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IG証券のノックアウト・オプション

ノックアウトオプションで「原油」「金」を取引する3つのメリットとは?

原油や金をノックアウトオプションで取引

原油や金などコモディティ(商品)の取引をするとき、実はCFDを選ぶよりも、ノックアウトオプションならさまざまなデメリットを抑えて売買ができることをご存知ですか?

そもそもCFDでは、原油と金はどちらも人気が高く、ランキング上位に君臨する銘柄です。

GMOクリック証券では毎月、CFD売買代金ランキングを公開していますが、原油と金は、日経225やナスダック100、NYダウとともに常にTOP5に入るほど、高い人気を誇っています。

そんな大人気の原油、金ですが、ノックアウトオプションで取引すると得られる3つのメリットをご紹介します。

目次

商品CFDで知っておきたい特徴

まずはコモディティに興味を持った方に向けて、まずはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

FXよりも値動きが激しい

原油や金などのコモディティは、為替に比べるとかなり値動きが大きいです。

話を裏返せば、予想方向に動くほど大きな利益を得られることに違いはありません。

どのくらい値動きが大きいのか、IG証券のレートで米ドル/円と比べてみたのでご覧ください。
なお参考までに、為替で値動きが大きい位置付けとなるポンド/円も入れてみました。

2023年米ドル/円
変動率
ポンド/円
変動率
原油
変動率

変動率
1月5.77%4.10%18.76%6.67%
2月6.67%5.75%10.78%8.24%
3月6.18%4.72%22.87%10.50%
4月4.44%5.05%12.11%4.95%
5月5.42%3.76%17.66%7.49%
6月4.68%6.25%10.51%4.67%
7月5.44%4.27%15.89%4.36%
8月4.06%3.46%8.45%4.54%
9月3.58%2.71%12.12%5.62%
10月2.71%3.16%12.20%10.42%
11月3.51%3.19%14.15%6.04%
12月5.67%5.04%12.22%8.43%
月間平均変動率4.84%4.29%13.98%6.83%

※変動率の計算には色々ありますが、今回はスタンダードな中値で計算しています。

  • 変動率 =(高値 - 安値)÷ 高値 × 100(%)
  • 変動率 =(高値 - 安値)÷ 安値 × 100(%)
  • 変動率 =(高値 - 安値)÷ 終値 × 100(%)
  • 変動率 =(高値 - 安値)÷ 中値 × 100(%)

中値 =(高値 + 安値)÷ 2

FXは1日で1〜2%動くことはよくあり、5%動くようなケースはほとんどありません。

もし米ドル/円が1日で5%動いたとしたら100円から105円になるようなイメージで、近年米ドル/円の変動率は高くなってきている傾向にあります。

こちらは月間の変動率なので、1日あたりの変動率に比べると値も大きくなっています。
その点を考慮してもなお、コモディティは為替をはるかに上回るほど変動が激しい銘柄であることが確認できますね。

この各月の米ドル/円変動率を1倍とした場合、各銘柄は何倍あるのかを示すのが以下です。

2023年ポンド/円
変動倍率
米ドル円比
原油
変動倍率
米ドル円比

変動倍率
米ドル円比
1月0.71倍3.25倍1.63倍
2月0.86倍1.62倍1.43倍
3月0.76倍3.70倍2.22倍
4月1.14倍2.73倍0.98倍
5月0.69倍3.26倍1.99倍
6月1.34倍2.25倍0.75倍
7月0.79倍2.92倍1.02倍
8月0.85倍2.08倍1.31倍
9月0.76倍3.38倍2.07倍
10月1.16倍4.49倍3.30倍
11月0.91倍4.03倍1.89倍
12月0.89倍2.16倍1.67倍
米ドル/円比
平均変動倍率
0.89倍2.89倍1.59倍

