これからFXにチャレンジする人も、さらにステップアップしたい経験者にも役に立つ、最新のFXに関する書籍情報をまとめました。
これから始めるにあたり、最初に読むべきおすすめなFX入門書から、中上級者が本格的に学べる高度なテクニックを紹介する書籍までご紹介します。
FX入門書選びのポイント
はじめての方は、どのようなFXの本を選べばいいのか悩ましいかもしれません。
初心者のポイントとしては、イラストや図解が豊富でわかりやすい本をひとつ選ぶことです。
初心者向きの本を読んだら、より深く「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」「メンタル」「資金管理」を学べる本を見て学びましょう。
さらに「トレードテクニックを解説する本」は読むほど、自分自身の手法開拓にも繋がりますので、いくら読んでも悪いことはありません。
むしろFX上級者ほど、何十冊もの多くの本を読み、継続的に情報収集を行う傾向にあります。
まずは分かりやすい入門書からスタートして、少しづつ本格的な解説本へステップアップしていきましょう。
初心者におすすめの本
FX完全初心者向け、イラストや図解が豊富で分かりやすい5冊をご紹介します。
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂2版
- 著者:ザイFX! 編集部×羊飼い
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2024/4/17
Amazon「債券・為替・外貨預金」カテゴリにおいて売れ筋ランキング上位を誇るのが、ザイFX!と羊飼いのコラボによる「一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂2版」です。
オールカラーでイラストが多いので、非常に読みやすい作りとなっています。
累計26万部のベストセラーとなっており、スプレッドやスワップポイントなどFXの基本的な仕組みを理解することができます。
こちらの改訂版では、個人投資家によるFXトレードの成功談・失敗談が紹介されているのもポイント。
投資未経験でイチからFXを知りたい方に一押しの本となっています。
めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるFX超入門 改定2版
- 著者:ダイヤモンド・ザイ編集部
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2023/2/15
こちらもザイによるオールカラーでの入門書で、マンガや図解が豊富なので分かりやすい本となっています。
「10万円から始めるFX超入門」とタイトルにあるように、こちらの本では1,000通貨からコツコツと取引を重ねてトレードスキルを身につけることを重点的に解説されています。
マネックス証券のCEO松本大氏を筆頭に、実績あるトレーダーのアドバイスも紹介されています。
ザイFX!×西原宏一が教える FXトレード戦略 超入門
- 著者:西原宏一×ザイFX! 編集部
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2017/10/19
こちらはザイFX!と、FX業界のレジェンドでありカリスマ的存在となる「西原宏一」のコラボによるトレード戦略の入門書です。
西原宏一氏をかんたんに説明すると、元シティーバンクのチーフディーラー(銀行がトレードで利益を得るためにトレーディング業務を行なうのがディーラーで、そのなかのたった一人、トップに立つのがチーフディーラー)で、現在でも個人トレーダーとして活躍する方です。
FXは初心者がビギナーズラックで勝つことはあっても、トレード戦略を持たないまま継続的に勝ち続けることはできません。
一般的なFXの入門書とは異なり、いかにFXトレードで儲けるかに特化した、“勝つため”の入門書となっています。
なお西原宏一氏の有料メルマガは、おそらく国内で人気No.1を誇るくらい有名で、プロトレーダーも購読するほど業界で知られたサービスとなっています。
本格的に勝つためのきっかけを知りたい方は、こちらのメルマガにもご注目ください。
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いますぐスタートできる FX超入門
- 著者:羊飼い
- 出版社:KADOKAWA
- 出版日:2022/1/28
スキャルピングを得意とするFXトレーダー「羊飼い氏」によるFX入門書です。
