【2019年10月更新】南アフリカランド/円のスワップポイント比較と今後の見通し

南アフリカランド/円の特徴とスワップポイント比較

スワップポイント狙いのトレードで定番の通貨ペアとして、根強い人気を誇るのが南アフリカランド/円です。

南アフリカランド/円スワップポイントの魅力から、今後の見通しを解説しつつ、最新スワップポイント比較からランキングまでご紹介していきます。

金利はFX業界で第3位の高さ!

近年スワップポイント狙いのトレードでは、高金利通貨としてトルコリラ、メキシコペソが台頭してきています。
しかしながら、10年以上に渡って高金利通貨TOP3の座に君臨し、長期的なスワップポイントの受け取りに抜群の安定感を見せるのが「南アフリカランド」です。

2019年10月1日現在の政策金利
順位 国名(政策金利)
ランキング1位 トルコ(16.50%)
ランキング2位 メキシコ(7.75%)
ランキング3位 南アフリカ(6.50%)
4位 中国(4.35%)
5位 香港(2.25%)
6位 アメリカ(2.00%)
7位 カナダ(1.75%)
8位 ノルウェー(1.50%)
9位 ニュージーランド(1.00%)
10位 オーストラリア(0.75%)
10位 イギリス(0.75%)
11位 ユーロ圏(0.00%)
12位 日本(-0.10%)
13位 スウェーデン(-0.25%)
14位 スイス(-1.25%)

直近10年間のデータを見ても、南アフリカの政策金利はもっとも低い時期で5%となっており、日本はほぼゼロ金利で推移することが想定されていることから、今後も継続的な金利の受け取りに期待されています。

FXは通貨ペアごとに証拠金が異なります。
米ドル/円を基準にすると、どのくらいのポジションのポジションを保有できて、どのくらいのスワップポイントが付与されるのか見てみましょう。

みんなのFXの証拠金・スワップポイントで算出(2019年8月9日時点)
通貨ペア名 1Lot/
証拠金
1Lot/スワップ
ポイント
米ドル/円と
同額のLot数は?
米ドル/円と
同じ証拠金なら
スワップは?
米ドル/円
米ドル/円
42,353円 75円 - -
トルコリラ/円
トルコリラ/円
7,737円 82円 5.47Lot 448.8円
メキシコペソ/円
メキシコペソ/円
2,183円 11円 19.4Lot 213.4円
南アランド/円
南アフリカランド/円
2,822円 12円 15Lot 180円
豪ドル/円
豪ドル/円
28,875円 23円 1.47Lot 33.7円

FX業界第1位の政策金利を誇る「トルコリラ/円」に比べるとはるかに及びませんが、スワップポイントはメキシコペソ/円に迫る水準の高さであることが分かりますね。

また、過去にキャリートレードとして人気のあった豪ドルなどのオセアニア通貨ですが、もはや米ドル/円よりもスワップポイントが付かないこともお分かりいただけるかと思います。

上記表の算出日時点のレートで、米ドル/円を1万通貨保有するには42,000〜43,000円が必要です。
反面、南アフリカランド/円は証拠金が低いので、米ドル/円ベースでおおよそ15万通貨を保有することができます。

多くのFX会社では『南アフリカランド/円は最低10万通貨からの取引』となっており、レバレッジを考慮しなければ3万円でトレードが可能となっています。

南アフリカランド/円のスワップポイント&スプレッド比較

データ取得日、記載日:2019年10月1日(スワップの単位は円)
FX会社名 南アフリカランド/円スワップポイント 南アフリカランド/円スプレッド
売り 買い
-260 110 1.3銭
原則固定
-100 100 1.0銭
原則固定
-120 120 0.9銭
原則固定
-250 150 0.9銭
原則固定
-250 150 1.0銭
原則固定
-250 60 5.0~
10.0銭
-300 50 15銭
原則固定
-190 110 16.4銭
原則固定
-110 110 1.3銭
原則固定
-110 110 1.3銭
原則固定
-210 110 3.0銭
(例外あり)
-160 130 2.0銭
原則固定
-200 80 1.8銭
原則固定

※インヴァスト証券はトライオートFXのスプレッド、スワップポイントを記載。
南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は全業者10万通貨単位に統一して表示。
全社でスワップポイント付与が前後している場合は、直近1日分のスワップポイントを記載。

2019年10月スワップポイントランキング

毎月のスワップポイントランキング、スワップポイントの不明点などの質問にお答えします!

南アフリカランド/円の買いスワップポイントが高い業者は?

