DMM FXといえば、国内でも有数の人気を誇るFX会社です。
そして、FXのトレード手法としては、積極的に利益を狙う「スキャルピング」も高い人気があります。
ネット上の口コミを見ると、「DMM FXはスキャルピングできる」「スキャルピングで口座凍結された」といった相反する意見が見られます。そのため、どちらが正しいのか不安になる方も多いでしょう。
結論からいえば、DMM FXでスキャルピングは可能です。
本記事では、DMM FXの公式情報をもとに、スキャルピングが可能である理由や、口座凍結を避けるための注意点について詳しく解説します。
DMM FXはスキャルピングを禁止していない
FX業者の中にはスキャルピングを禁止しているところもありますが、DMM FXはスキャルピングというトレード手法そのものを禁止していません。
その理由を詳しく見ていきましょう。
カスタマーサポートに問い合わせた結果
DMM FXではフリーダイヤルやメールのほか、LINE公式アカウントからも手軽に問い合わせが可能です。
実際にLINEで問い合わせた際のやり取りがこちらです。




ご覧のとおり、「DMM FXでは、スキャルピングの投資手法自体を禁止しておりませんので可能です」と明言されました。
つまり、通常のスキャルピングによって口座に制限がかかる可能性は低いといえます。
秒スキャは可能か?
一方で、DMM FXの約款には「短時間での注文を繰り返す行為」が禁止事項に含まれており、この点が気になる方も多いでしょう。
スキャルピング自体が短時間での注文を繰り返す手法ですから、矛盾しているように感じるかもしれません。
そこで、再度LINEで「秒スキャをしたら口座凍結されますか?」と問い合わせたところ、次のような回答がありました。