大きなイラストや図解でわかりやすく解説していますので、まったく知識がない方でもFXを理解して、すぐに実践できる書籍となっています。
最短で1億円を築く FXの稼ぎ技 230
- 著者:竹内典弘、田向弘行
- 出版社:standards
- 出版日:2017/10/25
「FXの稼ぎ技」は各年でリリースされていますが、こちらが竹内氏と田向氏が解説している基本の書籍になります。
通貨・相場の判断要因、政策・経済指標の注目ポイント、テクニカル・売買判断、具体的な情報収集先、価格動向のコツなどがワンポイントで紹介されています。
本書では、上級トレーダーが知っているトレードテクニックが惜しげもなく豊富にまとめられていますので、読み物として高い完成度となっています。
こちらのKindle版は、Kindle Unlimitedに初回登録すれば無料で閲覧もできます。
なお竹内氏は西原宏一のシンプルトレードで、西原氏のサポートとしてメルマガ配信を行っているほか、自身のメルマガ「スマートロジックFX」を配信しています。
購読すれば、プロの視点による相場展望を知ることができ、トレードタイミングの判断に役立てることができます。
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テクニカル分析におすすめの本
テクニカル分析を基礎から学べる本から、人気のテクニカル指標を専門的に解説する本までをご紹介します。
臆病な人でも勝てるFX入門
- 著者:田向 宏行
- 出版社:池田書店
- 出版日:2016/6/17
田向氏が初めてリリースした書籍が、こちらの「臆病な人でも勝てるFX入門」です。
『僕は気が小さいからこそ、勝つことができた。』と唱える同氏だけに、投資は臆病に慎重に、少しずつ続けて場数を踏むことで上手くなる方法を本書で解説しています。
1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX
- 著者:田向 宏行
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2017/12/27
先にご紹介した田向宏行氏が手がけた2冊目の書籍がこちらです。
ファンダメンタルズ要因よりもテクニカル分析を重視する同氏により「1日2回のチャートチェックで副収入を増やす方法を解説しており、兼業トレーダーにもチャレンジしやすい内容なのがポイントです。
ずっと使えるFXチャート分析の基本
- 著者:田向 宏行
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2018/11/2
チャート分析の本でFXクイックナビがイチオシするのが、田向宏之氏が3冊目として手がけた「ずっと使えるFXチャート分析の基本」です。
こちらの書籍は、Amazon「債券・為替・外貨預金」カテゴリの売れ筋ランキングでベストセラーとなっています。
技術習得に時間がかかるものの、身に付けさえすれば一生モノとなるチャート分析を分かりやすく解説しているのが本書の特徴です。
なおKindle版はなく、単行本版のみとなっています。
相場の壁とレンジで稼ぐFX
- 著者:田向 宏行
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2019/11/22
ベストセラーとなった「ずっと使えるFXチャート分析の基本」の次にリリースされた4冊目が、こちらの書籍です。
相場の壁とは、「買い手と売り手の力関係が均衡して、一時的に値動きを止められる抵抗帯(レート)」のことです。
この「相場の壁」「レンジ」を使った、具体的な4つのトレードタイミングを解説しています。
そしてチャート分析の基本となるダウ理論と、その弱点をマルチタイム分析とテクニカル指標で補強して信頼性が高い取引をする方法について、実例を交えて解説されています。
投資家の心理が読める FXチャート大全
- 著者:田向 宏行(監修)
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2024/6/18
FX初心者向けの書籍で絶大な人気を誇る、テクニカル派トレーダー田向宏行氏による2024年の書籍が「投資家の心理が読める FXチャート大全」です。
100パターン以上のチャートの図解を用いて、具体的なトレードのポイントを詳しく解説しています。
ダウ理論、酒田五法、サポート&レジスタンス、チャートパターン、保ち合いから移動平均線、グランビルの法則、各種テクニカル指標を用いて解説しています。
さらに冷静にトレードするための、投資におけるメンタルの持ち方も説明しています。
パターンを覚えるだけで勝率7割超!FXチャートの読み方
