【2019年10月更新】豪ドル/円今後の金利・為替レートの見通しは?過去30年〜直近チャートで分析!

豪ドル円今後の金利・為替レートの見通し

FXでは人気の通貨ペアとして常にランキング上位に君臨するのが「豪ドル(オーストラリアドル)/円」です。
米ドル/円に比べると、おおよそ2/3ほどの証拠金となっているのも魅力のひとつ。

豪ドル/円の政策金利、スワップポイントを比較しながら、今後の値動き見通しについて解説していきます。

政策金利の低さにより、現在スワップポイントは低い

オーストラリアの政策金利ですが、2008年上半期までは実に7.25%と高水準でした。
このときの豪ドル/円は、円キャリートレード(政策金利が低い日本円と高金利通貨の組み合わせによる、スワップポイント狙いのトレード)の代表的な存在だったのです。

同年のリーマン・ショック以降、長きにわたって政策金利は下がり続け、2019年8月時点では1.00%となっています。

スワップポイントのベースとなる政策金利の違いを、主要国と比べてみましょう。

2019年10月1日現在の政策金利
順位 国名(政策金利)
ランキング1位 トルコ(16.50%)
ランキング2位 メキシコ(7.75%)
ランキング3位 南アフリカ(6.50%)
4位 中国(4.35%)
5位 香港(2.25%)
6位 アメリカ(2.00%)
7位 カナダ(1.75%)
8位 ノルウェー(1.50%)
9位 ニュージーランド(1.00%)
10位 オーストラリア(0.75%)
10位 イギリス(0.75%)
11位 ユーロ圏(0.00%)
12位 日本(-0.10%)
13位 スウェーデン(-0.25%)
14位 スイス(-1.25%)

今後のオーストラリア政策金利ですが、現在の水準で横ばいが続くか、利下げの見通しとなっています。

スワップポイント・スプレッドを他通貨ペアと比較

まずは豪ドル/円のスワップポイントを、主要な通貨ペアと比べてみましょう。

データ取得日、記載日:2019年10月1日(スワップの単位は円)
FX会社名 米ドル/円米ドル/円 ユーロ/円ユーロ/円 ポンド/円ポンド/円 豪ドル/円豪ドル/円
売り 買い 売り 買い 売り 買い 売り 買い
-80 65 1 -16 -40 25 -29 14
-61 59 1 -2 -26 23 -14 13
-65 65 0 0 -30 30 -20 20
-130 20 -25 -35 -90 10 -75 20
-130 20 -25 -35 -90 10 -75 20
-110 20 -15 -35 -99 11 -75 18
-75 50 1 -30 -40 10 -40 10
-64 61 10 -15 -37 26 -28 20
-66 66 15 -15 -25 25 -13 13
-66 66 15 -15 -25 25 -13 13
-87 57 -3 -12 -40 25 -25 10
-68 28 2 -32 -43 13 -36 6
-75 55 2 -22 -35 15 -30 10

メジャー通貨ペアでは現状、高金利と低金利の組み合わせである米ドル/円の買いがもっとも高い水準となっています。
ユーロ/円はゼロ金利とマイナス金利の組み合わせなので、スワップポイントもマイナスか、ほぼ付与がありません。

豪ドル/円のスワップポイント付与水準としては、政策金利が同程度となるポンド/円と同程度となっています。

続いて豪ドル/円のスプレッドも主要通貨ペアと比べてみましょう。

FX会社名 米ドル/円米ドル/円 ユーロ/円ユーロ/円 ポンド/円ポンド/円 豪ドル/円豪ドル/円
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
0.3銭
原則固定
0.4銭
原則固定
0.9銭
原則固定
0.6銭
原則固定
0.3銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
0.2銭 0.4銭 0.7銭 0.5銭
0.3銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
1.0銭
原則固定
2.0銭
原則固定
3.0銭
原則固定
3.0銭
原則固定
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.6銭
原則固定
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
0.6銭
(例外あり)
0.9銭
(例外あり)
1.8銭
(例外あり)
1.3銭
(例外あり)
0.3銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.3銭
原則固定
0.6銭
原則固定
0.3銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.6銭
原則固定

※インヴァスト証券はトライオートFXのスプレッド、スワップポイントを記載。
全社でスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。

狭いほど短期売買や注文数量が多いときに有利なスプレッドですが、通貨の流通量によって変わってきます。

現在の対円通貨ペアにおいて豪ドル/円は、米ドル/円、ユーロ/円に次ぐ狭い水準の通貨ペアとなっており、デイトレードなど短期売買との相性も抜群となっています。

2019年10月スワップポイントランキング

毎月のスワップポイントランキング、スワップポイントの不明点などの質問にお答えします!

豪ドル/円の買いスワップポイントが高い業者は?

当サイトに掲載するFX14社の※買いスワップポイント調査結果では、スワップポイントが高い順に結果となりました。

スワップポイントは日々政策金利や為替相場の変動により変化しますが、高水準のFX会社は年間を通して安定したスワップポイントを受け取りやすい傾向にあります。

このほか各通貨ペアのスワップポイント情報は「【2019年10月更新】FX14社をスワップポイントで比較!高金利通貨(トルコリラ・ランド・メキシコペソ)も対応」の記事もご覧ください。

※2019年10月1日時点の調査結果

豪ドル/円の売りスワップポイントが低い業者は?

