ブラウザ版チャートながらも「ライン描画保存機能」と「比較チャート機能」を搭載することで群を抜く使いやすさを誇るのが、外為どっとコムのG.comチャートです。
G.comチャートの特徴から機能まで詳しくご紹介します。
比較チャートを使って、一歩先に進んだチャート分析をしよう!
みなさん比較チャートをご存知でしょうか。
比較チャートとは、異なる通貨ペアの動きをチャートで比べられる機能のことです。
比較チャートが使える業者はいくつかありますが、特に高機能を誇るのが外為どっとコムのG.comチャートです。
G.comチャートは注文機能を持たない、いわゆるチャート分析専用ツールです。

使いこなせば、通常のテクニカル分析だけでは見えない、普段とは違った角度からの分析が可能となります。
はじめにG.comチャートの特徴から順に説明します。
Windows、Macどちらも対応する高機能ブラウザ版チャート
G.comチャートはHTML5で開発された、インストール不要のブラウザ版チャートです。
通常ブラウザ版チャートというと、画面のレイアウトの保存はできても、トレンドライン描画は保存されません。
しかしG.comチャートは、画面のレイアウトを保存すれば描画したラインも保存できる点が、他社のブラウザ版チャートに比べて優れている部分です。
それではG.comチャートの起動方法からみていきましょう。
まず外為どっとコムのWEBブラウザ版またはインストール版にログインします。そしてチャートタブにある「G.comチャート」をクリックすると、起動させることができます。
チャートの拡大・縮小や移動が直感的!
難しく考えることなく、直感的にチャート操作できるツールである、ということがG.comチャートの特徴です。
チャート上でマウスを左右にドラッグすると、現在〜過去にチャートを移動して閲覧できます。
チャート上でマウスホイールを回すとチャートの拡大・縮小となり、値幅の変更ができます。
21種類のテクニカル指標と、7種類の描画オブジェクトが利用可能!
G.comチャートには多彩な分析指標が搭載されています。
人気のテクニカル指標が豊富!
トレンド系(10種類)
- 単純移動平均線
- 加重移動平均線
- 指数平滑移動平均線
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- ピボットポイント
- エンベロープ
- パラボリックSAR
- スパンモデル
- スーパーボリンジャー
オシレーター系(11種類)
- MACD
- RSI
- RCI
- スローストキャスティクス
- ヒストリカル・ボラティリティ
- 移動平均乖離率
- モメンタム
- ATR
- DMI
- ADX
- ウィリアムズ%R
テクニカル指標は、近年大人気のスパンモデルとスーパーボリンジャーが利用できます。
もちろん主要な指標が豊富に搭載されていますし、複数表示、パラメーターの詳細設定も可能なので、自分に合った分析も自由自在です。
チャートに保存できる描画オブジェクト
利用できる描画オブジェクトは以下です。
描画オブジェクト(7種類)
- トレンドライン
- 垂直線
- 水平線
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・アーク
- フィボナッチ・タイムゾーン
トレンドラインを始め、人気のフィボナッチ・リトレースメントなどが利用できます。
G.comチャートならラインが保存できるので、ライントレードとの相性も抜群です。
連動ON/OFFボタンを押すと、複数チャートを連動して表示させることができます。
ONにすると通貨ペア、BID/ASK、足種が連動します。
何度も設定する手間を省くことができて便利な機能ですので、ぜひお試しください。
チャートは最大で9分割ができる!
チャートは最大で9分割まで対応していて、Windows、Macどちらでも利用できます。
Windowsの場合はGoogle ChromeかFirefox、Macの場合はSafariが推奨ブラウザです。
なお、Internet Explorer11とMicrosoft Edgeでも利用できるものの、こちらの場合は最大6分割となりますので、くれぐれもご注意ください。
複数通貨ペアを表示させれば、今チャンスのある通貨ペアはどれなのか、より探しやすくなりますね!
最大の目玉!通貨の強弱がわかる比較チャートを搭載!
比較チャートを使うには、「メニュー」→「比較チャート」と進むと表示ができます。
変動率比較
デフォルトの状態で表示されるのが変動率を比較するチャートです。比較チャートでもっとも注目したい機能です。
画面の左端を基準日時(0%)として、価格の変動幅を%で表示します。
※データは「終値」ベースの算出です。

使い方としては、直近で±2〜5%程度を目安に大きく上昇(下落)した通貨ペアは、反転しやすいのではないか、といった目安に利用ができます。
対になる通貨ペア同士が中心あたりから大きく乖離し始めるのが確認出来たら、大きな値動きは継続しているとも判断できますね。
キレイに対の動きをする通貨ペアがあれば、信頼性はより高いといえます。
価格比較
価格比較は、基準通貨ペアと比較通貨ペアのラインチャートを重ねて表示させたものです。
こちらも終値がベースとなっています。

複数通貨ペアをひとつのチャートに表示させることで、手軽に相対的な値動き見比べることができます。
データ分析ツール・相関分析
相関分析では、設定した期間の相場変動の相関性の強弱が表されます。

基準通貨ペアに対して比較通貨ペアが同じ相場方向に動くほど値が1に近づき、反対方向に相場が動くほど値が-1に近づきます。
おおよそ0.7より上で推移していれば正相関(同じように動きしやすい)の通貨ペアであり、-0.7より下で推移していれば逆相関(反対に値動きしやすい)の通貨ペアとなります。
データ分析ツール・データ差分分析
「データ分析ツール」ボタンで「データ差分分析」を選択するとチャート下部に表示できます。
データ差分分析は、基準通貨ペアと選択された比較通貨ペアとの差を表わします。

見方としては、以下の米ドル/円とスイスフラン/円に注目してください。
上記時点の米ドル/円は113.641、スイスフラン/円は113.931です。データ差分分析では-0.290となっており、豪ドル/円に比べて0(ゼロ)に近い水準であるのが確認できますね。
つまりデータ差分分析は単純に、「基準通貨ペアは比較通貨ペアに比べて、どのくらい価格差があるか」を表しています。
ブラウザ版で軽量あり、なおかつライン描画が残せる特徴をもつG.comチャート!
直感的操作が可能であり、高度な比較機能が満載なので、分析専用チャートとして使ってみてはいかがでしょうか。
G.comチャートは、外為どっとコムで口座開設すれば利用することができます。
関連リンク:外為どっとコム|G.com Chart操作マニュアル
「G.comチャート」のスペック
足種 |
|
---|---|
通貨ペア数 |
|
チャートタイプ | ローソク足、ラインチャート、平均足 |
テクニカル指標 |
|
描画オブジェクト |
|
画面分割 | 最大9画面 |
注文機能 | ✕ |
比較チャート機能 | ○ 最大4通貨ペアまで比較が可能! |
ニュース連動チャート | ✕ |
指定レート通知 | ✕ |
デモトレード | ✕ |
売買シグナル | ✕ |
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