ノックアウトオプションを少額から始めてみたいけど、最小でいくらから取引できるのか気になっていませんか?
そこで当ページでは、銘柄ごと(FXノックアウトオプション、株価指数ノックアウトオプション、商品ノックアウトオプション)の最低オプション料の目安についてご紹介します。
入金額と最小取引単位
少額でノックアウトオプションの取引をするにあたり、「最小入金額」と「最小取引単位」を把握する必要があります。
まずは、ノックアウトオプション取り扱い業者の基本情報をご覧ください。
| 取り扱い業者 | 最小入金額 | 取引単位 | 銘柄数 |
|---|---|---|---|
![]() ![]() | 設定なし | 100 取引単位 | FX:約100通貨ペア 株価指数:26銘柄 株式:約330銘柄 商品:26銘柄 VIX:2銘柄 |
![]() ![]() | 設定なし | 10,000 取引単位 | FX:7通貨ペア 商品:4銘柄 暗号資産:4銘柄 |
![]() ![]() | 設定なし | 2,000 取引単位 (銘柄毎に異なる) | FX:66通貨ペア 株価指数:16銘柄 株式:約7銘柄 商品:16銘柄 |
![]() ![]() | 1万円 | 1,000 取引単位 | FX:23通貨ペア 株価指数:17銘柄 日本株:25銘柄 |
ご覧のとおり、FOREX.comでは最低でも1万円以上の入金をする必要があります。
IG証券は100単位(0.01Lot)の取引に対応していることで、数十円から取引を始めることができます。
そして銘柄数が多いので、金や原油など、さまざまな銘柄で取引したい方にも向いています。
ただしノックアウトオプションは、10,000通貨(0.01Lot)であっても少額から取引できる金融商品です。
10,000通貨であっても、ノックアウトレベルによっては数千円あれば取引できるので、実際はFXのように1,000通貨にこだわる必要はありません。
Forex.comを除く3社では最小入金額を制限していませんので、最小1万円でも入金すれば取引をスタート可能です。
つまり、IG証券、Plus500証券、FXTFでは1万円からチャレンジすることも可能です!
各社の取引単位の違いが分かったところで、銘柄ごとの最低オプション料はどのくらいの目安なのか、10,000通貨(1ロット)を例として見ていきましょう。
オプション料の計算と確認方法
IG証券のノックアウトオプション取引画面では、ノックアウト価格を選ぶとオプション料が表示されます。
このオプション料には、通貨ペアや銘柄ごとに「ノックアウト・プレミアム」が含まれています。
取引画面のオプション料というのは、単体のオプション料と、ノックアウト・プレミアムを足したトータルの金額なんですね。
ノックアウト・プレミアムは固定ではなく、銘柄やボラティリティによって変化します。
また、ノックアウトされなければノックアウト・プレミアムは戻ってきます。(←ココが重要!)
ノックアウト・プレミアムは米ドル/円で200円程度、ユーロ/円で400円程度です。
「ノックアウト・プレミアム」「ノックアウト価格最小ポイント値幅」この2つを計算すれば、最小オプション料の目安が分かります。
まずはオプション料の計算方法をご覧ください。
{原資産価格とノックアウト価格の差額 + 保証料(ノックアウト・プレミアム)}× 1ポイントあたり損益額=オプション料
ただし現在の取引画面ではノックアウト・プレミアムが見れないので、自分で計算する必要があります。
ノックアウトオプションではスプレッドも取引コストとなりますが、スプレッドはオプション購入後に「未実現損益」に即座に反映されます。
米ドル/円1ロットなら、スプレッド0.6銭分としてマイナス60円からスタートする形ですね。
もし、そのまますぐに手動で決済したら、未実現損益マイナス60円とオプション料が損失となり、ノックアウト・プレミアムが戻ってくる計算になります。
ですので「オプション料」と「スプレッド」は別で考えるようにしてください。
ノックアウト・プレミアムと最小オプション料の計算方法
それではノックアウト・プレミアムと最小オプション料の計算方法を、IG証券のPC版取引画面を例にご覧ください。
最小オプション料の計算方法
取引画面の「詳細」をクリックすると、「取引」の項目内に「ノックアウト価格最小ポイント値幅」の記載があります。
この値に「1ポイントの値幅」を掛けると、最小オプション料の円換算による目安を算出できます。


ノックアウト価格最小ポイント値幅とは、原資産となる銘柄(米ドル/円など)で、ノックアウト価格までのもっとも小さい幅のことを指します。
これらの掛け算により、最小取引数のとき最小ノックアウト価格はいくらなのか、目安を確認できるというわけです。
ノックアウト・プレミアムの計算方法
続いてノックアウト・プレミアムの計算方法を見ていきましょう。
こちらの画像をご覧ください。
ノックアウト価格と売りレート(売りの場合)の差額を算出し、それを円換算にしてオプション料から引くことで、ノックアウト・プレミアムを算出できます。


