FXトレードでは、そのときの旬な「最強通貨」と「最弱通貨」を考えることが重要になってきます。
これはデイトレからスイングトレードまでどんな取引期間においても共通です。
もっとも強い通貨ともっとも弱い通貨を選ぶことができたら、大きなトレンド、大きな利益を狙うことに期待できるからです。
FXにはさまざまな通貨ペアがあり、メジャーな通貨ペアといえば米ドル/円が筆頭ですが、チャンスがあるなら他の通貨ペアにチャレンジしたいとお考えの方も少なくないと思います。
こういった通貨ペア探しに便利なのが、みんなのFXのスマートフォンアプリに搭載された「通貨強弱」と「ヒートマップ」です。
2つの通貨強弱ツールにはどんな機能が搭載してあるのかを解説しつつ、具体的な使い方もご紹介します。
「通貨強弱」の機能
通貨強弱では、一般的な通貨ペアのチャートとは異なり、「通貨単体の強弱」を見ることができます。
これを使うことで、今相対的に買われている、もしくは売られている通貨を一目でチェックが可能です。
- いまトレードではどの通貨ペアが有利か。
- いまどの通貨ペアで「強い」「弱い」が明確か。
こういったマーケットの強弱を見るのに役立つツールとなっています。
通貨強弱では「チャート」「通貨ペアランキング」が用意されています。
チャート
こちらが通貨強弱チャートです。

強い通貨ほど上に、弱い通貨ほど下に表示されます。
国旗マークをタップするとラインが太字で表示されるので、特定通貨の動きが見やすくなります。

この通貨強弱のチャートでは、強弱値はそれぞれ対円で指数化されているため、日本円は必ず表示される仕様となっています。
当日朝の日本円をベースとしたリアルタイムな強弱の動きを、10分更新の間隔で閲覧することができます。
時刻の下にある▲のマークを左右にスライドさせると、時系列での動きを見ることができ、国旗の順番も入れ替わるため、変化を見やすい作りとなっています。

デフォルトでは「本日」となっていますが、前営業日、1週間、1ヶ月、1年、10年に変更ができます。

デイトレなら本日のままでOKですが、中長期のトレードに使うなら期間を変更して使いましょう。
みんなのFXの全27通貨ペアを提供していますが、これに組み込まれている17通貨はすべて通貨強弱のチャートに対応しています。
「通貨編集」から、最大8通貨までお好みで選択ができます。

対応通貨
日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド、中国人民元、スイスフラン、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル、ポーランドズロチ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローナ
通貨ペアランキング
通貨強弱の通貨ペアランキングでは、ランキング化された通貨ペアごとの強弱を閲覧できます。

以下は同時刻の弱い通貨ペア順です。

強い通貨ペアがレッド、弱い通貨ペアはブルーで示されます。また強い通貨ペアほど上に、弱い通貨ペアほど下に表示されます。
こちらの画像取得時点では、ルーブル/円が最強通貨ペア、ユーロ/スイスが最弱通貨ペアでした。
これらの通貨ペアをチャートで見てみましょう。


このようにチャートで見ても、それぞれ上昇、下落している動きが確認できますね。
「ヒートマップ」の機能
続いてヒートマップもご紹介します。
ヒートマップはリフィニティブ・ジャパン株式会社(旧トムソン・ロイター社)が提供している市場心理指数(リフィニティブ指数、以下RMI)をもとに、通貨ごとの強弱をグラフ化したものです。
通貨強弱と似ており、通貨の強弱を判断できる点は共通です。
しかしヒートマップでは『AI(人工知能)が機械学習と自然言語処理を使い、ニュースやソーシャルメディアをビッグデータ解析して市場データを数値化』しています。
つまり先ほどの通貨強弱は円ベースでの強弱ですが、こちらは市場心理の解析(センチメンタルスコア)による強弱であることが大きな違いです。
ヒートマップでは「マップ」「通貨ペアランキング」が用意されています。
マップ
マップでは世界37ヶ国の通貨ごとの強弱を、地域ごとに閲覧できます。

地域ごとというのもポイントで、市場ごと(ニューヨーク市場、ロンドン市場、東京市場)の強弱を判断しやすい作りとなっています。
RMIが強いほど買われやすく、弱いほど売られやすい傾向があり、強ければピンク、やや強めがレッド、中立はグレー、弱ければ水色、やや弱めがブルーで示されます。
画面下部にあるバーを左右に動かせば、最大で過去48時間における、世界全体の推移を見ることもできます。

マップに記された通貨コードをタップすると、画面下に国旗やセンチメンタルスコアが表示されます。

さらにこちらの国旗やグラフ部分をタップすると、過去48時間の通貨ごとの推移を見られます。
地図も同様に、強い通貨はレッド系、弱い通貨はブルー系で表示されます。
このほかマップには、暗号資産(仮想通貨)のビットコインも対応しています。
FX以外にビットコインもトレードする方は、ぜひ参考にしてみてください。
通貨ペアランキング
通貨ペアランキングでは、RMIを元にした通貨ペアの強弱がランキングで表示されます。
こちらも全31通貨ペア(米ドル/円ラージを除いた30通貨ペア)が対応しています。

以下は同時刻の弱い通貨ペア順です。

ただしデータの更新は1時間ごととなっており、ヒートマップの通貨ペアランキングよりも、通貨強弱の通貨ペアランキングの方がデータ更新が早いです。
とはいえ世界全体の過去〜現在まで強弱を見れるため、全体的な方向性を見るにも役立ちます。
通貨強弱、ヒートマップの使い方
通貨強弱とヒートマップを使えば、今どの通貨、通貨ペアが狙い目なのかを一発で判断することができます。
FXで大きな利益を得るために重要な「最強通貨」「最弱通貨」探しを、トレーディングアプリひとつで、パパっとチェックできるのが大きなメリットです。
例えば、米ドル/円とユーロ/円が強ければ、米ドルとユーロが強くて円が弱いことが分かります。
このときユーロ/米ドルなら、買いが強い米ドルとユーロが拮抗してあまり値動きが出ない事も考えられます。
またおすすめの使い方ですが、通貨強弱、ヒートマップそれぞれの投資支援ツールを合わせて使うことです。
これにより、どの通貨ペアが上昇傾向か、下落傾向であるか、より高精度な分析に期待ができます。
ぜひ併用して、分析に活用してみてください。
通貨強弱、ヒートマップといった機能は、他社のFX取引アプリには基本的に搭載されていません。
みんなのFXだけではなく、同じくトレイダーズ証券・LIGHT FXのアプリでも使うことが可能ですが、LIGHT FXよりも金融商品が多い、みんなのFXの方がおすすめです。
通貨強弱、ヒートマップはスマートフォンアプリでログインすれば利用が可能です。
使ってみたい方は、ぜひみんなのFXで口座開設を行ってお試しください。
こちらから無料でみんなのFXの口座開設ができます!
スマホアプリでの起動方法
口座開設した方は、みんなのFXのスマートフォンアプリを起動してログインしましょう。
画面下部にある「マーケット」をタップしてください。
そして、上部のタブにある「通貨強弱」「ヒートマップ」をタップすれば起動ができます。
このほか、みんなのFXではAIが米ドル/円の値動きを予測する「TMサイン」という投資支援ツールも利用できます。
詳しくは以下記事でご紹介しています。
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