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ノックアウトオプションとFXを併用した両建てリスクヘッジ戦略をご紹介!

ノックアウトオプションとFXの両建てリスクヘッジ戦略

ノックアウトオプションをFXと併用して、リスクヘッジ(リスク回避)に使うことができるのか、気になったことはありませんか?

一般的にリスクヘッジというと、

  • 同一通貨ペアの両建て
  • 反対のトレンドが発生している通貨ペアでポジションを保有

といった戦略があります。

そこで、FXでポジションを保有しているとき、ノックアウトオプションで同じ通貨ペアを組み合わせてヘッジするやり方をご紹介します。

目次

FX×KOのリスクヘッジ戦略

ノックアウトオプションは基本的に、短期であれば数秒〜数分で決済できるスキャルピングから、長期であれば数週間〜数ヶ月程度は保有できる金融商品です。

オプション取引の仕組みと業者ごとの満期の違いにより、取引タイミングによって取引期限が異なります。
最長で約1年間、タイミングによっては最短数日となるケースもあります。

同じオプション取引をベースとした金融商品に、バイナリーオプションがあります。
国内各社が提供するバイナリーオプションは、取引期限が2時間程度で完結することから、FXのリスクヘッジ目的でFXの反対方向のポジションを持つ戦略もできます。

実はノックアウトオプションもまた、FXやCFDと組み合わせてリスクヘッジする戦略が可能です。
ノックアウトオプションは損失をしっかり守りつつ、ある程度の取引期限が設けられており、それでいて大きな利益を追求できることから、「FXとバイナリーオプションのいいとこ取り」ともいえる魅力を備えているのです。

分かりやすいように、3つの金融商品の取引期間の違いをまとめました。

KO、BO、FX取引期限の違い

バイナリーオプションをFXのリスクヘッジに使う場合、取引期限が短いことから、基本的にデイトレでのリスクヘッジに限定されます。

ノックアウトオプション自体が損失限定された設計となっていることから、FXのリスクヘッジ目的で併用する必要はない、というイメージがある方も少なくないかもしれません。
しかし、FXでポジションを保有後、「一時的にトレンドが変わりそうだけど、長期的な目線は変わらない」と考える場面となることもあるでしょう。

こんなときに、ノックアウトオプションで反対方向のポジションを持つ戦略も可能です。

FXで両建てすると、必要証拠金が2倍発生してレバレッジも圧迫されるため、口座資金に余裕を持たせなければいけません。
しかしノックアウトオプションなら、限定されたオプション料のみでポジションの保有ができる優位性があります。

FXの中長期ポジションに、KOの短期ポジションでヘッジ

ノックアウト価格が近いオプションを保有すると、少ない資金でポジションを保有できる一方で、近いノックアウト価格に達してオプション料が損失となりやすいリスクもあります。

しかし、ノックアウト価格が離れたオプションを保有したとしても、FXよりも優れた資金効率でポジションを保有することもできます。

つまりFXの保有ポジションの反対方向にヘッジをする場合、ノックアウトオプションならFXに比べて少ない資金で損失額を限定した両建てが可能となります。

取引イメージをご覧ください。

ノックアウトオプションとFXを組み合わせた両建てヘッジ例
KOとFXを組み合わせた両建てヘッジ例
ポイントを解説!

FXで底だと判断して直近高値ブレイクを狙ってエントリーしたものの、すぐに反転となり、直近安値を下抜けてきた例です。

このままではちょっとマズイが長期的には底だと明確に考えるとき、ノックアウトオプションで売り方向のポジションを持ちます。

想定通り相場は底打ちとなり上昇へと反転したら、ノックアウトオプションのポジションを利食いする形となります。

このまま上昇が続いたら、自身が判断する地点でFXのポジションも利食いすることができますね。

重要なのはあくまでFXのポジションは中長期、ノックアウトオプションは短期トレードと明確にして、短期的にトレンド転換したらノックアウトオプションのポジションは利食いすることがポイントです。

このFXとノックアウトオプションの両建て戦略は、しっかりとタイミングを捉えてノックアウトオプションのポジションを決済することが、最も重要なポイントとなります。

FXとバイナリーオプションを組み合わせた両建てヘッジ手法というのもありますが、取引期限が短いバイナリーオプションと異なり、ノックアウトオプションの場合は任意のタイミングで決済しなければいけません。
そのため両建ての状態から、一方のポジションのみとなる片張りに戻すタイミングを、しっかり見極めることが重要となってきます。

つまり、FXとノックアウトオプションの両建ては、トレンドの方向となるFXの損失ポジションはいったん塩漬けしつつ、ノックアウトオプションでトレンド方向の利益を追求する戦略となります。

両建てにはどちらも損失リスクがある

異なる金融商品とはいえ同じ銘柄で両建てする形となりますので、売買タイミングを見誤ると往復ビンタになる可能性もあります。

こちらの例をご覧ください。

FXとKOの両建てはどちらも損失になるリスクがある
両建ては両方損失となるリスクがある
ポイントを解説!

FXで買い注文後に下落し、下降トレンドが継続すると判断してノックアウトオプションで売りを入れた例です。

ノックアウトオプションで売りを入れた後に反転上昇すると、ノックアウト価格に達するとオプション料そのものが損失として確定します。

さらにその後反転して、下落の勢いが強くなったと判断してFXの買いポジションを損切りした形です。

先ほどの例のように、「上昇するか」「下落するか」の考え方に迷いが生じると、自ら往復ビンタをしてしまう可能性が高くなるのが分かりますね。

ノックアウトオプションは原資産価格に近いオプション、つまりそのときの現在レートに近いオプションになるほど、安いオプション料でポジションを保有できます。

しかし安いオプションを選ぶほど、ノックアウト価格に達して損失となりやすいことは理解しておかなければいけません。

このように往復ビンタとなっては元も子もないですよね。

「いくらでオプションを保有できるか」と安易に金額に注目するのではなく、「どの価格帯で反発しやすいか」しっかりとチャート分析をしてオプションを選ぶことが重要となってきます。

自信があるならヘッジ、自信がなければ迷わず損切り

そもそもノックアウトオプションで両建てをする前に、最初の予測が外れた時点で、早々にFXのポジションを損切りすべきであるとも考えられます。

FXを損切りし、再エントリーする例
FXを損切りし、再エントリーする例

このように、いったんポジションをスクエアにして、いったんリセットしてから再エントリーする方が精神的負担は軽いかもしれません。

そのためFXとノックアウトオプションの併用で両建てをする場合、先行き予測が不安なときではなく、それなりに相場の先行き予測に自信を持てるときに行うのが賢明ともいえます。

とはいえ重要な経済指標発表前であったり、短期的に調整しそうな場面であればノックアウトオプションを使ってヘッジする戦略も可能となります。

ノックアウトオプションとFXの両建てリスクヘッジ戦略【まとめ】

「両建ての両損」という投資格言もありますが、両建ては推奨されるものではありません。

しかし、同一の金融商品での両建てではなく、商品設計が異なる金融商品同士での両建てであれば、損失リスクを限定させながらヘッジが活きてきます。

もしノックアウトオプションでFXで保有ポジションのヘッジを考えている方は、ぜひご参考にしてみてください。

このほか、取引スタイルごとにノックアウトオプションを使った攻略テクニックは、こちらの記事で解説しています。

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