※売りスワップポイント調査結果では、低い順に以下の結果となりました。

米ドル/円を売りから入る場合、ロールオーバーするごとに日々売りスワップの支払いが発生します。
そのためショートポジションを保有するならGMOクリック証券などの売りスワップポイントが低い業者が有利です。

証拠金をある程度用意できるなら、買いポジション用口座、売りポジション用口座と使い分けるのもいいでしょう。

※2019年10月1日時点の調査結果

豪ドル/円のリアルタイムチャート

こちらは豪ドル/円のリアルタイムチャートです。足種の変更やインジケーターの追加も可能です。

現在の値動きが分かったところで、今後の見通しと動向について見ていきましょう。

豪ドル/円今後の見通しについて

それでは豪ドル/円の見通しをファンダメンタルズ要因から見ていきましょう。

買い要因のポイントとしては以下です。

  • アメリカとの政策金利の縮小(豪・利上げ観測、米・利下げ観測は買い要因)
  • 中国株指数の上昇
  • 中国経済の成長
  • 米中貿易摩擦
  • 経済指標がポジティブに推移
  • 資源価格の上昇

売り要因のポイントは以下です。

  • アメリカとの政策金利の拡大(豪・利下げ観測、米・利上げ観測は売り要因)
  • 中国株指数の下落
  • 中国経済の減速懸念
  • 米中貿易摩擦の先行き不安
  • 経済指標がネガティブに推移
  • 資源価格の下落

現在豪ドルの大きな変動要因となるのが「アメリカとの政策金利差」と「中国株価指数」との相関性です。

オーストラリアの経済は堅調に推移しており、経済指標ではGDP成長率、小売売上高、貿易収支、CPIの予想を上回る発表に注目されています。
この経済政策を担うのが、モリソン政権です。
2019年5月の総選挙では、与党・保守連合の勝利に伴い、モリソン首相の続投が決定しました。
財政政策を中心とした金融政策に期待されており、大きな注目が集まっています。

2019年の利下げ観測は?

以下は2009年9月〜直近10年間の「豪ドル/米ドル」と「豪・政策金利」のチャートです。

豪ドル/米ドル、豪・政策金利 直近10年間の推移

まず政策金利ですが、2010年から相次ぐ利下げにより年々下落しています。
豪ドル/米ドルのチャートと重ねると、金利動向が反映され、豪ドル安・米ドル高へと推移しているのが分かりますね。

2019年のアメリカの政策金利はというと、利下げがあと1回行われるか、または横ばいで予想が出ています。

対してRBA(豪準備銀行)は2019年11月に0.25ポイントの利下げを行う可能性があり、2020年には0.5%まで利下げするであろうとエコノミストからの見通しが発表されています。
そしてRBAの景気見通しでは、オーストラリアの景気は2019年中頃に底入れとなり、2019年後半から2021年にかけて回復に転じると予想されています。

2019年後半〜2021年にかけて景気が上向きとなり、利下げの打ち止めが観測されてきたら、おそらく長期的に政策金利は利上げとなってくるでしょう。アメリカとオーストラリアの金利差が縮小してくれば、豪ドルの買い要因となります。
今はスワップ狙いには適していませんが、再び高金利通貨として脚光を浴びるのも、そう遠くはない未来なのかも知れません。

参考:オーストラリア政策金利関連のニュース

中国株価指数との相関性に注目!

オーストラリアは中国に鉄鉱石などの輸出依存度が高く、中国が最大貿易相手国となります。
そのため豪ドルは、中国の経済成長や経済指標、米中問題の影響を受けやすいのが特徴です。

■豪ドル/米ドル、豪ドル/円、上海総合指数 過去5年間の推移

豪ドル/米ドル、豪ドル/円、上海総合指数 過去5年間の推移

上記は豪ドル/米ドル、豪ドル/円、中国株(上海総合指数、SHCOMP)のチャートですが、2015年以降、豪ドルと中国株の相関性が強まってきているのが確認できます。

大きなトレンドを見ていくうえで、中国株の方向性にも注目です。

過去の値動き推移から見た今後の動向

過去の値動きと直近のチャートをもとに、テクニカル分析の観点から今後の動向も見ていきましょう。

こちらは過去30年間のチャートです。方向性に勢いづくと一方方向に推移しやすい傾向があるのが分かります。

■豪ドル/円 過去30年チャート

豪ドル/円 過去30年チャート

直近20年間では2009年に50円以上下落していますが、これはリーマン・ショックによるものです。

■豪ドル/円 過去20年チャート

豪ドル/円 過去20年チャート

続いて過去10年間のチャートです。
大きなダブルトップを形成してから下降トレンド入りし、その後上昇を見せるも再び下降トレンドとなっています。

■豪ドル/円 過去10年チャート

豪ドル/円 過去20年チャート

70円〜73円付近で過去に4回サポートされていますので、この価格帯はレンジの下限として機能していると考えてよさそうです。

先ほどのトレンド転換となった動きを、もう少し詳しく見ていきましょう。

■豪ドル/円 過去5年チャート

豪ドル/円 過去5年チャート

まずアメリカの量的緩和政策の終了ですが、新興国からの資金流出に伴い、新興国通貨の下落要因となりました。
その後中国経済に陰りが見えはじめ、豪ドルも連動して下落していきます。

