マネーパートナーズより、2023年3月に取引アプリがリリースされました。
もともと10,000通貨対応の「HyperSpeed Touch」と100通貨対応の「HyperSpeed Touch nano」という2つのアプリが用意されています。
この新アプリでは、アプリひとつでPFX(10,000通貨のFX口座)とnano(100通貨のFX口座)、そしてCFD口座の切り替えができるため、よりスムーズに取引が可能です。
それではマネーパートナーズの「取引アプリ」について、機能や特徴、使い方を詳しくご紹介していきます。
2つの口座はかんたんに切り替えが可能!
マネーパートナーズは1万通貨の口座が「PFX」、100通貨の口座が「nano」となります。
それぞれログイン時に選ぶことができますが、ログイン後であっても、画面左上をタップすればかんたんに切り替えることができます。
※2023年12月より、こちらからCFD口座に切り替えも可能となっています。
それぞれの口座ですが、かんたんに説明すると「最小取引単位」と「スプレッド」が大きな違いとなります。
取引単位 | スプレッド | |
---|---|---|
PFX | 10,000通貨 | nanoより広い |
nano | 100通貨 | 狭い |
最初は少額から取引できてスプレッドが狭い「nano」からスタートしてみて、取引に慣れてきたらスタンダード口座の「PFX」に切り替える使い方ができます。
とはいえ9:00〜翌4:00の時間帯のスプレッドに関しては、「nano」のほうが断然狭いです。
ですから、こちらのアプリで短期トレードをしようと考えているなら、とりあえずは「nano」の一択でOKです。
もしPCから短期トレードをする場合は、「PFX」口座なら、スリッページしない仕様となっている「PFXストリーミング注文」を使うことができます。
ですので、スリッページ・約定拒否が発生しそうな重要指標発表時のとき、PCで取引する場合は「PFX」をチョイスするという使い分け方もご検討ください。
マーケット
アプリを起動すると、最初に「マーケット」の画面でレート一覧が表示されます。
このほかマーケットではニュース、経済指標を見ることができます。
レート
レート一覧画面の上部では、発表直後の経済指標や、今後発表される経済指標、開催中のキャンペーンがテキストで表示されます。
レート一覧はスクロールすることで、全通貨ペアをチェックすることができます。
また米ドル/円など、それぞれの通貨ペア部分をタップすれば、新規注文画面に進むことができます。
ニュース
ニュースではMarketWin24、Fisco、FXi24、貴金属が配信されており、配信しているニュースベンダーが多いので、情報量を求める方にも安心です。
各ニュースをタップすれば、詳細を見ることができます。
右上にある設定からカテゴリー、通貨、検索期間からニュースの検索が可能です。
ニュースのランキングでは、アクセス数が多い順のニュースを見れるため、他のトレーダーはどんなニュースに注目しているのかが分かりますね。
またニュースには「貴金属」の項目もあり、各ニュースベンダーによる金などのマーケット情報をピックアップしてチェックすることができます。
マネーパートナーズでは、金・銀の取引ができるCFDサービスの提供も行っています。
このアプリでCFD取引も可能であり、金や銀に関する情報収集がしやすいこともポイントなのです。
経済指標
経済指標では、当日と翌日の情報をチェックすることができます。
各経済指標をタップすると、詳細情報を見ることも可能です。
他社によくある、重要度や国名で絞り込みができるような機能は、残念ながら搭載されていません。
経済指標カレンダーは簡易的な印象の作りですが、今後の変動要因となりうる情報をかんたんにチェックすることができます。
注文画面
新規注文を行うときは、「ストリーミング」「予約注文」「連続予約」から注文方法を選択できます。
ストリーミング
今すぐに発注したいときは、「ストリーミング」から発注を行います。
決済注文としての利食いと損切りもセットにして発注もでき、事前に値幅や有効期限を決めておくことができます。
よりスピーディーな売買をするなら、AS利用にチェックを入れて、ASストリーミング注文を使うのがおすすめです。