こうしてみると、金の変動が大きいことはもちろん、WTI原油は値動きが極めて激しいことが明快に分かります。

金に比べても値動きが激しいWTI原油は、ときには暗号資産(仮想通貨)のビットコインよりも大きなボラティリティーを見せる銘柄でもあるんですね。

WTI原油を学びたい方は、こちらの記事もご参考にどうぞ。

追証、強制ロスカットがある

CFDはFXと同じく証拠金取引ですので、追証と強制ロスカットがあります。

追証は、証拠金維持率が一定の水準になるとレバレッジに応じた拘束資金を確保できなくなった理由で、業者側が追加で証拠金の入金を求める行為のことです。

追証できず、さらに損失が拡大して証拠金維持率が一定水準に達すると、強制ロスカットが行われます。

強制ロスカットとは、損失を守るためにポジションを強制決済することで、執行されれば口座内の資金は大きく減少します。

強制ロスカットは損失を守るための仕組みですが、レバレッジを高くするほど値動きに耐えられなくなるため、ロスカットリスクも高くなります。

なお全ての業者に追証が用意されているわけではなく、追証なしの業者では、追証を求めずに一定水準に達したら強制ロスカットが行われます。

低レバレッジの場合それなりに元手が必要

FXと比べるとコモディティは値動きが激しいことから、CFDで取引するにはレバレッジを抑えて取引することが重要なため、それなりに元手も必要となってきます。

IG証券のCFD銘柄を例に、2024年9月6日のレートでご覧ください。

銘柄最小
ロット数
必要証拠金
(取引に必要な資金)
最大レバレッジ
WTI原油先物
(円建て¥100)
0.1ロット約3,460円20倍
WTI原油先物
($10)
0.2ロット約98,000円20倍
スポット金
(円建て¥100)
0.1ロット約1,300円20倍
ミニスポット金
(10toz)
0.5ロット約90,000円20倍
※2024年9月6日のレートで算出

こちらは取引に最低限必要な証拠金額です。
この入金額だけでポジションを保有すると最大レバレッジとなり、すぐに強制ロスカットされるため余裕を持った入金で取引を始める必要があります。

各レバレッジで最小ロットを取引するには、大体どれくらいの元手が必要か計算しました。

銘柄レバレッジ
10倍
レバレッジ
5倍
レバレッジ
3倍
WTI原油先物
(円建て¥100)
6,810円13,620円22,700円
WTI原油先物
($10)
195,175円390,350円650,520円
スポット金
(円建て¥100)
2,500円5,000円8,340円
ミニスポット金
(10toz)
179,125円359,250円597,030円
※2024年9月6日のレートで算出

※WTI原油が6,810、スポット金が2,500の場合
レバレッジごとに必要な資金は価格×レバレッジ倍率(10倍=0.1、5倍=0.2、3倍=0.3333)×取引量×1ポイントの価値(円建ては100、ドル建ては1,433)で計算。

コモディティは変動が激しいので、レバレッジ3倍以内が望ましいでしょう。

円建てのスポット金ならそこそこの資金で保有できますが、それ以外の銘柄なら、元手は少なくとも30万円〜50万円がCFDでは必要なんですね。

なおこちらでは挙げていませんが、CFDでスポット銀の取引は、スポット金よりも小さめとなります。

現在のIG証券のCFDですが、円建てのWTI原油、スポット金はともに最小0.1ロットから取引可能となりました。

商品ノックアウトオプション3つのメリット

コモディティをノックアウトオプションで取引すると、3つのメリットがあります。

  • 投資金(オプション料)以上の損失がない
  • レバレッジを気にする必要がない
  • 商品CFDよりも少額資金で取引できる

それぞれを解説していきます。

投資金(オプション料)以上の損失がない

他の禁輸商品と同じく、ノックアウトオプションにも損失リスクがあることは共通しています。

しかしノックアウトオプションはオプション取引のひとつで、証拠金取引のFXやCFDと違います。
証拠金取引のルールであるレバレッジがないため、追証も心配する必要がありません。
そして最大損失額は、ノックアウト価格(損切りレベル)の設定により、自ら決めるオプション料に限定されます。

FXやCFDなどの証拠金取引ではスリッページによって、大きく動いているときは証拠金以上の損失となってしまうケースもまれに発生します。

以下はノックアウトオプションで米ドル/円を取引したときの例ですが、原油や金の取引でも共通です。

ノックアウトオプションで損失方向に相場が急変動した場合

ノックアウトオプションでは、オプション購入時にノックアウト価格ごとに設定されたオプション料を支払います。
原油や金などの原資産価格にノックアウト価格が近いほど、オプション料は安くなります。
逆に、原資産価格からノックアウト価格が離れるほど、オプション料は高くなります。

ノックアウトオプションで損失方向に動いたとき、ノックアウト価格に達したらその取引は終了です。
仮にスイスフラン・ショックのような出来事が起こっても、スリッページすることなく確実に決済されます。

つまりノックアウト価格での決済が100%保証されており、オプション料以上の損失をすることがないため、リスクが限定された仕組みです。

つまり値動きが激しい原油や金の取引でも、安心して取り組みやすい設計が魅力なのです。

レバレッジを気にする必要がない

CFDで原油や金を取引した場合、常に証拠金維持率を気にして取引しなければいけません。

元手が少ないほど、証拠金維持率の低さは損失リスクが高くなりますから、一定の水準をキープする必要があるからです。

ノックアウトオプションのベースはオプション取引です。
これにより、そもそもレバレッジの概念がありませんから、レバレッジと証拠金維持率を考える手間が一切ないんですね。

