2021年最新、FXの入門書情報です!
これから始めるにあたり、最初に読むべきおすすめなFX入門書をご紹介します。
- 1 FX入門書選びのポイント
- 2 初心者におすすめの本
- 3 テクニカル分析におすすめの本
- 3.1 ずっと使えるFXチャート分析の基本 (シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)
- 3.2 パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方 〜欧米投資家が好んで使うプライスアクションの教科書
- 3.3 1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX (リスクを抑え毎月5%、10万円のリターンを狙う実戦力)
- 3.4 臆病な人でも勝てるFX入門
- 3.5 儲かる! 相場の教科書 移動平均線 究極の読み方・使い方 (儲かる!相場の教科書)
- 3.6 FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!
- 3.7 テクニカル分析で「勝つ」FX
- 3.8 世界一わかりやすい!FXチャート実践帳(デイトレード編)
- 3.9 マーフィーの最強スパンモデルFX投資法
- 3.10 FX最強チャート GMMAの真実
- 3.11 基本にして最強 GMMA+RSI 二刀流FX
- 4 ファンダメンタルズ分析におすすめの本
- 5 テクニックを学ぶのにおすすめの本
FX入門書選びのポイント
はじめての方は、どのようなFXの本を選べばいいのか悩ましいかも知れません。
初心者のポイントとしては、イラストや図解が豊富でわかりやすい本をひとつ選ぶことです。
初心者向きの本を読んだら、より深く「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」を学べる本を見て学びましょう。
さらに「トレードテクニックを解説する本」は読むほど、自分自身の手法開拓にも繋がりますので、いくら読んでも悪いことはありません。
むしろFX上級者ほど、何十冊と多くの本を読む傾向にあります。
まずは分かりやすい入門書からスタートして、少しづつ本格的な解説本へステップアップしていきましょう。
初心者におすすめの本
FX完全初心者向け、イラストや図解が豊富で分かりやすい4冊をご紹介します。
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
Amazon「債券・為替・外貨預金」カテゴリにおいて売れ筋ランキング上位を誇るのが、ザイFX!と羊飼いのコラボによる「一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版」です。
オールカラーでイラストが多いので、非常に読みやすい作りとなっています。
累計26万部のベストセラーとなっており、スプレッドやスワップポイントなどFXの基本的な仕組みを理解することができます。
こちらの改訂版では、個人投資家によるFXトレードの成功談・失敗談が紹介されているのもポイント。
投資未経験でイチからFXを知りたい方に一押しの本となっています。
めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるFX超入門 改定版
こちらもザイによるオールカラーでの入門書で、マンガや図解が豊富なので分かりやすい本となっています。
「10万円から始めるFX超入門」とタイトルにあるように、こちらの本では1,000通貨からコツコツと取引を重ねてトレードスキルを身につけることを重点的に解説されています。
マネックス証券のCEO松本大氏を筆頭に、実績あるトレーダーのアドバイスも紹介されています。
ザイFX! ×西原宏一が教える FXトレード戦略 超入門
こちらはザイFX!と、FX業界のレジェンドでありカリスマ的存在となる「西原宏一」のコラボによるトレード戦略の入門書です。
西原宏一氏をかんたんに説明すると、元シティーバンクのチーフディーラー(銀行がトレードで利益を得るためにトレーディング業務を行なうのがディーラーで、そのなかのたった一人、トップに立つのがチーフディーラー)で、現在でも個人トレーダーとして活躍する方です。
FXは初心者がビギナーズラックで勝つことはあっても、トレード戦略を持たないまま継続的に勝ち続けることはできません。
