スワップポイント狙いのトレードで定番の通貨ペアとして、根強い人気を誇るのが南アフリカランド/円です。
南アフリカランド/円スワップポイントの魅力から、最新スワップポイント比較からランキングまでご紹介していきます。
金利はFX業界で上位の高さ!
近年スワップポイント狙いのトレードでは、高金利通貨としてトルコリラ、メキシコペソ、中国人民元が台頭してきています。
しかしながら、10年以上に渡って高金利通貨TOP3の座に君臨し、長期的なスワップポイントの受け取りに抜群の安定感を見せるのが「南アフリカランド」です。
順位 | 国名(政策金利) |
---|---|
![]() | トルコ(46.00%) |
![]() ![]() | メキシコ(9.00%) |
![]() | 南アフリカ(7.50%) |
4位 | 香港(4.75%) |
5位 | アメリカ(4.50%) |
5位 | イギリス(4.50%) |
5位 | ノルウェー(4.50%) |
6位 | オーストラリア(4.35%) |
7位 | ニュージーランド(3.50%) |
8位 | 中国(3.10%) |
9位 | カナダ(2.75%) |
10位 | EU(欧州)(2.40%) |
11位 | スウェーデン(2.25%) |
12位 | 日本(0.50%) |
13位 | スイス(0.25%) |
なお政策金利だけ見ると南アフリカはロシアに劣りますが、まだFXでルーブルや人民元はそれほどメジャーではないため、実質はリラ・ペソ・ランドが高金利通貨として注目されています。
コロナショックにより、南アフリカの政策金利も下落傾向にありますが、日本はほぼゼロ金利で推移することが想定されており、まだまだ高水準スワップポイントの受け取りには期待できるといえるでしょう。
南アフリカランド/円の証拠金
FXは通貨ペアごとに証拠金が異なります。
米ドル/円を基準にすると、どのくらいのポジションのポジションを保有できて、どのくらいのスワップポイントが付与されるのか見てみましょう。
通貨ペア名 | 1万通貨/ 証拠金 | 1万通貨/ スワップ | 米ドル/円と 同額の数量 | 米ドル/円と 同じ証拠金の スワップ額 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円![]() ![]() | 59,000円 | 155円 | – | – |
トルコリラ/円![]() ![]() | 2,000円 | 38円 | 29.5万通貨 | 1,121円 |
メキシコペソ/円![]() ![]() | 3,000円 | 17円 | 19.67万通貨 | 334.4円 |
南アランド/円![]() ![]() | 4,000円 | 13円 | 14.75万通貨 | 191.8円 |
豪ドル/円![]() ![]() | 38,000円 | 87円 | 1.56万通貨 | 135.1円 |
※外為どっとコムの必要証拠金、スワップポイントで算出。
FX業界でも高い政策金利を誇る南アフリカだけあって、スワップポイントはメキシコペソ/円やトルコリラ/円同様に高水準であることが分かりますね。
上記表の算出日時点のレートで、米ドル/円を1万通貨保有するには59,000円が必要です。
南アフリカランド/円は証拠金が低いので、米ドル/円の証拠金と同額で保有する場合、14.75万通貨(約1.5Lot)の保有ができます。
この場合、1日あたり約190円のスワップポイントを受け取ることができます。
南アランド/円のスワップポイント&スプレッド比較
以下は各社の公式HPまたは取引ツールから、筆者が実際に取得したデータとなります。
FX会社名 | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|---|---|
![]() ![]() ![]() | -200 | 200 | 0.78銭 |
![]() ![]() | -150 | 132 | 0.9銭 |
![]() ![]() | -180 | 130 | 0.3銭 |
![]() ![]() ![]() | -135 | 135 | 1.3銭 |
![]() ![]() | -250 | 50 | 15.0銭 |
![]() ![]() | -190 | 130 | 1.8銭 |
![]() | -310 | 130 | 16.4銭 |
![]() ![]() ![]() ![]() | -150 | 150 | 0.9銭 |
![]() ![]() ![]() | -170 | 140 | 1.0銭 |
![]() ![]() | -170 | 130 | 1.0銭 |
![]() ![]() | -160 | 130 | 0.9銭 |
![]() | -180 | 130 | 0.4銭 |
![]() ![]() ![]() | -130 | 130 | 0.4銭 |
![]() ![]() | -190 | 40 | 0.3銭 |
![]() ![]() | -160 | 130 | 1.0銭 |
![]() ![]() | -180 | 130 | 0.4銭 |
![]() ![]() | -180 | 130 | 0.9銭 |
FX会社名 | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 南アランド/円![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
※スワップポイントの単位は円。 各社においてスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。
スプレッド取得日・記載日:2025年5月15日
※掲載スプレッドは原則固定(例外あり)ですが、市場急変時や流動性が低下している状況では拡大する場合があります。
※1 キャンペーンスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
2025年5月スワップポイントランキング