値動きが大きい銘柄の取引ほど、資金管理が重要になってきます。

レバレッジを考えなくていいのは、攻守に秀でるノックアウトオプションならではのメリットです。

商品CFDよりも少額資金で取引できる

ノックアウトオプションはオプション取引の特徴により、ノックアウト価格の設定によってはCFDよりも少額から取引を行うことが可能です。

ノックアウト価格に達したら投資金(オプション料)が全額損失になる、というルールがあるからなんですね。

コモディティをどのくらい少額から取引ができるのか、実際の取引画面で見ていきましょう。

商品CFDとKOを取引資金で比較

なおこちらでは、IG証券のCFDの中でも少額から取引できる「円建て(期限なし)」と、ノックアウトオプションでも購入価格が高い、「原資産価格から離れたノックアウト価格」に絞って比較しています。

原油(CFD)の場合

まずはCFDの原油です。

WTI原油先物(¥100)期限なしの取引に必要な資金
WTI原油(CFD)

IG証券の原油を少額&低スプレッドで取引するには、期限なしで円建てを選ぶ必要があります。

最小単位の取引なら、0.1ロットを約3,500円で取引できますが、レバレッジを3倍まで下げるには口座に約22,900円が必要です。

原油(ノックアウトオプション)の場合

続いてノックアウトオプションの原油です。

まずは、現在のレート水準(原資産価格)にもっとも近い位置にあるノックアウト価格を選んだ例です。

WTI原油 ブル(上昇)の取引に必要な最小資金
WTI原油 近いKO価格の目安

WTI原油は最小1ロット、約2,700円から取引することができます。
ノックアウト価格に達したら約2,700円が損失ですが、ノックアウト価格に達しないかぎり約2,700円でポジションを保有できます。

原資産価格からもっとも離れたノックアウト価格を選んだ例は以下です。

WTI原油 ブル(上昇)の取引に必要な資金
WTI原油 離れたKO価格の目安

ノックアウトオプションで原資産価格から離れた1ロットのオプション料は、約216,000円となります。
CFDで1ロットをレバレッジ3倍で取引するには約23万円程度必要となりますので、金額的な条件にそれほど違いはありません。

しかしノックアウトオプションの原油では、原資産価格に近いノックアウト価格を選ぶと、最小2,700円程度から取引することも可能です。

オプション単価はボラティリティによっても変化します。相場によってオプション単価に違いが出てくることもありますので、覚えておきましょう。

金(CFD)の場合

続いてCFDの金です。

スポット金(¥100)期限なしの取引に必要な資金
スポット金(CFD)

原油と同じく、CFDで金の取引は「期限なしの円建て」を選ぶと、少ない資金でポジションを保有できます。

この場合、最小0.1ロットを約1,300円で保有できますが、レバレッジ3倍まで下げるには約8,400円が口座に必要です。

金(ノックアウトオプション)の場合

以下はノックアウトオプションの金です。

スポット金 ブル(上昇)の取引に必要な最小資金
スポット金 近いKO価格の目安
スポット金 ブル(上昇)の取引に必要な最小資金
スポット金 離れたKO価格の目安

ノックアウトオプションでは最小0.5ロットから取引でき、現資産価格に近いオプションは約220円、現資産価格から離れたオプションは約18,000円で保有することができます。

スポット金もまた、CFDと同じ数量を保有するなら、ノックアウトオプションなら資金効率よく取引を行うことができます。

ノックアウト価格に達しない限りポジションを保有でき、任意のタイミングで指値注文で利食い、逆指値注文で損切りも可能です。

このようにノックアウトオプションでは、原資産価格に近いオプションを選んだ場合は、少額から取引することも可能です。
ただしポイントとしては、コモディティは値動きが激しいので、ある程度は値幅をとってオプションを買うようにしましょう。

ノックアウトオプションにも弱点がある

ここまで見るとノックアウトオプションは万能な金融商品にも見えますが、オプション取引ならではの弱点が存在します。

オプション取引には取引に期限が必ず設定されており、ノックアウトオプションは最大で1年程度となります。

つまり最大でも約1年、タイミングによってはポジションは1ヶ月程度しか保有できない仕組みにより、長期トレード向きではありません。

※取引期限の詳細については、以下メリット・デメリットの記事で詳しく解説しています。

ですから長期で保有したい場合なら、他の金融商品も視野に入ってきます。

しかしながら、短期での損失リスクを許容しながら大きな値動きに期待するなら、最大損失が決まっていて少額から取引できる場合もあるノックアウトオプションは、力を発揮してくれるサービスなのです。

ノックアウトオプションおすすめの業者

IG証券 ノックアウトオプション

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ノックアウトオプションはマイナー通貨ペアまで網羅しており、世界各国の株価指数、金、銀、原油などの商品まで、全152銘柄と圧倒的な取扱数を誇ります。

さらにIG証券のノックアウトオプションはスプレッドが狭いので、取引コストを売買益で回収・収益化しやすい環境が整っています。

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原油や金をノックアウトオプションで取引

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