ノックアウト価格 −(原資産価格)×100 = ノックアウト・プレミアムを除いたオプション料
(例)10960 − 10953.8 × 100 = 680円
オプション料 − ノックアウトプレミアムを除いたオプション料 = ノックアウト・プレミアム
(例)880 − 680 = 200円
ノックアウト・プレミアム自体は、取引画面で確認することはできません。
しかし取引画面内のオプション単価(=総オプション料)にノックアウト・プレミアムが上乗せされているので、こちらの計算で算出が可能となっています。
最小オプション料で購入するとノックアウトリスクが極めて高いですが、相場のボラティリティとノックアウト価格によっては、この金額での購入が可能なケースとなることもあるんですね。
銘柄ごとの最低オプション料を見てみよう
「計算方法はいいから、てっとり早く最低オプション料を知りたい」という方のために、主要な銘柄ごとの最小オプション料をご紹介します。
※ノックアウト・プレミアムは通貨ペアや銘柄、相場のボラティリティや流動性によっても変化します。
そのため最低オプション料の目安は、調査時(2026年10月14日)の参考値となります。
「FXノックアウトオプション」最低オプション料の目安
| 通貨ペア | (A) ノックアウト価格 最小ポイント値幅 | (B) ノックアウト プレミアム | (C) 最低オプション料 の目安 |
|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | 7ポイント | 3ポイント | 0.01Lot=約16円 (1Lot=約1,600円) |
| ユーロ/円 | 10ポイント | 4ポイント | 0.01Lot=約22円 (1Lot=約2,200円) |
| ポンド/円 | 15ポイント | 8ポイント | 0.01Lot=約37円 (1Lot=約3,700円) |
| 豪ドル/円 | 5ポイント | 6ポイント | 0.01Lot=約16円 (1Lot=約1,600円) |
| ユーロ/米ドル | 5ポイント | 2ポイント | 0.01Lot=約11円 (1Lot=約1,100円) |
| ポンド/米ドル | 8ポイント | 5ポイント | 0.01Lot=約21円 (1Lot=約2,100円) |
※ノックアウトプレミアムはボラティリティにより変動します。
※最低オプション料は(A+B) × 米ドル/円レート160円(1ポイントの価値) × 取引数(0.01または1) = Cで算出。
※10,000通貨の場合。2026年10月時点で、IG証券のFXノックアウトオプションは100通貨に対応しています。
「株価指数ノックアウトオプション」最低オプション料の目安
| 銘柄 | (A) ノックアウト価格 最小ポイント値幅 | (B) ノックアウト プレミアム | (C) 最低オプション料 の目安 |
|---|---|---|---|
| 日本225 (日経225) | 40ポイント | 8.4ポイント | 0.01Lot=約48円 |
| ウォール街 (NYダウ) | 30ポイント | 5.5ポイント | 0.01Lot=約57円 |
| 米国テク株100 (ナスダック) | 10ポイント | 3ポイント | 0.01Lot=約21円 |
| 米国500 (S&P500) | 4ポイント | 0.8ポイント | 0.01Lot=約7.7円 |
※ノックアウトプレミアムはボラティリティにより変動します。
※日経225は(A+B) × 100(1ポイントの価値) × 取引数(0.01) = Cで算出。
※米株は(A+B) × 米ドル/円レート160円 × 取引数(0.01)=Cで算出。(日本225以外の米株は1Lotあたり1ポイント=1米ドル。)
「商品ノックアウトオプション」最低オプション料の目安
| 銘柄 | (A) ノックアウト価格 最小ポイント値幅 | (B) ノックアウト プレミアム | (C) 最低オプション料 の目安 |
|---|---|---|---|
| WTI原油 | 6ポイント | 7.6ポイント | 0.01Lot=約22円 |
| スポット金 | 2ポイント | 0.47ポイント | 0.01Lot=約4円 |
| スポット銀 | 8ポイント | 6.1ポイント | 0.01Lot=約23円 |
※ノックアウトプレミアムはボラティリティにより変動します。
※各銘柄は(A+B) × 米ドル/円レート160円 × 最小取引数(0.01) = Cで算出。(各銘柄は1Lotあたり1ポイント=1米ドル。)
安いオプション料を購入するときの注意点
ノックアウトオプションはFXと比べても資金効率よくポジションを保有できますが、FXと比べてもややスプレッドが広いのが難点です。
こちらのページでは最小どのくらいでオプションを購入できるかをご紹介しましたが、低価格オプションの購入はおすすめしません。
最初のうちは、余裕を持ったノックアウト価格を選ぶことが重要です。
安いオプション料でポジションを保有した場合、ノックアウト価格までわずかな変動でノックアウトにさらされるリスクが高くなります。
スプレッドが広い銘柄で多くのポジションを保有すると、スキャルピングでは収益化へのハードルが上がります。
どうしても安いオプションを購入したいのなら、ノックアウト価格に達するリスクが高いことを理解した上で、スキャルピングならスプレッドが狭い銘柄、広めのスプレッドを許容してトレードするならデイトレード、スイングトレードで考えてみてはいかがでしょうか。
ノックアウト価格(ノックアウトレベル)の選び方は、以下の記事もご参考にどうぞ。


ノックアウトオプションおすすめの業者
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