FXで大損しない!損失を抑えるために取り入れるべき10の考え方

大損

リスクを許容して利益を追求するFXにおいて、損失を抱えることは日常的に起こります。

しかし、中には大損を出してしまうトレーダーもおり、その背景には共通した理由が存在します。

  • 「これからFXにチャレンジしてみたいけれど、大損しないか不安」
  • 「すでに大損をしてしまったが、何を改善すべきかわからない」
  • 「損失をできるだけ抑えるためのルール作りを知りたい」

このように考えている方に向けて、損失を最小限に抑えるために意識すべき10の考え方をご紹介します。

目次

含み損は避けられないと理解する

投資の世界では、リスクとリターンは切り離せない関係です。
FXでレバレッジを高めたり、大きな金額でポジションを持つほど、期待できるリターンは大きくなりますが、逆に動いた場合の損失も拡大します。

リスクとリターンの関係

また、スプレッドなどの取引コストも考慮し、注文時のレートから想定通りに動けば利益になりますが、反対に動くと損失が発生します。

たとえプロトレーダーであっても、未来の相場を100%予測することは不可能です。突発的な自然災害や政治的発言、戦争といったファンダメンタルズ要因により、相場が大きく変動するケースもあります。

その一方で、経験豊富なトレーダーほど、こうした損失を上手にコントロールしているのも事実です。

初心者ほど感情的なトレードをしてしまいやすく、無理な取引で大損をすると、日常生活や将来設計にも大きな悪影響を与えてしまう可能性があります。

予想と逆に相場が動けば、含み損(未決済の損失)が発生します。含み損のまま決済すると、それが確定損失になります。いかに損失を抑えながら、利益を積み重ねていくかがFXで成功する鍵です。

FXで大損する人の特徴とは?

FXにおける「大損」といえば、まず思い浮かぶのが強制ロスカットです。

ロスカットとは、FX業者のシステムが自動的にポジションを決済し、証拠金以上の損失が出ないようにする仕組みです。
ほんのわずかな値動きでもロスカットされることがあり、資金管理が甘いと一気に資産を失うリスクがあります。

大損して相場から退場する人には、いくつかの共通点があります。代表的なケースを見ていきましょう。

使ってはいけない資金で高レバレッジ取引をする

最も多いのが、「生活資金や借金などの使ってはいけないお金」で「高レバレッジ取引」を行うケースです。

余剰資金で、レバレッジを抑えて取引する

このようなトレードは、2ch(現5ch)の投稿などでも数多く見受けられます。一度損失を出すと、それを取り戻そうと無謀なポジションを取ってしまい、最終的に大損してしまいます。

資金を適切にコントロールできていない状態は、もはや資産運用ではなくギャンブルです。
FXで利益を得たいのであれば、余裕資金で取引するのが大前提です。

高レバレッジなのに損切りできない

自己資金であっても、レバレッジに見合った戦略がなければ、大きな損失につながります。

現在、日本国内の最大レバレッジは25倍です。レバレッジが高くなるほど、少ない資金で大きな取引が可能ですが、わずかな値動きでロスカットされるリスクも高まります。

マージンコールとロスカットの仕組み

とくに資金が少ない初心者ほど高レバレッジに頼りがちですが、長期運用を考えるなら1〜5倍程度の低レバレッジが基本です。

逆に短期売買なら高レバレッジでの取引も可能ですが、あらかじめ損切りルールを徹底することが必要です。

損切りできないままポジションを持ち続けると、予想外の値動きで一気にロスカットされてしまうからです。

つまり損切りを必ず行うことが、高レバレッジで短期売買をする絶対条件なのです。

トレンドと逆方向のポジションを持ち続ける

ポジションの方向と市場のトレンドが逆になれば、損失はどんどん膨らんでいきます。

「もうすぐレートは戻るはず」と根拠のない希望を持ち続けるのは、危険な考え方です。
そのままトレンドが続けば、ロスカットとなり、さらに損失が拡大してしまうリスクがあります。

