただし取り扱っている会社はまだ少なく、外為どっとコム、みんなのFX、GMO外貨など限られています。
このうち、みんなのFXと外為どっとコムは人民元/円を1,000通貨から取引可能です。

両建てなら一本値のスワップポイントが有利!

スワップポイントの買いと売りが同額の「一本値」は両建てに有利!

一本値とは、買いスワップと売りスワップを同じ金額で提供することです。
これは「くりっく365」と呼ばれる、FXの取引所取引で採用されているスワップ付与のやり方です。

上級者向けのテクニックとして、一般に推奨されるやり方ではない両建てがありますが、一本値のメリットとして買い・売り両方のポジションを持っても、スワップ分でマイナスにはなりません。

一本値はDMM FXが採用しています。

なお一本値ではないもののみんなのFXGMOクリック証券は買いと売りのスワップ差が小さい傾向にあり、とくにみんなのFXはほぼ一本値に近い水準となっています。

スワップポイントが高水準のFX会社

年間を通して平均的にスワップポイントが高水準の会社は、GMO外貨みんなのFXJFXGMOクリック証券IG証券です。
過去のスワップ履歴を示すスワップカレンダーを見ても、これらの業者は高水準で付与しているのが分かります。

スワップポイントを総合的に判断するなら、GMO外貨みんなのFX外為どっとコムがおすすめです。

GMO外貨

GMO外貨|FX口座開設とお取引で最大100万円キャッシュバック

メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円でスワップポイント狙いのトレードなら、GMO外貨がおすすめです!

GMO外貨はスプレッドが狭いだけではなく、スワップポイントが高くて日々の付与が安定しているため、中長期での運用にも向いています。

スワップポイントは毎日自動で受け取れるため、スワップ利益を再投資することで複利運用しやすいのもポイントです。

さらに取引に応じて、毎月現金キャシュバックを受け取れることも魅力のひとつ。

高金利通貨を取引するなら、GMO外貨をチョイスしてみてはいかがでしょうか。

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みんなのFX

みんなのFX|スプレッド業界最狭水準 スワップ業界最高水準

みんなのFXは、スワップポイント狙いでおすすめの業者です。

メジャー通貨からトルコリラ/円などの高金利通貨まで、全通貨ペアにおいて「業界最高水準」「一本値」「ほぼ固定スワップ」を提供しています。
これにより長期にかけて、安定的にスワップポイントを受け取ることができます。

スプレッドは業界最狭水準であり、約定率も高いので、デイトレードなど短期売買から中期売買にも向いています。全通貨ペアが1,000通貨単位から取引できますので、どんな通貨ペアも少額からスタートが可能です。

取引ツールには売買比率・価格分布(オープンオーダー)を搭載!どちらの方向でエントリーすればいいのか参考にするのもいいでしょう。
口座開設すれば、FX/シストレ/バイナリーオプション3つの取引ができるのも魅力。オンラインセミナー「みんなの金トレ」でFXを1から学べる環境が整っているのもポイントです。

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スワップポイントのよくあるご質問

スワップポイントの気になるコトをまとめました。

スワップポイントとは何ですか?

FXでは2つの通貨の売買を行いますが、それぞれ異なる金利の差額を調整して受け払いする仕組みがスワップポイントです。

米ドル/円を買いで保有した場合、米ドルを買って日本円を売っている状態となり、日本円より米ドルの金利が高いため、その差額分を受け取ることができます。
逆に米ドル/円を売りで保有すれば、米ドルを売って日本円を買っている状態となり、日本円より金利が高い米ドルを売っていることから、その差額分を支払うことになります。

スワップポイントの単位を教えてください

FX業者の取引ツールで確認できるスワップポイントは、基本的に1Lot(1万通貨単位)あたりの値です。
しかし高金利通貨など証拠金水準が低い通貨ペアは、10Lot(10万通貨単位)あたりの値となっているケースもあります。

スワップポイントの単位は基本的に日本円となっており、ユーロ/米ドルなど日本円を介さないクロス通貨も自動円転され、円表記となっているのが主流です。
1,000通貨など1万通貨未満の場合は、その取引量に応じたスワップポイントが受け払いとなります。

ポジションを翌営業日まで保有することで、各社のレートパネルや「当日のスワップポイント」に記載されたスワップポイントがロールオーバーの際に調整が行われます。
保有ポジションが3万通貨で当日のスワップポイントが10円なら、翌営業日のマーケットオープン時に30円が付与されます。

スワップポイントはなぜ毎日変動しますか?

