シンガポールドル(SGD)の特徴と値動きの傾向

シンガポールドルの基礎データ

値動きが安定しているシンガポールドルは、米ドルとの相関性が高い!

シンガポールドル
正式名称 シンガポール共和国
首都 シンガポール
中央銀行 -
通貨単位 シンガポールドル(S$)、セント(¢)
* 主要輸出国 中国、マレーシア、香港、インドネシア、EU
* 主要輸入国 中国、EU、マレーシア、アメリカ、台湾

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ
-

シンガポールドルの特徴を知ろう!

シンガポールの街

シンガポールはアジア屈指の金融センターとして発展を遂げた国です。

 

金融をはじめ、貿易やサービスにおいても東南アジアのハブ(中心となる拠点)としての存在感を示すシンガポールですが、他国と異なり中央銀行がありません。

 

その代わりにシンガポール通貨金融庁(MAS)が金融政策を行ない、通貨バスケット制という仕組みの管理もしています。

通貨バスケット制とは、さまざまな国の通貨に自国の為替レートを連動させる、というものです。

 

香港ドルは米ドルだけに連動させる固定相場制、米ドルや円などメジャーな通貨は流動的なマーケットの変動相場制であり、シンガポールドルの場合はちょうどこの中間にあたります。

国としての規模が小さいことから、変動相場制にすると通貨の乱高下が起こるリスクがあるため、このような政策がとられています。

 

シンガポールの金利は低水準です。

政策金利でインフレの調整をするのではなく、為替レートの安定化を求めた政策ですので、政策金利が存在しないのが特徴です。

金利が低く変動幅が狭いことから、シンガポールドルではデイトレなどの為替差益を狙った売買で大きな利益には結び付けくいでしょう。

そのためシンガポールドルはほかの通貨に比べると、FXでは人気が高くはありません。

 

仮にシンガポールドルを介した売買をするなら、近隣国の高スワップ通貨である豪ドルやNZドルと組み合わせて金利差益を狙うやり方が考えられますが、一般的な日本人にとっては現実的でありません。

 

しかし、さまざまな通貨の特性を理解しておくことは、広い視点で相場を見れるようになるという点に関しては、極めて重要であると言えます。

シンガポールドル/円の値動き傾向は?

通貨バスケット制では、どのような比率でどの通貨と連動させているかは非公開となっています。

しかし基軸通貨である米ドルとの相関性が高く見られています。

 

また、シンガポールドル/円は(SGD/JPY)香港ドル/円(HKD/JPY)と同じような値動き傾向があることも覚えておきましょう。

 

そしてシンガポール自体からは経済指標の発表はあるものの、為替レートの方向性を操作する政策が進められていますので、経済指標が為替変動に及ぼす影響力は限定的です。

つまり、シンガポールドル相場に影響の大きい、アメリカの指標に注目していくことが賢明であると言えます。

ただシンガポール国内の景気動向を見ていくのであれば、消費者物価指数(CPI)を参考にしてみてください。

 

アメリカの経済指標情報は下記ページで詳しくご紹介しています。

シンガポールドルの取引に向いているFX会社は?

SGDを扱ったFX業者はほとんどありません。SGD/JPYの取引をするなら、豊富な通貨ペアを用意しているヒロセ通商を選びましょう。ただスプレッドはかなり広く3~8銭となっています。

 

ほかにはUSD/SGD、EUR/SGDでの売買も可能です。

短期的な売買には不向きですので、取引の際には十分検討した上で売買することが大切です。


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