2017年は主要輸出品の鉄鉱石価格の上昇と、好調な経済指標結果が相まって、上昇へと転じます。

2018年に入ってからはアメリカとオーストラリアの政策金利が逆転し、米中貿易摩擦の激化によって下降トレンドとなっています。

■豪ドル/円 直近1年チャート

豪ドル/円 直近1s年のチャート

2019年1月には、正月の取引量が薄くなったタイミングの瞬間的な円売りを狙った「フラッシュ・クラッシュ」の影響で豪ドル/円は70円台を付けました。

2019年8月現在この水準に迫る勢いで下落しており、下降トレンドがより勢いづくか、上昇トレンドへの転換点として注目されています。

 

野村證券では、向こう1年間の豪ドル/円の予想レンジを1豪ドル=72.0~78.0円と予想されています。
⇒マーケットアウトルック - 豪州市場・豪ドル -|野村證券

豪ドル/円は米ドル/円よりも低い証拠金が魅力!

代表的な資源国通貨として、他の通貨ペア異なる特徴をもつ豪ドル/円。

米ドル/円には及びませんが、ユーロ/円、ポンド/円とともに人気の通貨ペアであり、多くのトレーダーが注目しています。

豪ドル/円は米中問題が素直に反映されやすいので、世界的なニュースからトレンドを読み取れるのならば、取引しやすい通貨ペアだと言えるでしょう。

なお「証拠金の低さ」もまた豪ドル/円の魅力です。

2019年8月21日時点のレートで算出
通貨ペア名 1Lot/
証拠金
米ドル/円ベースで
証拠金の水準は?
米ドル/円と
同額のLot数は?
米ドル/円
米ドル/円
約43,000円 - -
ユーロ/円
ユーロ/円
約48,000円 約1.1倍 約0.9Lot
ポンド/円
ポンド/円
約52,000円 約1.2倍 約0.8Lot
豪ドル/円
豪ドル/円
約29,000円 約0.7倍 約1.5Lot

米ドル/円は1Lot(1万通貨)のポジションを保有するのに最低限43,000円必要ですが、豪ドル/円なら29,000円で取引を始めることができます。
ユーロ/円、ポンド/円と比べても、証拠金の低さが際立っていますね。

米ドル/円と同額で考えると約1.5Lot(1万5千通貨)保有できますので、資金効率良くトレードすることも可能です。

豪ドル/円でおすすめなトレードスタイル

豪ドル/円はスプレッドがそこそこ狭く、ある程度値動きも大きいことから、短期売買に向いているといえます。
ショートポジションを保有しても、売りスワップポイントの支払いがそれほど多くはないため、中長期で大きな利ざやを狙うスイングトレードも行いやすいでしょう。

オセアニア通貨(豪ドルとNZドル)は、1日でもっとも早くから動きだす通貨です。
週末(土日)の取引時間外に災害や戦争など、相場に大きな影響をもたらすファンダメンタルズ要因が発生すると、月曜日早朝の取引開始とともに大きく売買されます。
このように為替が動きやすい日本時間の深夜ではなくとも、オセアニア通貨ならではの取引チャンスが存在するのも特徴のひとつ。

もちろん日中にはオーストラリアや中国の経済指標が発表されており、夕方〜深夜にかけてはロンドン市場やニューヨーク市場に引率されて動くため、終日を通して取引機会は多いといえます。

1日の取引チャンスの多さに加えて、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードとどんな取引期間であっても、オールマイティーに取引できるのが豪ドル/円の魅力です。

豪ドル/円の取引におすすめなFX会社

米ドルの取引で最重視すべきは「スプレッドの狭さ」です。まずは現在の最小水準のベースとなる、米ドル/円0.3銭の業者を選ぶようにしましょう。
現在の国内最狭水準スプレッドは、YJFX!GMOクリック証券の0.3銭原則固定となっています。( 2019年11月14日時点)

また米国の利上げにともない、米ドル/円のスワップポイントはオセアニア通貨以上となっています。せっかくの高水準スワップの今だからこそ、為替差益・金利差益の両方で利益の追求をしたいところ。

バランスの良いFX業者なら、米ドル/円のスプレッドは0.3銭原則固定で、スワップポイントが高水準のヒロセ通商もおすすめです。

 

スプレッドとスワップポイントの比較は、以下ページでご確認ください。

豪ドル/円の取引でおすすめなFX業者

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スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 加ドル/円 スイスフラン
/円
ユーロ
/米ドル
0.2銭
原則固定
0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
1.2銭
原則固定
1.7銭
原則固定
1.8銭
原則固定
0.4pips
原則固定
通貨単位 初回入金額 通貨ペア チャート 取引ツール
1,000
通貨単位
なし 22
通貨ペア
36
種類
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