【FX・株式投資の違い】投資を始めるならどちらがいい?

今や日本国民の二大投資と言えるほど、投資人口の多いFXと株式投資。これから投資を始めたいと考えているとき、FXと株、どちらをやるかでお悩みになる方もいますよね。

それぞれの金融商品の違いから安全性、リスクについて解説します。

FXは外貨、株は企業に投資する点が違う

まず根本的な違いは、FXは外国の通貨株は上場している企業が投資の対象です。

米ドル/円を代表するように、FX業者の通貨ペア数は平均で20通貨ペアくらい、多くても80通貨ペア程度です。
FXでは主要国の通貨しか取り扱いされておらず、国の数に等しい通貨の売買ができません。

それに対し、株で取引されている会社は数多く、国内銘柄だけで3,000銘柄以上の取引ができる証券会社もあります。

投資対象だけで、FXと株ではこれほどまでに差があるのです。

FXと株式投資を徹底比較!

分かりやすく違いを表にまとめました。

FX
投資対象通貨ペア個別企業
投資対象数約20通貨ペア
(最大80通貨ペア程度)
約4,000銘柄〜
値動き株より穏やか激しい
1日の平均変動率0.5〜3%5%〜30%
取引時間平日24時間平日9:00〜15:00
(昼を除く)
収益チャンス買い・売り買いのみ
(信用取引は売りも可能)
レバレッジ最大25倍なし
(信用取引は約3.3倍)
インカムゲイン
(金利)
スワップポイント配当金
株主優待
金利(配当金)
受け取り時期
毎日配当金:年2回
最低必要資金約4,000円〜数万円〜

投資対象の違い

FXの投資対象はどの国の通貨と通貨で売買するかで決まります。

すべての国の通貨ペアが用意されているわけではなく、流通量の多い通貨が中心となってきます。
そのため紙幣価値が安定した通貨ほど取引量が多く、マーケットでは注目度も高いです。

米ドル、ユーロ、円を中心に、ポンド、豪ドルの取引量が多く、この5通貨ペアの組み合わせだけで99%以上の取引額となっています。

2019年12月 店頭FX・通貨ペア取引額ランキング
金融先物取引業協会のデータを元にFXクイックナビが作成

最新のデータは金融先物業協会の店頭FX月次速報で確認できます。

このほか通貨としては北欧通貨(ノルウェークローネ、スウェーデンクローナ)、新興国通貨(南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ)、香港ドル、シンガポールドル、業者によってはロシアルーブルや韓国ウォンを取り扱うところもあります。

しかし全ての組み合わせに需要があるわけではなく、流動性が低い通貨には流動性リスクがあることから、多くのFX業者ではせいぜい20通貨ペアから30通貨ペアが提供されています。

 

対して株式取引は企業に投資します。

株式の取引ができる日本企業の場合、主に東証(東京証券取引所)に上場する企業が中心となってきます。
東証上場企業だけで約3,700社(当記事の作成日時点)存在します。

国内株式だけではなく、AmazonやAppleなどの海外株式も銘柄数に含めると、投資対象は膨大な数となります。

 

FXは国単位のデータから判断するマクロ経済ですが、株式は企業のデータから先行きを判断するミクロ経済であることも、投資対象によって異なってくるポイントです。

1日の値動きの違い

平均的には株式よりもFXの方が値動きは穏やかになります。

株式の1日あたりの変動率は平均的に4%程度で、20%〜30%程度動くこともよくあります。

参考リンク:株マップ.com 業種別指数ランキング

業種別で見ても、前月比で10%台の値動きが多かったり、20%〜30%の値動きがあることも業種別指数で確認できます。
業種別の変動率は平均化されているため、これが一企業となると変動率はより増します。

 

これに対してFXの変動率も見てみましょう。

コロナショック時は、通常時では考えられないほどの値動きでメキシコペソ/円で13%、南アフリカランド/円で11%程度の値動きがありました。

通常時はどのくらいの水準かというと、1日あたりでもっとも動いたとして2%台、平均的には0.5%程度が平均的です。

以下のデータを見ても、過去5日間では最大で2%台、過去20営業日(1ヶ月)では最大で7%〜10%(平均3%台)、過去60営業日(3ヶ月)では最大で7%程度であることがわかります。(当記事の作成日時点)

参考リンク:セントラル短資FX 通貨ペア別暴落率

 

もう少し細かいデータも見てみましょう。

米ドル/円を例にすれば、1時間あたりのコアタイム変動で0.2%未満が多いです。

参考リンク:セントラル短資FX 時間帯別平均変動率

 

たとえば1米ドル=100円として1%変動した場合、1円の値動きがあったことになりますが、米ドル/円が1日で2〜3円動くことはそれほど多くはありません。

そもそも為替は世界中の人々が取引していて、米ドル/円やユーロ/米ドルなどの主要通貨ペアは、株式とは比べ物にならないほど取引量が莫大です。
これにより買いたい人・売りたい人がすぐ見つかり、取引の不成立が発生しにくいため、主要通貨ペアの値動きが安定している要因となっています。

