攻守に優れたノックアウトオプションという金融商品をご存知ですか?
取引画面だけで判断すればFXやCFDと類似していますが、オプション取引の仕組みにより、ノックアウトオプションならリスクを限定しながら少額取引も可能なんです。
このノックアウトオプションは、国内で3社がサービスを提供しています。
このうち、やはり豊富な取り扱い銘柄を誇るIG証券の人気が高いですね。
そしてIG証券のノックアウトオプションはスマホアプリ、タブレットアプリ、PC向けWebブラウザ版ツールで取引ができます。
ノックアウトオプションに興味を持った方は、スマホアプリを使って出先でも手軽にトレードしたい!とお考えではないでしょうか。
そこで、IG証券のスマホアプリでノックアウトオプションの取引を行う方法を詳しくご紹介します。
こちらのページでは、ノックアウトオプションの取引方法に的を絞って解説しています。
IG証券のアプリに搭載されたチャートの機能やFXの注文方法は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
取引する銘柄を選ぶ
IG証券はiPhoneアプリ、Androidアプリともに対応していますので、どのスマートフォンでも取引ができます。
口座開設して手元にIDとパスワードが届いたら、早速アプリにログインしましょう。
この状態で「銘柄リスト」にある「ノックアウトオプション」をタップしてください。
そうするとレート一覧が表示されます。
一覧を見ると、各通貨ペアごとに「ブル(上昇)」と「ベア(下落)」との表記がありますね。
もし上昇と予想するなら「ブル(上昇)」、下落と予想するなら「ベア(下落)」をタップしましょう。
※上昇か下落は後で変更できるので、どちらの方向か悩んでいるなら、ブル・ベアどちらをタップしても問題ありません。
取引したい銘柄が表示されない場合
デフォルトの銘柄リストには、主要通貨ペアしか表示されない仕様です。
そのため取引したい銘柄が表示されていないときは、ウォッチリストを作成することで見れるようになります。
スタンダードなウォッチリストへの登録方法は下記です。
※銘柄リストの画面右上にあるプラスボタンから、ウォッチリストを新規で作成することも可能です。
- 銘柄リストの「My Watchlist」をタップします。
- 「銘柄を追加」をタップします。
- 検索窓にティッカーシンボルを入力して検索し、対象の銘柄をタップします。
- ウォッチリストに追加された例になります。
その後My Watchlistを開くと、追加した銘柄が反映されています。
新規注文をする
以下は先ほどのレート一覧画面から、米ドル/円のブル(上昇)を選択した例です。
もしベア(下落)に変更したいときは、❶のボタンで切り替えができます。
銘柄を選択したら、❷の「ベア(下落)」または「ブル(上昇)」をタップします。もしくは「現在レートで発注」をタップしてもOKです。
そうすると、注文画面となります。
注文画面になったら、ノックアウト価格を選択し、ロット数を入力、任意で指値/逆指値を入力して「注文確定」で発注ができます。
入力必須なのは、❸と❹ですね。
指値幅、逆指値幅を入れるかどうかは個人の考え方によって変わってきます。
もし逆指値幅を設定する場合は、オプション単価(上の2枚目の画像だと15.4)よりも小さくしてください。
もし指値幅、逆指値幅どちらも設定しない場合は、ある程度利益になったタイミングで「精算」をタップすれば、成行注文の仕組みで決済ができます。
- 売買方向を変更したいときはタップします。(変更する必要がなければ❶の手順は不要です。)
- 「ブル(上昇)」「ベア(下落)」または「現在レートで発注」のどちらかを選択します。
- ノックアウト価格を選択します。
- ロット数(購入数量)を入力します。
- 任意で、「指値幅(利益確定)」「逆指値幅(損切り)」を入力します。
- 「注文確定」をクリックで注文が完了となります。
すぐに成行で決済したいとき
続いて、すぐにポジションを決済するときの手順も見ていきましょう。
保有ポジションがあれば、「オーダー状況」タブにポジションが表示されます。
対象のポジションをタップし、「ポジション精算」→「ポジションの決済」と進めば、すぐに決済が可能です。
- 「オーダー状況」タブで、対象の保有ポジションをタップします。
- 「ポジション精算」をタップします。
- 「ポジションの決済」で、すぐに利食いか損切りができます。
決済注文(指値・逆指値)の変更方法