損失となってからさらに熱くなって取引量を増やしたものの、再び損失となって往復ビンタを食らってしまうケースすらあります。

相場の方向が明らかに反転したと判断できたら、速やかに損切りし、すぐトレンド方向にエントリーした方が得策です。

熱くなりすぎると、落ち着いた判断ができなくなってしまいがちですので、相場の方向性をいかに冷静に判断できるかが大事になってきます。

ナンピンを繰り返してしまう

ナンピンとは、含み損の状態で同じ方向にポジションを追加して平均取得価格を下げる手法です。

うまくいけば損失を軽減できますが、相場がさらに逆に動けば、ポジション量が増えた分だけ損失が膨らみます。

ナンピン買い
ナンピン売り

例えば101円で1Lotの買いポジションを保有したが、下落したため100円で再び1Lotの買いポジションを保有する形です。
そうすると、ナンピン買いによって、実質100.5円で2Lotの買いポジションとなり、レートが100.5円以上となってから決済すれば利益となります。(※スプレッドは計算に入れていません)

しかしナンピンしてさらに反対方向に値動きが加速すれば、ポジション量に比例してロスカットで多くの資金を失ってしまいます。

プロトレーダーは、打診買い/打診売り(試しに少ないポジションで注文する)でナンピンするケースもありますが、初心者には現実的ではありません。

つまりナンピンは十分な資金力とリスク管理が求められるため、初心者には不向きです。
特に資金が限られている段階では、ナンピンによって早期退場につながるリスクが高いため、初心者は「ナンピンしない」というルールを設けることをおすすめします。

損小利大のトレードができていない

損失は小さく、利益は大きく。これがFXの基本です。

いくら大損しなくても、損切りルールが適切ではないと、損失が積み重なるほど最終的には大きな損失となります。

例えば、1Lotで1円(100pips)の損失を9回繰り返すと、マイナス9万円ですが、損切り幅を10pipsに抑えれば、損失は9,000円で済みます。
その上で1回100pipsの利益を得られれば、トータルではプラスになります。

このように、勝率が低くても損失を小さく抑えることで、収益を上げることが可能です。

資金量のあるトレーダーならそれなりの金額を損切りできますが、ビギナーは大きな損失が何度も重なると退場になるため、最初は損失をコツコツと小さく抑えることが重要です。
損失は小さく、利益は大きく狙うことが、少ない勝率でも収益化につなげるためのポイントです。

リスク管理の手法としては、「バルサラの破産確率」や「2%ルール」などが知られています。詳しく知りたい方は、別記事も参考にしてください。

ポジションが気になり何度もチャートを見てしまう

ポジションを保有していると落ち着かず、何度もチャートを確認してしまう、いわゆる「ポジポジ病」にかかる人も少なくありません。

多くのトレーダーは本業を持つ兼業トレーダーですから、ポジポジ病となっては、本業に影響を及ぼしかねません。
これでは根拠のない直感に頼ったエントリーをしてしまい、失敗要因となってしまいます。

兼業トレーダーなら取引時間ひとつをとっても、デイトレードなら帰宅後に限定する、日中であっても事前にレートを決めてIFDone注文などを活用してエントリー・イグジットするように、取引ルールをしっかり決めることが、ポジポジ病にならないためにも大切です。

情報商材に翻弄されてしまう

FX初心者のなかには、「これを使えば簡単に勝てる」とうたう情報商材や有料ツールに惹かれてしまう方も少なくありません。とくに、「全自動で稼げる」「勝率90%以上」といった過剰な表現には注意が必要です。

もちろん、中には有益な情報を提供している教材やツールもありますが、それらを活用できるかどうかは、基礎知識や経験があるかどうかにかかっています。土台となる知識がないまま商材に頼っても、期待通りの成果を出すことはむずかしいでしょう。

さらに、情報商材の多くは高額なうえに、実際の相場状況に合わない手法を勧めていることもあります。そのため、「思ったような成果が出ない」と感じてしまい、次々と新しい商材に手を出してしまう“商材ジプシー”の状態に陥るリスクもあります。

まずは、自分自身の目で相場を分析する力をつけ、実践を通じて学んでいく姿勢が大切です。そのうえで、本当に必要だと感じたときに、教材やツールの導入を検討するとよいでしょう。

売買タイミングの配信サービスなども、金融庁の認定業者のみサービスを行えると法律で定められています。
そのためこうしたサービスを活用すると場合、金融庁認定の業者であるか、金融庁のブラックリストに入っていないか、代表者や連絡先が明確に記載されているかを調べ判断するようにしてください。