- 著者:陳 満咲杜
- 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 出版日:2018/8/31
プライスアクションの第一人者、陳満咲杜氏による、FXの売買ポイントを解説する書籍です。
欧米の投資家に多く使われているプライスアクションとは、『レートの値動き』のことを指します。
本書はローソク足が発する市場のメッセージを捉えて、実際の売買に活用するためのプライスアクションの教科書となります。
プライスアクションの基本形から、どんなタイミングで売り/買いを行えばいいのかを、具体的なチャートパターン例を用いて秘伝の“18シグナル”を解説しています。
儲かる!相場の教科書 – 移動平均線 究極の読み方・使い方
- 著者:小次郎講師
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2018/1/18
“世紀の教え魔”と呼ばれる小次郎講師は、インターネット黎明期から投資教育を行なうテクニカルアナリストです。
本書では、移動平均線やグランビルの法則の基礎から、筆者が長年の研究の元に開発した「移動平均大循環分析」と「大循環MACD」のノウハウを解説しています。
また伝説のトレーダー軍団「タートルズ」をベースとした手法を得意とする筆者のコラムも記載されています。
FX チャートリーディング マスターブック
- 著者:井上義教・株式会社オスピス
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2010/10/1
「FXで勝つにはチャート分析!」と発言するのが、元チーフディーラーで元オスビスのチーフアナリストである井上義教氏。
ローソク足、移動平均線、MACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドの5つだけを使って相場の先行きを予測する方法を、実際の実例とともに分かりやすく解説しています。
プロが注目するローソク足の形状から、移動平均線の本当の意味、実践的なトレード手法から勝ち組投資家のルーティンワークまで読み応えのある内容となっています。
テクニカル分析で「勝つ」FX
- 著者:FXプライム、森 好治郎、 鈴木 隆一
- 出版社:実業之日本社
- 出版日:2009/10/29
本書はテクニカル分析で「勝つ」ための基礎から、各テクニカル指標の読み方、「ダマシ」の注意点まで解説しています。
日柄分析、エリオット波動、フィボナッチ、酒田五法の解説から、プロも使うテクニカル指標の組み合わせで予測精度を上げるためのテクニックまで紹介されています。
リリースはやや古めですが、さまざまなテクニカル分析手法を知りたい方におすすめとなっています。
世界一わかりやすい!FXチャート実践帳 – デイトレード編
- 著者:今井 雅人
- 出版社:あさ出版
- 出版日:2010/5/24
現職の国会議員である今井雅人氏は、元チーフディーラーであり、投資情報配信社「グローバルインフォ」の代表でもある人物です。
『FXチャート実践帳』の第二弾となる「デイトレード編」では、デイトレードの心得や判断材料、チャートの見方など、FX初心者でも短期トレードのセンスがかんたんに身につくことをテーマに執筆されています。
またチャートパターン、報道、経済指標などの観点から、相場動向や売買方向(買い・売り)、決済(利食い・損切り)を判断する全51の練習問題が用意されているのもポイントです。
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マーフィーの最強スパンモデルFX投資法
- 著者:柾木 利彦
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2010/12/16
マーフィー(柾木利彦氏)は元シティーバンクのカリスマチーフディーラーであり、的確な相場解説も相まってファンの多い人物です。
現在では過半数以上のFX業者のチャートに標準搭載されているスパンモデル、スーパーボリンジャーは、マーフィー氏が考案したテクニカル指標で、本書では両テクニカル指標の仕組みと具体的な売買テクニックを紹介しています。
初心者でもすぐ使えるノウハウから、上級者にはさらに効率的に利益獲得を目指す上で、より多くの示唆を得られるノウハウまで書かれています。
より理解を深めたい方は、DVD、Web動画、メルマガ、掲示板、スパンモデルシグナル配信がセットとなっている以下教材もご検討ください。
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FX最強チャート GMMAの真実
