FXのボラティリティとは?ボラを判断するテクニカル指標と見方

FX初心者の方は、「ボラティリティ」と聞いてもパッとイメージしにくいかも知れません。
ボラティリティを知ると現在為替が動いているのかが掴みやすくなり、変動の大きい通貨ペアを狙ったトレードにも生かすことができます。

それでは詳しく見ていきましょう!

ボラティリティは「価格の変動率」

ボラティリティ(volatility)とは、価格の変動率のことです。略して「ボラ」と呼ばれています。
わかりやすく言うと、指定期間中に、為替レートがどのくらい上下に動いたかを数値で表したものです。

FXの日常会話では、相場が激しく動いているときは「ボラが高い」「ボラがある」と使われています。
逆に、値動きが穏やかで上下の変動が小さい、レンジ相場のような値動きのときは「ボラが低い」「ボラがない」と使われています。

それは、ボラの大きさは利益に直結するからです。
変動率を見るということは、今どの通貨ペアにトレードチャンスがあるかを確認するということ。
これが、ボラを判断することの大きな役目という訳です。

ボラの高い通貨ペアはポンド円やマイナー通貨

ボラはそのときどきによって差異はあれど、通貨ペアごとに値動きの傾向が存在します。

まず安定した値動きをする通貨ペアといえば、FXの入門としてもおなじみの「米ドル/円」です。
世界の基軸通貨である米ドルと、世界で3番目に流通量のある日本円の組み合わせですので、穏やかな値動きをする傾向があります。

もうひとつ、ボラの低い通貨ペアの代表となるのが「ユーロ/米ドル」です。
米ドルと世界第2位の流通量を誇るユーロとの組み合わせであり、世界でもっとも取引されている通貨ペアですから、値動きが穏やかな傾向があるのもお分かりいただけるかと思います。

反対に、ボラが高い通貨として知られていて人気なのが、英ポンドです。
英ポンドは日本円に次いで世界で4番目に流通している通貨です。
ですが日本円に比べても流通量が少なく、投機的な売買のターゲットともされていることから、大きく乱高下しやすいのが特徴です。
例えば米ドル/円が1円動いているとき、ポンド/円なら3円動くこともある位変動が激しいことから、殺人通貨との異名があるほどです。

また、スワップトレードで人気のトルコリラや南アフリカランドなど、俗にマイナー通貨と呼ばれる高金利通貨は、前途の通り流通量の少なさによってボラが大きい特徴があります。

ボラが高くなる時間帯

「FXを始めるなら、入門向けなのはお昼頃の米ドル/円!」
という話を聞いたことはありますか?

その理由は、欧州やアメリカのマーケットが眠っている時間帯だからです。
値動きの穏やかな傾向の米ドル/円といえど、夕方になると大きく動き出してくるので、もっとも穏やかなのは朝方〜日中の値動きなんですね。値動きが穏やかということは、損失となるリスクが少ないことから、入門向けの時間帯であると言われているのが話のカラクリなのです。

このように、取引する時間帯によってもボラの高低は存在します。
ボラが高くなるのは、日本時間にして21:00〜2:00頃、つまりロンドン市場やニューヨーク市場が動いて活発になるときです。
日中の時点で静かだった相場が、夕方をすぎると豹変して流れが変わってきやすく、この時間は普段サラリーマンをしている方も売買しやすく、大きな変動を好むトレーダーが好んで取引しています。

ボラを判断できるテクニカル指標の見方

それでは一体、ボラはどうやって見極めたらいいのか?
そこで活用するのがテクニカル指標です。

ほとんどのFX会社のチャートで利用できる、ボラを分析する代表的なテクニカル指標をご紹介します。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド
参考チャート:GMOクリック証券

チャート分析の定番ボリンジャーバンドは、価格は平均からどのくらい離れているかを示すテクニカル指標です。
バンドの幅が拡がればボラが高くなり、バンドの幅が狭ければボラが低いことを表します。

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ボリンジャーバンドの見方・使い方

ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)

ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)
参考チャート:ゴールデンウェイ・ジャパン

ボラティリティ分析で有名なのがATRです。
ATRはボラティリティ(変動率)の強弱を測り、売られすぎ・買われすぎといった相場の過熱感を判断するテクニカル指標です。

なおATRはここで買い・売りといった売買シグナルを示すテクニカル指標ではありません。
単純に価格変動が激しくなれば上昇し、価格変動が小さくなってきたら下落する、というもの。

MT4ならATRのインジケーターがデフォルトで用意されていますので、ぜひお試しください。

DMI/ADX

ADXはトレンドの強弱を見る
参考チャート:外為どっとコム

通常DMIとADXはセットで分析に用いられます。

DMIは上昇トレンド・下降トレンドを測り、ADXではトレンドの方向性(強さ)を測っていきます。
ADXは単体ではあまり使いませんが、トレンドが強くなってきたら上昇し、弱まってきたら下落しますので、強弱の判断に活用ができます。

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DMI/ADXの見方・使い方

HV(ヒストリカル・ボラティリティ)

HV(ヒストリカル・ボラティリティ)
参考チャート:DMM FX

ヒストリカル・ボラティリティはATRと同様、何らかの売買シグナルを示すテクニカル指標ではありません。
しかしながら変動率そのものだけを見たい時に重宝するテクニカル指標です。

為替レートの上昇・下落に関わらず、単純に変動幅が大きくなればHVは上昇し、一定の変動幅で動いてくるとHVは下落してきます。

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ヒストリカル・ボラティリティの見方・使い方

RVI

RVI
参考チャート:GMOクリック証券

RVI(Relative Volatility Index)は相場のボラティリティの拡大・縮小を表すテクニカル指標です。
中心の0(ゼロ)より下に推移するならボラの縮小、上に推移するならボラの拡大と判断します。

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RVIの見方・使い方

ボラをチェックできるFX情報サイト

テクニカル指標を使わなくても、FX会社のサイトでボラの確認をすることも可能です。
手軽に通貨ペアごとの変動率をチェックできるサービスをご紹介します。

ヒロセ通商「ボラティリティ表」

ヒロセ通商のボラティリティ表では、通貨ごとの変動幅をチェックすることができます。

ボラティリティ表はヒロセ通商(公式)トップページの右側にあります。

ヒロセ通商のボラティリティ表

以下条件ごとに、通貨ペアごとのボラをチェックすることができます。

  • 指定期間合計(期間指定・前週・前月)か営業日ごと
  • 全通貨ペアか指定通貨ペア

ボラティリティ表の使い方
例えば期間合計であれば、その期間中のボラが高い通貨ペア順に表示されます。
ボラティリティ表では、直近で変動の大きい通貨ペアを一目で確認できる点が便利です。

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