取引時間の違い

FXは、平日はほぼ24時間取引を行えます。

土日は為替は動いていませんので、基本は「月曜日の朝(NZオープン)から土曜日の早朝(金曜日NYクローズ)が取引時間となります。

ただしFX業者ごとに違いますが、火曜日〜金曜日の朝7:00前後はメンテナンスが行われることにより、5分〜最大20分程度取引が行えない時間が存在します。
※24時間取引できるのは膨大広告ではなく、GMOクリック証券DMM FXなら平日はメンテナンスがなく24時間取引が行えます。

株式の取引時間はAM9:00~AM11:30の前場(ぜんば)、PM0:30~PM3:00の後場(ごば)に限定されます。
注文自体はAM6:30〜大引け(3:00)、17:00〜翌3:30も可能ですが、リアルタイムに市場が動いている時間内のトレードは、FXに比べるとはるかに短いです。

そのため日中は株式を行い、夜はFXをするように、時間帯によってどの金融商品で取引するのか使い分けることができます。

収益チャンスの違い

収益チャンスの大きな違いとして、FXは「売り」からも取引できる点です。

株式では通常の「現物取引」のほかに、レバレッジをかけて取引できる「信用取引」もあります。

現物取引では、株を持っていないタイミングで空売りすることができないため、実質は上昇局面でしか利益を出すことができません。

信用取引なら売りから注文もできますが、発生する金利手数料が高く、半年に一度は必ず決済しなければいけません。
結果として買いからの取引の方が有利になるので、株価が上昇する方向でなければ長期で保有しにくいのが難点です。

FXでは上がると判断するなら「買い」、下がると判断するなら「売り」、どちらの局面でも収益を出すことができ、保有期間に制限がありません。

レバレッジの違い

株式の現物取引には、レバレッジをかけた売買(差金決済取引)を法令で禁止するルールが設けられています。

そもそもの現物には「原資そのものを取引する」意味があり、証券会社に預け入れた資金の範囲内で株式取引できる仕組みだからです。

この禁止ルールにより、同日に同一資金で、同一銘柄の売買は「買い→売り」「売り→買い」まで制限されているため、「買い→売り→買い」と往復以上の取引が禁止されています。

つまり、「当日使った資金は、当日同じ銘柄に使えません。」というルールです。

ただし取引に十分な買い付け余力があれば、差金決済とならないため問題ありません。例えば、A銘柄を50万円として、口座に資金が100万円あれば「買う→売る」をの流れで取引することができます。

よりFXに近いのが信用取引で、最大3.3倍程度のレバレッジを効かせることができます。
信用取引では取引回数に制限がないため、1日の取引期間内なら、同じ銘柄を何度も売買を繰り返すことが可能です。

なお国内のFXでは上限レバレッジが25倍となっており、少ない資金でも大きな金額の取引を行えるのがメリットです。

レバレッジは高いほど為替変動リスクが高まる一方、資金効率よく収益化できるのが特徴で、口座内の資金(証拠金)に対してどのくらいのポジションを保有するかでレバレッジは決まります。

レバレッジリスクは自己管理でコントロールできますので、始めはデモトレードでレバレッジの感覚を養うようにしてください。

金利・配当金の違い

FXでは為替レートの上昇・下落による為替差益による利益、現物取引では値上がりによって利益を得られる点は共通です。
こういった為替や株式など、原資産そのものの変動による利益のことをキャピタルゲインといいます。

大きな違いとなるのが、保有に応じて利益を得られるインカムゲインです。

FXのインカムゲインはスワップポイントです。スワップ金利とも呼ばれています。

FXでは2国間の金利差をスワップポイントとして受け取ることができます。
国ごとに政策金利は異なり、日本は低金利国ですから、高金利通貨との組み合わせで買いで保有すればスワップポイントを日々受け取れることができます。
反対に、買いでスワップポイントを受け取れる通貨ペアを売りで保有した場合、スワップポイントの支払いが発生します。

株式のインカムゲインは配当金です。
配当金を目当てとして株式を保有する投資家も多く存在します。

配当金とは、企業収益を株主に還元する仕組みです。企業によって差はありますが、年間1〜2回の配当があり、おおよそ平均的な配当による利回りは2%前後となっています。

もうひとつ、株式のインカムゲインには株主優待もあります。
こちらは株主に感謝の気持ちを込めたプレゼントとなっており、優待食事券や企業の商品などを受け取ることができます。

FXの高水準であるスワップポイント魅力的な反面、政策金利によって変動を受けやすいことから、インカムゲイン狙いの投資なら株式が優勢であるといえます。

取引コストの違い

FXは取引コストも安いので、1日のうちに何度も売買をするデイトレードをするにも、株よりもFXの方が断然有利となっています。

自動売買を行わない限り、FXの売買手数料はスプレッドしか発生しません。

信用取引はお金を借りて取引する仕組みにより、買いで保有の場合は「金利の支払い」、売りで保有の場合は「貸株料の支払い」が発生します。
また売買委託手数料、株式の不足で発生する逆日歩(品貸料)、保有ポジションに対して発生する管理費、権利処理等手数料などのコストもかかってきます。

FXでは超短期のスキャルピング、1日完結型のデイトレード、中長期のスイングトレード、長期で為替差益だけではなくスワップポイントも狙えるポジショントレード、スワップポイント狙いのスワップトレードと、取引期間から売買方向(売り・買い)まで自由度の高いトレードを行うことができます。

FXと株はどっちがかんたんか、儲かるか?