- 著者:陳 満咲杜
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2012/6/29
シグナルが明快で分かりやすいと好評のテクニカル指標、GMMA(複合型移動平均線)ですが、国内で初めて書籍で解説しているのがこちらです。
GMMAを使った、順張りによる長期トレンドフォロー手法として、指標の見方から売買シグナルまで紹介されています。
なおこちらの書籍は、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」に初回登録すれば、無料で閲覧することができます。
Kindle Unlimitedは、Kindle端末だけではなくスマホやPCでもご利用できますし、初回30日は無料で利用できますのでこの機会にお試しください。
基本にして最強 GMMA+RSI 二刀流FX
- 著者:陳 満咲杜
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2014/3/25
『FX最強チャート GMMAの真実』の後にリリースされたこちらの書籍では、トレンド系のGMMAとオシレーター系のRSIを組み合わせた「二刀流FX」が紹介されています。
RSIのダイバージェンス/リバーサルの見方から、GMMAとRSIを併用してそれぞれの長所を最大限引き出すやり方を本書で解説しています。
日本テクニカル分析大全
- 著者:日本テクニカルアナリスト協会
- 出版社:日本経済新聞出版
- 出版日:2004/8/1
FXの本としてはそれほど注目度は高くないかもしれませんが、実は認定テクニカルアナリストの資格取得の際には、誰もがお世話になる書籍です。
テクニカル分析の体系を余すところなく紹介されており、私たち日本人におけるテクニカル分析の教科書といえます。
トレンド分析、サイクル分析、オシレーター分析、出来高分析、フォーメーション分析、ローソク足分析からダウ理論、エリオット波動理論、ギャン理論からファンダメンタルズまで、歴史から詳細まで深く学ぶことができます。
筆者はこの書籍で正しいトレンドラインの描画ルールを学びましたが、いつの時代になっても変わることのないバイブルとして必読の書です。
金融市場のテクニカル分析
- 著者:ジョン・J・マーフィー
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2017/11/12
1990年のリリースからロングセラーとなっている、テクニカル分析の教科書としてトレーダーから支持されている書籍として先物市場のテクニカル分析があります。
その古典的名著の内容を全面改定し、増補・更新したのが本書となります。
大きな違いとしては、高まる需要に応じて、先物だけではなく対象を金融市場全体(株式、金利、株価指数、FX)まで幅広くなった点です。
チャート例も増えたことで、ページのボリュームが大幅に増しているのも嬉しいところです。
さらに前著で好評だった内容を保持しながら、新しく登場したチャート手法やチャート作成技法、また変化の早い分野での最近の成果が盛り込まれています。
テクニカル分析の基本理念から、チャートの描き方、チャート・パターン、出来高と建玉、移動平均、オシレーター、ポイント・アンド・フィギュア、エリオット波動、サイクル理論など、チャート分析に必要なノウハウをやさしく解説しています。
初心者から中上級者まで、テクニカル分析の教科書としてご利用ください。
エリオット波動入門
- 著者:ロバート・R・プレクター、A・J・フロスト
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2009/8/5
全米テクニカルアナリスト協会の会長を務めた経験のあるロバート・R・プレクターと、カナダ・テクニカルアナリスト協会の会合で最も人気の高い講演者のひとりであるA・J・フロストによる、エリオット波動理論の教科書的な存在となる書籍です。
エリオット波動の原理について詳しく解説されていますので、これからエリオット波動を習得していきたい方は当書でぜひ学んでみてください。
ファンダメンタルズ分析におすすめの本
ファンダメンタルズ要因は不確実なものが多いことから、FXではテクニカル分析を中心とした本が主流です。
しかしながらファンダメンタルズ分析の本といえば、体系的に解説する松崎美子さんの名書「ロンドンFX」がおすすめです。
松崎美子のロンドンFX
- 著者:松崎美子
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2015/7/8