続いて、決済注文(指値注文と逆指値注文)の変更方法も見ていきましょう。
ポジション保有中なら、利食い・損切りは自由に変更ができます。
保有しているポジションの決済レートを変更するには、「ポジション変更」をタップし、任意でストップ水準(決済のpips)、リミット水準(利食いのpips)を入力しましょう。
※ストップ水準は赤丸の値以下、リミット水準は赤丸の値以上にする必要があります。
しばらく利益が伸びそうだと判断するときは、無理に指値幅を設定しなくても大丈夫です。
- ポジション変更をタップします。
- ストップ水準またはリミット水準を入力し、条件変更をタップします。
ノックアウトオプションでは、ノックアウト価格に達した時点で取引は終了となるため、無理に逆指値を入れる必要がありません。
ただしIG証券ではノックアウト価格に達するとノックアウトプレミアム(保証料)が発生します。
1ロットなら米ドル/円で200円程度のイメージです。
ノックアウト価格での決済と異なり、逆指値での約定はスリッページする可能性もありますが、それでもノックアウトプレミアムの発生を防ぐこともできるなので、ノックアウト価格の手前に逆指値を設定しておくという使い方もできます。
確実な利益と損失を守る観点でも、相場動向を見ながら指値注文と逆指値注文を有効的に活用していきましょう。
それぞれの注文方法については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
チャート上で決済注文を入れてみよう
IG証券のスマートフォンアプリでは、チャート上で決済したり、注文の変更を行うことが可能です。
ポジションを保有している状態でその銘柄のチャートを開くと、点線の注文ラインが表示されています。
ここをどこでもいいのでタップすると、注文内容が表示されます。
グリーンの「決済レート」をタップで、成行で決済ができます。
指値・逆指値の文字を上下に動かして利食い・損切りレートを変更したり、✕マークで注文の削除ができます。
新規注文時に決済注文(指値・逆指値)を入れていなくても、チャート上で後から発注することが可能です。(※3枚目の画像)
チャート上なら、「このあたりに利食いを入れておこう」という判断が直感的にできるので、チャート上でのやり方をマスターしておくと何かと便利です。
指値注文を入れたら、約定まで待機でもOK
「FXでなかなか損切りができなくて、損失がズルズルと大きくなってしまった」という経験はありますか?
ノックアウトオプションでは、取引期限が最大1年間と決まっています。
そしてどんなに損失方向に相場が動いても、最初に決めたノックアウト価格以上の損失をすることはありません。
つまり取引期限と最大損失額が決まっているので、
「+◯◯円になったら利益確定にする」という指値注文さえ入れておけば、放置することも可能なんですね。
もし含み益の状態でプラス方向に推移しているなら、新規注文したレートよりも利益方向に逆指値注文を入れておくのもひとつのポイントです。
そうすれば、含み益から含み損へとマイナスになる前に決済されますからね。
ノックアウトオプションの注意点としては、注文方法が多くないことです。
新規注文 | 成行注文(そのときのレートで新規オーダー) |
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決済注文 | 成行注文(そのときのレートで決済) 指値注文(プラスに一定幅推移したら決済) 逆指値注文(マイナスに一定幅推移したら決済) |
そのかわり、投資でもっとも基本的な3つの注文方法ですから、これらをしっかりと駆使して、積極的に利益を狙っていきましょう。
損切りが苦手な方は、攻守に優れたノックアウトオプションを試してみてはいかがでしょうか。
ノックアウトオプションおすすめの業者
IG証券 ノックアウトオプション
日本国内で初めてノックアウトオプションの提供をスタートさせたのがIG証券です。
ノックアウトオプションはマイナー通貨ペアまで網羅しており、世界各国の株価指数、金、銀、原油などの商品まで、全152銘柄と圧倒的な取扱数を誇ります。
さらにIG証券のノックアウトオプションはスプレッドが狭いので、取引コストを売買益で回収・収益化しやすい環境が整っています。
無期限のデモ口座で満足できるまで練習できることもIG証券ならではの魅力です。攻守に優れた金融商品を取引するなら、IG証券がイチオシの業者です。
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