経済指標連動チャート活用術|過去変動を検証できる全5チャートをご紹介!

経済指標発表の変動を狙ってFX取引に取り組むトレーダーの方にとって、相性が抜群の取引ツールがあることをご存知ですか?

CPIや雇用統計などの経済指標は通常、経済指標カレンダーやマーケットニュースで確認することができます。

しかし「経済指標が連動するチャート」なら、チャートの値動きを見ながら、経済指標発表のタイミングを逃さず取引することが可能です。

経済指標連動チャートの魅力をお伝えするとともに、各社の経済指標連動チャートを一挙まとめてご紹介します。

経済指標が連動するチャートはこんな方に便利!

「なぜこの時、為替レートが動いたんだろう?」

為替レートが大きく動くときの背景には、経済指標の存在があります。

こんなときに、レートが変動した要因を探りたい時もありますよね。

取引している瞬間なら、「アメリカの経済指標の発表があって大きく動いたな。」とすぐ分かりますよね。

米国雇用統計時の1分足チャート

しかし経済指標の発表スケジュールを把握していなかったり、過去チャートの変動要因はなかなか覚えておくのも大変です。

しかし、ちょっと目を離したときに変動があっても、経済指標連動チャートなら変動要因を探りやすいです。
ですからFXで勝率を高めるためにも、過去の値動きを検証する価値は大いにあるでしょう。

  • 経済指標をチェックして取引の参考にしている人
  • 過去の為替レートの変動要因を知りたい人

そして過去の経済指標をもとにチャートの値幅をチェックしたり、値動きのきっかけとなった経済指標を知るには、経済指標がチャートに連動しているツールを使うと便利です。

それでは、ファンダメンタルズ派トレーダーには必見ともいえる、チャート上で経済指標の発表値がチェックできる、経済指標連動チャートをご紹介をします。

経済指標連動チャート一覧

FX会社チャート名注文機能
LION FXLIONチャートPlus+
MATRIX TRADERMATRIXチャート
FX PLUSMonexTraderFX
DMM FXプレミアチャート
FXTF GX/MT4MT4

ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4以外は全て、同じ手順で経済指標をチャート上で確認することができます。

ヒロセ通商を例にすると、チャートに経済指標を表示させる手順は以下となります。

経済指標を表示させるには、チャートの上部にあるアイコン【】をクリックするだけなのでカンタンです。
そうすると、その時刻に発表のあった経済指標が表示されます。

ヒロセ通商のチャートに経済指標を表示させる方法

チャートで大きな変動が確認できたときは、

  • どのようなイベントがあったのか
  • その経済指標の重要度はどのくらいか
  • 経済指標は予想と結果にどのくらいのブレがあったのか

こういった部分に注目して活用していきましょう。

各社の経済指標連動チャートを見てみよう!

ヒロセ通商「LIONチャートPlus+」

経済指標連動チャートでイチオシなのが、ヒロセ通商LIONチャートPlus+です。

チャート上で経済指標を見れるのはもちろんのこと、多くの機能が搭載されている点が優れています。

LIONチャートPlus+は経済指標連動に対応し、発注も可能。

分析専用チャート上で発注することができたり、例えば以下のように注文情報をチャート上にオーバーレイ表示させることも可能です。

LIONチャートPlus+のチャート上に注文情報を表示
LIONチャートPlus+はチャート上に注文情報を表示可能!

このほかフィボナッチ・リトレースメントや、主要市場ごとに色分けすることも1クリックでできるため、効率的に分析からトレードまでこなすことができます。

こちらから無料でヒロセ通商「LION FX」の口座開設ができます!

JFX「MATRIXチャート」

MATRIXチャートは、ヒロセ通商の小会社であるJFXが提供しているだけあって、チャート機能は基本的には同一です。

経済指標を表示させたり、分析チャート上での発注にも対応しています。

経済指標を確認でき発注も可能なMAATRIXチャート

違いを挙げるとすれば、ヒロセ通商で用意されている注文情報は、JFXでは用意されていません。

2社は他の取引ツールも共通仕様ですので、たとえば「短期売買用の口座」「高金利狙い用の口座」のように使い分けをするのも柔軟に行なえます。

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マネックス証券「MonexTraderFX」

他社のチャートと異なり、高機能さでは群を抜いているのが、マネックス証券の取引ツール、MonexTraderFXに搭載されたチャートです。

マネックストレーダーFXのチャートでは経済指標と売買比率を見れる
経済指標と売買比率がチャートと連動!

まず通常のチャートですが、こちらには経済指標と売買比率が連動していますので、タイムリーに相場動向を捉えるのに役立ちます。

もうひとつの比較チャートでは、経済指標の推移を閲覧できます。

マネックストレーダーFXの比較チャートに搭載された経済指標チャート
比較チャートの「経済指標」

主要国の政策金利やGDPの予想・結果・DIFF(予想と結果の差分)を表示でき、レートと比較できるのでトレンド判断に役立ちます。
表示できるのは月足に限定されますが、長期的な推移を見て売買判断に活用しやすいのが強みです。

比較チャートでは、FX通貨ペアだけではなく主要指数、指数先物、東証、JASDAQ、業種別株価指数といった銘柄と比較したり、相関分析も可能です。

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DMM FX「プレミアチャート」

DMM FXプレミアチャートはヒロセ通商やJFXと同様のプラットフォームですので、経済指標を表示させるやり方などは共通です。

DMM FXのプレミアチャートの経済指標表示機能

DMM FXの魅力としては、日経225、NYダウ、ナスダック、S&P500、金、銀、原油とCFD銘柄のチャートも見れる点です。

さらに「比較チャート機能」により、2つの通貨ペア/銘柄をオーバーレイ表示させて分析できるのもポイントです。

ただし注文機能は持ち合わせていないため、別途で発注ツールを利用する必要があります。

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ゴールデンウェイ・ジャパン「MT4」

MT4で経済指標連動チャートを使うなら、ゴールデンウェイ・ジャパンで口座開設すれば利用可能です。

「FXTF – Calendar」はチャート上に経済カレンダーを表示できるMT4ツール

直近の経済指標10個、過去24時間分をチャート上で閲覧することができます。

重要度ごとに色分けされているので、発表結果をひと目で確認しやすいこともポイントです。

利用するには、口座開設後マイページにログインしたら、サイドメニュー[オリジナルツール]ボタンにある「FXTF – Calendar.ex4」をダウンロードします。
その後MT4を起動し、「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Indicators」と進み、ダウンロードしたファイルをIndicatorsに移動すれば利用できます。

このほかにもオリジナルインジケーター、オリジナルツールが豊富に揃っているため、自由自在な取引環境を構築したい方はゴールデンウェイ・ジャパンをご利用ください。

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経済指標連動チャートで機能的にずば抜けているのは、マネックス証券の取引ツール「MonexTrader FX」のチャートです。

CFD銘柄も対応していて幅広い分析ができるDMM FXの「プレミアチャート」は、操作性の良さもあり扱いやすいチャートとなっています。

多機能なチャートを使って、日々の分析に役立てていきましょう。

この他にも、取引しているときに経済指標アラートを使えば、発表のタイミングをうっかり見逃すこともありません。

アプリを使えば、重要な経済指標だけをプッシュ通知させることも可能です。

以下記事で解説しているので、合わせてご覧ください。

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