FXで利益を得る2つの方法を解説【キャピタルゲイン・インカムゲイン】

FXで利益を得ていく方法には、キャピタルゲインとインカムゲインがあります。
これらの用語はFXではもちろんのこと、株式投資などの投資をはじめ、不動産の世界でも使われています。

FXにおいてはそれぞれどんな収益を狙った方法なのか、シンプルに解説していきます。

キャピタルゲインは為替差益を狙う取引

キャピタルゲイン(capital gain)には「資本の利得」の意味があり、為替、株式、債券、不動産など資産価値の上昇による利益のことを指します。

逆に資産価値の下落による損失のことをキャピタルロス(capital loss)と呼ばれています。

FX版・キャピタルゲインは為替差益のこと

キャピタルゲインでは為替変動による差益で利益を得ていくため、「為替差益」によって利益はもたらされます。

「安く買ってから、高く売る」または「高く売ってから、安く買い戻す」ことで利益を得ることができます

1万通貨の取引をするときの具体例を見てみましょう。

FXにおけるキャピタルゲインの例
  • 1米ドル=100円のときに「買い」でポジションを保有し、1米ドル=100円で「売り」を行って決済し、利益は1万円となった。
  • 1米ドル=100円のときに「売り」でポジションを保有し、1米ドル=99円で「買い」を行って決済し、利益は1万円となった。

デイトレードなど、FXでいうところの一般的な価格変動を狙った取引がこれに該当します。
つまり通常のFXで利益を狙っていくトレードこそがキャピタルゲインであり、もっとも基本的な手法となります。

インカムゲインはスワップポイント差益を狙う取引

インカムゲイン(income gain)には、資産運用時の資産保有に付随して継続的に得られる利息や配当による利益を指します。

キャピタルゲインやキャピタルロスと異なり、インガムゲインは安定的に得られる利益であることから、インカムロスという言葉や概念自体がありません。

FX版・インカムゲインはスワップ差益のこと

つまりFXにおけるインカムゲインは、スワップ金利(= スワップポイント)によって利益を得ることです。
スワップポイントの差益を狙い、日々積み重ねることで利益を積み重ねることができます。

インカムゲインは、株でいうところの配当金や、銀行預金の金利による利息をイメージすると分かりやすいかも知れません。

FXでは低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで、2国間の金利差分をスワップポイントとして毎日受け取ることができます。
低金利通貨の代表格が日本円やスイスフランです。逆に高金利通貨はトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドです。

FXにおけるインカムゲインの例

メキシコペソ/円を20万通貨、買いで保有しました。
10万通貨あたりのスワップポイントを1日/約80円とした場合、スワップポイントの利益は1年間保有すると約29,200円となります。

このように金利差によるスワップポイントを、保有期間に応じて受け取れることがFXの魅力です。
このスワップポイント狙いで取引するスタイルのことをスワップトレード、またはキャリートレードともいいますので、ぜひ覚えておきましょう!

しかしスワップポイントは必ずしも受け取れるわけではありません。
金利が低い日本円の例で解説します。

対円で高金利通貨を買いで保有している間はスワップポイントの受け取りができますが、高金利通貨を売りで保有している間はスワップポイントの支払いが発生します。

2国間の金利差分が、日々口座から差し引かれるイメージです。
ですからスワップポイントを狙った取引をするにあたり、プラススワップとなる方向を確認しておかなければいけません。

円ベースの通貨ペアでいえば、低金利国同士の組み合わせであるユーロ/円、スイスフラン/円の買いポジションはスワップポイントの支払いとなりますが、それ以外の多くの通貨ペア(米ドル/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アランド/円など)は買いポジションでスワップポイントが付与されます。

FX版キャピタルゲインのポイント

実際にトレードする際には、経済状況などを分析するファンダメンタルズ分析や、通貨ペアの過去の値動きを分析するテクニカル分析を駆使してトレードを行っていきます。

超短期売買のスキャルピングなら、瞬発的な判断が求められます。

デイトレードスイングトレードは人によってどのくらいの利益を狙うかが異なってきますが、どんな分析をしてどんなトレードをするかは個性の見せ所です。
短期的なトレードであっても、長期のトレンドをベースとして売買を組み立てていきましょう。

そしてインカムゲインでポイントとなってくるのが、中長期のスイングトレードです。
もしスイングトレードで大きな利益を追求するなら、たとえスワップポイントがマイナス方向のポジションであっても、「スワップポイントの支払いはしょうがない」と割り切らなければいけません。