もし有料サービスに興味がある方は、ザイFX!で連載もあるシティバンクの元チーフトレーダー、西原宏一氏のメルマガ(月額6,600円)に注目してみてください。
ひろぴー氏など多くのプロトレーダーも購読するほど、信頼性の高いFXメルマガサービスとなっています。

自動売買(EA)に頼りすぎる

FXには、あらかじめ設定されたルールに従って売買を行う、自動売買もあります。
相場を常に監視する必要がなく、感情に左右されない取引ができるというメリットがあることで、FX経験を問わず人気があります。

しかし、自動売買を導入したからといって、必ず勝てるわけではありません。

EAは一種の「戦略ツール」ですから、相場環境が変化したら通用しなくなる、ということを頭に入れておく必要があります。
実際に、過去のデータでは好成績だった自動売買でも、現在の相場ではうまく機能しないというケースはよくあります。

また、自動売買は設定や使い方を誤ると、意図しない取引を繰り返してしまい、大きな損失につながることもあります。

とくにMT4やMT5を使った自動売買の場合、ロジックが明確ではないEA(エキスパート・アドバイザー)も多く見受けられます。
自動売買にすべてを任せるのではなく、「どのようなロジックで動いているのか」「現在の相場に適しているか」を自分で判断できる力を養うことが重要です。

自動売買を行う場合、あくまでも「補助ツール」と考えて、長くFXを続けていくために、自分自身で相場を分析・判断する力を身につけるようにしてください。

損失を抑えるための10の考え方

大きな損失を抑えるためには、正しい10の考え方をもって取り組むことが大切です。

正しい知識を基礎から学ぶ

知識を身に付けることなく、いきなりトレードするのはおすすめしません。

書籍、Webサイト、YouTubeから学ぶのが基本ですが、FX業者公式サイト以外のWebサイト、YouTubeの場合、信頼できる人物が発信しているかを見極めるようにしてください。

FXを学ぶ

やはり、正しい知識を身に付けるのにおすすめなのは書籍です。

ある程度知識が身についてきたら、パンローリング社のウィザードブックシリーズで本格的なテクニックを学ぶのもいいでしょう。

逆張りよりも順張りが基本

「順張り」はトレンドに従った中長期のトレードで、「逆張り」は短期的は反転を狙ったトレードです。

順張りはトレンドの方向に沿って売買を行い、逆張りはレンジ相場の反転を狙って売買を行う

もちろん、順張り、逆張りどちらにもメリット・デメリットは一長一短あります。

ですが初心者の場合、トレンドに逆らわない順張りで素直にエントリーするのが基本です。
ただし必ずしもトレンドは続くと限らず、順張りでもトレンドが終焉となり相場が反対に動けば損失になります。

逆張りは短期的といえど反転を狙ったトレードですから、エントリーと同時に損失方向に推移してしまうリスクもあります。
下落している相場の反転を狙い、落ちたナイフを掴むようなトレードは、典型的な逆張り手法といえます。

やはり最初は上昇トレンドのときは買い、下降トレンドのときは売りで仕掛けるように、マーケットの大きな流れに乗ることを意識してみてください。

王道の通貨ペアを選ぶ

初心者、中級者、上級者が注目する通貨ペア

スワップポイントが高い新興国の通貨は「高金利通貨」とも呼ばれていますが、金利の高さにはそれなりの理由があります。
政治や経済の不透明さによるリスクがあり、マーケット全体に暴落が発生すると、メジャー通貨ペア以上に大きく下落しやすい性質があります。

また新興国は経済成長率が高く、インフレ傾向にあります。
物価が上昇することで紙幣自体の価値が下がりやすいことから、中央銀行は補填するように通貨の発行を行います。
財政の脆弱性であるほど、金利を高くして外貨を呼び込もうとする背景もあり、金利の高さに反して下落リスクを抱えているのも事実です。

そしてメジャー通貨ペアでは、ユーロ/円、ポンド/円は人気がありますが、米ドルを介さない通貨ペアは変動が激しくなりがちです。

王道の通貨ペアは、やはり値動きが穏やかで情報収集しやすい「米ドル/円」です。
さらに世界一取引量の多い「ユーロ/米ドル」は、テクニカルに忠実に動きやすく、値動きが穏やかな性質があります。

