スマートフォンで「ウィジェット」という機能を使っていますか?
ウィジェットとは、スマートフォンアプリに搭載された「手軽に情報を取得できる機能」です。
FXのウィジェットなら取引アプリにログインすることなく、ホーム画面上で素早くレート、チャート、ニュースなどを閲覧することができます。
しかしiPhone、Androidともにウィジェットに対応するスマートフォンアプリはかなり限られているのが現状です。
こちらのページでは、ウィジェットに対応するFXアプリを詳しくを解説します。
またMT4の開発元メタクオーツ社の経済指標アプリもご紹介します。
ウィジェットなら為替情報を素早く取得できる!
FXアプリをウィジェットに表示させると、主にレート、チャート、ニュース、経済カレンダーといった情報を手軽にチェックすることができます。
操作が分からない方のためにも、YJFX!のアプリ「FX Cymo」を例にウィジェットを表示させる方法をおさらいしておきましょう。
iPhoneでFXのウィジェットを設定する方法
2020年9月にリリースしたiOS 14以降はスマートスタックという機能が追加され、ホーム画面にもウィジェットを配置可能となりました。
しかし基本的にApple公式以外は対応していないため、原則はウィジェット専用画面にFXのアプリを設定可能です。
iPhoneではホーム画面の1番左側がウィジェット専用画面ですので、右にスワイプしていくと開くことができます。
ウィジェット専用画面の最下部に「編集」をタップし、最下部の「カスタマイズ」をタップします。
続いて「ウィジェットを追加」で「+」をタップ→「完了」で追加ができます。
※ロックを解除してウィジェット専用画面にしないと「編集」ボタンが表示されませんのでご注意ください。





- ロックを解除している状態で右へスワイプし、左端の画面を表示させる。
- 画面最下部にある「編集」をタップ。
- 画面最下部にある「カスタマイズ」をタップ。
- ウィジェットを追加の画面で、任意のFXアプリを「+」ボタンを押して「完了」をタップする。
なお、こちらの追加/削除画面に表示されているのが、ウィジェット対応FXアプリです。 - ホーム画面にウィジェットの設置が完了となります。
AndroidでFXのウィジェットを設定する方法
続いてAndroidアプリ版です。




- インストール済みのFXアプリを長押しして、「ウィジェット」をタップします。
- 追加できるウィジェットが画面下部に現れたら長押ししてください。
- 表示させたい箇所までスワイプしましょう。
- ホーム画面にウィジェットの設置が完了となります。
以上ここまでの流れで、ウィジェットの表示が可能となります。
それでは、ウィジェットで閲覧できるFXアプリの機能を、iPhone/Android別に見てみましょう。
ウィジェット対応のFXアプリ「iPhone版」
FX会社名 | レート ウィジェット | チャート ウィジェット | ニュース ウィジェット | 経済カレンダー ウィジェット | 評価損益 ウィジェット |
---|---|---|---|---|---|
手動 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | |
手動/ 5秒 | 1分/3分/5分/ 10分/15分/ 20分/30分 /1時間/2時間/ 4時間/6時間/ 8時間/ 日/週/月 | ✕ | ✕ | ✕ | |
自動 | 1分/5分/10分/15分 30分/60分/2時間 4時間/8時間/日/ 週/月 | ✕ | ✕ | ✕ | |
✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
ウィジェット対応のFXアプリ「Android版」
各社のウィジェット機能を見てみよう!
各社のウィジェットはどのような違いがあるのか、豊富なスクリーンショットとともにご紹介していきます。
YJFX!「FX Cymo」
絶大な人気を誇るYJFX!ですが、数あるFX業者において早くからウィジェットを提供している業者です。
iPhone/Androidどちらにも対応しています。
iPhoneアプリ版
iPhoneアプリ版のFX Cymoはレートウィジェットに対応しており、プライスボードの閲覧ができます。
YJFX!の場合、多くの通貨ペアを表示できるのが強みとなります。