一般的なFXの入門書とは異なり、いかにFXトレードで儲けるかに特化した、“勝つため”の入門書となっています。
なお西原宏一氏の有料メルマガは、おそらく国内で人気No.1を誇るくらい有名で、プロトレーダーも購読するほど業界で知られたサービスとなっています。
本格的に勝つためのきっかけを知りたい方は、こちらのメルマガにもご注目ください。
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超ど素人が極めるFX
スキャルピングを得意とするFXトレーダー「羊飼い氏」によるFX入門書です。
大きなイラストや図解で解説していますので、まったく知識がない方でもFXを理解できる書籍となっています。
テクニカル分析におすすめの本
テクニカル分析を基礎から学べる本から、人気のテクニカル指標を専門的に解説する本まで、合計11冊をご紹介します。
ずっと使えるFXチャート分析の基本 (シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方)
- 著者:田向 宏行
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2018/11/2
チャート分析の本で当サイト一押しなのが、田向宏之氏が手がける「ずっと使えるFXチャート分析の基本」です。
Amazon「債券・為替・外貨預金」カテゴリの売れ筋ランキングで、リリース以降第上位を継続中(2021年2月時点で5位)であり、圧倒的な人気を誇っています。
技術習得に時間がかかるものの、身に付けさえすれば一生モノとなるチャート分析を分かりやすく解説しているのが本書の特徴です。
なおKindle版はなく、単行本版のみとなっています。
パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方 〜欧米投資家が好んで使うプライスアクションの教科書
プライスアクションの第一人者、陳満咲杜氏による、FXの売買ポイントを解説する書籍です。
欧米の投資家に多く使われているプライスアクションとは、『レートの値動き』のことを指します。
本書はローソク足が発する市場のメッセージを捉えて、実際の売買に活用するためのプライスアクションの教科書となります。
プライスアクションの基本形から、どんなタイミングで売り/買いを行えばいいのかを、具体的なチャートパターン例を用いて秘伝の“18シグナル”を解説しています。
1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX (リスクを抑え毎月5%、10万円のリターンを狙う実戦力)
- 著者:田向 宏行
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2017/12/27
先にご紹介した田向宏行氏が手がけた2冊目の書籍がこちらです。
ファンダメンタルズ要因よりもテクニカル分析を重視する同氏により「1日2回のチャートチェックで副収入を増やす方法を解説しており、兼業トレーダーにもチャレンジしやすい内容なのがポイントです。
ローソク足、移動平均線、ダウ理論を併用したシンプルな使い方から、相場転換の探し方、ディナポリ・チャートの使い方なども紹介されています。
臆病な人でも勝てるFX入門
- 著者:田向 宏行
- 出版社:池田書店
- 出版日:2016/6/17
田向氏が初めてリリースした書籍が、こちらの「臆病な人でも勝てるFX入門」です。
『僕は気が小さいからこそ、勝つことができた。』と唱える同氏だけに、投資は臆病に慎重に、少しずつ続けて場数を踏むことで上手くなる方法を本書で解説しています。
特徴としては、安心して慎重にお金の運用をしたい初心者に向けて、取り入れやすい手法を“ひとつだけ”ピックアップして紹介しており、シンプルな投資法を知りたい方におすすめな内容となっています。
儲かる! 相場の教科書 移動平均線 究極の読み方・使い方 (儲かる!相場の教科書)
“世紀の教え魔”と呼ばれる小次郎講師は、インターネット黎明期から投資教育を行なうテクニカルアナリストです。
本書では、移動平均線やグランビルの法則の基礎から、筆者が長年の研究の元に開発した「移動平均大循環分析」と「大循環MACD」のノウハウを解説しています。
また伝説のトレーダー軍団「タートルズ」をベースとした手法を得意とする筆者のコラムも記載されています。
FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!
