「FXに興味はあるけれど、一体いくらからできるのかな?」
「少額から始めるやり方に注意すべきことはある?」
初めてのFXだと少し不安で尻込みしたり、なかなか一歩を踏み出せないこともありますよね。
そこでおすすめなのが、1,000通貨から取引できる業者を選んで、少額から取引をスタートさせるやり方です。
少額取引なら、動かす金額が小さいことに比例して、損失リスクを抑えることが可能です。
こちらのページでは、1,000通貨に対応する業者の選び方を詳しくご紹介します。
さらに、通貨単位の仕組み、少額取引の「5つ」の注意とおすすめ業者も解説します。
1,000通貨に対応する業者の選び方
1,000通貨対応業者であれば少額取引が可能ですが、注意も必要です。
ほとんどのFX業者では、1,000通貨対応であっても「南アフリカランド/円」「トルコリラ/円」などの高金利通貨の場合、最小が1万通貨となっているケースが多いです。
もし高金利通貨を少額から取引したいなら、全ての通貨ペアが1,000通貨に対応している業者を選びましょう。
ほとんどの会社で取引手数料は無料ですが、10,000通貨以下の売買だと手数料が発生する会社もあります。
また取引手数料だけではなく、売買コストを抑えられるスプレッドの狭さにも注目するようにしてください。
1,000通貨・手数料無料・低スプレッドで比較
上記3つの条件に当てはまるFX業者はこちらです。
スプレッド取得・記載日:2021年2月1日※掲載スプレッドは原則固定(例外あり)ですが、市場急変時や流動性低下時は拡大する場合があります。
※ネオモバFXは1,001〜10,000通貨のスプレッドを記載。
*1 1万通貨未満は1通貨あたり片道3銭の手数料が発生。
*2 1回の注文が50万通貨以下の場合。
このように好条件のFX業者の多くは、デモトレードにも対応していますので、本番前にデモ環境で必ず操作の確認を行いましょう。
なおデモトレードで10,000通貨の取引が上手くいったからと、本番ですぐ取引量を上げないように注意してください。
デモトレード・本番トレードどちらも1,000通貨で行い、本番環境に慣れてから取引量を調整するのがおすすめです。
そもそも「通貨単位」とは
通貨単位とは、FXで売買をするときの数量を表す取引単位のことです。
株取引でいうところの1枚や1株と同じようなイメージです。
まずFXでの基本となる取引単位は、10,000通貨単位(以下10,000通貨)です。
またLot(ロット)という単位も広く使われており、10,000通貨=1Lotとなります。
10数年前ほど前、爆発的なFX人気とともに少額取引のニーズが高まりました。
そのときに0.1Lot、つまり1,000通貨単位(以下1,000通貨)から取引できるようになった経緯があり、今では多くのFX会社で少額取引が可能となっています。

1米ドル=110円のときの例も見てみましょう。
米ドル/円を1Lotの注文するには、10,000通貨の取引をするには最低で約44,000円が必要ですが、1,000通貨の場合は約4,400円の証拠金で取引をスタートできます。
通貨単位 | 1,000通貨 (0.1Lot) | 10,000通貨 (1Lot) |
---|---|---|
* 米ドル/円の 必要証拠金 | 4,400円 | 44,000円 |
1円有利に 動いたら? | +1,000円 | +10,000円 |
なお1,000通貨で取引するときの最小取引金額ですが、「レート × 1万通貨 × 4%」で計算が可能です。
1米ドル=100円なら4,000円、1米ドル120円なら4,800円が最低限必要な資金となります。
つまり1,000通貨で最低限必要な資金は、約4,000円〜5,000円程度となるのです。
通貨単位と取引金額の関係
肝心の通貨単位ですが、1万通貨とはどのくらいの取引量でどのくらいの金額を示すか見ていきましょう。
例えば、本日のレートは「1米ドル=110円」だとします。
FXの投資対象が米ドルなら、通貨単位は米ドルの補助単位を含まない最小単位(つまり1セントではなく、1ドルということ)を表します。
つまり「1通貨=1米ドル」のことを指します。
これを基準に考えると、通貨単位と取引金額の関係が分かりやすいです。

10,000通貨のトレードをするとき10万円程度の初期資金で始める人もいますが、実は110万円相当の金額を動かしているのと同じなんですね。
上記画像は「レバレッジなし」の場合なので、10,000通貨をレバレッジ1倍で取引するには、110万円が必要となってきます。