とはいえトルコリラ/円やメキシコペソ/円の売りポジションのように、マイナススワップが大きい通貨ペアを長期で保有すると、スワップポイントの支払いが積み重なることから、為替差益とのバランスを見ながら保有期間を見極める必要があります。

安定した値動きと大きなトレンドに期待ができるメジャー通貨ペアにおいて、為替変動による利益を積極的に狙っていく場合は、スワップポイントはあくまでも「オマケ」「わずかな誤差」と考えるのが得策です。

スワップポイントで小さな損失が積み重なっても、それを大きくカバーするくらい利益を得ようとする心構えで挑みましょう。

積極的に利益を追求するなら、とにかくスプレッドが狭い業者を選びましょう。

 

各社のスプレッドはこちらのページをご覧ください。

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FX版インカムゲインのポイント

スワップポイントを受け取るには、保有ポジションを持ち越すことが条件となります。
超短期のスキャルピング、当日中に決済を行うデイトレードでは、スワップポイントは付与されません。

したがって、スワップポイントを受け取ることができるトレード手法は「スイングトレード」で、保有するポジションがプラススワップ方向に限定されます。

スワップポイントが付与される時間帯は各社のシステムでメンテナンスが行われ、多くのFX業者で取引をすることができません。
メンテナンス時間は業者によって多少違いはありますが、基本的には標準時は7:00前後(サマータイム時は6:00前後)に行われています。

  • 標準時間:11月第1日曜日 ~ 3月第2日曜日
  • 夏時間:3月第2日曜日 ~ 11月第1日曜日

例えば標準時間のとき、木曜日早朝の6:30に高金利通貨を買いを行い、7:30に決済すれば大半のFX業者ではスワップポイントが付与されます。
ロールオーバーという仕組みにより、実は木曜日早朝に持ち越しした場合、1日分の保有で3日分のスワップポイントを受け取ることができます。

 

各業者の詳しいスワップポイント付与時刻は、こちらの記事で解説しています。

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スワップポイント狙いの通貨ペアとしては、スワップポイントの高さが際立つトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円が高い人気を誇っています。

しかし新興国通貨は性質上、長期的に値下がりしやすい傾向にあることから注意も必要です。
下降トレンドのときにポジションを保有した場合、スワップポイントで利益を積み重ねることができても、為替差損で相殺されるだけではなく、トータルで含み損となることもあるからです。
ですからスワップポイント狙いの売買といえど、トレンドの見極めたエントリーが重要になってきます。

またスワップポイントは業者ごとの差が激しいので、高水準のスワップポイントを提供する業者を選ぶようにしてください。

 

各社のスワップポイントはこちらで詳しく比較しています。

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2つの利益が重なるのがベストだが

実際のところ、為替差益とスワップポイントの両方で、利益の追求ができればベストだといえます。

FXの中長期でキャピタルゲイン狙いのトレードといえばスイングトレードですが、さらに為替変動に加えてスワップポイントも狙える手法にポジショントレードがあります。
スイングトレード、ポジショントレード、スワップトレードどれも取引期間が長くなりますので、中長期の売買をするなら、レバレッジを抑えたトレードを心がけていきましょう。

どの通貨ペアの組み合わせでも、必ずスワップポイントはプラスかマイナスとして発生します。
マイナスとして発生するポジションを持っている場合、持っているだけで毎日スワップポイント分がマイナスとして積み重なってしまうため、デメリットの要素も多いと言えます。

買いスワップがプラスの通貨ペア
(売りスワップがマイナスの通貨ペア)

ユーロ/円、スイスフラン/円を除く、多くの対円通貨ペア(米ドル/円、ポンド/円など)
米ドル/スイスフラン、ポンド/スイスフランなど

売りスワップがプラスの通貨ペア
(買いスワップがマイナスの通貨ペア)

ユーロ/円、スイスフラン/円、ユーロ/米ドル、ユーロ/ポンドなど

しかし、スワップポイントばかりを気にしていては、肝心のトレードチャンスをなくしてしまう恐れもあります。
先ほどもお伝えしましたが、高金利通貨以外で為替差益を中心に狙っていく場合は、「スワップ金利で利益を得るのはあくまでもおまけ」として割り切るのが得策でしょう。

スワップポイントのマイナスを気にしてトレードしたくないなら、スワップポイントが付与されないデイトレードがおすすめです。
ロング、ショートの方向性を気にすることなく、よりチャンスを探して為替差益を狙っていくことができます。

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