松崎美子さんは元外銀ディーラーであり、現在は個人トレーダーとして活躍する方です。
金融の聖地・ロンドンに30年以上住んでいる松崎さんの経験と、現地仕込みのマーケット情報が満載な内容となっています。
特徴としては「円とテクニカル」に頼らず、取引量の多い「欧州市場・欧州通貨」で、金利や金融政策、経済指標などファンダメンタルズに乗って、中長期にかけて最大収益を狙う手法を解説しています。
ずっと稼げるロンドンFX
- 著者:松崎美子
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2017/7/14
松崎美子さんの二作目となる本書では、より実践的なテクニックが紹介されています。
「いま最も買うべき通貨と最も売るべき通貨」「1取引で利幅500pips以上狙える中長期取引戦略」「ファンダメンタルズから見た通貨ペア別取引戦略」といった、中長期のトレードに役立つ情報が満載です。
テクニックを学ぶのにおすすめの本
FXの中級者〜上級者までおすすめなテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、心理分析、資金管理、独自のトレード手法などを解説する書籍をご紹介します。
30年勝ち続けたプロが教えるシンプルFX
- 著者:西原 宏一
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2013/6/13
1億超えの利益を生んだ購読者もいる人気メルマガ「シンプルFXトレード」でお馴染みの西原氏が、30年培ったノウハウを明かします。
ファンダメンタルズ分析に長けている西原氏ですが、セルザファクトとオプションバリアを判断したトレード戦略は見ものです。
このほかテクニカル分析では、初心者にもわかりやすい一目均衡表とRCI、そして特に重視するディナポリ・チャートやTDシーケンシャルも解説しています。
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東大院生が考えたスマートフォンFX
- 著者:田畑 昇人
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2015/2/17
大学在学中にFXトレードを始め、9ヶ月で50万円を1,000万円まで増やしたことで話題となったのが、こちらの著者である田端昇人氏です。
今日では個人トレーダーとして実績が認められ、ヘッジファンドにトレーダーとして参画する実力を有するほど。
FXを始めた当初、一度は元手を溶かす経験をするも、勝率7割・年利50%と9か月で50万円→1000万円と高パフォーマンスを達成した「3つの武器」を本書で解説しています。
インターバンク流 FXデイトレ教本
- 著者:小林 芳彦
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2012/3/8
「ピコ」の愛称で知られる小林芳彦氏はJFXの代表であり、元々ディーラーとしてプロも認めるほどの実績ある方です。
本書ではマーケットにおける「ポジションの傾き」から相場動向を読みとってトレードするノウハウを公開しています。
またインターバンクのプロならではの「他人の不幸は蜜の味」とする、ストップロスの巻き込みを狙って大きな利益を追求するテクニックも紹介しています。
全米最強のFXコーチ ロブ・ブッカーとZAiが作った米国式FXマニュアル
- 著者:Rob Booker 、ザイFX!編集部 (著)、Bradley Fried
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2011/4/15
「ロブ・ブッカー」はアメリカの有名FXトレーダーです。自身で開発したトレード手法と豊富な経験をもとに、個人投資家に教えたり、世界各国で講演やセミナーを行っています。
本書では弟子のブラッドレイ・フリードとともに、どうやれば利益が出るトレードができるかを解説しています。
「ボルテックス」「NYボックス」「アリゾナルール」という3つのシンプルなルールで、できるかぎり少ない損失で安定的な利益を狙う『米国式FX』に注目です。
チリが積もって15億 FXで成り上がった僕とあなたの微差
- 著者:ジュンFX
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2024/8/30
1万円の超少額トレードから始めて、15年で15億円以上稼いだカリスマ個人トレーダーが、FXにだけ存在する「攻略法」を初公開!
