カナダドル(CAD)の特徴と値動きの傾向

カナダドルの基礎データ

アメリカと密接なカナダは、米ドルと原油価格の相関性に注目!

カナダドル
正式名称 カナダ
首都 オタワ
中央銀行 カナダ中央銀行(BOC)
通貨単位 カナダドル($)、セント(c)
* 主要輸出国 アメリカ、中国、イギリス、日本
* 主要輸入国 アメリカ、中国、メキシコ、ドイツ、日本

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ

カナダドルの特徴を知ろう!

カナダの風景

カナダは、豊富に産出される天然ガスや石油などの天然資源を輸出する資源国であり、広大な国土により、小麦などの農産物や水産物においても世界有数の輸出国として知られています。

資源国であることから、カナダドルは資源価格や商品価格の影響を受けやすい性質があります。

 

しかし、資源価格の変動が通貨の値動きに与える影響は、同じ資源国通貨の豪ドルやNZドルほど大きくない傾向にあります。

経済が安定していて、国債が安全資産として認められていることによる安定性が、その理由として挙げられます。

 

ただ原油価格とは連動して推移しやすく、相関性の高いWTI原油価格という先物取引の指標は高く注目されています。

このWTI原油価格が上昇すれば、カナダドルは買われやすい傾向にあります。

 

 

値動きに直接的に影響を与えるのは、アメリカの経済動向です。

対米依存度が極めて高いカナダは、輸出入はアメリカの占める割合が非常に高いことから、アメリカの経済動向はカナダドルの値動きにダイレクトに影響します。

例えば、アメリカの経済が好調であれば米ドルが買われ、カナダドルも買われるといった流れです。

このように、アメリカとの経済的な結び付きが深いことから、米ドル相場に連動しやすいのがカナダドルの特徴です。

カナダドルの方向性を見極めていく上で、アメリカの経済指標はとても重要なファンダメンタルズ要因となるのです。

 

そして米ドル、ユーロ、円などのメジャー通貨に比べると、カナダドルの取引量は多くありません。

低い流通量と資源国通貨の性質により変動幅も大きめであることから、やや難易度の高い通貨とされています。

ただ、カナダドルは機関投資家による大口の売買に影響されにくい通貨のひとつです。

そのため比較的素直に値動きをする傾向もあり、チャート分析しやすい点を好んでいるトレーダーがいるのも事実です。

カナダドル/円の値動き傾向は?

カナダの首都オタワはニューヨークと時差がありません。

アメリカと同じ北米に位置するカナダでは、ニューヨーク市場が活発な時間帯に多くの取引が行われています。

世界の外国為替市場の流れ

つまり、米ドル/円が動くときは、カナダドル/円も動きやすい時間帯ということになります。

カナダドルの取引時間

 

ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21:00〜02:00頃は、FXでもっともレート変動のある時間帯です。

アメリカとカナダは経済指標の発表時間もほぼ同じですので、米ドル/円が動くと、カナダドル/円も追従して推移しやすくなります。

 

価格の変動率はどのくらいかを確認するテクニカル指標「ATR」で、値動き傾向をチェックして見てみました。

参考チャート:[カナダドル/円 1時間足 2016年4月上旬頃のデータ]

カナダドル円の価格変動率

 

これは、上昇すればボラ(価格変動率)が大きくなっていることを示し、下降すればボラが小さくなることを示しています。

やはり、価格変動に影響する経済指標の発表が多い21:00頃から、変動率が大きくなっていることが分かります。

カナダドルの変動要因となる、カナダの経済指標

もっとも注目度が高いのはBOC政策金利発表です。

雇用統計は重要度ではあるものの、米・雇用統計と同日同時刻に発表があるため、カナダの雇用統計だけで判断するのは難易度が高いため注意が必要です。

 

両国の経済指標を詳しく知りたい方は、下記ページもご参考にしてみてください。

カナダドルの取引に向いているFX会社は?

カナダドル/円のスプレッドは、FX業者全体的に広めの傾向となっており、おおむね1.7銭原則固定が最小水準となっています。

スプレッドが広いと、取引のたびに売買コストがかかってしまいますので、低スプレッド業者を選ぶと収益化しやすくなります。

 

カナダドルの取引なら、GMOクリック証券がおすすめです。高性能「プラチナチャートプラス」は、WTI原油価格とカナダドル/円のチャートを同時に表示できるため、両社を比較して分析が行えます。


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