FXで大きな変動リスクを考慮するならば、最初はこの2通貨ペアを基準に考えていきましょう。

チャートの横軸に注目

チャートにラインを描くとき、高値同士や安値同士に斜めに描画するトレンドライン(サポートライン、レジスランスライン)を引いて行う分析は一般的です。
トレンドラインは長期になるほど多くのトレーダーが同じ地点に注目できることから、転換点として重要と判断されています。

高値・安値に注目した水平線の例
高値・安値に注目した水平線の例

そして初心者ほど「水平線」を軽視してしまうかもしれませんが、水平線はトレンドライン以上にチャート分析で重要なウエイトを占める存在です。
なぜなら「直近高値」「直近安値」「直近の重要な終値」による、チャート横軸の重要な為替レートを抜けるかどうかに注目されているからです。

またトレンドライン分析ですが、ラインを引くトレーダーによって水準に違いが出てきます。
しかし水平線の場合、業者の配信レートによって多少の差はありますが、前日高値・前日安値・前日終値は基本的に同一水準ですので、世界中のトレーダーが同じポイントをもとに判断していることが、トレンドラインと水平線の大きな違いです。

順張りにおいても、これらの重要な価格をブレイクすればトレンドが加速しやすいです。
トレンドライン分析とともに、水平線を活用して重要となる高値・安値・終値の横軸に注目してみてください。

定番のテクニカル指標を使う

テクニカル指標には多くの種類がありますが、定番のテクニカル指標ほど効きやすい傾向にあります。
前述したように、多くのトレーダーが同じように判断するほど、その通りの値動きになりやすいことが理由です。

定番のテクニカル指標といえば、トレンド系は移動平均線を筆頭に、一目均衡表ボリンジャーバンドが挙げられます。
オシレーター系ならMACDRSIストキャスティクスが有名です。

もっとも基本となるのが移動平均線です。
まずはグランビルの法則に注目すると、相場のトレンドと売買のタイミングを掴むのに役立ちますので、ぜひ注目してみてください。

複数の足種でトレンドを判断する

初心者の方がデイトレードに取り組むババイ、中長期トレンドを軽視しがちな方もいます。
しかし短期のトレードであっても、長期の時間軸からトレンドの方向性を把握しておくことが大切です。

長期足種から短期足種の順番でトレンド判断

なぜなら、トレンドは現在における将来の期待によって発生しますが、過去の価格からも影響も受けるからです。

複数の足種でトレンドを判断し、より信頼性が高いと判断できる局面でトレードするようにしましょう。

最初はレバレッジをかけすぎない

レバレッジをかけすぎずに取引することは、もっとも基本的なことです。

1米ドル100円の場合、1,000通貨と10,000通貨で取引量に必要な入金額とレバレッジ

必要証拠金ギリギリの入金額でポジションを保有すると、上限レバレッジに近い水準での取引となり、わずかな値動きでロスカットとなるリスクが極めて高いです。
さらにこの状態では、追加でポジションを保有することができません。

少額から始めたいのであれば、最低5万円〜10万円の資金で0.1Lot(1,000通貨)のポジション保有であれば、レバレッジを低く抑えられます。

とにかくレバレッジをかけすぎないことが、マーケットで生き残っていくための必須条件です。

少ないポジションから始める

トレードが上手く続くと、「けっこうイケるんじゃないか!」と過信になりやすいです。

FXを始めて間もないビギナーズラックならば、偶然の産物である可能性が高く、経験者であっても、連勝が続くと気が大きくなってリスクコントロールがおろそかになる懸念すらあります。

こうした場面でいきなり取引量を大きくしてしまうと、たとえまぐれだとしても、積み上げた利益が一瞬で吹き飛ぶ可能性が高くなります。

まずは0.1Lotでじっくり取り組もう 取引量を上げるなら徐々に行うこと

ビギナーズラックや連勝しても過信することなく、取引量は自分自身の実力に見合った数量で始めて、ちょっとずつ上げていくのが賢明です。

資金管理ルールを徹底する

資金管理ルールは「デイトレードなら必ず当日中に決済する」「マイナス◯◯pipsで損切り」のように出口を明確にすることです。

そもそもデイトレード(Day Trade)は1日で取引を完結する取引で、深夜〜明け方の値動きによる影響を受けないための短期トレード手法です。

「デイトレードすると決めたなら、就寝前には必ず決済する。」

「相場が想定した方向に強く推移していて持ち越すと決めたなら、逆指値を必ず入れてから就寝する。」

とくに決済のルールは、上記のようにあらかじめ決めて、必ず設定しておきましょう。
さもなくば深夜の睡眠中や早朝に大きな変動があったとき、意図せず含み損を抱えてしまうリスクがあります。