限られた仲間とだけその攻略法を共有し、何人もの“億り人”を生み出してきたジュンFXのトレードのすべてが、この一冊に凝縮されています。
スキャルピングに取り組んでいるトレーダー必見の書籍となっています。
億トレーダースキャトレふうたのFXバイブル
- 著者:スキャトレふうた
- 出版社:ぱる出版
- 出版日:2023/9/26
SNSフォロワー延べ10万超のFXインフルエンサーが、これまでブログやYouTubeのライブ配信で公開してきた裏技が一冊に凝縮されています。
実践するだけで稼げるようになる、平均足を使ったスキャルピング必勝法を知りたい方は、スキャルピングのノウハウを解説する当書をチェックしてみてください。
ギガ速FX 月の手取り439万円を獲得したゾーントレードの極意【完全無修正】
- 著者:リオン
- 出版社:KADOKAWA
- 出版日:2023/3/31
Amazon総合1位(2023/2/8)、日経新聞の全国版で掲載(2023/5/10)となって話題となった書籍です。
2016年にFXをスタートするも勝てない日々が続き、人生初めての挫折で拒食症になり緊急入院したリオン氏。しかし、2018年10月、病床で偶然ヒットしたとあるFXブログ記事をきっかけに覚醒しました。
連勝が続き、2018年11月以降、常に月間プラスの「負けなしトレーダー」となった彼女が病床でつかんだコツを昇華し「再現性ある技術」として1冊にまとめたのが本書となります。
「3つの絞り」で取引する彼女のノウハウが全て公開されており、「FXで今勝てていないけど、稼ぎたい!」トレーダーはぜひチェックしてみてください。
ラリー・ウィリアムズの短期売買法 改定第2版
- 著者:ラリー・ウィリアムズ
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2013/1/11
ラリー・ウィリアムズは「ウィリアムズ%R」など数多くのテクニカル指標を考案した、アメリカの有名な投資家です。
こちらの書籍では、トレーディングの世界で成功するための基本から、ボラティリティ・ブレイクアウト、モメンタム・ブレイクスルーなど効果的な短期トレード戦略から、そして独自開発した実績のあるテクニカル指標など、多くのトレード成功者を生み出した著書のテクニックが詰め込まれています。
また「2%ルール」として損失コントロールを行う手法がありますが、著者によって本書で紹介されており、リスクマネジメントに生かすこともできます。
投資苑2 – トレーディングルームにようこそ
- 著者:アレキサンダー・エルダー
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2003/7/31
精神科医がプロトレーダーとなって書いた心理学的アプローチの相場本として、投資苑シリーズは世界的ベストセラーの書籍です。
本書ではエルダー博士によるトレーディング上達のカギとなる群集心理とともに、知見とアイデアが盛り込まれています。
また自ら開発し、利用して実績を挙げてきたツールや売買手法が公開されていることも魅力です。
トレーディングにおけるマインドからテクニカル分析、トレーディング、2%ルールなどの資金管理まで、エルダー流テクニックをご堪能ください。
FXデイトレード・スイングトレード
- 著者:キャシー・リーエン
- 出版社:FPO
- 出版日:2020/6/20
FXトレードの解説書としては異例となる、世界的にベストセラーとなっているFXの本です。
2007年6月にパンローリングから刊行されたFXトレーディングを大幅に刷新し、新たな章と戦略を加えた完全新訳としてリリースされました。
「マクロFXトレードの女王」とも呼ばれている著書のキャシー・リーエンは、8歳の若さでニューヨーク大学大学院を卒業し、大手投資銀行JPモルガンで最前線を張ってきた天才トレーダーです。
また2005年にリリースしたDay Trading the Currency Market(日本語版未リリース)でパーフェクトオーダーを紹介した人物でもあります。
テクニカル分析では、マルチタイムフレーム(複数時間枠)分析、ブレイクアウト戦略、パーフェクトオーダーなど9つのテクニカル・トレード戦略で仕掛け、損切り、利食い、トレーリングストップの使い方を学ぶことができます。
ファンダメンタルズ分析ではオプション・ボラティリティーやリスク・リバーサルを使った高度な手法を知ることができます。