スワップポイントは、主に各国の政策金利をベースとして変動します。

この政策金利は各国の中央銀行が定めており、国ごとの金融政策や経済状況によって変化します。
また二国間の為替レートや市場金利などの金利動向によっても日々変化します。

業者ごとの運営方針によってもスワップポイントが受け払いとなる水準が異なるため、しっかり吟味することがポイントです。

スワップポイントが付かない日があるのはなぜですか?

インターバンク市場では世界中で為替が取引されていることから、各国の時差や祝日によりポジションの繰り延べ(ロールオーバー)で「決済日」を先延ばしする必要があり、「受渡日」は原則2営業日後が慣習です。

スワップポイントは、1年間が365日なら1年の保有でその日数分が付与されます。
そしてスワップポイントが何日分発生するかは、決済日が何日ロールオーバーするかで決定します。

土日は金融機関がお休みによりスワップポイントは「0日分」で付与されませんが、土日分は月曜日が決済日となり、月曜日の2営業日後となる水曜日が受渡日となります。
つまり土・日・月曜日3日分のスワップポイントは、水曜日から木曜日に営業日が切り替わるタイミングで付与されます。

土日、各国の祝日によって付与日数が変則的になるため、通貨ペアごとに受渡日とスワップポイントの付与日数も異なります。

短期で考えると付与されない日もありますが、長期で保有すれば、毎日1日分のスワップポイントが付与されている形となります。

ポジションを保有したままスワップポイントだけ出金できますか?

業者によって異なります。

スワップポイントは、保有ポジションを決済することなく日々資産に反映される業者と、保有ポジションを決済した時点で資産に反映される業者があります。

前者の場合は、スワップポイントの反映分を出金することが可能です。
後者の場合でも、保有ポジションを決済せずにスワップポイントのみ出金できる業者があります。

詳しくは未決済ポジションでもスワップポイントを出金できるFX業者【一覧まとめ】で詳しく解説しています。

スワップポイントの付与・支払いは何時頃ですか?

当日のニューヨーククローズをまたいでポジションを保有していた場合、メンテナンス終了後の翌営業日に反映されます。

ニューヨーククローズの時間はFX業者ごとに異なりますが、目安としては米国冬時間は日本時間7:00、米国サマータイム時は日本時間6:00となります。

メンテナンス時間はおおよそ5分〜15分となっており、最短数10分程度の保有でスワップポイントを受け取ることも可能です。

一本値とは何ですか?

一本値とは買いスワップポイント、売りスワップポイントの付与・支払いの値が同額のことです。
一般に同一通貨ペアでは、スワップポイントの支払いの方が値が大きくなります。

同一通貨ペアで買いポジションと売りポジションの両方を両建てで保有する場合、一方のポジション保有に比べると、取引に必要な証拠金とスプレッドによるコストが二重で発生するため、経済合理性を欠く可能性があり推奨されていません。

そのかわりスワップポイントが一本値の業者なら、両建てをしてもスワップポイントで不利にならない条件となります。

一本値を採用する業者はほとんどありませんが、みんなのFXは一本値に近い水準でスワップポイントを提供しています。

両建てをしてスワップポイントを狙うやり方はおすすめですか?

両建ては「売り」「買い」両方のポジションを保有するため、証拠金が2倍必要となるデメリットがあり、通常よりも資金が拘束されることで、口座に余力がなければロスカットリスクが高くなります。

またスプレッドも二重に発生して取引コストがかかるため、経済合理性を欠くことから、金融庁によって国内の金融商品取引業者は両建ての勧誘を禁止されています。

しかし両建ての取引内容によっては経済合理性を備える面もあることから、自身の意思で両建てを行うことは可能です。

もし両建てするときは、2つのポジションを相殺したとき、スワップポイントはマイナスとならずにプラスで推移しているのか注視していくこともポイントです。

【毎月更新】FXスワップポイント15業者を徹底比較!

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