ASにはAuto Select(オートセレクト)という意味があり、売買区分を自動判定して決済と新規注文を行ってくれます。
たとえば、AS利用の決済パターンはデフォルトはLIFO(古い建玉優先で決済)となっています。
基本的にこのままの設定で大丈夫ですが、もしカスタマイズした方はPC向け取引ツール「クイック発注ボード」の「設定」→「共通設定」と進むことで、全4パターンから選ぶことができます。
上記手順により、PCで設定変更することで、スマホアプリにも変更される仕様となっています。
(※AS利用の決済パターンを変更する場合、PFX口座、nano口座に合わせて、PCの各クイック発注ボードで変更する必要がありますのでご注意ください。)
予約注文
〇〇円になったら売りたい(買いたい)といった注文をしたいときは、「予約注文」を選びましょう。
つまり予約注文では、指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文を行うことができます。
このアプリは予約注文の画面が特徴的であり、注文名を意識することなく発注しやすい作りが魅力です。
例えば『IFD-OCO注文は、どの注文の組み合わせだったかな?』ということを考えることもありません。
この場合は、新規の買いか売りを選び、「決済設定」で利食い決済と損切り決済を指定するだけで、直感的に注文を入れることができます。
同時発注できる決済注文は、価格差で指定(〇〇pipsで利食い、損切り)か、レートで指定(〇〇円で利食い、損切り)から選べるので、お好みで指定できることもポイントです。
連続予約
「連続予約注文」とは、マネーパートナーズが提供するリピート系注文の機能です。
連続予約注文は低コストが評判の反面、これまでは注文に手間がかかる欠点があり、最大20回を手入力する必要がありました。
しかしこちらの取引アプリには、待望となる連続予約注文の「コピー機能」が搭載されたため、これまでのような手間がかかりません。
連続予約注文の画面で「同じ内容を20回コピーする」をタップすると、同じ価格ならワンタップで20回分の発注を1回で行うことが可能です。
最初に入力した注文レート、決済レート(幅)をベースに発注もできるため、よりスムーズに発注が可能となったのが、大きなポイントとなります。
nano口座なら最小100通貨から取引できますので、リピート系注文も少額からチャレンジできることがマネーパートナーズの魅力です。
チャート
チャートはテクニカル指標、描画ツールが用意されており、ローソク足のほかにラインチャート、平均足に変更も可能です。
また縦画面、横画面どちらにも対応しており、チャートを見ながら発注することもできます。
テクニカル指標
テクニカル指標はトレンド系、オシレーター系合わせて15種類が用意されています。
トレンド系・テクニカル指標(9種類)
- SMA(単純移動平均線)
- EMA(指数平滑移動平均線)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- エンベロープ
- パラボリック
- High Low チャネル
- スーパーボリンジャー
- スパンモデル
オシレーター系・テクニカル指標(6種類)
- MACD
- ストキャスティクス
- DMI/ADX
- RSI
- RCI
- 乖離率(移動平均乖離率)
定番のテクニカル指標はもちろん、スパンモデルやスーパーボリンジャーといった人気のタイプまで用意されています。
描画ツール
描画ツールにはトレンドライン、水平線が用意されています。
狙ったローソク足に描画できるマグネット機能や、フィボナッチ関連は用意されていません。
描画したラインは、アプリを終了したり、ログアウトすると全て削除されますので、保存機能はありません。
そのぶん気軽に描画しやすいので、短期売買で分析する際には気軽に描画してみてください。
2画面、4画面にも対応
チャートは2画面、4画面での表示にも対応しています。
複数通貨ペアの値動きを比較したり、同一通貨ペアで異なる時間軸で分析したいときは、こちらの分割チャートを活用してみてください。
チャートを見ながら発注できる
チャートを見ながら発注したいときは、チャート発注モードで切り替えができます。
上記にある赤枠部分をタップし、「ストリーミング」「予約注文」どちらか選ぶことで、チャート上で発注が可能となります。