「短時間での注文を繰り返す行為」は、自動売買などシステムを用いた取引を想定したものであり、手動での取引であれば原則問題ないとのことです。
DMM FXでは自動売買サービスを提供していないため、不正な外部ツールを使用した取引が問題となるのです。
つまり、手動による秒スキャ(超短期売買)であれば、基本的に問題ありません。
「DMM FXでスキャルピングできない」という声がある理由
SNSや金融系メディア、個人ブログなどでは「DMM FXはスキャルピングができない」といった情報も散見されます。
その背景には、以下のような理由が考えられます。
過去に業界全体で規制が厳しかった時期があった
2010年〜2015年ごろは、FX業界全体でスキャルピングに対して厳しい対応がとられていました。
DMM FXの約款に「短時間での注文を繰り返す行為」が追加されたのは2013年7月であり、その頃に口座凍結を受けたユーザーがいた可能性もあります。
現在と比べてサービス体制が整っていなかったことも影響しているでしょう。
例えば「サーバーへの負担が大きかった」「カバー取引への影響が極めて大きかった」ことで凍結された可能性が考えられます。
スキャルピング可能なことを知らない人もいる
X(旧Twitter)などで「DMM FXはスキャルピング禁止」といった誤情報が投稿されることもあります。
そうした投稿を鵜呑みにして、「DMM FXではスキャルピングできない」と誤解してしまうケースもあるようです。
発信者が過去に口座凍結を繰り返している可能性がある
掲示板やSNSで「口座凍結された」と発信しているユーザーの中には、複数の業者で口座凍結された経験があるケースもあります。
そのため、スキャルピングの範囲を大きく逸脱し、規約違反となる取引を行っていた可能性が高いと考えられます。
口座凍結を防ぐための3つのポイント
DMM FXでは以下のような禁止事項が約款に記載されています。
第7条 (禁止事項)
店頭外国為替証拠金取引(DMM FX)約款
1 お客様は、お客様が次の各号に定める行為を行ってはならないことに予め承諾することとします。なお、お客様の行為が当該禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、お客様は当社の判断に従うこととします。
(1) その方法を問わず、当社がサーバー上で提供する取引システム(ソフトウェアを含み、以下、「本取引システム」といいます。)を改変する行為
(2) FX取引を自動で行うソフトウェア又はシステム等(以下、「自動売買ソフト等」といいます。)、本取引システム以外のツール等を使用した取引、その疑いのある行為、若しくは本取引システムを改変したシステムまたは自動売買ソフト等の利用を他の顧客に勧誘する行為
(3) 過度な投機的取引を行う行為
(4) 本取引システムで通常実行できないような取引を行う行為
(5) 取引の如何に関わらず本取引システム又は本取引システムの運用に対して過大に負荷を強いる行為
(6) お客様と当社の間で交わされた電子メール、電話、書簡等の内容を当社の書面の同意を得ずに公開、複製、転載、再配布、販売する行為
(7) 当社の役職員(当社の関連会社並びに業務を委託している相手方の役職員を含む。)に対する暴言、恫喝、脅迫、虚言、誹謗中傷、名誉を毀損する言動、業務を妨害する行為
(8) 本取引システムの脆弱性、当社又はお客様の通信機器、通信回線、システム機器等若しくはインターネットの脆弱性、インターバンク市場等の混乱等を利用して不当に利益を得ようとする行為
(9) 短時間での注文を繰り返し行う行為
(10) 取引とは関係がないと思われる入出金を繰り返し行う行為
(11) 他人名義(家族名義を含む)で口座開設の申し込みを行うことまたは他人名義の口座を利用して取引を行うこと
(12) 前各号のほか、当社とお客様または他のお客様との円滑な取引に支障をきたす行為
この中で、スキャルピングに関わる重要なポイントは以下の3点です。
不正ツールは絶対に使わない
DMM FXでは、自動売買ツールや改造ツールなどの使用は禁止されています。
DMM FXは自動売買サービスを提供していないため、自動売買をうたうツールは確実に規約違反となります。
不審なツールや誘いを見かけた場合は、カスタマーサポートに報告しましょう。
過度な投機的取引を避ける
DMM FXでは、「過度な投機的取引」が禁止事項に定められています。
そもそも「投機的取引」とは、短期的な値動きによる利益を狙う取引のことを指します。これに対して、「投資」は長期的な視点で資金を投じるスタイルです。
この定義に基づけば、FXにおけるスキャルピングやデイトレードは投機に分類されるでしょう。
しかし、DMM FXが問題視しているのは、「投機そのもの」ではなく、「過度」な投機的取引です。
では、「過度」とはどのような取引を指すのでしょうか。
ポイントとなるのは、以下の2点です。
- 極端に多い取引回数
- 極端に多い取引量
とくに、人間の手では到底こなせないような高速かつ連続的な注文を繰り返している場合、自動売買ソフトの使用を疑われる可能性があります。
また、あまりにも大きな取引量でスキャルピングを繰り返すと、DMM FX側のカバー取引(顧客の反対売買を外部市場で執行する仕組み)に影響を及ぼすおそれがあるため、注意が必要です。
つまり、スキャルピングであっても、機械的に連続した大量注文を行うような取引スタイルは、「過度な投機的取引」として警戒される可能性があるのです。
とくに資金力のある上級者が高速かつ大規模にトレードする場合は、より慎重に取引を進めるようにしてください。
極端に流動性が低いときのスキャルピングは避ける
戦争や天変地異、金融危機などのファンダメンタルズ要因によって相場が急変する「ショック相場」では、注文が殺到し、FX業者のサーバーに大きな負荷がかかることがあります。
また、「売りたい」「買いたい」トレーダーが少ない場面では市場の流動性が著しく低下します。その結果、カバー先(DMM FXが取引を成立させるための相手方)もリスクを取りづらくなり、レート配信の停止やスプレッドの大幅な拡大が発生する可能性があります。
とくに注意すべきタイミングは以下のような場面です。
- 各国の祝祭日が重なったとき
- 市場参加者が少ない日本時間の早朝(ニューヨーク市場と東京市場の間)
こうした流動性が低いタイミングでスキャルピングを行うと、DMM FXにとっても取引管理上のリスクが高まるため、口座凍結や注意喚起の対象となる可能性があります。
そのため、スキャルピングを安全に行いたい場合は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 流動性が安定しているメジャー通貨ペア(例:米ドル/円、ユーロ/米ドル)を選ぶこと
- スプレッドの広がりがないか事前に確認すること
- 取引回数・取引量を必要以上に増やさないこと
これらを心がけることで、流動性リスクに起因する口座凍結などのリスクを回避しやすくなります。
DMM FXがスキャルピングで人気な「2つ」の理由
それでは、DMM FXがスキャルパーに人気の理由を、2つのポイントに分けてご紹介します。
低スプレッドでスプレッド配信が安定している
DMM FXは、スプレッドが狭く、相場変動時でもスプレッド配信が安定していることが特徴です。
これはスキャルピングにおいて非常に重要な要素で、多くのトレーダーに評価されています。
DMM FXは「スプレッドの狭さ」だけでなく、「スプレッド提示率(どのくらいの頻度で提示スプレッドを維持しているか)」においても業界トップクラスの実績があります。