- 著者:井上義教・株式会社オスピス
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2010/10/1
「FXで勝つにはチャート分析!」と発言するのが、元チーフディーラーで元オスビスのチーフアナリストである井上義教氏。
ローソク足、移動平均線、MACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドの5つだけを使って相場の先行きを予測する方法を、実際の実例とともに分かりやすく解説しています。
プロが注目するローソク足の形状から、移動平均線の本当の意味、実践的なトレード手法から勝ち組投資家のルーティンワークまで読み応えのある内容となっています。
テクニカル分析で「勝つ」FX
- 著者:FXプライム、森 好治郎、 鈴木 隆一
- 出版社:実業之日本社
- 出版日:2009/10/29
本書はテクニカル分析で「勝つ」ための基礎から、各テクニカル指標の読み方、「ダマシ」の注意点まで解説しています。
日柄分析、エリオット波動、フィボナッチ、酒田五法の解説から、プロも使うテクニカル指標の組み合わせで予測精度を上げるためのテクニックまで紹介されています。
リリースはやや古めですが、さまざまなテクニカル分析手法を知りたい方におすすめとなっています。
世界一わかりやすい!FXチャート実践帳(デイトレード編)
- 著者:今井 雅人
- 出版社:あさ出版
- 出版日:2010/5/24
現職の国会議員である今井雅人氏は、元チーフディーラーであり、投資情報配信社「グローバルインフォ」の代表でもある人物です。
『FXチャート実践帳』の第二弾となる「デイトレード編」では、デイトレードの心得や判断材料、チャートの見方など、FX初心者でも短期トレードのセンスがかんたんに身につくことをテーマに執筆されています。
またチャートパターン、報道、経済指標などの観点から、相場動向や売買方向(買い・売り)、決済(利食い・損切り)を判断する全51の練習問題が用意されているのもポイントです。
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マーフィーの最強スパンモデルFX投資法
- 著者:柾木 利彦
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2010/12/16
マーフィー(柾木利彦氏)は元シティーバンクのカリスマチーフディーラーであり、的確な相場解説も相まってファンの多い人物です。
現在では過半数以上のFX業者のチャートに標準搭載されているスパンモデル、スーパーボリンジャーは、マーフィー氏が考案したテクニカル指標で、本書では両テクニカル指標の仕組みと具体的な売買テクニックを紹介しています。
初心者でもすぐ使えるノウハウから、上級者にはさらに効率的に利益獲得を目指す上で、より多くの示唆を得られるノウハウまで書かれています。
より理解を深めたい方は、DVD、Web動画、メルマガ、掲示板、スパンモデルシグナル配信がセットとなっている以下教材もご検討ください。
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FX最強チャート GMMAの真実
シグナルが明快で分かりやすいと好評のテクニカル指標、GMMA(複合型移動平均線)ですが、国内で初めて書籍で解説しているのがこちらです。
GMMAを使った、順張りによる長期トレンドフォロー手法として、指標の見方から売買シグナルまで紹介されています。
なおこちらの書籍は、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」に初回登録すれば、無料で閲覧することができます。
Kindle Unlimitedは、Kindle端末だけではなくスマホやPCでもご利用できますし、初回30日は無料で利用できますのでこの機会にお試しください。
基本にして最強 GMMA+RSI 二刀流FX
『FX最強チャート GMMAの真実』の後にリリースされたこちらの書籍では、トレンド系のGMMAとオシレーター系のRSIを組み合わせた「二刀流FX」が紹介されています。
RSIのダイバージェンス/リバーサルの見方から、GMMAとRSIを併用してそれぞれの長所を最大限引き出すやり方を本書で解説しています。
ファンダメンタルズ分析におすすめの本
ファンダメンタルズ要因は不確実なものが多いことから、FXではテクニカル分析を中心とした本が主流です。
しかしながらファンダメンタルズ分析の本といえば、体系的に解説する松崎美子さんの名書「ロンドンFX」がおすすめです。
松崎美子のロンドンFX (金融の聖地で30年暮らしてわかった 日本人が知らない為替の真実)
- 著者:松崎美子
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2015/7/8
松崎美子さんは元外銀ディーラーであり、現在は個人トレーダーとして活躍する方です。
