みんなのFXが提供する高機能版取引ツール、FXトレーダーには取引を有利に進めるための機能がふんだんに盛り込まれています。
他社とは一線を画す機能の数々は、トレード中上級者にとっても欠かせない機能なのでぜひ注目してみてください。
それではトレイダーズ証券「みんなのFX」が提供するWebブラウザ版の取引ツール「FXトレーダー」について、どんな機能が搭載されているのか、詳しくご紹介していきます。
みんなのFX「2つの取引ツール」の違い
FXトレーダーを解説する前に、みんなのFXにはFXトレーダーのほかにWebトレーダーという取引ツールもあります。
こちらがWebトレーダーの取引画面です。

Webトレーダーはシンプルにまとめられており、全てのメニューが画面上部にまとめられているので、初心者でも悩むことなく使うことができます。
後で解説する機能に関しては、Webトレーダーでも使うことができるのですが、「画面を任意の配置にできないためカスタマイズの柔軟性が低い」という弱点があります。
一方でFXトレーダーでは、好みの位置に各パーツを配置して、いつでも自分の設定で使える点が有利です。
これにより、レート、ニュース、経済指標、売買比率を同時に見ながらワンクリックで発注できる仕上がりとなっています。
FXトレーダーの基本画面
最初にFXトレーダーにログインすると、取引画面はダーク系のブラックバージョンがデフォルトとなっています。