当サイトに掲載するFX業者の調査では、買いスワップポイントは高い順に以下の結果となりました。

スワップポイントは日々変動しますが、高金利通貨を金利差益で狙うにあたって、安定的にスワップポイントを付与する業者を選ぶようにしてください。

このほか各通貨ペアのスワップポイント情報は「【2019年10月更新】FX14社をスワップポイントで比較!高金利通貨(トルコリラ・ランド・メキシコペソ)も対応」の記事もご覧ください。

※2019年10月1日時点の調査結果

南アフリカランド/円の売りスワップポイントが低い業者は?

※売りスワップポイント調査結果は、低い順に以下の結果となりました。

もし南アフリカランド/円をデイトレする場合はスワップポイントが付与されないため、買いスワップポイント・売りスワップポイントともにを気にする必要はありません。
ショートで日を跨いでトレードする場合は、売りスワップポイントが低く、なおかつスプレッドが狭いGMOクリック証券がコスト的に有利です。

スプレッドをもっと詳しく比べたい方は、「FX14社のスプレッド(主要8通貨ペア+高金利の4通貨ペア)を比較!」の記事もご覧ください。

※2019年10月1日時点の調査結果

南アフリカランド/円今後の見通し

まずは南アフリカランド/円の見通しをファンダメンタルズ要因から見ていきましょう。

買い要因のポイントとしては以下です。

  • 米・政策金利の利下げ
  • 資源価格の上昇
  • リスクオン(安全資産→高金利通貨や新興国株式といった高利回り商品への資金流出)
  • 中国経済が堅調に推移

 

続いて売り要因のポイントです。

  • 米・政策金利の利上げ
  • 資源価格の下落
  • リスクオフ(高金利通貨→先進国の通貨や国債といった、安全資産への資金流出)
  • 米中貿易摩擦の激化

 

2019年7月に、アメリカは10年半ぶりとなる政策金利の利下げを行いました。
世界の経済の中心であるアメリカの金利動向は、新興国だけではなく世界的にトレンドが変わってしまうほど、マーケットに与えるインパクトが極めて大きいのが現状です。

FRB(アメリカの中央銀行)の利上げ観測は、米ドル高・新興国通貨安・資源価格の下落・リスクオフを示唆します。
反対に利下げ観測が出てきたら、米ドル安・新興国通貨高・資源価格の上昇・リスクオンを示唆します。

最近のトレンディーなニュースでいうと、米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速は、リスクオフの流れとなります。
そうすると、高金利通貨などから米国債や日本国債をはじめとした安全資産への資金流出に繋がるため、南アフリカランドの売り要因となります。

反対に、世界的に経済成長が期待され、地政学リスクが後退して楽観的なムードが漂ってくると、投資で積極的なリターンを求める、リスクオンの流れとなってきます。
つまり安全資産から高金利通貨をはじめとした高利回り商品への資金流出により、南アフリカランドの買い要因となります。

そして豊富な資源を誇る南アフリカですが、資源価格が上昇することと、中国への輸出が多いことから、中国経済が堅調に推移することも買い要因となります。

このほか現在南アフリカで注目されているのは、新大統領による経済の再建です。
ジェイコブ・ズマ前大統領時代(2009年〜2018年)には、多くの汚職問題により投資家からの信頼を失っていました。
その後、2018年2月に就任したシリル・ラマポーザ大統領には、ズマ政権時に低迷した経済の解決に期待が集まっています。

 

南アフリカランド/円の見通しを、テクニカル分析の観点からも見ていきましょう。

■南アフリカランド/円 直近10年間の推移(2009年〜2019年)

南アフリカランド/円 直近10年間の推移(2009年〜2019年)

直近10年間のチャートを見ると、他国が発端となる暴落の影響もあり、下降トレンドとなっています。

以下は直近5年間のチャートです。

■南アフリカランド/円 直近5年間の推移(2014年8月〜2019年8月)

南アフリカランド/円 直近5年間の推移(2014年8月〜2019年8月)

南アフリカランド/円は2016年に最安値を付けたのち、その後は堅調に推移していましたが、米・政策金利の断続的な利上げやリスクオフ相場となったこともあり、2018年以降は下落傾向となっています。

現在、2019年の間はアメリカの利上げが見込まれておりません。またアメリカと中国の先行きが不透明である不安材料ももちろんあります。
しかしながら他の新興国通貨は堅調に推移していることから、南アフリカランド/円もスワップポイント狙いの通貨ペアとして再び注目を浴びています。

野村證券では向こう1年間の南アフリカランド/円の想定レンジを1ランド=7.2~8.1円と予想されています。
⇒マーケットアウトルック - 南アフリカランド - 野村證券

南アフリカランド/円は長期チャートで見てもかなりのランド安水準ですので、スワップポイント目的で仕込むのに今がいいタイミングなのかも知れませんね!