FXは国の経済状況、金融政策、景気動向などが長期的に価格が変動していく要因となります。短期的には、各国の経済指標の発表データから影響を受けやすい特徴があります。

株価は企業業績が主な変動要因となり、財務諸表を用いてファンダメンタルズ分析が行われています。企業買収、新製品・新サービスの発表なども企業の先行きを判断する材料となります。

また輸出企業、輸入企業は、為替の変動により株価も影響を受けやすかったりします。

主なファンダメンタルズ要因
FX
  • マクロ要因
    • 世界情勢、金融政策、景気動向、政治情勢、天候など
  • ミクロ要因
    • 企業の経営・財務・
      サービス(商品やブランド)・話題性、関連企業の業績など
      財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)

株なら、他の人が目をつけていない有料銘柄に投資ができれば、何倍もの大きなリターンを得ることができるでしょう。
FXであれば、価格が底値圏・高値圏で注文してそれなりの変動があれば、大きな利益が見込めます。

どちらの投資がかんたんかは、結局のところ個人の裁量次第です。
経済の全体像を見るのが好きな人もいれば、ひとつの会社のデータだけを追うのが楽な人もいます。

もちろんチャートテクニカル分析していくことに関しては、どちらも共通であり、基本中の基本です。

ただし、FXの方が市場規模が大きいことから、テクニカル分析に忠実な値動きをしやすい傾向があるため、チャート分析はFXの方が学びやすいといえます。

FXと株はどちらが安全か、ハイリスクか?

FXの最大レバレッジは25倍です。信用取引のレバレッジは最大で3.3倍までとなっていますが、これはFXの25倍に相当する倍率ですので、この点に関しては大差ないと言えます。

値動きだけで判断するとすれば、株価は変動幅が大きく、1日で10%〜20%動くこともあります。
対して為替の1日の変動幅は0.5%〜3%程度なので、自分で許容できる範囲でレバレッジを上げることができるのです。
株の場合は一国の一企業ですが、FXは国が発行する通貨の売買ですので、マーケットの大きさが違います。流れるお金が膨大ですから、株に比べるとFXの値動きの方が安定しているという訳です。

投資対象の価値で言えば、株の場合は会社が倒産して価値が紙クズ同然となる可能性もありますが、FXは国単位で流通する通貨ですので、通貨の価値が下がることはあっても、価値がなくなることはまずありません。
FXの場合、米ドル/円のように比較的値動きの変動が少ない通貨ペアで、少額・低レバレッジで取引すれば、大きな利益にしにくい反面、大きな損失ともなりにくくなります。

無茶な取引をすれば、どちらも大きな損失となる可能性がありますので、どちらが安全な投資か優劣はつけがたいです。
ただし、株価の方が変動幅が大きいためハイリスク・ハイリターンな投資となります。

実際に初心者が始めやすい投資は?

まず、取引のしやすさでは確実にFXが始めやすいと言えます。

株は平日の「9:00〜12:30」「13:30〜15:00」の5時間しか売買できません。

そのため夜間に勤務されている方や、専業でトレードしている方以外は売買自体が必然的に難しいのです。
FXは24時取引できるので、時間を気にすることなく好きなタイミングで新規注文から利益確定・損切りが行えます。

そして株は銘柄数が多いので、始めから注目している株があれば手っ取り早いですが、慣れないうちは銘柄選びに悩みがちです。
FXの場合は、入門向けな「米ドル/円」から始める方の割合がほとんどです。

最初に必要な資金面で言えば、FXの方が少額から始めることができます。
ミニ株といって、株を小口で買うこともできますが、優良銘柄であるほど最低でも10万円程度は必要です。

FXの単位は1万通貨(1ロットという)が使われていますが、1,000通貨(0.1ロット)から取引できる業者なら、この10分の1の金額で始められます。
つまり1,000通貨なら、米ドル/円が約4,000円から取引ができます。
少額からの始めやすさで言えば、株よりもFXに軍配が上がることになります。

またFXの実質的な売買コストはスプレッドですが、株の売買手数料に比べても圧倒的安いです。
デモトレード対応FX業者も多く、学びながら練習できるのも魅力なのです。
ただし、難易度はFXにも株にも差はありません。自分に合うか合わないか、好みで選ぶようにしましょう!

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