GMOクリック証券はスキャルピングができるのか、ご存知でしょうか?
FXを少額で、なおかつ最も資金効率よく取引する場合、取引スタイルは必然的に「スキャルピング」となります。
そしてGMOクリック証券といえば、「知名度の高さ」「口座数の多さ」「使いやすい取引ツール」において、頭ひとつ抜けた存在の業者です。
ですからネット上では、GMOクリック証券でスキャルピングができるのか、気になっているユーザーも多く見受けられます。
結論からいうと、GMOクリック証券でスキャルピング自体は禁止されておりません。
スキャルピングで口座凍結されないためのポイントを解説するとともに、GMOクリック証券がスキャルピング向きの業者である理由も詳しくご紹介します。
GMOクリック証券はスキャルピングできる
GMOクリック証券公式のよくあるご質問には『スキャルピングとは何ですか?』との質問とその回答が掲載されています。
スキャルピングについて触れていることからも、GMOクリック証券側では、それほどネガティブに捉えていない印象が感じられますね。
続いて、GMOクリック証券の約款にあります、取引方法に関する文言をピックアップしました。
※約款とは、取り決めのルールなどが一つ一つ記載された条項のことです。
第32条(本取引・本サービスの利用禁止・解約)
店頭外国為替証拠金取引約款 – GMOクリック証券
1.お客様が、法令等・諸規則、オンライントレード取扱規程、本約款、「取引ルール」の 各定めに違反した場合、お客様が本約款の内容について承認していただけない場合、当社が提供する価格等の情報の取得方法または利用方法が不適切であると当社が判断した場合、または過度の回転売買等不適切な取引であると当社が判断した場合、その他やむを得ない事由が生じたものと当社が判断した場合は、当社は直ちにお客様に本取引の新規取引及び本サービスを禁止することができるものとします。この場合、お客様は直ちに期限の利益を喪失するものとします。
ご覧のとおり「過度の回転売買等不適切な取引」と判断された場合は、新規注文やサービス禁止がある、との記載が確認できますね。
それでは、確実に手法としてのスキャルピングを行うことは可能なのか、GMOクリック証券に質問してみました。
実際のご回答をご覧ください。
要約すると以下です。
- オンライントレード規程ではスキャルピング(短時間取引)を禁止していない
- カバー取引が困難な時間に集中した取引、複数のお客様によりレート操作となりそうな数量の取引など、GMOクリック証券が定めた条件に該当したら取引が規制される
- 悪質と判断されないかぎり、取引規制となる前に注意喚起の連絡がある
- 具体的な審査基準は非公表
参考までに、オンライントレード取扱規定の第34条第1項第11号を引用しておきます。
第34条(本サービスの利用の制限)
オンライントレード取扱規程 – GMOクリック証券
1.次の各号に該当する場合、当社はお客様の本サービスの利用に対し、事前の通知なく、全部又は一部制限を行う場合があります。
(11)短時間または頻繁に行われる注文または取引であって、当社のシステムまたは他のお客様もしくは当社がお客様に提供する商品に対する当社が行なうリスクヘッジのための取引に影響を及ぼすと当社が判断した場合。
ここまでの流れで、GMOクリック証券ではスキャルピング自体は禁止していないことがお分かりいただけましたでしょうか。
口座凍結を回避するための「3つ」のポイント
GMOクリック証券でスキャルピングをするにあたり、口座凍結されないためのポイントは3つあります。
- 過度の回転売買を行わない
- カバー取引が困難な時間に、集中した取引をしない
- 複数のユーザー間で、レート操作を目的とするような数量で取引しない
まず❶ですが、どの業者でも共通していえることですが、不正な自動売買ソフトを使うような行為は、もちろん100%禁止で、これは絶対にNGです。
それと同じように機械的な売買を手動で行うと、自動売買と判断されてしまうケースも考えられますのでご注意ください。
そして❷のカバー取引が困難な時間に集中した取引ですが、具体的には「極端に流動性が低く、レートの提示が難しい場面でのスキャルピング」を指しています。
例えると、戦争、政治、天変地変、FXに関する規制などでショック相場となるような場面のことですね。
❸は言わずもがなNGです。
例えばSNS等を使い、複数ユーザーで取引上限のような水準で口裏を合わせたようなトレードをしては、口座凍結となって当たり前です。
スキャルパーはトレアイで確認できる
実際にGMOクリック証券を利用しているスキャルパー(スキャルピング・トレーダー)は、トレードアイランド(通称:トレアイ)で確認することができます。