資金管理ルールと逆指値を有効活用

損失をコントロールする有名な考え方に「2%ルール」と「バルサラの破産確率」があります。

これらと逆指値注文を使えば、ルール化した売買で損失を抑えながら、利益を狙っていくことができます。

2%ルール

2%ルールは、ラリー・ウィリアムズやアレキサンダー・エルダーの書籍で有名になった損切りルールで、最大損失額を証拠金の2%以内にするという単純なものです。

証拠金10万円なら、2%となる2,000円以内(20pips)で損失を収めるとする考え方です。
もし2つの通貨ペアを保有するなら、1通貨ペアあたり10pipsが損失上限額の2%となります。

バルサラの破産確率表

バルサラの破産確率表では、勝率と損益率からトレードの資金管理、つまり安全性を判断することができます。

ネット上では、バルサラの破産確率表で使う資金比率が2%のものが多いです。
実際に資金比率は低いに越したことはありませんが、FXではレバレッジや取引回数も加味すれば、資金比率を10%(つまり100万円の資金で10万円の損失)をベースとした方が現実的です。

  ペイオフレシオ(損益比率)
  0.50.7512345678910
勝率
5%100%100%100%100%100%100%100%100%100%100%100%100%
10%100%100%100%100%100%100%100%100%100%100%99%82.2%
15%100%100%100%100%100%100%100%84.9%57.9%44.9%37.1%32.5%
20%100%100%100%100%100%99%46.7%29.7%22%17.8%15.9%14.4%
25%100%100%100%100%99%30.3%16.2%11.3%9%7.8%6.9%6.7%
30%100%100%100%100%27.7%10.2%6%4.5%3.9%3.4%3.3%3.1%
35%100%100%100%60.8%8.2%3.6%2.3%1.8%1.6%1.5%1.4%1.4%
40%100%100%100%14.3%2.5%1.3%0.8%0.8%0.7%0.7%0.6%0.6%
45%100%100%100%3.3%0.8%0.4%0.3%0.3%0.2%0.2%0.2%0.2%
50%100%100%99%0.8%0.2%0.1%0.1%0.1%0.1%0.1%0.1%0.1%
55%100%100%13.2%0.2%0.1%0.1%0%0%0%0%0%0%
60%100%24.8%1.7%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
65%100%2.1%0.2%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
70%12.8%0.1%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
75%4%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
80%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
85%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
90%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
資金比率が10%の場合

上記の表にある数値は、「バルサラの破産確率表」オリジナルのデータに基づいたものです。

破産確率は100%なら確実に破産する、0%なら破産しないと判断します。

例えば、勝率が50%であっても損益比率が2なら、トレードで収益化が可能であることが判断できます。
逆に勝率が60%でも損益比率が0.75以下なら、24.8%(つまり4人中/1人)がトレードで失敗することが分かります。

勝率

勝率 = 勝ちトレード ÷ 総トレード × 100

例. 17トレード中/6勝11敗なら、6 ÷ 17 × 100 = 勝率は35.3%

損益率

損益率 = トレードの平均利益額 ÷ トレードの平均損益額

例. 平均利益が10,000円、平均損益が2,500円なら、10,000円 ÷ 2,500円 = 損益率は4倍

この条件であれば、破産確率は3.6%となります。

バルサラの破産確率では、勝率は65%以上、損益比率は2以上、破産確率は2%以内が望ましいです。

このほかにフィボナッチで損切りラインを決めるテクニックもあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

決済ルールを決めるのが難しい方は、これらを取引ルール作りの参考にしてみてください。

新規注文時に必ず逆指値を入れて発注

決済ルールに役立つ注文機能が、決済同時発注機能です。

2%ルールのように、「-10pips(マイナス1,000円)で損切りする」といった逆指値注文を、新規発注時に決済注文も同時に発注することができます。

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DMM FXで決済同時発注する例は、以下記事で解説しています。

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