できるだけレバレッジを抑えて取引を始めようとするとき、ちょっと現実的ではないですよね。
しかし1,000通貨なら、レバレッジ1倍で取引するとしても11万円で済みます。
資金効率よく取引するなら最小4,400円の証拠金(レバレッジ25倍)で、安全設計でトレードするなら証拠金は11万円(レバレッジ1倍)と、自己資金やリスクを考慮して取引を行うことができます。
レバレッジについてもっと知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
FX取引において、レバレッジは効かせ方次第で資金効率を高めたり、安全な運用が可能となります。レバレッジの仕組みを理解していないと、わずかな変動でロスカットリスクにさらされてしまいます。証拠金とレバレッジの関係からレバレッジの[…]
1,000通貨だと利益・損失はいくら?
どのくらいの取引量で売買するかにおいて、利益だけではなく「最悪どのくらいの損失」を許容できるかも考えておく必要があります。
10,000通貨の取引では、注文して有利な方向に1円動くと利益は1万円です。
1,000通貨だと、1円動いても1,000円の利益にしかならないことが、「大きなデメリット」となります。
コロナショックのような大変動しているときは何円も動きますが、平常時では1日/1円程度が多いです。
最悪1万円が損失してしまうことを許容できないなら、1,000通貨を選ぶように、損失を考慮して取引量の選定をしなければいけません。
つまり1,000通貨なら損失リスクも少ないため、学びながら取引するには最適だといえます。
1,000通貨から始めて稼げるのか?
FXは土日は取引ができませんから、おおよそ1ヶ月間で取引チャンスは約20日です。
毎日100pips取れたとすれば、1,000通貨なら月/2万円の利益にしかなりませんが、10,000通貨なら月/20万円の利益になります。
このように取引単位によって利益に大きく差が出ますので、やはりFXでそれなりに稼ぐには、徐々に取引単位を上げる必要があります。
しかし焦る必要は一切ありません。
まずは0.1Lotから始めてみて、口座内の資金が増えてきたら0.2Lot、0.3Lotと少しずつ増やしていき、FXの基本単位となる1Lotを目指してステップアップしていきましょう。
1Lot以上の取引数量で売買を行えるようになってくると、より効率的に収益を上げやすくなります。
少額から始める理由はロスカットリスクを抑えるため
先ほど約4,400円程度でFXを始められるとお伝えしましたが、これで始めるようではハイリスクです。
10,000通貨でも少額取引できますが、1,000通貨から始める理由は「レバレッジをかけすぎない」ことが根底にあることを忘れてはいけません。
最初に5万円〜10万円を入金して、取引量が1,000通貨であれば、それなりにリスクを抑えたトレードができます。
ビギナーが注意したいロスカットですが、証拠金(入金額のこと)と取引量のバランスが悪くなければ、ロスカットされにくくなります。
FXは証拠金を担保とした取引で、レバレッジにより少額の元手で効率的に収益化できます。
その反面、注文を入れた反対方向に大きく動いた場合、証拠金が一定の維持率を下回ると強制的にロスカットとなります。
以下の一例をご覧ください。
取引量 | このときの レバレッジは? | ロスカット までの値幅 |
---|---|---|
10万円で1Lotの取引 | 10倍 | 6円 |
5万円で1Lotの取引 | 20倍 | 1円 |
1万円で0.1Lotの取引 | 10倍 | 6円 |
このように、レバレッジが高いほどロスカットされやすくなります。
5万円を入金して10,000通貨の取引をするよりも、1万円で1,000通貨の取引をしたほうが、価格変動リスクを抑えられます。
2万円を入金して1,000通貨の取引なら、もっとレバレッジを下げられます。
少額取引で注意したい、5つのポイント
取引対象となる通貨ペア選び
少額から始める場合、必要証拠金が低い通貨ペアを選ぶ必要があります。
必要証拠金が多い通貨ペアだと、少額から始めるとレバレッジが高くなるため、ハイリスクとなりがちです。
ユーロ/円やポンド/円は、米ドル/円に比べると証拠金が多いのがデメリットです。
米ドル/円に比べると豪ドル/円、NZドル/円は少ない証拠金で済みますが、安定した値動きと情報量の多さでいえば、米ドル/円に軍配が上がります。
まずは必要証拠金が低くて、値動きが穏やかな米ドル円から始めるのがおすすめです。
最初は0.1ロット(1,000通貨)から始める
