米国FANG指数とか、NYSE FANG+指数って聞いたことありますか?
アメリカIT企業の景況感を示す、俗にいう「ハイテク株」「テクノロジー株」と呼ばれている株価指数のことですね。
ハイテク株は主要な株価指数となる「S&P500」「ナスダック100」に組み込まれており、米株式相場をけん引する存在であることから、マーケットでも高く注目されているのです。
今回はIG証券のノックアウトオプションで注目の銘柄、「US FANG」をご紹介します。
IG証券でもともと提供されていた「US FANG指数 KO」は、記事更新日時点で提供されておりません。
類似銘柄の取引でしたら、「米国テク株100 KO」を選択してみてください。
「米国FANG指数」と「NYSE FANG+指数」
FANG(ファング)とは、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Netflix(ネットフリックス)、※Google(グーグル)のイニシャルをつないだ造語です。
インターネット社会において世界を代表とする米企業がまとめられており、高成長に期待できる指数として誕生したのが始まりです。
このFANG指数をベースにしたのが、NYSE FANG+指数です。
※Googleの上場企業名はAlphabet(アルファベット)
米国FANG指数 | NYSE FANG+指数 |
---|---|
Facebook(フェイスブック) Amazon(アマゾン) Netflix(ネットフリックス) Google(グーグル) | 左の4銘柄 + Tesla(テスラ) NVIDIA(エヌビディア) Apple(アップル) Twitter(ツイッター) Alibaba(アリババ) Baidu(バイドゥ) |
FANG指数の4社にTesla(テスラ、電気自動車)、NVIDIA(エヌビディア、半導体)、Apple(アップル)、Twitter(ツイッター)、Alibaba(アリババ、中国ネット通販)、Baidu(バイドゥ、中国検索エンジン)の6社を加えたのがNYSE FANG+指数となります。
アメリカの代表的な株価指数と比べてどんな指数であるのが、以下チャートをご覧ください。
2017年11月末を0%としたときの値動きを示すチャートですが、NYSE FANG+指数は高いパフォーマンスを誇っていることが確認できますね。
こういったハイテク株は、これから投資を始めようと考えている方には、まだまだ馴染みが薄いかもしれません。
しかし実はインヴァスト証券のトライオートFXで分散投資ができたり、IG証券のCFDでトレードも可能なので、意外にも手軽に投資が可能なんですね。
米国株は四半期ごとの決算月に注目
米国株では四半期ごと(3ヶ月)に決算発表があります。
年や月によっても若干の変動はありますが、アメリカでは基本的に1月、4月、7月、10月の中旬〜下旬に決算発表する企業が多いです。
FANGやFANG+の構成銘柄もこのタイミングに話題になることが多いので、こういった銘柄をトレードするときは決算月に注目していきましょう。
決算スケジュールは各証券会社のサイトからかんたんに確認できます。
※上記のほかにInvesting.comというサイトでも見られますが、発表時間が分かりやすいマネックス証券がおすすめです。
ハイテク株はノックアウトオプションでも売買可能
IG証券では、ハイテク株には株価指数CFDやETFで投資ができます。
このほかにもIG証券のノックアウトオプションでもトレードが可能で、CFDよりも少額で始められるのが魅力です。
実際の取引画面をご覧ください。
株価指数口座にログインしてノックアウトオプションをクリックすると、「US FANG指数 KO」という銘柄がありますが、これがちょうどハイテク株のNYSE FANG+指数に該当します。
ノックアウトオプションでは、ノックアウト価格ごとにオプション料が設定されており、原資産価格(現在のレート)に近いほど安く、離れるほど高く設定されています。
2021年4月28日時点の取引画面で、オプション料の目安をチェックしてみたところ、0.1ロットで原資産価格に近いオプションなら、最小でも約1,600円で購入できることが確認できました。
原資産価格に近いノックアウト価格を選ぶと、そのぶん損失リスクは高くなりますが、リスクを許容しつつ短期でスキャルピングで狙うことも可能です。
一方でもっとも離れたノックアウト価格を選んでみたところ、0.1ロットでも約8,300円でポジションを保有できる形となります。
上記は記事執筆時の日足チャートですが、最大でちょうどダブルボトムの位置にノックアウト価格をおけるイメージですね。
IG証券の株価指数CFDでは、同様の銘柄として「米国 FANG」があります。
CFDで同量のポジションを保有するには最小でも約7万6千円が必要ですから、いかにノックアウトオプションの資金効率が優れているのか明快にわかりますね。
主要株価指数もノックアウトオプションに対応
このほかノックアウトオプションの類似銘柄としては、ナスダック100を原資産とする「米国テク株100」もあります。
NYSE FANG+指数のうち、Twitterとアリババ以外の8銘柄は、実はナスダック100の構成銘柄なんですね。
ですから、ナスダック100の値動きにNYSE FANG+指数も追従しやすい特徴もあります。
米国テク株100は最低0.5ロットから取引できます。
2021年4月28日時点では最低で900円程度で購入できることが確認できました。
ですので少額から取引したいと考えるなら、US FANGよりも米国テク株100を選ぶ選択も可能です。
なおアメリカではNYダウ、S&P500、ナスダック100と3つの株価指数が有名ですが、違いをかんたんにまとめると以下です。
- 厳選30銘柄のNYダウ
- 500銘柄と幅広いS&P500
- IT関連銘柄が多い100銘柄のナスダック100
IG証券のノックアウトオプションでは、こういった各国の代表的な株価指数のほか、VIX指数(ボラティリティ指数)のほかに、為替や原油、金にも手軽に投資することが可能です。
ノックアウトオプションには、「最大1年間の取引」「ノックアウト価格に達したら損失が確定」「ノックアウト価格以上の損失は一切なし」という独自のルールがあります。
これにより、普段手を出しにくいボラティリティが激しい銘柄であっても、損失リスクが限定されているため手軽にチャレンジしやすい設計なんですね。
攻守に優れたノックアウトオプションでは、損失リスクが限定されたメリットを生かして、ボラティリティが激しい銘柄で収益チャンスを狙ってみるのも戦略のひとつといえます。
ノックアウトオプションおすすめの業者
IG証券 ノックアウトオプション
日本国内で初めてノックアウトオプションの提供をスタートさせたのがIG証券です。
ノックアウトオプションはマイナー通貨ペアまで網羅しており、世界各国の株価指数、金、銀、原油などの商品まで、全152銘柄と圧倒的な取扱数を誇ります。
さらにIG証券のノックアウトオプションはスプレッドが狭いので、取引コストを売買益で回収・収益化しやすい環境が整っています。
無期限のデモ口座で満足できるまで練習できることもIG証券ならではの魅力です。攻守に優れた金融商品を取引するなら、IG証券がイチオシの業者です。
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