最高の取引戦略になるテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の組み合わせ方、相場状況によって重要となるレンジトレード、トレンドトレード、ブレイクアウトトレードの使い分け方を学びたい方にとって必見の書籍となっています。
FX 5分足スキャルピング
- 著者:ボブ・ボルマン
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2015/8/8
プライスアクションといえば欧米で基本のローソク足分析ですが、国内でも取り入れているトレーダーは多いです。
本書では、プライスアクションの原則(①ダブルの圧力、②支持線と抵抗線、③ダマシのブレイク、④ティーズブレイク、⑤適切なブレイクダマシの高値と安値、⑥プルバック(押しと戻りの反転)、⑦天井への試し、切りの良い数字の効果)やトレードテクニックが公開されており、プライスアクションに関する総合的な教材となります。
「5分足スキャルピング」とタイトルにあるように、主にユーロ/ドルの5分足チャートを使ってさまざまなテクニックを紹介しています。
プライスアクショントレードは、どんなマーケットでも、どんな時間枠でも、どんなトレード環境でも応用可能だとボルマンは強調するように、他のトレードスタイルにも応用できるためスキャルパー以外も必見です。
それを示すため、まとめの章では、いくつかの人気の銘柄や時間枠でボラティリティが低い状況が続いた場合(今日のマーケットではよくあること)の対処方法も紹介されています。
FXのみならず、株価指数や株や商品など、チャート分析を基礎から学びたい方には最高のバイブルとなるでしょう。
プライスアクショントレード入門
- 著者:アル・ブルックス
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2013/5/18
プライスアクションに関する書籍はいくつかありますが、その中でも本書はプライスアクションを理解するための教科書です。
今日のマーケットでトレードするための有効な手法となるプライスアクション分析は、FX、株、先物、オプションとどんなマーケットにも活用できます。
そしてプライスアクションを理解すれば、複雑に組み合わせたチャートを使うことなく、トレードそのものに集中することができます。
プライスアクション分析のひとつに「チャートパターン」があり、本書ではプライスアクション基本の足から、特定のパターンが信頼できるセットアップになる理由が説明されています。
トレンドラインとブレイクアウト、プルバック(押し、戻り)を極めたい方は、ぜひ押さえておきたい一冊です。
高勝率トレード学のススメ
- 著者:マーセル・リンク
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2015/8/8
高勝率トレード学のタイトルが示すように、統計的な分析によって裏付けられた手堅いトレード手法を中心とした、実践的なトレードのガイドブックです。
具体的にはリスクリワードが低く、あらかじめ決められたマネーマネージメント・パラメータで期待値が正となるバックテストで確認されたトレード、つまり勝算ありと見込んだときに行う手堅いトレードを指します。
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、プランに基づいたトレーディングプラン、リスクマネージメントの作成方法、自己管理まで、トレーディングに必要な要素を広くカバーしているのが、本書の特徴です。
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
- 著者:カーティス・フェイス
- 出版社:徳間書店
- 出版日:2007/10/17
リチャード・デニスは400ドルから数十億ドルに資産を増やし、今や生きる伝説となったトレーダーです。
彼は1980年代初頭、同僚のウィリアム・エックハートに「シンガポールの亀(タートル)牧場みたいに、トレーダーを育ててみよう」と語り、「トレーダーは養成することが可能かどうか」の賭けをしました。
このとき、2人が新聞広告で募集して養成したトレーダー育成塾が、「タートルズ」です。
その後卒業生たちは業界に旋風を巻き起こし、相場は正しい訓練により成功できることが証明され、今やウォール街で伝説となっています。
しかしタートルズには、教えられた投資手法を絶対、誰にも漏らしてはいけない、という厳しい掟がありました。
4半世紀近くも秘密のベールに包まれていた伝説の投資手法ですが、そのタートルズの最高エリートであり、現在もトレーダーとして活躍している著者によってその手法が公開されています。