証拠金が少ない通貨ペアだと1万円の入金で0.2Lot(2,000通貨)、0.3Lot(3,000通貨)で新規注文ができたりしますが、少額から始めるなら基本は0.1Lotで取引するのがベターです。
やみくもにロット数を上げると、レバレッジが上がり、ロスカットされやすくなります。
レバレッジが高くても許容できるケースというのは、中長期保有しているポジションがない口座で、当日の数分〜数時間に限定した短期トレードに限られます。
そして少額といっても本番環境ですから、気を抜かずに取引する心構えを持つことも大切です。
将来的に1Lot、10Lotと取引量を上げていったとしても、少額から真剣に取り組んだ経験はきっと生きてきます。
少額だからといって遊びではなく、本番で実践を養う気持ちで取り組みましょう。
逆指値注文で、利益と損失をコントロールする
せっかく少額から始めても、預け入れた金額が証拠金ギリギリだと、どうしてもロスカットにかかりやすくなってしまいます。
証拠金に余裕があればベストですが、強制ロスカットリスクを抑えるためにも、ストップロス(逆指値)注文は必ず入れておくようにしましょう!
上手くトレンドに乗って含み益が出てきたら、ストップロス価格を随時変更して、確実な利益化に向けて調整していくのがおすすめです。
やみくもに取引するのではなく、利益は何pips、損失は何pipsとあらかじめマイルールを決めておくことも大切です。
トレード日記をしっかりつける
これは少額取引に限ったことではありませんが、Excelでも手書きのノートでもいいので、FX専用で収支を付ける習慣をぜひ付けてみてください。
Excelが面倒でスマホ中心のトレードなら、iPhoneの純正メモアプリでも画像を入れられますのでお試しください。
まず自分なりの定型文を作リ、①で開くボタンをタップし、②でコピーすれば、何度も基本の文言を作成する手間がかかりません。
損益、エントリー(新規注文)/イグジット(決済注文)に至った経緯、その時の相場の背景などを日々メモしていけば、成功パターン、失敗パターンが自ずと見えてきて、その後の戦略にも役立ちます。
とにかくFXを学ぶ
まずはFXの値動きを読むためにも、チャートでテクニカル分析するやり方を少しづつ覚えていきましょう。
当FXクイックナビでも、さまざまなチャート分析の方法を解説しています。
またおすすめなのは、FX業者のマーケットレポートで情報収集をすることです。
TwitterやYouTubeなどで学ぶのもいいですが、ニセモノも存在するため、信頼性のある発信者であるかの見極めが必要になってきます。
情報収集にあたり、FX業者のプロが意識する価格帯、ファンダメンタルズ要因から見た相場の先行きに注目してみてはいかがでしょうか。
1,000通貨でFXを始められる業者
少額取引に対応する業者はたくさんありますが、特におすすめな業者を厳選してご紹介します。
※もし初期資金がそれなりに用意できるなら、1,000通貨にこだわる必要はありません。
10,000通貨からスタートできる方は、デモトレードに対応していてアプリも使いやすいGMOクリック証券、DMM FXも筆頭候補に入れてみてください。
業界屈指のスプレッドを提供「みんなのFX」
FX各社では一部の通貨ペアが1,000通貨に対応していないケースもありますが、みんなのFXは全通貨ペアが1,000通貨に対応しています。
南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円と、どの通貨ペアも少額からできるので、証拠金を気にして取引を遠慮することもありません。
メキシコペソ/円を例にすると、1ペソのレートが5円なら200円で取引をスタート可能です。
業界屈指の低スプレッドをひっ提げるみんなのFXなら、スプレッドの狭さを生かした短期売買にも有利です。
またスワップポイントも高水準で高いので、中長期での金利狙いにも力を発揮してくれます。
デモトレードはPC取引ツールのみ対応しているため、まずはPC取引画面で練習してみてください。
取引単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 20通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア | なし(全通貨ペアが1,000通貨に対応!) |
特徴 |
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こちらから無料でみんなのFXの口座開設ができます!
