ヒストリカル・ボラティリティ(HV)の見方・使い方【テクニカル指標・オシレーター系】

テクニカル指標・オシレーター系

こちらのページでは、ヒストリカル・ボラティリティ(HV)の見方・使い方について解説していきます。

 

ヒストリカル・ボラティリティ

ヒストリカル・ボラティリティは直訳すると歴史的変動率といい、「過去の値動きをベースに計算した、価格変動率」を表します。

FXよりもむしろ、オプション取引でよく使われているテクニカル指標です。

 

設定期間において、為替レートの上下ではなく、一定の変動幅で推移していればHVの値は小さくなり、逆に一定幅を抜けて激しく変動してくるとHVも大きくなります。

HVが上がったときは、為替レートが上昇したときか下落したときのどちらかです。

 

このヒストリカル・ボラティリティですが、将来の為替レートの変動率を求めた指標ですので、これといって売買サインはありません。

ただこの変動率を見ることで、現在の相場はどのような状況なのかの判断に生かすことができます。

 

同じく変動率を表すテクニカル指標にATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)があります。

ヒストリカル・ボラティリティは、「過去レートの終値の前日比」を元に計算されますが、ATRは「当日における最大の値動きを基準」として算出されています。

ヒストリカル・ボラティリティの見方と使い方を知ろう!

以下を例にすると、HVでは年間の営業日を250日、対象期間を10日や20日(以下は20日)で計測して、変動率を図っていきます。

このときのチャートでは、過去20日間の変動率はHVは8%前後であったこととなります。

ヒストリカル・ボラティリティの見方

通常、ヒストリカル・ボラティリティが長い期間にかけて低ければ、「相場はそろそろ大きく動くだろう。」との判断がなされます。

HVが低く推移しているときは、三角保ち合いなどのチャートパターンを形成しやすくなります。

相場の世界では、「保ち合いが長く続けば続くほど、比例してエネルギーをためた相場はブレイクアウトした方向に大きく動く。」とするのが、チャート分析の基本的な考えとなります。

 

つまり、中〜長期的なエントリーポイントを探っていくのがHVの使い方となります。

HVが下がってきたら、相場の大きな波に乗ることを意識してチャンスを待つようにしましょう。

 

ただ、HVはあくまでも目安です。移動平均線やトレンドラインを使って、トレンドの方向性やシグナルを分析していくことがとても重要です。

例えばですが、「現在動いている通貨ペアをHVで探す。」といった使い方をするのもひとつの手です。

ヒストリカル・ボラティリティの注意点は?

HVの計算式はここでは割愛しますが、変動率は平均化されて求められています。

そのため、HVは遅れやすい性質があり、為替レートが大きく動いてからHVが上昇することもあります。

ヒストリカル・ボラティリティが使えるFX会社

このHVですが、チャートで標準装備しているFX会社はほとんどありません。

利用したい方は、DMM FXFXプライム byGMOのチャートを使ってみてください。

■DMMFXのチャート

DMMFXのヒストリカル・ボラティリティ

DMM FXはパソコン版のチャートのほか、iPhoneやAndroidのスマートフォンアプリでも利用ができます。

 

■FXプライム byGMOのチャート

FXプライム byGMOヒストリカル・ボラティリティ

FXプライム byGMOの「プライムチャート」はHTML5という最新の技術によって動作していて、非常に軽快な動作で分析が行えます。

【まとめ】ヒストリカル・ボラティリティ

基本的な使い方をまとめました。

HVの基本

為替レートが一定の変動幅で推移していれば、HVは下落する。

為替レートが一定幅を抜けて激しく変動してくると、HVは上昇する。

HVが下落したら保ち合い局面が多く、今後どちらの方向にブレイクアウトするかに注目。

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