ユーロ(EUR)の特徴と値動きの傾向

ユーロの基礎データ

ユーロは世界第二の基軸通貨。ドイツの経済動向に注目しよう!

ユーロ
正式名称 EU(欧州連合,European Union)
本部 ベルギー/ブリュッセル
中央銀行 欧州中央銀行(ECB)
通貨単位 ユーロ(€)、セント(c)
* 主要輸出国 ユーロ圏内、アメリカ、中国、スイス、ロシア
* 主要輸入国 ユーロ圏内、中国、アメリカ、ロシア、スイス

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ

ユーロの特徴を知ろう!

ECB

EUに加盟する28ヶ国のうち、欧州統一通貨を採用する19ヶ国の経済圏(ユーロ圏)で、使われている通貨である「ユーロ」。

世界各国の中央銀行や政府が外貨を保有する外貨(外貨準備)は、第一位の米ドルは約6割、第二位のユーロは約2割となっていることからも分かるように、ユーロは世界第二の基軸通貨として定着しています。

そのため、米ドルが売られたときにユーロが買われる傾向があります。

 

まずユーロの値動きですが、米ドルに比べて変動が大きいのが特徴です。

市場での流通量が多い通貨ですが、多くの国で採用されていることから、それぞれの国の、さまざまな要因で変動します。

かたやドイツのように経済が好調な国もあれば、ギリシャのように経済が不安定な国もあります。

ユーロ域内では全体的に良い経済状況であったとしても、近年ではギリシャショックやテロを筆頭とするように、一国の情勢が不安定になるだけでも、ユーロは変動するのです。

 

ただ、ユーロの取引が初心者向きではないという訳ではありません。

米ドルに不安要素があれば、安全通貨としてユーロや円が買われたりと、FXのマーケットはとても流動的なものです。

米ドルの取引をする初心者は、アメリカのニュースだけに偏りがちなのですが、ユーロの取引をするというのは、情報収集するためのアンテナをより多く張り巡らせることとなります。

FXでさらなる高みを目指すには、ユーロ取引は良いステップアップへと繋がるでしょう。

ユーロ/円の値動き傾向は?

それでは、ユーロ/円の値動き傾向を見ていきましょう。

 

まず1日の流れとして、ウェリントン市場が始まり、さらにシドニー市場と続いていきます。

世界の外国為替市場の流れ

朝には世界三大市場のひとつ、東京市場が始まります。

日本時間の夕方頃に欧州が朝を迎えると、ヨーロッパ市場が始まってきます。

このグラフのドイツの部分が、ヨーロッパのマーケットが動いていて取引されている時間帯です。

ユーロの取引時間

15:00〜01:00が、ユーロ圏で取引されている時間帯ということになりますね。

 

そして、ドイツのフランクフルト市場が始まってすぐに、ロンドン市場が始まります。

ドイツやフランス、スイスのマーケットに比べると、ロンドン市場は圧倒的に規模が大きいことから、ユーロの値動きはロンドン市場の勢いに引っ張られて、より活発に値動きしていきます。

 

上の図を見ると、欧州のマーケットは早い時間は東京市場と、遅い時間はニューヨーク市場と重なっているのが確認できますね。

深夜のニューヨーク市場がが動いている時ほどの激しい値動きではありませんが、東京市場と重なっている時間帯も動きやすい性質があります。

 

それではユーロ/円の価格変動率はどのようになっているのでしょうか。

米ドル(USD)の特徴と値動きの傾向のページでも用いたテクニカル指標のATRを使って、値動きの傾向を見てみます。

参考チャート:[ユーロ/円 1時間足 2016年4月上旬頃のデータ]

 

ユーロ円の価格変動率

このチャートを見ると、14:00〜15:00頃から、最も変動が少ない底の部分から上昇し始めています。

ヨーロッパ市場が始まると同時に、レートが動き出す様子が分かりますね。

 

また23:00〜01:00の深夜は、FXでもっともレートが動きやすい時間帯ですので、アメリカの経済指標もユーロが動く要素となります。

 

ユーロの変動要因となる、ユーロ圏の経済指標

EU経済を引率するドイツの経済指標は、ユーロの取引をするにあたって非常に重要です。

ドイツはユーロ圏のGDPで29%を占めるほどの割合であり、これにフランスを加えると約5割となります。

ユーロ圏とドイツの経済指標、さらに余裕があるならばフランスの経済指標もチェックすることで、変動要因となるきっかけがつかみやすくなります。

 

特に重要度が高い経済指標はこちらです。

ヨーロッパ圏の経済指標を詳しく知りたい方は、下記ページもご参考にしてみてください。

ユーロの取引に向いているFX会社は?

ユーロ/円は現在、最小スプレッドは0.6銭が主流です。

低スプレッド業者を選んで損はありませんので、スプレッドの狭い業者を選びましょう。

0.6銭で提供している業者は、外為どっとコムGMOクリック証券ヒロセ通商DMM FX(原則固定)です。


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