FX界のバランス型口座「外為どっとコム」
スプレッドの狭さ、スワップポイントの高さ、取引ツールの充実度、情報量の多さと、バランスの良さが際立つ業者といえば、外為どっとコムです。
外為どっとコムはマイナー通貨が多く提供されていますが、ロシアルーブル/円以外の通貨ペアはすべて1,000通貨に対応。
南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円以外では中国人民元/円、香港ドル/円、北欧通貨も1,000通貨から取引を始められます。
これから始めたい入門者向けのセミナーなど情報が充実しており、入金やWebセミナーの受講だけで3,000円を受け取れることから、初心者にも定評を得ています。
とにかく情報量が多いので、基礎から学びつつ始めたいとお考えでしたら、外為どっとコムに注目です!
取引単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 30通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア |
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特徴 |
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こちらから無料で外為どっとコムの口座開設ができます!
ヤフーグループのFX業者「YJFX!」
低スプレッド・高スワップポイントが魅力のYJFX!は、1,000通貨に対応しています。
ただし高金利通貨などのマイナー通貨は、最小1万通貨となっている点にはご注意ください。
ヤフーグループのFX会社だけあって、取引でPayPayをもらえるのもYJFX!ならではの魅力です。
スマートフォンアプリは高機能で、スキャルピングもしやすく操作性も抜群です。
高機能アプリを使って、少額から短期トレードしたい方にとくにおすすめな業者です。
取引単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 24通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア |
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特徴 |
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こちらから無料でYJFX!「外貨ex」の口座開設ができます!
FXブロードネット
FXブロードネットの魅力は、自動で利益を狙えるリピート系注文「トラッキングトレード」から裁量取引まで、1,000通貨から取引できることです。
リピート系注文ができる業者においても屈指の狭いスプレッドなので、注文が積み重なってもコストで負担になりにくい設計です。
PC、スマホともにデモトレードに対応しています。
もしリピート系注文をするなら、複数注文を何度も繰り返して利益を狙うため、1,000通貨の取引でも30万円〜と余裕を持った初期資金で始めるようにしてください。
取引単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 24通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア |
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特徴 |
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こちらから無料でFXブロードネットの口座開設ができます!