トレンドフォローを狙ったブレイクアウト戦略を取り入れたい方は、必読の書籍です。
マーケットの魔術師 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
- 著者:ジャック・D・シュワッガー
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2001/8/1
アメリカのトップトレーダー(=マーケットの魔術師)たちが語る成功の秘訣を書き、話題となったMarket Wizardsの翻訳書です。
トレードは、個人が少ない資金を元手に億万長者になれる数少ないチャンスの1つです。
こちらの書籍では、そのチャンスを身近なものにするための方法や、トレーディングで自己の限界を超えたいと悩んでいる人たちに、解答やヒントといった気づきを与えてくれます。
トレーダーである著者自身が、アメリカのトップトレーダー16人とトレーダーの研究を続けている心理学者1人に行ったインタビュー記事がまとめられています。
本書にはリチャード・デニス(タートルズ創設者)、トム・ボールドウィン、マイケル・マーカス、ブルース・コフナー、ウィリアム・オニールなどが登場します。
失敗を経て「成功のカギとなる要素」「相場に対するアプローチ法」「トレード・ルール」「初期頃のトレードの経験」「他のトレーダーに対するアドバイス」を本書のインタビューで閲覧できます。
トレードの成功には王道はありませんが、トレードの方法論における態度や原理については共通性があり、誰でも適切な訓練を受けて努力を重ねることで成功トレーダーになれることを教えてくれます。
本書では「相場の名言」が数多く登場しますが、マーケットの魔術師たちはどんな「思考」「精神面」でトレーディングしているのか、ぜひチェックしてみてください。
ディナポリの秘数フィボナッチ売買法 – 押し・戻り分析で仕掛けから手仕舞いまでわかる
- 著者:ジョー・ディナポリ
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2004/11/1
フィボナッチ数列といえば、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した、自然界に存在する0.382、0.618などの黄金比のことです。
本書は、投資市場における「押しや戻り」を正確に当てるフィボナッチに、移動平均線、MACD、ストキャスティクスを組み合わせたトレーディング手法が紹介されています。
ディナポリ氏の手法は西原宏一さんやひろぴーさんといった有名トレーダーも取り入れていますが、その手法をすべて解説しているのは、この書籍しかありません。
具体的には、「ディナポリレベル」を活用するための基本原則となる「トレンド」「方向」「値動き」、トレードのチャンスの判断基準となる「トレンド分析」(DMA、MACD、ストキャスティックスのコンビネーション)や「方向性指標」「買われ過ぎ・売られ過ぎ」、そして実践的なトレーディング手法や戦術、ミスを防ぐ方法などが解説されています。
汎用的で日常的に使えるトレーディングテクニックを身に付けたい方は、ぜひご一読ください。
FXクイックナビでもディナポリ・チャートについて解説していますが、本格的に学ぶならこちらが唯一無二の書籍です。
ゾーン – 「勝つ」相場心理学入門
- 著者:マーク・ダグラス
- 出版社:パンローリング
- 出版日:2002/3/13
テクニカル分析を解説する書籍は数多くありますが、こちらではトレーディングにおける心理分析を学ぶことができます。
よくスポーツの世界では、自分の感覚が研ぎ澄まされて驚異的な集中力により、圧倒的なパフォーマンスを発揮できる状態を「ゾーン」と読んでいますね。
本書はその心理状態に入ってゾーンに到達し、勝つ投資家になるための指南書です。
投資家がトレードで一貫した結果を出せない隠された理由を明らかにしながら、奥底に潜む心の習性がもたらす障壁を乗り越えるための具体的なプロセスが解説されています。
ゾーンの力を引き出して飛躍するための心理分析を学びたいなら、チェックしてみてください。
FXおすすめの本【まとめ】
こちらのページで紹介したのは、どれも有名なトレーダーや運営会社が執筆して出版された名書です。
トレードの参考にしたい師匠を見つけたら、有料メルマガでより深い情報を得るのもいいでしょう。
基礎的な書籍だけ読めばそれでいい訳ではありません。
複数読んで、より多くの知識や手法を吸収し、自身のよりよいトレードに昇華させてみてはいかがでしょうか。