そのため、スキャルピングはもちろん、デイトレードなどの短期売買にも適した業者といえるでしょう。
スマホアプリが使いやすく、スピード注文に対応
DMM FXのスマホアプリは直感的な操作性とスムーズな売買が魅力です。
スキャルピングとの相性がよく、次のような便利機能が搭載されています。
- チャートを見ながらワンタップで注文ができる「スピード注文」
- 横画面での「スピード注文チャート」にも対応
- 利益確定・損切りを新規注文と同時に設定できる「決済同時発注」機能
- テクニカル指標や描画ツールを活かした本格的なチャート分析




PCが手元になくても、スマホ1台で快適にスキャルピングができる環境が整っているのも、DMM FXが選ばれる理由です。


安心してスキャルピングしたい人へ
DMM FXではスキャルピングを禁止しておらず、秒単位で売買するいわゆる「秒スキャ」も可能です。
ただし、過度な頻度や取引量でトレードを繰り返すと、口座凍結などの措置が取られるリスクもあります。
とはいえ、極端なトレードを避けていれば、過度に心配する必要はありません。
仮に口座凍結となった場合でも、資金は出金可能なので、冷静に対応しましょう。
規約違反に心当たりがなければ、他の業者への切り替えを検討するのもひとつの方法です。


スキャルピングに強い他の業者も検討するなら
スキャルピングをより安心して行いたい場合は、以下のような「公認業者」もおすすめです。
- JFX(代表の小林芳彦氏自身がスキャルパー)
- ヒロセ通商(LION FX)
- GMO外貨
とくにJFXはスキャルピング歓迎を明言しており、初心者から上級者まで安心して利用できます。
ただし、スプレッドが広がりやすい傾向があるため、通常時はDMM FX、指標発表時などはJFXというように使い分ける戦略も有効です。
このように、複数業者を上手に活用することで、DMM FXの低スプレッドのメリットを活かしつつ、リスクを分散したスキャルピングが可能になります。
DMM FX


ローラのCMでも知られるDMM FXは、DMM.com証券が提供するFXサービスです。
最大の魅力は、業界でも屈指の低スプレッドを安定して提供している点です。取引コストを抑えながらデイトレードを行いたい方と相性がバツグンです。
チャート機能も充実しており、29種類のテクニカル指標を備えたプレミアチャートでは、FX通貨ペアだけでなく株価指数や金など他の金融商品との値動き比較も可能。市場間の連動が見られるタイミングを捉えることで、相場の一歩先を読むヒントが得られるかもしれません。
また、平日早朝の定期メンテナンスが廃止されたことにより、平日は完全に24時間取引が可能となりました。時間を気にせず、いつでもチャンスを捉えてトレードに取り組めます。
ぜひDMM FXで口座開設して、使いやすい取引環境と低コストの取引条件を体験してみてください。
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