南アランド/円の買いスワップポイントが高い業者
FXクイックナビに掲載する業者の※買いスワップポイント調査では、スワップポイントが高い順に以下の結果となりました。
スワップポイントは日々変動しますが、高金利通貨を金利差益で狙うにあたって、安定的にスワップポイントを付与する業者を選ぶようにしてください。
その他通貨ペアのスワップポイントはこちらで比較しています。


南アランド/円の売りスワップポイントが低い業者
※売りスワップポイント調査は、低い順に以下の結果となりました。
南アフリカランド/円をデイトレする場合はスワップポイントが付与されないため、買いスワップポイント・売りスワップポイントともにを気にする必要はありません。
ショートで日を跨いでトレードする場合は、売りスワップポイントが低く、なおかつスプレッドが狭い上記の業者がコスト的に有利です。
高スワップなら「みんなのFX」で決まり!
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どの通貨ペアも高いスワップポイントが提供されており、買いスワップポイントと売りスワップポイントの差額が小さく、一本値で提供される通貨ペアも多くあります。
さらに2025年4月7日より、さらに高スワップ&低スプレッドの「LIGHTペア」が登場しました。


「トルコリラ/円」「メキシコペソ/円」「南アフリカランド/円」を筆頭に、全12LIGHTペアのスワップポイントはより魅力的な金額が提示されています。
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キャンペーン期間中に、メキシコペソ/円 LIGHT、トルコリラ/円 LIGHT、南アフリカランド/円 LIGHTののスワップポイントが他社より1円でも安い場合、差額をキャンペーン期間終了後にまとめてプレゼントとなります。
つまりキャンペーン中は実質、業界最高水準のスワップポイントで提供される形となります。
以下は、1Lotあたりのスワップ上乗せ金額表の付与イメージです。


以下は、保有数量に応じたキャンペーンによるプレゼント金額のイメージです。


1週間の合計プレゼント金額
400円+200円+1,200円+300円=2,100円
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南アフリカランド/円の値動きで注目のポイント
相関性が高い「カナダドル/円」の値動きに注目!
新興国通貨である傍ら、資源国通貨の側面も持つ南アフリカランド。
得てして新興国通貨は、米中の貿易摩擦問題が起こると「売り要因」となることから、同じように動きやすい傾向があります。
新興国通貨から米ドルに資金が流出するような局面だと、トルコリラ/円やメキシコペソ/円と同じように売られやすい性質がある、ということです。
一方で資源国通貨であることから、原油などの資源価格の動きに引率されて変動する特徴もあり、「カナダドル/円」とも高い相関が見られています。
ここまでの記述で、「いったい南アフリカランド/円は、どの通貨ペアの値動きを参考にすればいいの?」と疑問に持つ方も少なくないかもしれません。
そこで、いくつかの通貨ペア・指数との相関係数を過去200営業日のデータで調査したところ、以下の結果となりました。


※近年南アフリカは金の算出が減少しており、金価格との相関性もなくなりつつあるため、こちらでは比較対象にしていません。
カナダは石油、天然ガス、金属などの豊富な資源を有するだけあって、カナダドルもまた資源国通貨に分類されています。
南アフリカランドは新興国通貨だけあって、メジャー通貨に比べると取引量が少ない影響もあり、激しい値動きを見せやすい性質があります。
そのためトレードにあたり、相関係数で「0.8」と正の相関が強いカナダドル/円の動向にも注目していくのがおすすめです。
トルコリラ/円やCRB指数ともやや相関性あり
カナダドル/円には劣りますが、トルコリラ円、CRB指数とも中程度の相関が確認できたかと思います。
このCRB指数(トムソン・ロイター/ジェフリーズCRB商品指数)は国際商品指数の代表格です。
これはエネルギー、非鉄金属、貴金属、穀物、農産物などで構成される、商品価格の推移を指数化したもので、インフレ・デフレの動向を判断する統計としても利用されています。
いくつかの機関から公表されており、もっとも有名なCRB指数のほか、S&P ゴールドマン・サックス商品指数などがあります。
以下は南アフリカランド/円とCRB指数のチャートです。