金融の聖地・ロンドンに30年以上住んでいる松崎さんの経験と、現地仕込みのマーケット情報が満載な内容となっています。
特徴としては「円とテクニカル」に頼らず、取引量の多い「欧州市場・欧州通貨」で、金利や金融政策、経済指標などファンダメンタルズに乗って、中長期にかけて最大収益を狙う手法を解説しています。
ずっと稼げるロンドンFX (ファンダメンタルズ取引の実践テクニック)
- 著者:松崎美子
- 出版社:自由国民社
- 出版日:2017/7/14
松崎美子さんの二作目となる本書では、より実践的なテクニックが紹介されています。
「いま最も買うべき通貨と最も売るべき通貨」「1取引で利幅500pips以上狙える中長期取引戦略」「ファンダメンタルズから見た通貨ペア別取引戦略」といった、中長期のトレードに役立つ情報が満載です。
テクニックを学ぶのにおすすめの本
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、独自のトレード手法といったトレード手法全般を解説する書籍をご紹介します。
30年勝ち続けたプロが教えるシンプルFX
- 著者:西原 宏一
- 出版社:扶桑社
- 出版日:2013/6/13
1億超えの利益を生んだ購読者もいる人気メルマガ「シンプルFXトレード」でお馴染みの西原氏が、30年培ったノウハウを明かします。
ファンダメンタルズ分析に長けている西原氏ですが、セルザファクトとオプションバリアを判断したトレード戦略は見ものです。
このほかテクニカル分析では、初心者にもわかりやすい一目均衡表とRCI、そして特に重視するディナポリ・チャートやTDシーケンシャルも解説しています。
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最短で1億円を築く FXの稼ぎ技 230 (稼ぐ投資)
「FXの稼ぎ技」には2019年版もありますが、竹内氏と田向氏が解説しているのは、2017年リリースの表紙に「230」の文字がある書籍になります。
通貨・相場の判断要因、政策・経済指標の注目ポイント、テクニカル・売買判断、具体的な情報収集先、価格動向のコツなどがワンポイントで紹介されています。
本書では、上級トレーダーが知っているトレードテクニックが惜しげもなく豊富にまとめられていますので、読み物として高い完成度となっています。
こちらのKindle版は、Kindle Unlimitedに初回登録すれば無料で閲覧もできます。
なお竹内氏は西原宏一のシンプルトレードで、西原氏のサポートとしてメルマガ配信を行っておりますので、購読するだけで視点の異なる相場展望を知れるのもポイントです。
▼「竹内典弘」のテクニックが学べるメルマガはこちら!▼
東大院生が考えたスマートフォンFX
大学在学中にFXトレードを始め、9ヶ月で50万円を1,000万円まで増やしたことで話題となったのが、こちらの著者である田端昇人氏です。
今日では個人トレーダーとして実績が認められ、ヘッジファンドにトレーダーとして参画する実力を有するほど。
FXを始めた当初、一度は元手を溶かす経験をするも、勝率7割・年利50%と9か月で50万円→1000万円と高パフォーマンスを達成した「3つの武器」を本書で解説しています。
インターバンク流FXデイトレ教本
- 著者:小林 芳彦
- 出版社:日本実業出版社
- 出版日:2012/3/8
「ピコ」の愛称で知られる小林芳彦氏はJFXの代表であり、元々ディーラーとしてプロも認めるほどの実績ある方です。
本書ではマーケットにおける「ポジションの傾き」から相場動向をを読みとってトレードするノウハウを公開しています。
またインターバンクのプロならではの「他人の不幸は蜜の味」とする、ストップロスの巻き込みを狙って大きな利益を追求するテクニックも紹介しています。
全米最強のFXコーチ ロブ・ブッカーとZAiが作った米国式FXマニュアル
- 著者:Rob Booker 、ザイFX!編集部 (著)、Bradley Fried
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版日:2011/1/28
「ロブ・ブッカー」はアメリカの有名FXトレーダーです。自身で開発したトレード手法と豊富な経験をもとに、個人投資家に教えたり、世界各国で講演やセミナーを行っています。
本書では弟子のブラッドレイ・フリードとともに、どうやれば利益が出るトレードができるかを解説しています。
「ボルテックス」「NYボックス」「アリゾナルール」という3つのシンプルなルールで、できるかぎり少ない損失で安定的な利益を狙う『米国式FX』に注目です。
こちらのページで紹介したのは、どれも有名なトレーダーや運営会社が執筆して出版された名書です。
トレードの参考にしたい師匠を見つけたら、有料メルマガでより深い情報を得るのもいいでしょう。
基礎的な書籍だけ読めばそれでいい訳ではありません。
複数読んで、より多くの知識や手法を吸収し、自身のよりよいトレードに昇華させてみてはいかがでしょうか。