トレードアイランドとは、GMOクリック証券のトレーダー同士でランキングを競える、利用者なら誰でも参加できるイベントです。
このトレードアイランドで「FXネオ回数」でランキング順にしてみてください。
そうすると、非常に取引回数が多いユーザーの順番となるのが確認できるかと思います。
つまりGMOクリック証券でスキャルピングを行っているトレーダーの「収益率」「収益額」「資産の推移」「取引回数」「約定代金」などの取引データを確認することができるのです。
たとえば、GMOクリック証券を利用する有名なスキャルパーとして、20億円以上稼いだスパシーバさん(Xアカウント:@spasiba_blog)という方もいます。
GMOクリック証券でスキャルピングをお考えでしたら、ぜひチェックしてみてください。
GMOクリック証券がスキャルピングに向いている理由
スキャルピングはFXで人気の取引スタイルですが、業者選びにおいて以下の3点が重要となってきます。
- スキャルピングできる業者を選ぶこと
- 標準スプレッドが狭い業者を選ぶこと
- 変動時にスプレッドが広がりにくい業者を選ぶこと
GMOクリック証券はこれらの条件を満たしており、それぞれの理由を解説していきます。
スキャルピングできる業者を選ぶ
スキャルピングは非対応業者もありますので、まずは対応業者の中から選ぶ必要があります。
スキャルピング対応・非対応業者は以下の記事にまとめています。
ご覧いただくと確認できますが、実はほとんどの業者がスキャルピングを認定しているんですね。
そのため各社が提供するスプレッドが、業者選びにおける次のポイントとなります。
標準スプレッドが狭い業者を選ぶ
多くの業者では、マーケットの流動性が低い時間帯や相場変動となる例外時を除き、原則固定でスプレッドが提供されています。
このうち、自動売買サービスを主軸とした中長期トレード向けの業者に関しては、広めのスプレッドで提供されているケースも多いです。
スキャルピングは1日に何度も売買を繰り返す手法ですから、まずは標準として提供するスプレッドが狭い業者を選ぶことが基本となります。
各社のスプレッド一覧は以下の記事でご確認いただけます。
とはいえ10数社ほどの主要な通貨ペアのスプレッドは、企業努力により、ほぼ横並びで均衡しています。
次に、「スプレッドの広がりにくさ」が業者選びのポイントとなります。
変動時にスプレッドが広がりにくい業者を選ぶ
経済指標発表後のトレンド追従を狙うように、相場に動きがあるタイミングは、スキャルピングで絶好の売買チャンスといえます。
こういった場面では流動性の低さによってスプレッドが拡大するケースも多いため、スプレッドが広がりにくい業者を選ぶことは、スキャルパーにはもっとも重要となります。
※先ほどのスプレッドを比較する記事には、各社のスプレッド提示率もまとめています。
スプレッド提示率は各集計期間の相場状況によって変動しますが、スプレッド提示率が高いほど、スプレッドが拡大しにくい業者であると判断できます。
データをご覧いただくと、上記の4社がスキャルピングの有力候補となる業者だといえますね。
なかにはスキャルピング不可という声もあるが、実際は?
みなさんが努めている会社内でもルールが変更されるように、どのFX業者もその時々や時代の流れによって、取引ルールが変わることもあります。
ですから過去にはスキャルピングが禁止だったとしても、現状はスキャルピングがOKだったり、その逆となるケースも起こりうるのです。
「スキャルピング不可」と記載された情報源の日時は古いままで、最新の情報に更新されていない可能性があります。
現状のGMOクリック証券のルールでは、一般的なスキャルピングなら特に心配する必要はないと思います。
GMOクリック証券ユーザーのツイートをピックアップ
GMOクリック証券でスキャルピングに取り組んでいる方のツイートをピックアップしてみました。
スプレッドの狭さ、安定したスプレッド配信でスキャルピングを行いたいとお考えでしたら、ぜひGMOクリック証券を候補にご検討してみてはいかがでしょうか。
GMOクリック証券のスプレッドやスワップポイントなどのスペックは、詳しく解説するこちらの記事もご参考にしてみてください。
GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券はスプレッドが狭くスワップポイントは高いので、短期売買〜長期売買まで幅広く対応します。
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