証拠金やスワップの確認も可能
「メニュー」→口座状況にある「スワップポイント」「証拠金一覧」へ進めば、それぞれをアプリ内で確認することができます。
スワップポイントには当日の受け払い額が表示されます。
また指定期間内のスワップポイントを見ることが可能なため、月間でどれくらいの受け取りができるのかイメージしやすいこともポイントです。
証拠金一覧では、ポジションを保有するのに最低限必要な証拠金をチェックできます。
証拠金は日々変動しますが、今の証拠金はどれくらいなのか気になったときは、こちらで確認してみてください。
「かんたんトレナビ」の起動も可能
「メニュー」→その他のメニューにある「かんたんトレナビ」と進めば、チャート分析支援ツールをブラウザで起動できます。
かんたんトレナビでは、足種毎やテクニカル指標毎の売買シグナルを見ることができます。
またチャートには、売買シグナルの発生をわかりやすく示してくれます。
さらに未来予測チャートも搭載しており、過去チャートの形状をもとにAIが予測する、未来の値動き予想を見ることも可能です。
マネーパートナーズで取引される方は、分析補助ツールとして「かんたんトレナビ」もご活用ください。
かんたんトレナビについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
少額からFXを始めたい方に向くアプリ!
マネーパートナーズの「取引アプリ」最大の魅力は、100通貨の「nano」と10,000通貨の「PFX」、そして「CFD」と3つの口座をひとつのアプリで取引できることです。
そして現在、100通貨でも取引できる業者は、マネーパートナーズ以外には松井証券かOANDA証券しかありません。
例えば米ドル/円を100通貨で取引するなら、2,000円〜3,000円程度の入金でも、レバレッジを抑えて安心して取引を行えます。
スマホアプリで少額から本格的に取引をしてみたい方は、ぜひマネーパートナーズをご検討してみてはいかがでしょうか。
スプレッド、スワップポイント、取引ツール、特徴などの基本スペックは下記ページをご覧ください。
参考リンク:マネーパートナーズ 取引アプリの使い方
マネーパートナーズ(iPhone/Android)のスペック一覧
注文種類 | ASストリーミング注文(=スピード注文)、ストリーミング注文(=スリッページ設定ありの成行注文)、予約注文(指値注文、逆指値注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文)、連続予約注文、ドテン注文、ストリーミング決済、予約注文決済(指値、逆指値、OCO)、全決済、一括決済 |
---|---|
チャートタイプ | ローソク足、ラインチャート、平均足 |
足種 | Tick、1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日、週、月 |
レート更新時間 | 1秒 |
テクニカル指標 [トレンド系] |
|
テクニカル指標 [オシレーター系] | |
チャートから発注 | ◯ |
スワップポイントの表示 | ◯ |
マーケット情報 | MarketWin24、Fisco、FXi24、貴金属、経済指標カレンダー |
トレンドライン描画 | トレンドライン、水平ライン(ホリゾンタルライン) |
アプリからの入出金 | ◯ |
指定レート通知アラート | ◯(※ターゲットレートはアプリの「メニュー」→「会員専用サイトへ」→「ターゲットメール通知設定」から設定可能。) |
自動ログイン | ◯ |
マネーパートナーズ
スベらずに注文が通るマネーパートナーズは、約定力が高く安定度のある取引システムが高評価を得ています。
スプレッドが狭いため短期売買との相性がよく、PC取引ツールでは自動売買を行うことも可能です。
FXは2つの取引コースがあり、100通貨単位のパートナーズFXnanoなら最小100円からトレードできるため、少ない元手からFXにチャレンジできますね。
ひとつのスマートフォンアプリでPFX(1万通貨のFX)、nano(100通貨のFX)、CFD(金・銀)を取引できることもマネーパートナーズの魅力です。
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。