「設定」→「色設定」と進めば、明るい配色のホワイトバージョンに変更もできます。

同じブラウザ版ツールとはいえ、Webトレーダーは最初から配置が決まっていて変更が変更できません。
しかしFXトレーダーはキャンバスの上に置いたブロックのように、好きな位置に任意のサイズで取引画面をカスタマイズできるのが大きな違いです。
デフォルトでは「プライスボード」「新規注文」「チャート」「注文変更・取消」の4つが表示されていますが、メニューから選択することで、複数通貨ペアを1クリックで発注できる「トレードパネル」、最大6分割まで表示可能な「チャート」を表示させることができます。
そして、FXトレーダーの便利で目玉機能となるのが「情報ツール」です。
FXトレーダーの情報ツール
メニューを開くと、情報ツールは下のほうにまとめられています。
情報ツールでは、ブラウザで起動するスワップカレンダーを除くと、以下の6項目が用意されています。
- 経済指標
- ニュース
- ヒートマップ
- 通貨強弱
- 売買比率
- TMサイン
それぞれどんな機能があるのか、詳しく見ていきましょう。
経済指標で当日のイベントが分かる
経済指標を選択すると、当日の重要な経済指標を一覧で見ることができます。
重要度ごとに星マークが表示されるので、どの経済指標により注目すればいいのか、一目で判断できますね。
発表まで10分前〜3分前の経済指標があれば、ベルが揺れてオレンジ色で表示されます。
さらに発表まで3分前〜発表時刻までは赤くなるので、経済指標を見逃しにくい作りがいい感じですね。
ニュースでは「高金利通貨」のニュースが限定配信
ニュースでは業界最大手となるFXi24が配信されており、1社だけでも配信量にはかなりのボリュームがあります。
ニュースは日時や時間、タイトルから検索することもできます。
他社のFXi24と異なり、みんなのFX限定で「高金利通貨の為替ニュース」が配信されているのも特徴です。
FXではメジャー通貨の情報は多いですが、トルコリラやメキシコペソといった新興国通貨となると一気に情報量が乏しくなるのも事実えです。
例えばメキシコペソなら、今日のポイントが日々配信されているため、保有戦略を考えるのに役立ちますね。
これも高金利通貨のスワップポイントが高く提供している、みんなのFXならではの注目ポイントなんです。
通貨ごとの強弱を見れるヒートマップ
ヒートマップは、直近24時間のデータで算出した通貨ごとの強弱を示したツールです。
かんたんにいうとAIがマーケット動向を自動で分析して、通貨が強いほど(買われているほど)濃い赤色、弱いほど(売られているほど)濃い青色で表示するというものです。
バーをスライドすると過去48時間のデータを時系列で見ることも可能です。
「強弱がはっきりしている通貨ペアどれか?」「今もっとも注目の通貨ペアは?」といったことを知りたいときに便利です。
なおマップでは、暗号資産(仮想通貨)のビットコインの強弱も見ることができます。
ヒートマップの「通貨ペアランキング」では、通貨ペアごとに強い順でランキングを閲覧できます。
つまりロング、ショートそれぞれで取引チャンスの通貨ペアを知る使い方ができちゃいますね。
通貨強弱
よくFXで眺めているチャートは2つの通貨による通貨ペアのチャートですが、この通貨強弱のチャートは通貨単体の強弱を示すものです。
つまり、今相対的に買われている通貨、売られている通貨の推移を一目で確認することができます。
みんなのFXでは全34通貨ペアを提供していますが、これに組み込まれている17通貨中/8通貨を選んで見られます。
マイナー通貨も表示できるので、スワップ狙いのトレードなど幅広いトレードにも使えますね。
なお強弱値は対円で数値化されているため、日本円は必ず表示される仕組みです。
この通貨強弱チャートを使うことで「今強弱がはっきりしている通貨ペアは何か」を知りたいときに役立ちます。
なおデフォルトは「本日」ですが、最大で過去10年までのデータを閲覧できます。
これにより、デイトレードだけではなくスイングトレードに活用もできますね。
先ほどのヒートマップ同様、通貨強弱チャートでもバーをスライドして時系列での変化を見ることも可能です。
また先ほどのヒートマップの通貨ペアランキングと似ていますが、「通貨ペアランキング」タブでは、通貨ペアごとの強弱をランキングで閲覧できます。
こちらの方が更新が早いので、より最新データを見たいときは通貨強弱のランキングを使いましょう。
FXトレードでは、そのときの旬な「最強通貨」と「最弱通貨」を考えることが重要になってきます。これはデイトレからスイングトレードまでどんな取引期間においても共通です[…]
売買比率
売買比率は、みんなのFXでポジションを保有しているトレーダーの割合を示すものです。
人数比率では通貨ペアごとの保有ポジションの人数割合を、ポジション比率では通貨ペアごとの売買方向の割合を示しています。
「価格分布」のタブでは、どの価格帯でポジションを保有したのかが分かります。
赤いエリア=評価損益が含み益、青いエリア=評価損益が含み損となります。
この価格分布では、どの価格帯でポジションを持ったユーザーが多いかを判断して、利食い・損切りとなりうる転換しやすいレートを探るのに役立てることができます。
対円通貨ペアを中心に16通貨ペアが対応していますので、売買判断の見極めに使ってみてはいかがでしょうか。
TMサイン
TMサインは、AI(人工知能)が為替ニュースをもとに、1時間後の米ドル/円は「買い」か「売り」かを予測するツールです。
トレンドがあるときは、予測が売または買が連続して現れ、確率が80%以上となるときもあります。
過去チャートで予測通りになっているか確認しながら、精度を確認してみてください。
米ドル/円限定ですが、デイトレに役立つツールとなっています。
売買判断を下すとき、その方向は合っているか不安な気持ちになった経験はありませんか?そんなときにサポートしてくれるのが、売買シグナル機能を搭載した取引ツールです。[…]
TradingViewに対応
FXトレーダーはTradingView(トレーディングビュー)に対応しています。
アメリカ・シカゴ発の高機能チャートTradingViewは、世界で3,000万人以上の利用者を誇り、現在、世界でも定番のチャートとして有名ですね。
FXトレーダーでチャートを表示させて、チャート上部の一番右にあるボタンをクリックすれば、TradingViewに切り替えることができます。
以下はTradingViewでのチャート例です。
TradingViewでは極めて多彩なテクニカル指標・描画ツールによって、高度な分析を行うことができます。
このTradingViewを本格的に使うには利用料がかかりますが、みんなのFXなら口座開設するだけで完全無料で使うことができます。
興味がある方は、ぜひみんなのFXで使ってみてください。
FXトレーダーの便利機能【まとめ】
ここまでご紹介したツールをまとめて表示させたチャート例です。
このように、複数の情報を1つの画面に表示させれば、今取引チャンスの通貨ペアを見つけてトレードしていく使い方ができますね。
お好みの画面を設定したら「設定」→「レイアウト設定」→「現在のレイアウトを保存」で保存すれば、何度も設定する手間を省けるのでおすすめです。
通貨強弱、ヒートマップなどのツールはスマホアプリでも使うことができます。詳しくはこちらの記事で解説しています。
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みんなのFXのスプレッド、スワップポイントなどの詳細は、以下記事も合わせてどうぞ。
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みんなのFXほど、こういった情報ツールを取引画面で使える業者はなかなかないので、他のトレーダーとはちょっと違う視点で売買していきたい方は、積極的に使ってみてください。
なお、みんなのFXでは、FXトレーダーを「アクティブユーザー向け」の位置付けで提供しています。
しかし驚くほどかんたんで直感的に操作できるので、初心者でも使い方は全く難しくありません。
ぜひ気軽に使ってみて、お気に入りのトレード画面を構築してみてはいかがでしょうか。
関連リンク:みんなのFX FXトレーダー操作マニュアル
「FXトレーダー」のスペック
足種 |
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通貨ペア数 |
|
チャートタイプ | ローソク足、ラインチャート、平均足 |
テクニカル指標 |
|
描画オブジェクト |
|
画面分割 | 最大6画面 |
注文機能 | ◯ |
比較チャート機能 | ✕ |
ニュース連動チャート | ✕ |
指定レート通知 | ✕ |
デモトレード | ◯ (Webトレーダー) |
売買シグナル | ◯ TMサインが対応! |
みんなのFXは、スワップポイント狙いでおすすめの業者です。
メジャー通貨からトルコリラ/円などの高金利通貨まで、全通貨ペアにおいて「業界最高水準」「一本値」「ほぼ固定スワップ」を提供しています。
これにより長期にかけて、安定的にスワップポイントを受け取ることができます。
スプレッドは業界最狭水準であり、約定率も高いので、デイトレードなど短期売買から中期売買にも向いています。RUB/JPYおよびHUF/JPY以外は1,000通貨単位から取引できるため、どんな通貨ペアも少額からスタートが可能です。
取引ツールには売買比率・価格分布(オープンオーダー)を搭載!どちらの方向でエントリーすればいいのか参考にするのもいいでしょう。
口座開設すれば、FX/シストレ/バイナリーオプション3つの取引ができるのも魅力。オンラインセミナー「みんなの金トレ」でFXを1から学べる環境が整っているのもポイントです。
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