TradingViewのティッカーシンボル例
- CRB指数:TRJEFFCRB(THOMSON REOTERS/COMODITY CRB INDEX)
- S&P ゴールドマン・サックス商品指数:SPGSCI(S&P GSCI INDEX)
カナダドル/円ほどではありませんが、南アフリカランド/円がCRB指数に追従して、長期的には同じ方向性に推移しているのが確認できます。
米ドル/南アランドの動向もチェックすべし!
南アフリカランド/円をロングするということは、実は米ドル/南アフリカランドのショート、米ドル/円のロングの合成通貨ペアとなります。
チャートを見ると分かりますが、鏡に写したように反対の動きを確認できます。
チャートで買い時を判断する際には、これらのチャートを同時表示させてタイミングを探るのもおすすめです。
南アランド/円の買いポジション保有タイミング
南アフリカランド/円を買ったあと、その後に価格が下落して含み損で相殺されては、元も子もありません。
為替差益、スワップ差益双方の観点から、どのタイミングで買いポジションを保有すればいいのか、かんたんにまとめておきます。
- 南アフリカランド/円の上昇
- カナダドル/円の上昇
- 米ドル/南アフリカランドの下落
- 南アフリカ政策金利の上昇
- 南アフリカ国債格付けの上昇
これらの条件を買いどきの判断に役立ててみてください。
高機能チャートのTradingViewは、無料アカウントでもチャート設定をWeb上で保存できます。本格的に使いたい方は無料アカウントを作成しましょう。
ともあれスワップポイント目的で仕込むには、ランド安水準のタイミングを捉えられれば、為替差益でも十分収益を狙えるでしょう。
南アフリカランドは高金利通貨ながらも、為替の変動幅もそれなりに大きいです。そのため高金利通貨のなかでは、為替差益による収益を狙いやすいのも魅力です。
たとえ為替差損となっても、レバレッジを下げてスワップ差益を積み重ねれば、相殺して収益化に期待できるでしょう。
為替差益・スワップ差益どちらも狙いたい方にとって、南アフリカランド/円はおすすめな通貨ペアです。
南アランド/円の取引におすすめなFX会社
上昇してきたタイミングで仕込むにあたり、トレンドに乗り遅れないためにも、事前に口座を用意しておくと便利です。
みんなのFX


みんなのFXは、スワップポイント狙いでおすすめの業者です。
メジャー通貨からトルコリラ/円などの高金利通貨まで、全通貨ペアにおいて「業界最高水準」「一本値」「ほぼ固定スワップ」を提供しています。
これにより長期にかけて、安定的にスワップポイントを受け取ることができます。
スプレッドは業界最狭水準であり、約定率も高いので、デイトレードなど短期売買から中期売買にも向いています。
ほとんどの通貨ペアが※1,000通貨単位から取引できるため、どんな通貨ペアも少額からスタートが可能です。
取引ツールには通貨強弱、オープンオーダー、オープンポジションなど多彩なツールが搭載されているため、売買方向や売買タイミングを捉えるのに力を発揮してくれます。
口座開設すれば、FX/シストレ/バイナリーオプションと3つの取引ができることも魅力です。
※RUB/JPYとHUF/JPYのみ1Lot=100,000通貨で、最小0.1Lot(10,000通貨)から取引できます。
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GMO外貨


メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円でスワップポイント狙いのトレードなら、GMO外貨がおすすめです!
GMO外貨はスプレッドが狭いだけではなく、スワップポイントが高くて日々の付与が安定しているため、中長期での運用にも向いています。
スワップポイントは毎日自動で受け取れるため、スワップ利益を再投資することで複利運用しやすいのもポイントです。
さらに取引に応じて、毎月現金キャシュバックを受け取れることも魅力のひとつ。
高金利通貨を取引するなら、GMO外貨をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
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