南アフリカランドは高金利通貨ながらも、為替の変動幅もそれなりに大きいです。そのため高金利通貨のなかでは、為替差益による収益を狙いやすいのも魅力です。
トルコリラ/円のように下降トレンドが長期にかけて継続しているわけでもありません。

たとえ為替差損となっても、レバレッジを下げてスワップ差益を積み重ねれば、相殺して収益化できるのもポイント。
為替差益・スワップ差益どちらも狙いたい方にとって、南アフリカランド/円はおすすめな通貨ペアです。

参考:南アフリカ政策金利関連のニュース

相関性が高い「カナダドル/円」の値動きに注目!

新興国通貨である傍ら、資源国通貨の側面も持つ南アフリカランド。

得てして新興国通貨は、米中の貿易摩擦問題が起こると「売り要因」となることから、同じように動きやすい傾向があります。
新興国通貨から米ドルに資金が流出するような局面だと、トルコリラ/円やメキシコペソ/円と同じように売られやすい性質がある、ということです。

一方で資源国通貨であることから、原油などの資源価格の動きに引率されて変動する特徴もあり、「カナダドル/円」とも高い相関が見られています。

ここまでの記述で、「いったい南アフリカランド/円は、どの通貨ペアの値動きを参考にすればいいの?」と疑問に持つ方も少なくないかも知れません。
そこで、いくつかの通貨ペア・指数との相関係数を過去200営業日のデータで調査したところ、以下の結果となりました。

南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ、カナダドル、CRB指数の相関係数

※近年南アフリカは金の算出が減少しており相関性もなくなりつつあるため、こちらでは比較対象にしていません。

正の相関関係にある南アフリカランド/円とカナダドル/円のチャート

カナダは石油、天然ガス、金属などの豊富な資源を有するだけあって、カナダドルもまた資源国通貨に分類されています。

南アフリカランドは新興国通貨だけあって、メジャー通貨に比べると取引量が少ない影響もあり、激しい値動きを見せやすい性質があります。
そのためトレードにあたり、相関係数で「0.8」と正の相関が強いカナダドル/円の動向にも注目していくのがおすすめです。

トルコリラ/円やCRB指数ともやや相関性あり

カナダドル/円には劣りますが、トルコリラ円、CRB指数とも中程度の相関が確認できたかと思います。

このCRB指数(トムソン・ロイター/ジェフリーズCRB商品指数)は国際商品指数の代表格です。
これはエネルギー、非鉄金属、貴金属、穀物、農産物などで構成される、商品価格の推移を指数化したもので、インフレ・デフレの動向を判断する統計としても利用されています。

いくつかの機関から公表されており、もっとも有名なのがCRB指数のほかにはS&P ゴールドマン・サックス商品指数などがあります。

以下は南アフリカランド/円とCRB指数のチャートです。

南アフリカランド/円とCRB指数のチャート

TradingViewのティッカーシンボル例

  • CRB指数・・・TRJEFFCRB(THOMSON REOTERS/COMODITY CRB INDEX)
  • S&P ゴールドマン・サックス商品指数・・・SPGSCI(S&P GSCI INDEX)

カナダドル/円ほどではありませんが、CRB指数に追従して長期的には同じ方向性に推移しているのが確認できます。

米ドル/南アフリカランドの動向もチェックすべし!

南アフリカランド/円をロングするということは、実は米ドル/南アフリカランドのショート、米ドル/円のロングの合成通貨ペアとなります。

■米ドル/南アフリカランドと南アフリカランド/円 直近10年間の月足チャート(2009年〜2019年)

米ドル/南アフリカランドは南アフリカランド/円の反対の動きをする通貨ペア

チャートを見ると分かると思いますが、鏡に写したように反対の動きをしているのが確認できるかと思います。
ですのでチャートで買い時を判断する際には、これらのチャートを同時表示させてタイミングを探るのもおすすめです。

