米ドル(USD)の特徴と値動きの傾向

アメリカの基礎データ

FX初心者は基軸通貨の米ドルから。情報量、取引量の多さが魅力!

米ドル
正式名称 アメリカ合衆国
首都 ワシントンD.C.
中央銀行 FRB(米連邦準備制度理事会)
通貨単位 ドル($)、セント(¢)
* 主要輸出国 カナダ、メキシコ、中国、日本、イギリス
* 主要輸入国 中国、カナダ、メキシコ、日本、ドイツ

* 貿易量の多い国順 2014年のデータ

値動きの
大きさ
情報量の
豊富さ
金利の
高さ

米ドルの特徴を知ろう!

NY・ウォールストリート

アメリカは世界で最大の経済大国です。

この経済力を背景として、アメリカの通貨である「米ドル」は、さまざまな通貨の中心となる基軸通貨として扱われています。

そのため、「有事のドル買い」といって世界経済などに異常事態が起こると、米ドルは買われやすい傾向がありましたが、2001年の米国同時多発テロ以降は「有事のドル売り」とも言われるようになりました。

 

この基軸通貨である米ドルを介した「米ドル/円」などの取引をドルストレートといい、「ユーロ/円」「英ポンド/円」などそれ以外の通貨と日本円の組み合わせをクロス円といいます。

FXで最初に始める通貨ペアは、「米ドル/円」を選ぶ人が圧倒的に多いですよね。

私たちの国の通貨である日本円は、ユーロに次いで世界第三位の流通量を誇る通貨です。

世界第一位の流通量がある米ドルとの売買であることから、市場参加者も多く「米ドル/円」は値動きが安定している特徴があります。

 

また、アメリカと日本は経済的にも結びつきが強いことから、ニュースでも為替に関わる情報が多く流れてきます。為替情報が手に入りやすいことは、投資判断のしやすさに直結します。

このように、豊富な情報量が米ドルの魅力であり、米ドル/円の取引が人気を得ている理由なんですね!

米ドル/円の値動き傾向は?

ドル/ユーロに次いで、世界で2番目に多く取引されている通貨ペアが「米ドル/円」です。

米ドル/円は、1日のなかでどのような値動きをするのでしょうか。

 

一口メモ

FXには株式市場のような物理的な取引所は存在しません。

そのため、明確な取引時間が決まっているわけではありませんが、外国為替はその国の銀行や金融機関が主となって取引しています。そのため、必然的に各国金融機関の営業時間に相場が動きやすいという仕組みとなっています。

まず、1日を通してどのような値動きの傾向があるかを知るためには、それぞれの国のマーケットは何時から始まって、何時に終わるのかを見ていきましょう。

世界の外国為替市場の流れ

FXの1日は、早朝にオセアニア市場からスタートし、東京、香港と続いて市場が始まっていきます。

このとき、午前中から日中にかけては穏やかな値動きが特徴です。

米ドルの取引時間

そして日本時間の夕方から夜にかけて、ヨーロッパの市場が始まり、最後にアメリカのニューヨーク市場が始まります。

FXでは外国為替市場の中心となっているロンドン市場と、ニューヨーク市場が重なる時間帯が、もっとも値動きがある時間帯となります。

日本時間にしてだいたい21:00〜02:00頃となりますが、この時間帯は欧米の機関投資家など、大口の取引をする参加者も多いことから、為替レートはダイナミックに動いていきます。

 

他の時間帯と比べると、どのくらい変動があるのか見てみましょう。

ここでは、ボラ(価格変動率)を判断する代表的なテクニカル指標のATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を使って、MT4でチェックしてみます。

参考チャート:[米ドル/円 1時間足 2016年1月下旬頃のデータ]

米ドル円の価格変動率

下のブルーのラインがATRで、上昇すれはするほど価格変動が激しいことを表します。

日本時間(中央の数字)の夕方あたりから上昇し始め、深夜にピークをつけてから下落する様子が確認できますね。

このように、米ドル/円は他の通貨ペアに比べておだやかな値動きの傾向がありますが、深夜には活発に動きますので、おおきな値動きに期待して売買したい方は、遅めの時間帯を狙うのが良いです。

これを逆手に取ると、まだFXには慣れていない方は値動きの変動が少ない朝方から夕方までの取引がおすすめです。

ただし、月曜日は注意が必要です。週末のマーケットが閉まっている間に為替変動に直結する出来事があれば、月曜日は早朝からでも大きく動いたりします。

そのため、初心者の方は翌週にポジションを持ち越さないのも、価格変動リスクに備える一つの手です。

 

米ドルの変動要因となる、アメリカの経済指標

雇用統計を筆頭に、アメリカの経済指標は為替変動への影響度が高く、政策金利や要人発言によってその後にトレンド(方向性)が出やすいと言えます。

雇用統計やFOMC政策金利が発表されれば、大きいときで2円動くこともあることから、注目度も高くなっています。

米ドル/円の取引をするなら、日米両国の経済指標はチェックするようにしましょう。

 

注目度の高い経済指標は、結果次第で為替レートは大きく変動しますので、有名な経済指標の発表スケジュールはチェックするようにしましょう。

アメリカと日本の経済指標については、詳しくは下記のページで解説していますので、ご参考にしてみてください。

米ドルの取引に向いているFX会社は?

米ドルの取引で最重視すべきは「スプレッドの狭さ」です。

まずは現在の最小水準である、米ドル/円0.3銭の業者を選ぶようにしましょう。

 

おすすめは外為どっとコムです。

チャート分析は軽快に動作し、経済指標発表を狙った売買に最適な情報収集ツールが魅力の業者です。

 


SNSでこの記事をみんなと共有しよう!