マネックス証券
マネックス証券は完全無料化した取引手数料に加えて、低スプレッドはもちろんのこと、高金利通貨のスワップポイント付与にもかなり力を入れています。
FXブロードネットと同じくリピート系注文にも対応しており、マネックス証券のオートレールはより「トレンド相場」と相性のいい設計です。
PC取引ツールのみデモトレードに対応しています。
口座開設者はトレードカルテFXという、AIがトレードの改善を教えてくれる補助ツールを使えるのもポイント。
取引単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 16通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア | なし(全通貨ペアが1,000通貨に対応!) |
特徴 |
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ネオモバFX
1,000通貨よりもさらに少額から取引を始めたいなら、SBIグループのネオモバFXがおすすめです。
業界最小1通貨の対応により、米ドル/円ならたったの4〜5円で取引を始められます。
1,000通貨以下では、どんなに為替が動いても収益にはそれほど変化がなく、トレードとしての面白みは10,000通貨に比べると正直劣ります。
しかしデモトレード感覚で実際のトレードができるネオモバFXは、Tポイントを証拠金に使えるのは魅力的な存在ではないでしょうか。
1,000通貨から取引したいけどレバレッジがちょっと心配でしたら、ネオモバFXから始めるのが賢い選択です。
取引単位 | 1通貨 |
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取り扱い 通貨ペア | 26通貨ペア |
1,000通貨 非対応通貨ペア | なし(全通貨ペアが1通貨に対応!) |
特徴 |
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こちらから無料でネオモバFXの口座開設ができます!
少額取引のよくあるご質問
1米ドル=100円としたときの例です。
1万通貨単位(1Lot)の取引なら、限界までレバレッジを効かせれば最小4万円の元手(レバレッジ25倍)、レバレッジ一切なしなら100万円の元手(レバレッジ1倍)が必要になります。
つまり1万通貨なら、4万円で取引を始めることも可能です。
しかし最小4万円の入金でポジションを持つと、レバレッジが高いことですぐロスカットになるため、現実的ではありません。
1万通貨で取引するなら、最低でも10万円は入金するようにしてください。
FXではどのくらいの取引をするのか、取引量を示す単位として「通貨」が単位として使われています。
1米ドル=100円を例にします。FXの基本である10,000通貨で米ドル/円の取引をする場合、円を元手に10,000米ドルを買うか、売るかの選択をすることになります。
10,000米ドルは、1米ドル=100円なので日本円で100万円相当を示すことになりますよね。
100万円相当の取引にあたり、レバレッジなしなら100万円、レバレッジMAXの25倍なら4万円で10,000米ドルの取引ができる仕組みです。
もし10,000通貨でユーロ/円の取引をする場合、円を元手に10,000ユーロの取引をすることになります。
そしてLot(ロット)という単位も広く使われており、10,000通貨=1Lotとなります。
実際に注文するときは取引画面で「1」と入力すれば、最小の単位で発注ができます。
FXの基本は10,000通貨ですが、多くの業者が1,000通貨からの取引に対応しています。
1米ドル=100円として、1,000通貨で米ドル/円の取引をする場合、1,000米ドルの取引(日本円で10万円相当の取引)をすることになります。
レバレッジを効かせなくても10万円で取引を始められるため、10,000通貨の取引に比べると初期資金のハードルがグッと下がります。
この場合、レバレッジ25倍なら4,000円で取引が可能となります。
しかしながら4,000円の入金で1,000通貨の取引をしてしまうとすぐロスカットされるため、1,000通貨の取引でも最低3万円は入金するようにしてください。
1,000通貨は10,000通貨の1/10となる「0.1Lot」ですから、利益・損失も10,000通貨の1/10となります。
米ドル/円を新規で注文し、1円プラス方向に変動して決済したら利益は1,000円、1円マイナス方向に変動して決済したら損失はー1,000円となります。
つまり1,000通貨では大きな利益を狙いにくいデメリットの反面、少額取引できて、大きな損失を被りにくいことがメリットです。
元手10万円もあれば証拠金にかなり余裕がありますので、まずは1,000通貨からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
FX業界では最小1,000通貨、または10,000通貨の業者がほとんどです。
しかし最小「1通貨」の業者も存在します。
1通貨から取引できるのはSBIネオモバイル証券とSBI FXトレード、OANDA Japanの3社で、スプレッド面を考慮するとSBI系の業者がおすすめです。
1米ドル=100円のとき、1通貨は1米ドルの売買をすることになります。
最大レバレッジなら最小4円、レバレッジなしでも100円で取引が可能となります。
SBIネオモバイル証券ならTポイントを証拠金に使えるため、多くのTポイント保有者なら「元手0円」で売買をスタートさせることもできます。