ウィジェットに表示させたい通貨ペアは、アプリにログインし、「メニュー」→「設定」→「ウィジェット通貨表示設定」から設定でき、並べ替えもできます。選択数が多い場合は、上から11通貨ペアまでがウィジェットに表示されます。
Androidアプリ版
Android版は充実したウィジェットが用意されています。
「レートウィジェット」「チャートウィジェット」「ニュースウィジェット」の利用ができ、それぞれ複数表示させたりと自由に組み合わせることができます。



レートの更新間隔、チャートの足種、ニュースの更新間隔はお好みで設定することができますので、1時間足と日足の米ドル/円チャートを表示させる、といった使い方も可能です。
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GMOクリック証券「GMOクリック FXneo」
GMOクリック証券からは2つのFXアプリがリリースされていますが、こちらが最新型のアプリとなります。
iPhoneアプリ版
iOS版のウィジェットでは、レートと移動平均線付きチャートを閲覧できます。
チャートは通貨ペア名のタップで変更ができ、「1時間」の部分をタップすれば足種を切り替えることも可能です。

ウィジェット内にあるアプリアイコンをタップすれば、アプリをすぐに起動させることも可能です。
まるでアプリを使っているかのような、直感的なウィジェットがiOS版「GMOクリック FXneo」の魅力となっています。
Androidアプリ版
YJFX!とともに、GMOクリック証券のAndroid版もまた高機能に仕上がっています。
ウィジェットは3種類(レート、チャート、経済カレンダー)を利用可能です。右上のマーク「」をタップで手動更新もできます。



指定レートを知らせる「プライスアラート」、経済指標発表前にお知らせする「経済指標アラート」をウィジェットから設定できるのもポイント。
またウィジェット上にあるアイコンをタップすれば、アプリを起動させることもできます。
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DMM.com証券「外為ジャパン FX Trade」(Androidのみ)
外為ジャパンのウィジェットはAndroid端末のみで利用できます。
他社に比べるとシンプルな作りとなっており、レートウィジェットのみの対応となります。

ウィジェットは自動更新に対応していますが、更新ボタンから手動更新することもできます。
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オアンダ・ジャパン「fxTrade」
他社に比べると異彩を放つのが、オアンダ・ジャパンのスマートフォンアプリ「fxTrade」のウィジェットです。
iPhoneアプリ版
iPhoneでログインしていれば、発注数量、約定レート、現在レート、保有ポジションの評価損益をウィジェットで閲覧することができます。
自動更新に対応していますので、リアルタイムなポジション動向をかんたんにチェックすることができます。

ウィジェットをタップすれば、取引アプリを起動させることができます。
Androidアプリ版
Androidアプリ版はiPhone版と同じ仕様となっています。

ただしAndroid版はホーム画面に常駐させることができ、手動更新できることから、iPhone版よりも使い勝手は良いといえます。
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ウィジェットで経済指標が見れる!「Tradaysカレンダー」
※Tradaysカレンダーは2021年1月19日時点で、iOS14ではウィジェットに非対応です。
Tradaysカレンダーは、まだ日本では知名度は低いですが、無料で使える高機能な経済カレンダーアプリです。
MT4(メタトレーダー4)の開発元で知られるMetaQuotes Software社(メタクオーツ・ソフトウェア)がリリースしており、日本語にも完全対応しています。



Tradaysカレンダーはウィジェットはちろん、雇用統計やFOMCなどの発表前に、個別でプッシュ通知できる点が優れています。
MT4口座を開設しているなら、こちらのアプリでトレードも可能です。
経済指標に注目するトレーダーなら、ぜひインストールしてみてはいかがでしょうか。
– ウィジェット対応FXアプリの記事【まとめ】 –
FX業者数の割にはまだウィジェット対応アプリはまだまだ少ないのが現状ですが、こういった便利機能を使えば、手軽に市況をチェックすることができます。
あまりにも多くのウィジェットを表示させると電池の消耗が早くなりがちですので、お気に入りのウィジェットをピックアップして設定するようにしてください。