【FX入門】証拠金とレバレッジの仕組みを知ろう – 証拠金・レバレッジ簡易計算器付き

証拠金とレバレッジの概念はどんなものなのか、FX初心者にはちょっと分かりにくいですよね。

FXは日本語で外国為替証拠金取引といいます。
この「証拠金取引」というルールが、FXの仕組みそのものなのですね。

これによってレバレッジを高くして資金効率を高めることも、低くしてローリスク・ローリターンな運用まで、自由自在な取引をできることが、FX最大の魅力といっても過言ではありません。

それでは、FXを始めるにあたって最初に理解してほしい「証拠金取引」「レバレッジ」の仕組みについて解説します。

はじめにFXの特徴をおさらい

FXとは、外国為替証拠金取引のことで、略して「外為(がいため)」ともいいます。

日本ではForeign Exchangeの頭文字をとってFXと呼ばれていますが、英語圏ではForex、Forex Tradingと呼ばれているのが一般的です。

FXは2国間の通貨を売買する取引

FXは一定の証拠金を預け入れることで、少ない資金で大きな金額の売買ができることが特徴です。

主要な通貨では、米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドルなどで売買を行い、為替差益(為替変動による利益のこと)を狙っていきます。

証拠金はもともと先物取引やオプション取引でも使われている用語ですが、わかりやすくいうと「担保資金」のことを指します。

つまり『(担保を含む)預けた資金で外国為替の取引をするというのがFX』なんですね!

レバレッジとは?

すでにFXに興味のある方は、レバレッジという用語を知っている方も多いのではないでしょうか?

証拠金を説明する前に、先にレバレッジについてお話していきます。

レバレッジは直訳すると「てこ」のことで、少ない資金を元手にして大きな外貨の取引ができる仕組みのことです。
現在、国内ではFX会社のレバレッジは最大25倍までとルールで決まっています。

FXで基本の取引単位は、1万通貨(1Lot)です。

1通貨は米ドルなら1米ドル、ユーロなら1ユーロを表します。
つまり米ドルなら、1万通貨の取引=1万米ドルの取引を行うことになります。

レバレッジ25倍なら、4万円の元手で1円の変動で1万円の利益になる

レバレッジ1倍なら、100万円の元手で1円の変動で1万円の利益になる

1米ドル=100円としたとき、FXでは1万ドルの運用をするのに、レバレッジを使わなければ100万円が必要です。

しかしレバレッジを効かせることで、最小で4万円で取引をすることも可能です。

100万円÷4万円=25ですから、4万円で取引した場合、レバレッジは25倍となります。

証拠金の種類

FXの証拠金には、いくつかの種類があります。

  1. 受け入れ証拠金:FX口座に預けている証拠金のこと
  2. 必要証拠金:ポジションを持つのに最低限必要となる証拠金のこと
  3. 有効証拠金:口座内の資産に、保有しているポジションの損益を加えた金額のこと

混同して分からなくなるかも知れませんが、最低限この3つは覚えておきましょう。

必要証拠金

必要証拠金は通貨ペアごとに、そのときの為替レートで変化します。

1米ドル=100円のときは、米ドル/円の必要証拠金は10,000通貨なら40,000円となり、20,000通貨なら必要証拠金も2倍となります。

必要証拠金の例
1米ドル=90円1米ドル=100円1米ドル=110円
1,000通貨3,600円4,000円4,400円
10,000通貨36,000円40,000円44,000円
20,000通貨72,000円80,000円88,000円

1,000通貨に対応するFX業者なら、少額から取引も可能です。
必要証拠金は10,000通貨の10分の1で済むため、1,000通貨なら、米ドル/円の必要証拠金は1米ドル=100円のときは4,000円となります。