長期保有したときの利回りイメージ

▼以下条件で南アフリカランド/円を保有したシミュレーションご紹介します。

  • ZAR/JPY=7円
  • 必要証拠金は4%(10,000通貨で2,800円)
  • ロスカット水準が100%
  • 保有数量は100,000通貨
  • 1日の買いスワップポイントは100,000通貨で150円
ZAR/JPY=7円で10万通貨を運用する場合(必要証拠金は28,000円)
入金額 レバレッジ 証拠金維持率 ロスカットまでの変動幅
(ロスカットレート)
1年間の
スワップポイント
年利回り
35,000円 20倍 125% 70pips
(6.993円)
54,750円 156.43%
70,000円 10倍 250% 420pips
(6.58円)
54,750円 78.21%
140,000円 5倍 500% 1,120pips
(5.88円)
54,750円 39.11%
233,333円 3倍 833% 2,053pips
(4.947円)
54,750円 23.46%
350,000円 2倍 1,250% 3,220pips
(3.780円)
54,750円 15.64%
700,000円 1倍 2,500% 6,720pips
(0.28円)
54,750円 7.82%

▼南アフリカランド/円のレートが8円のときは以下が目安となります。

ZAR/JPY=8円で10万通貨を運用する場合(必要証拠金は32,000円)
入金額 レバレッジ 証拠金維持率 ロスカットまでの変動幅
(ロスカットレート)
1年間の
スワップポイント
年利回り
40,000円 20倍 125% 80pips
(7.92円)
54,750円 136.88%
80,000円 10倍 250% 480pips
(7.52円)
54,750円 68.44%
160,000円 5倍 500% 1,280pips
(6.72円)
54,750円 34.22%
266,667円 3倍 833% 2347pips
(5.653円)
54,750円 20.53%
400,000円 2倍 1,250% 3,680pips
(4.32円)
54,750円 13.69%
800,000円 1倍 2,500% 7680pips
(0.32円)
54,750円 6.84%

米ドル/円1万通貨をレバレッジ1倍で運用するなら、1米ドル=100円のときは「100万円」が必要です。
対して南アフリカランドは証拠金が少なく済むため、10万通貨をレバレッジ1倍で取引するにしても「約70万円」で運用が可能です。この場合、1円以下になるまでロスカットされることはありません。

中長期のトレードでは、「過去レートを見て、どの程度の変動幅まで許容するか」が大事です。

正直レバレッジ5倍でも、最安値となった6.3円までの暴落に耐えられます。ですが値動きに翻弄されない安心した運用をするなら、レバレッジは3倍以内に収めてトレードするようにしてください。

以下は、長期で保有したときに受け取れるスワップポイントの目安です。

保有イメージ
証拠金の目安 100,000通貨(10Lot):28,000円
買いスワップ 1日/150円
1万通貨/1ヶ月の保有で 4,650円
1万通貨/1年の保有で 54,750円
10万通貨/1年の保有で 547,500円

南アフリカランド/円の取引におすすめなFX会社

ヒロセ通商

スプレッドとスワップポイントのバランスの良さで選ぶなら、ヒロセ通商がおすすめ!

50通貨ペアと豊富に取り揃っているため、さまざまな通貨ペアの取引をしたい方との相性も抜群です。

業界最高水準で提供のメキシコペソ/円ならLION FX!

時期にもよりますが、ヒロセ通商は固定スワップを積極的に実施する傾向がありますので、口座開設しておくとメリットの多い業者です。

保有イメージ
買いスワップ 1日/150円
1万通貨/1ヶ月の保有で 4,500円
1万通貨/1年の保有で 54,750円
10万通貨/1年の保有で 547,500円
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FXプライム byGMO

高スワップポイントのFXプライム byGMOのスワップポイントが高いのはトルコリラ/円、メキシコペソ/円だけではありません。

南アフリカランド/円も業界最高水準の高さで提供しています。

話題の高金利通貨トルコリラ

10万通貨の保有イメージ
買いスワップ 1日/110円
1万通貨/1ヶ月の保有で 3,300円
1万通貨/1年の保有で 40,150円
10万通貨/1年の保有で 401,500円
無料の口座開設をする

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みんなのFX

みんなのFXは「南アフリカランド/円」10Lotの買いスワップは1日/120円(2019年月8月2日実績)と、業界屈指の高さが魅力です。

南アフリカランド/円ならみんなのFX!買いスワップ120円

このほかにメキシコペソ/円、トルコリラ/円の買いスワップも高いので、みんなのFXは高金利通貨の取引におすすめな業者です!

10万通貨の保有イメージ
買いスワップ 1日/120円
1万通貨/1ヶ月の保有で 3,600円
1万通貨/1年の保有で 43,800円
10万通貨/1年の保有で 438,000円
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