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レバレッジと必要証拠金の関係

先ほど、1米ドル=100円の場合、1万通貨の取引をするには、必要証拠金は最低で4万円が必要とお伝えしました。

このとき、入金額(受け入れ証拠金)のうち、どのくらいの金額を運用するか(必要証拠金)の割合で、レバレッジが変化する仕組みです。

レバレッジ1倍、5倍、10倍、25倍それぞれの入金額・ポジション量・余剰資金の割合

1米ドル=100円、必要証拠金が1万通貨=4万円の場合
入金額注文数量余剰資金レバレッジ
4万円1万通貨なし25倍
10万円1万通貨6万円10倍
20万円1万通貨20万円5倍
100万円1万通貨96万円1倍
最小額となる4万円で1万通貨のポジションを保有すれば、余剰資金がないためレバレッジは上限の25倍となります。
もし最初の入金額を10万円にして、1万通貨のポジションを保有すれば、6万円が余剰資金となってレバレッジは10倍となります。

つまり口座に入金額を増やして、入金額に対して保有ポジションの割合を小さくするほど、レバレッジも低くなる仕組みなんですね。

レバレッジ効果による資金効率の違い

このように、レバレッジが1倍であろうと25倍であろうと、10,000通貨の取引ですから、取引額自体に変わりはありません。

ただし、同じ1円の変動で1万円の利益を手にしたとき、元手が4万円と100万円では利回りが変わってきます。
初期資金4万円で1万円の利益を手にするのと、100万円で1万円の利益を手にするのでは、資金効率に差が出てきますよね。

これを「レバレッジ効果」といいます。

レバレッジは何倍で取引するかを考えるよりも、口座全体の資金のうち、保有ポジションはどのくらいの割合であるかを考えていくことで、レバレッジのコントロールがしやすくなります。

あまりにもレバレッジを高くしてしまうと、わずかな値動きで強制ロスカットとなるリスクが高くなってしまうので、くれぐれも注意しましょう。

レバレッジについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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FXのレバレッジとは?レバレッジの仕組み・使い方を解説!

必要証拠金の目安をかんたんに知りたい方は、以下の「簡易計算器」をお使いください。

証拠金・レバレッジの簡易計算器

必要証拠金の計算方法は、 そのときのレート×1万通貨(FX取引の単位)×4% で算出することができます。

※米ドル/円の場合、必要証拠金率は4%です。
必要証拠金率ほとんどの業者で共通ですが、マイナー通貨に限り業者によって必要証拠金率が異なるケースもあります。

こちらの簡易計算器では、ポジション保有レートや入金額から必要証拠金や証拠金維持率、レバレッジ、どのくらいの変動でロスカットになるかをかんたんに計算できます。

ロスカット水準は業者によって異なりますが、100%の業者が多いです。ご利用されるFX業者のロスカット水準に変更してご確認ください。

こちらは入金額と取引数量を入力すれば、証拠金とレバレッジをかんたんにチェックできる簡易計算器です。
クロス円(米ドル/円、ユーロ/円など対円通貨ペア)のみ対応しており、ドルストレートの通貨ペアは非対応となっています。

 

万通貨単位

* 1,000通貨の場合は0.1と入力してください。

pips

レバレッジのコントロールが不安な方におすすめの会社

高レバレッジの取引になりそうか心配なら、上限レバレッジをコントロールできる会社を選ぶのも手です。

YJFX!

現在の法定レバレッジは25倍ですが、YJFX!口座のレバレッジを最大1倍、または最大10倍に変更することも可能です。

YJFX!のレバレッジコース変更画面(PC取引ツール)

PCツールだけではなく、スマホアプリからも変更できるのもYJFX!の特徴です。

YJFX!のレバレッジコース変更画面(スマホアプリ)

YJFX!は1,000通貨に対応していますので、レバレッジを下げて取引したい方におすすめの業者です。

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FXブロードネット

FXブロードネットでは、コースによるものの、最大1倍か最大20倍に変更が可能です。

ブロードライトコース(1,000通貨対応の口座)、ブロードコース(10,000通貨の口座)それぞれで、最大レバレッジと異なるロスカット値のコースが用意されています。

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